ミッション/カテゴリー/闇ギルド・闇の組織関連

Last-modified: 2024-04-17 (水) 23:53:05

闇ギルドと、その残党が作った闇の組織に関係するミッションの一覧
各ミッションの詳細は該当ページ参照

関連キャラクターについてはこちらを参照。

闇ギルドの召使い』(2015/12/3~2015/12/17)

アイリーン初登場&実装

突然山賊による被害が増えたとの報告を受け、その対処にあたることとなった王子らは、そこで「闇ギルド」の存在を知る。
それは裏社会でしか生きられない、裏稼業を働く者たちの互助組織であり、最近そのギルドの上納金が突然値上げされたのだという。
山賊頭のモーティマは闇ギルドの使者と話をつけることを決め、王子らもまた、魔物を連れているという闇ギルドの使者に会うことにする。

闇ギルドの使者がいるという山賊のアジトを訪れた王子らは、そこで謎のメイド、アイリーンと出会い、闇ギルドの使者は既に逃げたということを教えられる。
少し前まで闇ギルドに仕えていたというアイリーンは、その仕えていた前ギルド長が殺されたこと、そしてその犯人を追って王国にまで来たことを明かす。
アイリーンは前ギルド長が殺される場面を目撃していたらしく、その犯人こそが新たな長として闇ギルドを率いる現ギルド長なのだという。
アイリーンによると、闇ギルドは本来、社会の裏側でしか生きられない者たちの、相互援助のための組織であったという。
また前ギルド長は、魔物の復活の際、無法者のギルドメンバーをまとめあげて魔物と立ち向かおうとしたのに対し、
新たなギルド長は、それを自らの野望を満たすための、魔物と共にこの世界に君臨するための、私兵組織に作り替えようとしているらしい。
既に闇ギルドは魔物と結託し、多くの人を苦しめており、また王子を始めとする、魔物に抵抗する主要な人間に懸賞まで賭けているという。
前ギルド長の無念を晴らすため、闇ギルドがこれ以上人々を傷つけないため、アイリーンは王子らに力を貸してほしいと頼む。

魔物に協力する新しい闇ギルドを放っては置けないとして、王子らはアイリーンと協力することを決め、ギルド長の行方を追う。
その途中王子らは、闇ギルドの幹部の黒シャチ海賊団を鎮圧し、
また闇ギルドの構成員が使う特殊武器の原料である、毒性の強い鉱物の採掘場などを訪れる。

アイリーンの調査によって闇ギルドのアジトが判明し、乗り込んだ王子らは、
激戦の末に現ギルド長を追い詰めることに成功するが、そこでギルド長は、自ら毒薬を飲んで命を絶ってしまう。
とにかくこれで闇ギルドの騒動も一旦収まったと考えた王子らは、アイリーンを王国軍に誘い、アイリーンはそれを快諾する。
用事があるというアイリーンは王子らを先に帰し、いずれまた王国軍に参上することを告げる。

王子らが去った後、毒薬ではなく仮死状態になる薬を飲んでいたギルド長は目を覚まし、密かにほくそ笑む。
ギルド長は、自分が死んだことにすれば活動しやすいと考えながらも、王子を倒さねば己の野望も危ういと考え、
定期的に王子のもとに刺客を送ろうと企み、暗黒騎士団と手を組むのも面白いかもしれないと、策謀を巡らせる。
しかしそこには、ギルド長が仮死状態であることに最初から気付いていたアイリーンがおり、ギルド長が目を覚ますのを待っていたのだ。
王子たちは優しいから、もし一緒にいればギルド長に、外道に相応しい死に様をくれてやれないと、アイリーンはギルド長に告げる。
薬の影響でまだ体が動かないギルド長は、自分はまだこれからの男だと命乞いをするが、その言葉は届かず、アイリーンによって殺される。

ギルド長の死により、闇ギルドの残党たちは、次のギルド長を目指して争いを始める。
一部の闇ギルド残党は、ギルド長を倒した王子を殺せば、次のギルド長と認められると考え、王子らを狙い襲撃を行うが、鎮圧されてしまうのだった。

武器商人と呪いの武器』(2016/12/8~2016/12/22)

セブンナイン初登場

「呪いの武器」、それは呪いによって、装備した者の生命力と引き換えに殺傷力を大幅に高めるという、危険な武器である。
その呪いの殆どが、禁忌の古代魔術や魔物の断末魔の悪あがきによる強固なものであり、解呪の方法は今のところ見つかっていないという。
武器商人のエイミーは、多く冒険者や勇者がその武器によって犠牲になった姿を見てきたため、これ以上被害を増やさないためにその武器を集めていた。
しかしある時、その「呪いの武器」が何者かに盗まれ、魔物を始めとする様々なものの手に渡ってしまう。
そのような事情を知った王子らは、「呪いの武器」を回収してエイミーに協力することを決める。

「呪いの武器」を回収しつつ、情報を集め続ける王子らは、
やがて「呪いの武器」を盗み売り捌いているのが、以前王子らが壊滅させた、闇ギルドの残党であることを突き止める。
現在の組織は、ごく少数の売人が取引の実働部隊として活動しており、その全貌はほとんど分からないらしく、
王子らは、かつて闇ギルドと深く関わっていた黒シャチ海賊団との接触を試みる。

黒シャチ海賊団とのやり取りの末、王子らは売人の少女セブンを見つけ、彼女の後を追うことを決める。
紆余曲折を経て売人のアジトに辿り着いた王子らは、そこでセブンと仲間のナインの話を盗み聞きし、セブンが立ち去ろうとしたその時、アジトに踏み込む。
そこで王子らは、「呪いの武器」を手にしたナインたちと戦闘になるが、勝利して武器の回収とセブンの居場所を聞き出すことに成功する。
その後王子らは、セブンと、セブンから「呪いの武器」を体よく奪い取ったデーモン剣士たちを倒す。
捕らえていたはずのセブンには逃げられてしまうも、武器の回収は果たされ、事件は解決するのだった。

闇の組織と狙われた王子』(2017/2/16~2017/2/23)

闇の組織本格登場、ナイン死亡、シックス初登場、セブン実装

「闇ギルド」の残党が作り上げた「闇の組織」、それは亡きギルド長の遺産とコネを悪用した結果生まれた、より危険な組織であった。
義理人情や互助の精神のあった闇ギルドとは違い、現在の組織は金になることであれば平気で何でもする組織と化していた。

そんな組織に嫌気がさした、元闇ギルドのセブンは、組織を抜けようと考え、王子が賞金首にされていることを王子らに伝え、組織を壊滅させるように頼む。
王子らはその依頼を受け、セブンに言われた組織のアジトへの潜入を試みるが、そこにはセブン率いる山賊たちが待ち構えていた。
セブンの目的は最初から王子にあり、騙されていた王子らは、闇の組織の構成員から逃げつつ戦闘を行う。
王子らはセブンが何らかの事情を抱えていることに気付くも、話を聞いてもらえる様子ではなく、調査を行うことにする。

その後王子らは、闇の組織の集会所を突き止め、そこに潜入。
調査によると闇の組織では、実働隊として動いている構成員は稼いだ金のほとんどを、組織の上役にピンハネされ、
また仕事を斡旋するのが組織である以上、売り上げについて嘘をつくこともできないらしい。
組織の上役たるシックスと、セブンの会話を耳にした王子らは、
組織を抜けたいセブンが多額の金を要求され、そのために王子を捕らえて、懸賞金を得ようとしていたことを知る。
事情を知った王子らはセブンを迎え入れようとするが、あくまでもセブンは話を聞く耳を持たず、王子らは闇の組織の構成員と戦闘になる。
戦闘の末、王子らは組織の幹部であるセブンとナインを捕らえ、組織の実態について尋問しようと考える。
しかしその時、組織の狙撃手によってナインを殺され、場が混乱している隙にセブンの逃走を許してしまう。

王子らから逃げたセブンはシックスと合流し、何故仲間であるはずのナインを殺したのか問い質す。
組織のことを話されては皆が危険に晒されるため、仲間のことを考えたがゆえと答えるシックスは、お陰でセブンも逃げられただろう、と言い放つ。
あっさり仲間を殺されたことにより、改めて王子を捕らえて正式に組織を抜けようとセブンが考える中、そこに王子らが追いつく。
そこでシックスはセブンに対し、王子を殺せば今回のことを水に流し、組織を抜けるための口添えをしてもいいと告げる。
それができなければ、セブンを殺すと暗に述べるシックスは、初めて人を殺すセブンの手伝いをすると言い、自身も王子らとの戦いに参加する。

王子らは闇の組織との戦いに勝利し、中心人物たるシックスの捕獲に成功する。
余裕の笑みを崩さないシックスは、王子を賞金首に仕立て上げたのは自分だと告げ、手配を取り下げる代わりに見逃すように要求する。
それに対し王子らは、王子の手配取り下げに加え、セブンの組織脱退を許可し、今後一切彼女と関わらないと約束することを交換条件とする。
セブンのことを元々大した情報も持たない売人風情と語るシックスは、その条件を呑み、
王子らは、王子の手配が下げられるまで見張りをつけることにして、シックスを解放する。
その後、正式に組織を抜けたセブンは王国軍に加わることとなり、王子の指名手配も取り下げられ、一件落着となるのだった。

奪われたグリモワール』(2017/4/27~2017/5/11)

魔神崇拝の教団が、悪魔を呼び出す禁断の書物、グリモワールを狙っていることを知った王子らは、それの回収に出向く。
教団員を捕らえた王子らは、グリモワールがその頁に分けられ、多数の書片として運ばれていることを知り、各地を捜索することになる。
その道中で王子らは、教団員だけでなく、彼らに雇われた闇の組織の運び屋とも戦い、書片を回収する。
王子らは闇の組織の運び屋から、書片が悪魔研究家のヴェルティのもとに運ばれているという情報を聞き出し、その研究所へと向かう。

その後王子らは、魔神召喚を目論むヴェルティや教団員と戦い、その計画を阻止するのだった。
また同じ頃、闇の組織はグリモワールの一部を魔界マーケットで売りさばいている場面も描かれ、王子らはその書片の回収にも出向く。

帝国騎士と叛逆の戦火』(2017/9/21~2017/10/5)

王国軍と帝国軍の合同演習が行われることが決まり、王子らは帝国の飛空船に乗って、白の帝国を訪れる。
そこで王子らは、謎の薬によって暴走する黒の軍団、白の帝国が使役する魔物と戦うことになる。

その騒動の後、王子らは演習が始まるまでの間、帝国内を見て回ることにするが、その時、またしても黒の軍団の魔物が暴走する事件が各地で発生する。
王子らの前にも暴走する魔物が現れ、王子らはその迎撃にあたることにするが、そこに王子の首を狙う闇の組織の構成員まで姿を現す。
全ての敵を退けた王子らは、一連の事件に闇の組織が関わっていることを知り、一度軍の宿所に避難することを決める。
その道中にて、王子らは闇の組織の幹部シックスと相対し、闇の組織構成員及び、彼らの使役する爆弾を持った魔物たちとの戦闘になる。

戦いに勝利した王子らはシックスを捕らえ、その雇い主について問いかけるが、
対するシックスはそれに答えず、こんなところで自分と問答に勤しんでいてもよいのかと逆に問いかける。
シックスは、闇の組織が大量の魔物を用意し、規模の大小は様々とはいえ、広い白の帝国すべてに余すことなく配備したことを明かし、
それほどの規模の魔物を鎮圧するには、帝国の持つ兵力を総動員させる必要があるが、そうなると皇帝の身は一体誰が守るのかと言う。
王子らは、闇の組織の目的が皇帝であることを知り、急ぎ帝国軍のもとへと向かう。

その後王子らは、今回の騒動の首謀者が、反逆を企んだ白の帝国の伯爵ベラートであることを知り、帝国軍と共に事態を解決する。
ちなみにシックスは、王子らとの問答の後登場しないため、上手く逃げおおせたものと思われる。

GR(2017年10月)「闇の組織の警戒網」(2017/10/29)

ある日王子らは、闇の組織の構成員が集まっているという情報のあったアジトに潜入する。
そこには組織の幹部であるシックスの姿を見たとの情報もあり、王子らは見張りに警戒しながら、迫り来る敵の対処にあたる。
アジトの包囲を完了した王子らは、組織の構成員からシックスの居場所を聞き出そうとするも、
既にシックスはその場におらず、また下っ端には、シックスの居場所やその計画など、重要な情報は何も与えられていないということが分かる。
王子らは、多くの闇の組織構成員を捕らえられ、またシックスが何か企んでいると分かっただけでも収穫と考え、今後も闇の組織の警戒を怠らぬことを決めるのだった。

Dark Guild the REBOOT』(2018/8/9~2018/9/6)

正確な名前は『Dark Guild: the REBOOT』。

王子のもとを訪れたセブンは、闇の組織に新たな幹部が台頭し、その勢力を急速に伸ばしているらしいという情報を伝える。
組織でも有力な、数字のコードネームを持つ連中も増え、アジトの防衛戦力もかなり増えているのだという。
セブンの頼みもあり、王子らは闇の組織のアジトに向けて大討伐ミッションを行うことになる。

情報にあった闇の組織の新ギルド、それは海に面した洞窟であり、
闇ギルドの頃には存在しなかったものであるらしく、その奥には既に大勢の人員が潜んでいた。
アジトの様子を見ていた王子らは、そこで船に乗りどこかへと出発しようと指揮を執る、シックスの姿を目撃する。
シックスは、新体制となった組織の初仕事を盛大に行おうと述べ、組織の構成員に対し、新たな幹部に実力を示す最良の機会だと語りかける。
どこかへの襲撃準備が完了したことを知った王子らは、闇の組織を止めるため、見張りに警戒しながらアジトでの戦闘を行うのだった。

ハクタクに選ばれし者?』「妖艶なる雷霊使い」(2019/1/10~2019/1/24)

王子らに引き合わせたい者がいるという、魔界のダークエルフの使者ネヴィンが、物質界を訪れる。
しかしその時、ちょうど王子らは闇の組織の拠点の調査を行っており、急ぎの用事ではないというネヴィンは、それに同行することになる。
闇の組織の拠点に辿り着いた王子らは、そこでダークエルフが闇の組織の構成員を追い詰め、一触即発の事態になっていることを知る。
ネヴィンは、そのダークエルフこそが王子らに引き合わせたかった者だと語り、突然いなくなったと思ったら、と呆れを見せる。
王子らはそのダークエルフを助けるため、共に闇の組織の構成員と戦うことを決める。

戦いを終えた王子らは、一部組織の構成員を逃がしながらも、その戦力を削り、またダークエルフの救助に成功する。
そのダークエルフ、ジルヴァは、魔界都市の牢獄長であり、女王ドロテアの命で王国に協力することになっているのだという。
子供を誘拐していた闇の組織を見過ごせなかったというジルヴァは、助けられたことについて感謝を述べ、また王子にその実力が見せられてよかったと言う。
ジルヴァは攫われた子供たちを元の場所に帰すため王子らと一度別れ、改めて王国に赴くことを約束する。
王子らは頼りになる仲間が増えることを喜び、またその拠点の調査をしてから王国へと帰還するのだった。

白き獣人と闇の組織』(2019/5/30~2019/6/6)

ファイブ初登場

闇の組織が何かを狙っているという情報を得た王子らは、闇の組織の構成員との戦闘の中、彼らに追われる白い毛並みの獣人、フラフィーと遭遇する。
白い毛並みの獣人は、帝国領内の一部など、各地に点在する集落にひっそりと暮らしており、
特別な力を持っている訳ではないものの、その希少性と美しい毛並みから、人買いなどに狙われることが多いのだという。
王子らは、闇の組織がフラフィーを攫い、高値で売り飛ばそうとしていると考え、フラフィーと組織の構成員を追うことにする。

闇の組織の構成員たちを発見した王子らは、彼らが確かにフラフィーを売り飛ばそうと狙っており、
またその作戦を主導しているのは、元闇ギルドのファイブであることを知る。
王子らはファイブ率いる闇の組織の部隊と交戦し、フラフィーを救い出すのだった。

白き姫と魔獣の剣』「闇取引の港」(2019/7/18~2019/8/1)

ファイブの足取りを追って、闇の組織の隠し港を発見したセブンとアイリーンは、そこでシックスの姿も発見する。
闇の組織は、何らかの積荷を運ぼうとしており、周辺には四人の幹部や、厳重な見張りの姿が見られた。
王子らは、闇の組織の思惑を阻止するため、見張りに警戒しながらも戦闘に突入する。

ファイブやシックスなど、組織の幹部たちは船の出港のための時間稼ぎを行うが、結局王子らのもとから逃げることを選ぶ。
幹部は逃がしたものの、王子らは船を押さえることに成功し、その中に多数の獣人の子が囚われているのを発見する。
王子らは、アイリーンたちに幹部の足取りを追うのを任せ、囚われていた子たちの保護を行うことにし、改めて闇の組織の動向に警戒することを誓うのだった。

ジューンブライド・ミッドナイト』「仕組まれた悲劇」(2020/6/4~2020/6/18)

ジューンブライドの祝祭が迫る中、ファイブとシックス率いる軍勢が、王子軍と交戦する。
彼らの真の目的は、ヴァーニィのブラッドストーンをディエーラの仕入れたドレスに仕込むことであり、王子軍に気付かれず作戦を成功させる。
これにより王子らは、古きヴァンパイアの因縁が眠る、花嫁消失事件に関わることになるのだった。

ホーリーナイト・マーダークラウン』(2020/12/10~2020/12/24)

フォー初登場

クリスマスが王国に迫る中、雪の国から「サンタの贈り物」を輸送していた商人のキャラバンが襲撃を受けたとの報告が入る。
王子らは「サンタの贈り物」を取り戻し、犯人を捕らえるため、馬車の警備にあたり、プレゼントを奪っているのが闇の組織であることを知る。
闇の組織の構成員を捕らえた王子らは、事件の黒幕が、組織の幹部にして、誰も素顔を見たことがないという謎の人物、フォーであることを知る。

サンタからの贈り物を全て奪い、クリスマスの祝祭を台無しにするという、フォーのクリスマス破壊計画の情報を、
末端の構成員から聞いた王子らは、フォーの行動原理に疑問を持ちながらも、闇の組織の拠点の一つである、港へと向かう。
そこで王子らは、フォーに助力を求められたらしいファイブとシックスの話を盗み聞きし、クリスマス爆破作戦なるものが進行していることを知る。
拠点の制圧に乗り出した王子らは、ファイブたちには逃げられるものの、フォーからの手紙を発見し、彼が雪の国のおもちゃ工場を狙っていることを突き止める。

雪の国の街で闇の組織の構成員と戦う王子らは、そこでフォーと対峙し、戦闘になる。
王子らに敗れたフォーは自爆するが、そのフォーは人形であり、おもちゃ工場の方へ魔力の糸が繋がっているのを、王子らは見つける。
おもちゃ工場に辿り着いた王子らは、おもちゃの生産ラインが全てフォーの人形に入れ替わっているのを目撃し、
爆発するフォー人形を、子供たちのもとに贈ることこそが、本当の狙いだったと分かる。
生産ラインを止めようとする王子らに対し、フォーはその鍵が自分の腹の中にあると語り、人形の生産を止めたければ、自分を殺すように王子に言う。
しかし、実はそのフォーもまた人形であり、王子らとの戦いに敗れると、その人形は止まり、生産ラインも停止する。

その後、フォーは完全に足取りを消し、闇の組織の中でも消息不明扱いとなり、引き続き調査が行われることとなるが、
サンタの贈り物は無事に全ての子供たちの分が揃い、王子らは、闇の組織からクリスマスを守り抜くことに成功するのだった。

年末年始特別!お年玉ラッシュ(2021)』(2020/12/30~2021/1/7)

絡繰り忍者初登場

鋼の都での定期会談を終えた王子らは、仲間の忍びたちから、異様な気配が周囲を駆け回っているとの報告を受ける。
また周囲には、どの警備機械も障壁を展開していないはずなのに、警備機械が起動した時のような匂いも広がっていた。
その異様な気配と匂いの正体は、東の国でおとぎ話として語られる存在、機械仕掛けの身体を持つ伝説の忍者、絡繰り忍者であった。
王子らは現れた絡繰り忍者の迎撃にあたるが、気付けば絡繰り忍者は爆弾と入れ替わり、姿を消してしまっていた。
騒動終結後、巡回の警備兵が、ゴブリン博士の研究室から資料が根こそぎ奪われているのを発見したとの報告が入る。
その資料とは、非常に高い再生能力を持った、魔物の変異種を生み出すための資料であった。
絡繰り忍者の雇い主は、変異種を使って何を企んでいるのか、王子らは新たな脅威について調査を行うことを決めるのだった。

またこれとは別に、『武器商人と呪いの武器』と『闇の組織と狙われた王子』を振り返るミッションあり。

王国おんせん繁盛記?』(2021/1/14~2021/1/28)

絡繰り忍者本格初登場

魔物討伐の遠征の帰り道にて、王子らは魔物に襲われていた温泉宿の主人を助ける。
その温泉宿は、魔物復活の折に他の従業員の安全を考慮して全員故郷へ帰していたらしく、負傷した主人の他に現在従業員はいないのだという。
兵たちに休息が必要だと考えていた王子らは、既に団体客の予約が入っているという宿を手伝い、それを終えてから温泉宿で休暇を取ることを決める。

女将のエマや若女将のソーマサオシュの活躍もあり、温泉宿の運営は順調なものとなっていたが、
そんなある日、温泉に魔物が現れたとの報告を受けた王子らは、温泉のお湯が奇妙な緑色のものになっているのを目撃する。
その温泉に入った魔物は、なんと鋼の都に現れた変異種と化し、王子らは温泉を封鎖し、魔物の討伐にあたることになる。
全ての温泉が変異種を生み出す薬液に変貌しているのを知った王子らは、源泉に異常が起きていると考え、その調査に向かう。

源泉に辿り着いた王子らは、その地のお湯も変異種を生み出す緑色の液体になっていることを確認する。
さらに王子らは、そこで鋼の都で見た絡繰り忍者の姿を発見し、彼が盗んだ変異種の研究資料が関わっていることに気付く。
王子らと戦う絡繰り忍者は魔界ボアを口寄せし、変異種へと変えるが、それは通常の変異種と異なり、放電器官を備えたものであった。
王子らは特殊な変異を遂げた魔界ボアも倒し、戦いに勝利するが、実験を終えた絡繰り忍者には逃げられてしまう。
その際絡繰り忍者は、変異薬を王子らに奪われないようにするためか、源泉を中和してから姿を消す。
絡繰り忍者の目的は依然不明のままであったが、王子らの活躍により、温泉の平和は守られるのだった。

シャーク・オブ・ザ・デッド?』(2021/7/1~2021/7/15)

海での合同演習を終えた王国軍と帝国軍は、その帰りの航路にて、アンデッドとの巣窟と化している島に辿り着く。
やがて一行は、ゾンビシャークの群れとも対峙するが、この騒動の裏に絡繰り忍者がいたことが、後に判明する。

逆襲のメカゾンビシャーク』(2021/7/15~2021/7/21)

ゾンビシャーク事件後、改めて海での休暇を取っていた王子らは、そこで機械を纏った空飛ぶゾンビシャーク、メカゾンビシャークと遭遇する。
漁村を襲うメカゾンビシャークを追う王子らは、先日から続く一連の事件の黒幕が絡繰り忍者であることを知る。
海の生き物を解放するため、絡繰り忍者を追う王子らは、助けを求めるようなメカゾンビシャークの案内により、海上でついに絡繰り忍者を発見。
そこで絡繰り忍者は、メカゾンビシャークに変異種の技術を応用したダブルヘッドメカゾンビシャークを生み出し、王子らにけしかける。
王子らは絡繰り忍者を倒して、ダブルヘッドメカゾンビシャークらを解放し、海に平和を取り戻す。
絡繰り忍者とその雇い主の思惑は依然謎のままであったが、事件を解決した王子らは、束の間の休暇を楽しむのだった。

クリスマス・デストロイヤー?』(2021/12/16~2021/12/29)

???(ツー)初登場

クリスマスが迫る中、遠征から王国へ帰る途中であった王子らは、魔物に襲われる荷馬車を目撃し、その救出に向かう。
荷馬車に乗っていたのは闇の組織の構成員であり、アイリーンとセブンの姿に気付くと、馬車を置いて逃走を図る。
馬車の中身を探った王子らは、クリスマスプレゼントの箱の中に、雪の国製のおもちゃに混じって、正体不明の機械の部品が入っているのを発見。
捕らえられた組織の構成員は、その部品について口を割らず、王子らはまず雪の国へと調査に向かうことを決める。

早速雪の国のデモシェフ商会のおもちゃ工場に訪れた王子らは、事情を説明し、工場の調査を依頼する。
それを受けてデーモンシェフは、デモシェフ商会は安心と信頼で成り立っていると語り、
発送済みのプレゼントを急ぎ調査するように社員に命じた上で、工場内の調査を行うことを決める。
調査の末に王子らは、工場内に紛れ込んでいた闇の組織の構成員を捕らえていき、今回の事件の首謀者が、闇の組織の幹部フォーであることを突き止める。

工場の調査を終えた王子らと、デモシェフ商会の社員たちが見つかった部品を調べていたところ、
それは、デモシェフ商会の作るメカドラゴンシリーズの部品であることが分かる。
デーモンシェフによると、しばらく前に工場に盗人が入ったらしく、
その時は何も盗まれなくて良かったと思っていたが、実はその時に設計図を写されていた可能性があるのだという。
フォーの目的は、王国の警備を抜けるため、わざと部品を分けてプレゼントに偽装して運び、それを現地で組み立てることだったのだ。

急ぎ王国に戻った王子らは、そこでフォーと共にいる絡繰り忍者の姿を目撃し、フォーこそが絡繰り忍者の雇い主であったことを知る。
王子らは、変異種を引き連れる絡繰り忍者との戦いに勝利するも、絡繰り忍者とフォーには上手く逃げられてしまう。

王都に戻った王子らは、そこで街を襲うミニメカドラゴンやフォー人形の群れを発見し、その迎撃にあたることになる。
その戦闘の最中、デーモンシェフが極秘プロジェクトとしていた、市販されていない、巨大サイズのブラックメカドラゴンまでもが姿を現す。
闇の組織特有の毒を持ち、出力の上げられたブラックメカドラゴンは、既に絡繰り忍者の手によって量産も始まっており、街に次々とメカドラゴンの群れが現れる。

激戦の末、王子らは人形を操るフォーと、メカドラゴンの群れを倒すことに成功。
王子らに倒されたフォーは、またしても人形であったが、戦いが終わったことで、市街にばら撒かれていたミニメカドラゴンたちは動きを止める。
フォーの動向は読めないままであったが、王子らは平和なクリスマスを取り戻せたことを喜ぶのだった。

その光景を密かに見ていた???(ツー)は、混乱ばかりを好むフォーのことを、困ったものだと述べるが、
フォーの動向によって王子の可能性が引き出されることを興味深いと考え、主への報告は後にすることを決めるのだった。

年末年始特別!お年玉ラッシュ(2022)』「『No.2』」(2022/1/4)

ツー本格初登場

闇の組織の幹部、ファイブが仕事をしていたところに、ツーが姿を現す。
ツーはファイブに、今回の計画が王国軍に漏れており、ファイブは泳がされていることを教える。
ファイブはツーに礼を言い、対するツーは、ファイブは金の稼ぎ方というものをよく分かっている、失うには惜しい男と評し、急いで逃げるように言う。
組織の維持も仕事であると言うツーは、ファイブの部下が証拠を隠滅するまで時間稼ぎを行うと言い、自ら戦場に立つ。

再会を遂げた旧知の二人、ツーとアイリーンは、戦場で言葉を交わす。
王国での仲良しごっこは楽しいかと訊ねるツーに対し、アイリーンは楽しいと答え、闇ギルドの頃を思い出すと語る。
組織は変わらねばならず、はぐれ者の互助組織など長続きするはずもないと語るツーは、アイリーンにもそれは分かっていただろうと問いかけるが、
アイリーンは、闇ギルドは必要な組織だったと言い、ツーたちは、金に目がくらんで仁義を捨てたのだと言い放つ。
ツーは、その仁義とやらで我が武技に打ち勝ってみせるがいいと言い、王子らに勝負を仕掛ける。

王国軍の剣士たちも驚くほどの剣技を披露したツーだったが、時間稼ぎを終え、分が悪いと判断。
王国軍の戦士たちの顔を覚えたと言い、その場を去っていく。

王子らがアジトの捜索を行う中、アイリーンは、かつて闇ギルドで、一度ツーと戦った時のことを思い出し、
ツーの太刀筋があれほどに鈍いものだったのかと、一人疑問に思うのだった。

守護鳥とぴょんぴょんたまご祭り』(2022/4/14~2022/4/28)

世界樹の災厄が終わったことで、
長い間開催されていなかった世界樹恒例の祭り、「エッグパーティー」が開催されることになる。
そこで世界樹の長老たちは、世界樹を救った英雄として、王子らを祝祭に招待する。
それはかつて兎の一族を守ってくれたという守護鳥への感謝を伝える祭りであり、兎の一族の仮装をして卵飾りを隠したり探したりするものらしい。

卵飾りを探していた王子らは、その途中で闇の組織の構成員を見つけ、彼らが世界樹で何かを探していることを知る。
闇の組織は、伝説の守護鳥の卵を探していたのだが、組織の幹部ファイブは、
それが見つかるとは思っておらず、破格の前金を報酬として貰っていなければ、調査の必要もないと考えていた。
ファイブは共に仕事をしているツーに、守護鳥の卵が本当にあると思っていないだろうと訊ねるが、
当のツーは半信半疑だと語り、その場をファイブに任せ、世界樹の上層へと向かっていく。
その話を盗み聞きしていたアイリーンは、組織の幹部が二人も揃って何を企んでいるのかと訊ね、ファイブの返答から、彼がツーの真意を知らないことを悟る。
王子らとの戦いに敗れたファイブは、ツーが何かを隠していることに気付き、撹乱しつつ世界樹の上層へと撤退していく。

王子らは世界樹の上層にてツーと対峙し、そこでアイリーンとセブンは、今回の件で闇の組織に破格の金が流れ込んでいることを指摘。
守護鳥の卵は確かに実在し、それを売るか、あるいはヒナを利用するのか、とにかく闇の組織にとって大きな利となる計画であることを王子らは突き止めていた。
宝探しを妨害されたくないというツーは、その剣技の一端を王子らに披露するが、その時、上空にサンダーバードが現れる。
世界樹の守護鳥、兎の一族を救った伝説の巨鳥の正体は、雷鳴轟かすサンダーバードの雌であったのだ。

サンダーバードの親鳥が現れたちょうどその時、ファイブはツーと合流する。
ツーの儲け話にも一枚噛ませてもらいたいと言うファイブは、ツーと共闘して王国軍と戦い、サンダーバードの卵を狙うことを決める。
王子らはサンダーバードに注意しながら闇の組織の構成員と戦い、ツーやファイブには逃げられてしまうも、卵を守り切ることに成功する。

こうして、闇の組織の脅威がなくなったことで無事にエッグパーティーも再開され、王子らは祝祭を大いに楽しむ。
サンダーバードが二羽揃ったことで、卵を狙うものもおらず、今は孵化の瞬間を親鳥が仲睦まじく見守っているとの報告を受け、王子らは安心する。
王子らは、来年にも祝祭に参加し、また、サンダーバードのヒナが生まれたら、その様子を見てみようと楽しみにするのだった。

幻のシャークアイランド?』(2022/7/7~2022/7/21)

スリー初登場

毎年夏に恒例となっている、海での合同演習を行う王国軍と帝国軍は、その船旅の中で、荒天に見舞われる。
デューオによると、その海域は静かで穏やか、安心して航行できる場所であるのだが、
渦巻く雲が現れた時だけ、海流が変化し、太古の生命が息づく、伝説の島へ続く海路が開かれるのだという。
伝説の孤島を目指し進む王子らは、その途中で、檻に入れられたはずの海賊、闇の組織の幹部、スリーの海賊船と遭遇する。
海戦でスリーを退けた王子らは、その隙に幻の孤島へと急ぐ。

孤島に辿り着いた王子らは、そこが古代生物たちの島であったことを知り、襲い来る恐竜たちを迎撃することになる。
恐竜の島に驚く王子らであったが、そこに嵐の海へ落ちたはずのスリーが現れ、この島の恐竜を根こそぎ奪い取ると宣言する。
ロマンと冒険、富と名声を追い求め、そのために手段を一切選ばぬスリーには話が通じず、王子らは恐竜を守るため、スリーの海賊団と戦うことになる。
島の環境も考えず、スリーが戦いを続ける中、そこに以前王子らが戦った、ダブルヘッドメカゾンビシャークが現れる。
ダブルヘッドメカゾンビシャークはスリーを海に吹き飛ばし、島に平和が戻ることとなるが、
縄張りを荒らされて怒っているのか、ダブルヘッドメカゾンビシャークは、次に王子らに攻撃の矛先を向ける。

王子らの前に現れたダブルヘッドメカゾンビシャーク、それはよく見るとゴースト化した、ゴーストダブルヘッドメカゾンビシャークであった。
王子らとの激闘を終えたゴーストダブルヘッドメカゾンビシャークは、王子のもとに近づき、頬ずりをする。
ゴーストダブルヘッドメカゾンビシャークは、去年の絡繰り忍者の一件を覚えており、王子を好敵手と認めていたのだ。
その好敵手が、島を荒らした海賊と戦ってくれたと理解したゴーストダブルヘッドメカゾンビシャークは、砂浜に線を引き、そこを王子らの縄張りと認める。
ゴーストダブルヘッドゾンビシャークに認められた王子らは、島での休息と訓練を行い、夏を楽しむ覚悟を決めるのだった。

金魚姫と夏夜の肝試し?』(2022/7/28~2022/8/10)

毎年恒例の夏祭りを楽しんでいた王子らは、肝試しに行った村の子供たち数人が行方不明になったとの報告を受ける。
人間を攫う怪物が棲み付いているとの噂がある川へ、子供の捜索に訪れた王子らは、そこでガマガエルを始めとする妖怪たちと戦う。
王子らはガマガエルたちが子供たちを攫ったものと思っていたが、戦いの末、ガマガエルたちは子供を攫っておらず、
またガマガエルは、その油を狙う人間たちから逃れて最近この地に移住してきたことが分かる。

一体子供たちはどこに行ったのかと王子らが考えていたところ、そこにガマガエルの油を狙う、絡繰り忍者が姿を現す。
ガマガエルを守るため戦う王子らに対し、絡繰り忍者は仲間の忍者を口寄せする。
その忍者たちは、強さを求め、人間でありながら変異技術を施されることを望み、肉体の一部が蛇になっていた。
王子らは新たな技術を手に入れた絡繰り忍者たちを撃退し、その思惑を阻止することに成功する。

その後、村に戻った王子らは、ガマガエルのことを村人たちに紹介し、ガマガエルは人間たちに受け入れられることとなる。
行方不明の子供たちも発見され、一件落着かと思われたが、実は一つ大きな謎が残されており……。

魔神モラクス降臨?』(2022/8/25~2022/9/8)

アイリーンから王子らのもとに、闇の組織の新たな資金源と目されていた宝石鉱山から、
未知の、極めて強大な魔力が検出されたとの報告が入る。
それは魔術実験などではなく、何らかの「封印」が解除されつつある兆候であるらしい。
その話を聞いたアンリは、宝石の魔神のおとぎ話を思い出す。
それは千年戦争の折、人類に味方したが、最後には心を失い、どこかへと姿を消した、魔神モラクスのおとぎ話であった。
魔神モラクス終焉の地が、例の宝石鉱山の近くであることを知った王子らは、その関連性を疑う。
闇の組織を見過ごすことはできないとして、王子らは部隊を編成し、宝石鉱山へと向かう。

宝石鉱山では、ファイブ率いる闇の組織の構成員たちが、宝石の採掘を行っていた。
それは眠り続ける魔神モラクスが周囲を侵食し、宝石だらけの洞窟を作ったことによるものであった。
魔神の復活の報告を受けたファイブは、部下に撤退を促すが、そこに王子らの部隊が到着する。
ファイブの部下は、ファイブが逃げられるよう時間稼ぎを行おうと、その場の対処を任せるように言う。
王子らが闇の組織の構成員と激突しようとしたその時、洞窟の奥より、ゴーレムの軍団と共に魔神モラクスが姿を現す。
王子らは、闇の組織の構成員およびゴーレムを率いる魔神モラクスとの戦闘を開始する。

戦闘の末、王子らは魔神モラクス討伐に成功し、闇の組織の構成員の一部も捕虜として捕らえる。
魔神モラクスの置き土産と言える巨大鉱脈は見事なものであり、それは各地の復興支援に充ててもお釣りがくるほどであった。
事件を解決した王子らは、一度拠点へと戻るのだった。

対魔忍TD ローパー博士の実験室?』「囚われの少女?」(2023/8/4~2023/8/18)

「対魔忍RPG」とのコラボミッション

「対魔忍」の世界の住人が「アイギス」の世界を訪れていた時のこと。
王子らは、魔物と手を組んだ闇の組織に攫われた人々がいるというアジトを訪れ、そこで謎の少女フェリシアと出会う。
王子らに気付いた闇の組織構成員は、異世界から来たというフェリシアもろとも、王子らを倒そうと勝負を仕掛けてくる。

捕まったのは飽きたと言うフェリシアとの共闘の末、王子らは闇の組織の軍勢を退けるが、
フェリシアは戦いがあっさり終わったために物足りないと言い、楽しむために王子らに勝負を仕掛けてくる。
王子らとの戦いを終えたフェリシアは、ちょっとだけ楽しめたと言い、王子の実力を認め、どこかへと去っていく。
彼女は一体何者だったのか、後でアサギに聞いてみようと考え、王子らは帰還するのだった。

人気闘兵凱旋パレードⅢ』(2023/9/14~2023/9/21)

ノストラワン初登場

第十回人気闘兵決定戦?』の記念パレードが王国で行われる中、王子らは闇の組織に追われる謎の女性を保護する。
その女性の正体はノストラ、数々の商会を破産に導いたという闇商人にして、闇の組織の金庫番であった、
アイリーンやセブンとも因縁浅からぬノストラは、闇の組織の上層部が王国のパレードを襲撃する計画を進行させていることを告げる。
ノストラの真意は分らぬままであったが、王子らはとにかくその言葉を信じ、闇の組織に警戒しながらパレードを進める。

聖職者たちのパレードにはファイブの部隊が、
古戦場での不死者による追悼の模擬戦にはフォーの部隊が、
深海の民も協力する海上での鳥人たちのパレードにはスリーの部隊が現れるが、
王子らはそれら全ての情報をノストラから教えられており、パレードともに闇の組織幹部の迎撃に成功する。

続く魔術師たちのパレードでは、闇の組織の構成員が観客を襲撃し始める。
王子らはパレードの主役たる魔術師たちを観客の救助に向かわせ、そこに現れたツーの部隊と対峙する。
ツーは王子の首を狙おうとするも、観客の救助を終えた魔術師が王子らに合流したこともあり、それには失敗する。
悪運強くもツーは撤退に成功するが、ノストラはツーの襲撃があまりに雑であったことを不審に思い、本命が別の場所にあることに気付く。

闇の組織の本命、それは人気闘兵の最多得票者の暗殺であり、そのための兵力分散が最大の目的であったのだ。
シックスたち率いる闇の組織の大部隊は、最多得票者の三人の命を狙い襲撃をかけるが、彼らは一つ大きな勘違いをしていた。
たしかに人気闘兵の上位入賞者の暗殺が成功すれば、王国は大打撃を受けることになる。
しかしそもそも、人気闘兵とは世界樹の災厄に抗える英傑を探すための祭り、即ちその上位得票者は、圧倒的な強者であり、その力でもって闇の組織を退けてしまう。

シックスたちを破り、襲撃を止めたと思った王子らだったが、その前に謎の巨漢が現れる。
その男の名はワン、師父を殺して魔道に堕ち、魔教の主となった華の国の破戒僧であった。
先代華王たちに討たれたはずのワンは、国外に逃亡して復讐の機会を狙い、闇の組織を率いる長になっていたのだった。
闇の組織の目的はワンを最強の男にすること、閉関修練の末に化境に至ったワンは、挨拶代わりとしてその一子相伝の暗殺拳を王子らに披露する。

戦いの末に現れたツーは、換骨奪胎を終えたばかりで食事もまだのワンに対し、今回の襲撃計画は失敗だとして、撤退を促す。
それに同意するワンだったが、今回の失敗で組織に大きな損害を負ったことの補填として、元闇ギルドの裏切り者たるアイリーンを殺そうと動く。
予想外の速さに不覚を取るアイリーンだったが、その一撃はノストラが庇って受けてしまう。
ノストラの目的は、自分を拾って救ってくれた大切な恩人、そしてギルド長の死と共に自分を見捨てた憎むべきアイリーンへの復讐のため、
わざと彼女の目の前で死ぬことで、二度と自分のことを忘れさせないようにすることであった。
組織も王国も、大切な姐さんも全て騙したと笑って死のうとするノストラだったが、そこに空気を読まない鳥人の癒し手、カーニアが現れる。

その後カーニアの活躍もあり、ノストラは一命を取り留め、そのことを屈辱だと語る。
ノストラに対する感情的な話はともかくとして、今後の闇の組織の動向を追うため、王子らは彼女の力を必要だと判断し、仲間として迎え入れる。
ワンの目的は、魔道天下。「魔道は天下の天となり、俺はその天となる」と語るワンの野望を止めるため、
王子らと闇の組織との戦いもいよいよ終盤へと差し掛かっていた。