ミッション/季節/エイプリルフール

Last-modified: 2024-04-01 (月) 17:56:50

エイプリルフールに関係するミッションをまとめたもの。
今までのキャンペーンなどについても少し触れる。

エイプリルフールについて

エイプリルフール、その起源は定かではないが、毎年4月1日には嘘をついても良いという風習がある。
インターネット上では、この日に様々なジョークコンテンツが展開されるのが恒例となっており、
オンラインゲームでも、何らかの特殊な企画やイベントが行われることが多い。

アイギスでも、毎年エイプリルフールには特殊な企画が行われており、
何らかの嘘の告知を発表してから、それを撤回する、というような体裁のことを行っている。
しかしストーリー上の観点から見ると、アイギスのエイプリルフールイベントは、
その後の物語の展開にも関わるような、重要な話が少なくない。
エイプリルフールのイベントは、毎年エイプリルフールの頃に復刻されるので、その時はお見逃しなく。

ミッション一覧

エイプリルフールに関係するミッションの一覧。
各ミッションの詳細は該当ページ参照。

千年戦争かんぱに外伝』(2015/4/1~2015/4/2)

『かんぱに☆ガールズ』とのコラボ企画によるミッション、なぜか『Lord of Walkure』ともコラボしている。
アイギス初のコラボイベントでもある。

お知らせ:新作スマートフォン用アプリ『千年戦争かんぱに』のリリース
その後:リリース中止を発表

イベントのあらすじ

アイギス神殿前に、突如として謎のゲートと共に敵襲が発生。
女神アイギスは、そのゲートの正体が異世界へと繋がる扉だと王子らに教える。
異世界の扉からは、この世の生物でも、魔界の生物でもない、異なる世界のモンスターが登場。
王子らは、異世界(『かんぱに☆ガールズ』の世界)のモンスターと戦うことになる。

戦闘の途中、モンスターを追っていたモニク(『かんぱに☆ガールズ』のキャラクター)も異世界の扉から登場。
王子らはモニクを避難させようとするも、「小さい女の子」と言われて怒ったモニクは、磨き上げた剣技を見せようと王子らに勝負を仕掛ける。

王子らはモニクを退け、異世界へと帰ってもらうことに成功するが、その直後、謎の少女が異世界の扉から現れる。
その正体はナヴィ(『Lord of Walkure』のキャラクター、アンナがその名を言おうとするが、途中で遮られる)、
女神アイギスは、その少女から恐ろしい力を感じると述べ、王子らの力でも勝てるかどうかと懸念を示す。
あちらに敵意はないようであり、刺激しなければ元の世界に帰るだろうと考える王子らだったが、その時新手のモンスターが出現。
王子らは、少女を下手に怒らせないように注意しつつ、モンスターの迎撃にあたることとなる。

戦いが終わった後、女神アイギスは今回の騒動について、他の世界とこの世界が一時的に急接近してしまったようだと語り、
また、異世界感が接近してしまうのは一日だけとして、新たに敵が襲ってくることはないだろうと述べる。
異世界の戦士が味方になってくれれば心強かったかもしれないと考える王子らは、ゆっくり話す暇もなかったことを少し残念に思うのだった。

余談だが、この後もコラボイベントという名の、異世界と交わる話は多く行われる。
異世界感が接近してしまうのが一日だけ、というのがエイプリルフールの嘘だったのだろうか?
異世界が関わるエイプリルフールイベントは、後に一度だけ開催されている。

白の帝国 始動』(2016/4/1)

白の帝国軍を中心とした、固定メンバーで挑むミッション。
イベント終了後、「帝国軍師レオナ」が実装、配布される。
レオナと白の皇帝が初めて操作可能なキャラとして登場したミッションでもある。

お知らせ:主人公交代公式のお知らせも参照
その後:諸般の事情により主人公交代中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

白の帝国領内で暴れた、魔神ベルゼビュートを討伐するため、白の皇帝率いる少数精鋭部隊が、飛空船に乗り遠征へと向かう。
その部隊には、軍師のレオナ、兵士のリーゼロッテドワイトディルクの他、一時的に帝国軍に復帰したイザベルに加え、
さらに魔神ベルゼビュートと浅からぬ因縁のあるモルディベートレイブンも参加していた。

魔神ベルゼビュートの出現地点に近づく中、帝国の飛空船はベルゼビュートの配下率いる軍勢に包囲されてしまう。
ベルゼビュートの目的は、皇帝たちが国を離れ、小隊で攻めてくるよう罠を仕掛けていたのだ。
しかし、アダマスの神器を受け継いだ皇帝率いる部隊は、その罠をものともせず敵を全て撃退。
魔神ベルゼビュートは既に姿を隠していると考え、皇帝は国への帰還を決定するのだった。

女神たちの戦い』(2017/4/1)

女神アイギスを含む、固定メンバーで挑むミッション(出撃コストが自然回復しない)。

お知らせ:「女神アイギス」ユニット化公式のお知らせも参照
その後:ダンの命を優先してアイギスのユニット化中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

王子不在の神殿の警備をしていたダンが、留守番など退屈すぎるとぼやいていたところ、
ありえないくらい強そうな魔物たちが、大挙して神殿に押し寄せてきたとの報告が入る。
その報告にダンは狼狽えた様子を見せるが、そこで報告に入った兵士は、
先の報告が冗談だったと明かし、ダンがあまりに退屈そうなのでつい、と言い訳する。
それに怒るダンだったが、今日はエイプリルフール、嘘をついてもいい日なのだと宥められる。

その時、兵士は再び敵襲を報告。女神ケラウノス率いる魔物の群れが本当に現れたのだ。
居並ぶ魔物の中には、魔神アモン魔神フールフール魔神ビフロンス酒呑童子といった強敵までもが揃っていた。
神殿の破壊は女神アイギスの加護を失うも同義であり、強敵を前にしながらも、王国軍は奇跡を信じて戦う決意を見せる。
そんな中、依り代となる人間がいれば女神アイギスを召喚できると知ったダンは、それによって依り代となる人間が死ぬことを知りながら、
そもそもこんな状況になったのは、強敵出現を望んだ自分のせいかもしれないと考え、トイレに行くと仲間たちに言い、戦線から離れる。
ダンの言葉に驚きながらも、王国軍は戦闘に突入する。

魔物の進軍が始まる中、王国軍の前に、肉体を失ったはずの女神アイギスが登場。
女神アイギスは、説明は後とし、今は戦いに勝つことに集中するように言い、王国軍に加勢する。
王国軍は、その膨大な力ゆえに、出撃コストも膨大な女神アイギスを出撃させるため、出撃コストをためることに注力する。

女神アイギスの力により、魔物の軍勢は敗れ、女神ケラウノスは撤退していく。
戦いが終わり、王国軍は、女神アイギスが肉体をもって召喚された理由を訊ねる。
すると、女神アイギスからダンの声が聞こえ始め、王国軍の皆は、ダンが自らを依り代として女神アイギスを召喚したことを知る。
己の命を捨てようとするダンに、王国軍の皆が悲しみを見せる中、女神アイギスは、ダンの命を救いたいと心から望むかと訊ねる。
当然ダンの命を救いたいという、王国軍の答えを知った女神アイギスは、ダンを救うために、復活の力を使う方法を提案。
その力は、いずれ訪れる最後の戦いのためにと蓄えていた、女神が復活するのに必要な聖なる力であった。
神が復活するには到底足りない量であるが、それをすべて使うことで、人間ひとり、即ちダンの命を救えるかもしれないのだ。

ダンの命と世界の命運、それを天秤にかけねばならないのかと、皆が迷いを見せる中、そこに王子が帰還。
事情を知った王子は、迷うことなく、ダンの復活を望む。人の子の決断を知った女神アイギスは、その力を使い、ダンを蘇らせる。
王子らはダンの復活を喜び、再び精神体だけの存在となった女神アイギスは、神殿の中へと戻っていく。
一瞬の迷いもなく仲間の命を選んだことについて、女神アイギスはその選択を喜び、それこそが自分の信じた人間の強さだとひとり考えを巡らせる。
自分が守りたいと切望した、心の輝きを宿す王子に、女神アイギスは、世界の行く末を託すのだった。

余談だがその後、バランス調整によってダンのアビリティが「奇跡の男」に変更され、低確率で女神アイギスと同等の攻撃力になるようになる。
ダンの肉体に、わずかながらも女神アイギスの力が残っているのだろう。

アンナ・オンステージ』(2018/4/1)

アイドル政務官アンナ」がNPCとして登場し、イベント終了後に実装、配布された。

お知らせ:アイドル政務官アンナのデビュー公式のお知らせも参照
その後:アンナの歌の魔物を引き寄せる力の危険性からデビュー延期公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

ある日のこと、珍しくも王子らはアンナに呼び出され、神殿を訪れていた。
そこで王子らは、どぎついピンクの舞台のようなものと、それに乗る、いつになく少女趣味の恰好をしたアンナの姿を目撃する。
今日はアンナのライブに来てくれてありがとうなどと、意味不明なことを叫ぶアンナは、今日からは「政務官・兼・歌手」として生きていくと宣言。
それに対し王子らは、アンナがおかしくなったと困惑し、悩みがあるなら相談に乗る、いや魔物に操られているのかもしれないなど、散々なことを言う。
それを否定するアンナは、どうしたらもっと皆や王子の役に立てるかずっと考えており、そして先日ようやく悟ったのだと言う。
その答えとは、歌手になって皆を応援すること、こう見えて歌は得意なのだと、アンナは笑みを浮かべる。
呆れる王子らは、アンナが疲れているのだろうと心配し始めるも、アンナはそれに負けないとむきになり始める。
歌手になるのを反対されるのは判っていたことと言い、それでもやると決意したのだからと、ついにアンナは歌い始める。

アンナの歌を聴く王子らは、不思議と胸の中が熱くなってくる感じがしてくるが、
その時、ゴブリンの騎獣戦車、グレーターデーモン、オークの勇者にオリハルコンゴーレムなど、様々な魔物が続々と集結してきたことに気が付く。
なんとアンナの歌には、味方を鼓舞する力だけでなく、魔物を引き寄せる効果もあったのだ。
当のアンナはひとり盛り上がっていき、魔物の出現にも気づかず、王子らの言葉も届かない状況であった。
そんな中王子は、最後までアンナに歌わせてやりたいと言い、無理やり歌を止めることを否定。
無理に歌を止めれば、歌で集まってきた魔物たちが暴走するかもしれないという事情もあり、王子の案は受け入れられる。
しかし、このままだと興奮した魔物たちがアンナを襲いかねないとして、王子らは戦闘に突入。
後方で静観している強力な魔物たちは、歌に聞き入っているようであり、下手に手を出さないことに注意する。

歌が終わり、聴衆に感謝を述べるアンナは、いつの間にか大勢来ていたファンが姿を消したことに気が付く。
そこでアンナは、先のファンたちの正体が歌に引き寄せられた魔物であったことを教えられる。
結局、王子や皆に迷惑をかけただけだったのかと嘆くアンナは、今日限りで歌手引退することを王子らに告げるが、
それに対し、そう簡単に夢を諦めるものじゃないと、ヴァレリーが待ったをかける。
アンナの才能を認めるヴァレリーは、聴いた者に力を授け、癒やしをもたらす魔法の歌声を持って生まれる人間が稀に現れることを教え、
今のままでは問題もあるものの、うまく歌声をコントロールできれば、魔物を呼び寄せずに済むようになるかもしれないと告げる。
ヴァレリーの助言を受けたアンナは、そのことに感謝を述べながらも、当分は人前で歌うのを自粛すると答える。
でも、いつか本当に歌をコントロールできるようになればと考えるアンナは、
きらめくステージでまた王子らと逢えるように、安全な場所でこっそり練習することを誓うのだった。

ちなみにその後、10年目のアイドルキャンペーンを皮切りに、アイドルユニットの実装が始まる。
アイドルアンナもまた、集まる魔物を迎撃するという形で、ライブができるようになっている。

千年戦争アイギス ダークネス』(2019/4/1~2019/4/4)

ダーク王子の軍勢による、固定メンバーで挑むミッション。
最終ミッションクリアで、王子称号「闇の英雄」が獲得できる。

お知らせ:新規ストーリー『ダークネス』の追加公式のお知らせも参照
その後:ダーク王子失踪によりストーリー追加中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

魔王軍幹部の異界召喚士は、王子らとの戦いで得られた数々の情報と、己の技術を結集させた最高傑作を生みだすことに成功。
それは王子抹殺の尖兵として生み出された、王子とアンナの影たる者、ダーク王子ダークアンナであった。

王子と瓜二つの姿でありながら、粗暴な口調を見せるダーク王子は、己の実力を測りたいという魔王軍に対し、その力を見せようと提案。
そこで異界召喚士は、ダーク王子のためオーク、リッチ、ゴブリンを配下として与え、上手く指揮するように命令。
己に宿る「暗黒の波動」や、ダークアンナの持つ癒しの力についての解説も受け、ダーク王子はデシウス率いる魔王軍との初陣に挑む。

王子のそれとは性質が違いながらも、強大な力を見せつけたダーク王子は、アイギス神殿への侵攻を命じられる。
異界召喚士に黙れ、喚くなと言いながらも、息の根を止める者として、オリジナルの顔を見たいと語るダーク王子は、軍を率いて物質界へと向かう。

アイギス神殿に進軍するダーク王子は、物質界の美しさを気に入り、破壊するには少し惜しいと述べる。
本物の王国軍と相対したダーク王子は、物質界を我が物にすると宣言し、新たに加わった大砲を持つフライデーモンも加え、戦闘を開始する。

王国軍との戦いに勝利したダーク王子は、捕縛した王国軍の兵を解放するよう、配下に命令。
アイギス神殿で待っていると、オリジナルの王子に伝えるよう、オリジナルのアンナに告げ、神殿へと進軍を続ける。

その後、アイギス神殿をあっさり制圧したダーク王子らの前に、異界召喚士とグレーターデーモンが現れる。
グレーターデーモンに神殿破壊を命じられるも、ダーク王子は気が変わったと答え、神殿を自分の城にすると宣言。
王子抹殺だけはすると語るダーク王子は、異界召喚士たちの命令を聞くつもりはないと言い、
この世界を見て気が変わった、美しいものを破壊するのは信条に反するとして、自分のやり方で人と魔物を統べる王になると言い放つ。

ダーク王子の裏切りも想定していた異界召喚士は、実験失敗として、グレーターデーモンにダーク王子を処分するよう命令。
対するダーク王子は、己の配下たちに、これは自分の我儘だとして、自分の歩む道は自分で決めるように告げる。
それに対しダーク王子の配下となっていた元魔王軍の魔物たちは、改めてダーク王子を自分たちの主と認め、共に戦うことを誓う。
配下たちを度し難い馬鹿ばかりと述べながらも、悪くない気分だとして、ダーク王子は仲間と共に、魔王軍との戦いを始める。

ダーク王子に敗れたグレーターデーモンは、その力に驚きながらも、それも異界召喚士の想定の内であったと呟く。
異界召喚士は、万が一のことを考え、ダーク王子の寿命を一日に設定していたのだ。
その言葉を信じぬダーク王子であったが、ダークアンナよりそれが事実であると言われ、彼女にもまた同様の術式が仕掛けられていることを知る。
この生命が一日で尽きるとしても、諦めることはないと言うダーク王子は、この世界を手中に収めてから散ろうと宣言。
その時、オリジナルの王子率いる王国軍が神殿前に辿り着き、二人の王子がついに相まみえることとなる。

オリジナルと出会ったダーク王子は、少しだけ自分の物語に付き合うように言い、今までのことを説明する。
この世界を愛し、魔物も人類も関係なく、我がものとすることを決めたダーク王子は、
その中ですべきことはひとつのみとして、己の原型にして、この世界で最強の存在、王子を倒すことを宣言。
これから先もオリジナルが最強であり続けるなら、そのオリジナルを倒すことで自分という存在を証明し続ける。
そんなダーク王子の決意を聞き入れ、オリジナルの王子は戦う意志を見せる。
その時、ダーク王子配下の一人のオークがハイオークに変化。オリジナルと同様に、ダーク王子もまた奇跡を起こしたのだ。
こうして、本物の王子軍と偽物の王子軍の決戦が始まる。

激戦の末に、ダーク王子はオリジナルの王子に勝利。敗れたオリジナルは、ダーク王子に対し、とどめを刺すよう要求する。
それに対しダーク王子は、オリジナルが死ねば、誰が自分の強さを証明してくれるのだと、それを拒否し、
オリジナルがこの先勝利し続ける限り、それは自分の勝利にもなる、世界は譲るが、自分に敗北した記憶は忘れることは許さぬと告げる。

もう剣も握れぬほど力を失いながら、ダーク王子は配下たちに、死ぬ前に少しだけこの世界を歩んでみないかと提案。
ダーク王子の軍勢は、アイギス神殿から去っていき、眩く輝く、蒼空と、緑に満ちた世界を歩んでいくのだった。

その後、アイギス神殿の前で一本の剣が発見される。それはダーク王子の剣であった。
微かにダーク王子の意志が宿ったようなその剣を、王子は共に連れて行ってやりたいと望み、その力を借りることにする。
魔王軍の策略の恐ろしさと、ダーク王子の目指した世界に思いを馳せながら、王子らは再び戦いに身を投じていくのだった。

1%の反逆』(2020/4/1~2020/4/9)

女性ユニット出撃不可、男性ユニットのみ出撃可能な特殊なミッション。
イベント終了後、「姫装山賊モーティマ」が実装、配布される。

お知らせ:男性ユニット廃止公式のお知らせも参照
その後:男性ユニット廃止の中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

ある日の王城にて、王国軍の男性陣の前に、慌てた様子の女装したモーティマが現れる。
モーティマは、「男を全て抹消する」と王子が宣言したというが、他の皆はそれを真剣に受け取らず、王子ならここにいるとモーティマを落ち着かせようとする。
その時、モーティマの言う、王子を騙る女、女王子が現れ、男たちに対し、男を捨て淑女として生きるように要求。
アンナを始めとする、王国の女性たちを精神支配下に置いた女王子は、男たちが降伏勧告を受け入れないのならば、実力行使も辞さない姿勢を見せる。
王子らは、女王子に操られた女性たちと、彼女に従う女装したモーティマを止めるため、戦いに挑むこととなる。

操られた仲間を前に、王子らは本気が出せず、ついに女王子の王城占拠を許してしまう。
これから先の世界、女の子だけで優雅に暮らす世界に、野蛮な武力は不要と語る女王子は、
それをこれから全世界に示すと宣言し、王子らに対し、「私の王国」からさっさと立ち去るように告げる。

王城を出ざるを得なくなった王子らは、そこで砂漠の国も既に女王子の手に落ちたことを知る。
今の戦力では女王子を倒すことはできそうにないとして、王子らはまず、国外の男性の救出に向かうのだった。

同じ頃、白の帝国もまた、女王子によって全ての女性を精神支配下に置かれ、占拠される事態に陥っていた。
迫る女性陣を前にした白の皇帝は、心操られた民も救えずに、皇帝は名乗れまいと語り、撤退を促す配下の言葉を退ける。
その時、男性救出のため世界各地を巡っていた王子らが現れ、皇帝たちの助太刀に入る。

戦いの末に、帝国の女性たちの精神支配が解け始めるが、そこに現れた女王子が再び精神支配の術を施してしまう。
白の皇帝から、その真の目的を問われた女王子は、密かに涙を零す乙女たちをこの世界全ての悪から救うことと答える。
そのためならば、手段を選ぶつもりはないと言う女王子は、改めて男たちに対し、淑女となって生きることを誓うのなら「私の王国」に来るが良いと告げる。
一度撤退することを決めた王子らは、女王子の支配下にない、世界中の全ての男たちを結集することを決意。
心囚われた仲間を救うため、そして王子を騙る少女を呪縛から解放するため、王子らの反撃が始まる。

その後王城にて、女王子は操られた女性たちに対し、
この世界には男など不要、女の子だけいれば、きっと平和で幸せな日々が続くだろうと訊ねる。
しかし、心を完全に支配された女性たちにその言葉は届かず、会話は成り立たずにいた。
それでも間違ったことはしていない、男と女がいるから喧嘩したりすると、女王子がひとり呟く中、
囚われた仲間を救うため、世界中から戦友を、男たちをかき集めてきた王子が王城へと戻ってくる。

悩む者に手を差し伸べるのが王子という男、そう王子の仲間が語るのに対し、
女王子は、一人の王国の民であった少女は、それなら何故自分が涙を流した時、王子は助けてくれなかったのかと問いかける。
王都が魔物に攻め込まれた時も、少女は瓦礫の下で震えていたのに、王子は兵に守られて逃げて行ったのだ。
少女の悲痛な叫びを前に王子は、彼女にも、王国の民にも、世界中のあらゆる者にも、もう二度とそんな思いはさせないと告げ、
今度こそ彼女を守ると、これから先の未来、二度と王国は敗北しないと誓う。
それに対し女王子は、どんな敵が来ても自分たちを守り抜くという、その力を見るため、王子らに戦いを仕掛ける。

男と女の戦いが続く中、一人生き残ろうと女装していたモーティマが、ついに戦場に現れ、王子らと共に戦うことを決める。
女王子に対し、王子を騙るなら、自分の大切なものを守るために馬鹿みたいに戦えと告げたモーティマは、
今日だけは特別、全世界待望の山賊プリンセスとして、王子らを応援し、その士気を一気に高揚させる。

激戦の末、男たちは女王子に勝利し、精神支配に置かれていた女性たちの解放に成功する。
力を失ったことを嘆く女王子に対し、操られていた女性たちは、もうそんな力は必要ないだろうと言い、彼女の相談に乗ろうとする。
操られていた間に、女性たちは、女王子の悲しかった記憶や、辛かった記憶が聞こえていたのだ。
今までの騒動について謝罪する女王子は、王子の約束を覚えておくと言い、
自分もまた、今回迷惑をかけた分だけ、必ず王国に返すと約束するのだった。

一方、女王子に力を与えた黒幕、メカゴブリンクイーンは、その光景を見て微笑みを浮かべていた。
メカゴブリンクイーンの目的は、王子を害することではなく、借りを返すこと、力なき日の王子の後悔を少しでも拭えるようにすることであった。
少し想定外なことになりながらも、借りをしっかり返せたと感じたメカゴブリンクイーンは、次なる計画のために去っていくのだった。

その後、王子らのもとに再び女装したモーティマが現れ、今回の騒動による世界各地の被害状況について報告を行う。
奇跡か偶然か、想定以上に何の被害もなく、モーティマはそれを女王子にとっては不幸中の幸いだと述べる。
女王子もまた操られた今回の被害者だとアンナが考える一方で、モーティマは、女王子が操られておらず、あれが本心であったことに気付いていた。
しかし乙女には言えない秘密があるのだとして、モーティマは敢えてそのことに触れないことにするのだった。

こうして、男と女を巡る、奇妙な騒動は幕を閉じる。

千年戦争アイギス ダークネスリターン』(2021/4/1~2021/4/8)

ダーク王子の軍勢による、固定メンバーで挑むミッション。
イベント終了後、「自動人形ルイン」が実装、配布される。

お知らせ:新規ストーリー『ダークネスリターンの追加』公式のお知らせも参照
その後:再びダーク王子失踪によりストーリー追加中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

ダーク王子が消息を絶ってから二年、彼について思いを馳せていた王子らの前に、休暇から帰ってきたトラムが現れる。
休暇先で大変な事件に巻き込まれたというトラムは、新たな仲間の紹介と、ダーク王子にまつわる事件の報告に来たのだ。
トラムに紹介された新たな仲間、対人類用戦闘自動人形ルインは、王子らのため、ダーク王子の戦闘記録の再生を始める。

始まりはとある墓所。ダーク王子の眠るその墓所に、謎の人物が現れる。
その人物の正体はハイドース、今や「神」の力を失った冥界の王であった。
魔王ガリウスの手駒として散ったダーク王子が、世界を恨んでいると考えるハイドースは、
その力によってダーク王子を蘇らせ、その雪辱を果たすため、共に戦おうと誘う。

それに対しダーク王子は、ただ黙れ、喚くなとだけ告げ、その誘いを拒絶。
そこでハイドースは、ダーク王子の力を確かめるため戦いを仕掛けようとするが、
そこにハイドースの盟友、獣人の長たるリンクスが現れ、自分たちが代わりに戦うことを申し出る。
対するダーク王子は再び集まった配下と共に、戦うことを決意。
オリジナルに預けた剣に代わり、そのオリジナルから贈られた「戦友へ」とだけ刻まれた新たな剣をダークアンナから受け取り、
ダーク王子の新たな戦いが始まる。

戦いの途中、リンクスを追う獣人の魔術師リエーフが登場。
助ける者を見捨てることは己の矜持が許さないというダーク王子は、リエーフにも手を貸すことを決め、共にリンクスの部隊と戦う。

戦いの末、ハイドースはリンクスに兵を退かせ、改めてダーク王子に対し、共に世界に恨みを晴らさないかと訊ねる。
それに対しダーク王子は、やはり黙れ、喚くなと告げ、そもそも自分は世界を恨んでおらず、輝きに満ちたこの世界を愛していると答える。
それを滑稽と評するハイドースは、死後の生を与えられた者は背くことができないという、呪いによってダーク王子を縛ろうとするが、失敗する。
驚くハイドースは、ダーク王子が最初から死んでおらず、わずかな力を残したまま墓所に眠っていたことを知り、笑い始める。
ダーク王子を手駒にするのを諦めたハイドースは、冥界に戻ることを決め、リンクスと共に撤退していく。
ハイドースを放置すれば、この世界が穢されると考えたダーク王子は、その後を追うことを決め、
またリンクスを心配するリエーフに対し、付いてくるなら好きなようにしろと告げ、出立の準備を始める。

仲間たちと久々に語らうダーク王子が目指したのは、冥界に最も近き墓所、かつての配下のリッチが墓守を務める地であった。
ダーク王子との再会に驚き、喜ぶリッチであったが、今はいささか時が悪いと、この地に起きている異変について忠告する。
この墓所は、千年戦争後の戦乱の時代の犠牲者の眠る地であり、数日前より冥府の扉が開き、その死者たちがざわめいているらしい。
さらに、その死者たちの死の元凶となった殺人機械までもが目覚めようとしているのだという。
ダーク王子は、仲間と共に、仮初の命を与えられ蘇った死者の群れと戦うこととなる。

その戦いの途中、目覚めた殺人機械、今までダーク王子やハイドースの観察を続けていた、ルインが登場。
自分を影、「万機の祖」の似姿として作られた存在だと言うルインは、戦乱を発生させうる存在を抹消するために行動を開始する。
対するダーク王子は、人を守るため人を殺す機械、何者かの影として作られたルインに思うところを見せ、武技でもって語り合うことを決める。

戦いを制したダーク王子は、機能を停止したルインに対し、何故力を振るうのか、人を殺して何を成し遂げたかったのか問いかける。
それに対しルインは、人を守りたかった、全てを破壊する戦争を破壊するために戦ったと答え、その想いは真似ではない、自分だけのものだと言う。
ルインの生きる理由を知ったダーク王子は、自分と重なる部分があるのか、彼女を激励するような言葉をかける。
リッチの開いた冥界の門へ向かう中、ルインがその後を付いてくることに気付いたダーク王子は、
彼女に心が宿りつつあることに触れ、己の道は己で決めるよう、好きなようにさせることにする。
一方、ルインの再起動を感知したトラムは、そこでダーク王子たちの姿を目撃。王子らを呼ぶ暇はないとして、今だけダーク王子に助力することを決めるのだった。

その後、冥界の門を通ったはずのダーク王子たちは、気づけば魔王城の中にいた。
さらにダーク王子たちの前には、ハイドースの手で蘇った異界召喚士もおり、ダーク王子に死の魔術命令を与えようとする。
しかしその呪詛は、ダーク王子配下のリッチとリエーフという、二人の魔術師の手によって阻止されてしまう。
ハイドースの幹部となることを目論む異界召喚士は、実力でダーク王子を殺すまでとし、魔王城と共にその地に再現した、魔王の影を召喚する。

かつてオリジナルが討った魔王ガリウス、その影が現れたことにより、ダーク王子は感慨深げな様子を見せる。
偽物ばかりの軍勢が、偽物の魔王を倒す、これを今生最後の戦いと見定めたダーク王子は、
自分とダークアンナの持てる全ての力を出さねばならないとして、改めて配下たちに協力を求める。
またダーク王子は、リエーフとルインに、今までついてきてくれたことの感謝を述べ、
この戦いを、自分たちの生きざまを、王国の王子に伝えてほしいと頼み、最後の決戦に挑む。

魔王ガリウスの影を倒す時間が足りず、ダーク王子たちが焦りを見せる中、そこにトラムが登場。
ルインを殺さずにいてくれた礼をするとして、亜神トラムは、神の影との勝負を始める。
そしてトラムの時間稼ぎにより、ダーク王子はついにその力を解放、影たる者たちが激突する。

魔王の影はダーク王子によって倒され、異界召喚士は二度目の死を迎えることとなる。
戦いの末にハイドースは、ダーク王子の実力と、世界を愛しているという言葉が真実だと悟る。
王を志す男に対しハイドースは、いつか友として、あるいは敵としてまみえたいと言い、別れを告げる。
またハイドースが去る直前、リエーフはリンクスと言葉を交わし、互いの想いを伝えることに成功する。

ついに限界を迎えたダーク王子は、トラムに対し、ルインの後を頼みたいと言い、トラム、ルイン、リエーフと別れを告げる。
その後、ダーク王子が配下たちとも別れを告げようとしたその時、魔王ガリウスの影が再びダーク王子の前に現れる。
魔王の影の想いを知り、その魔力を受け継いだダーク王子は、寿命の呪いから一時解放され、仲間と共に物質界へ凱旋するのだった。

ダーク王子の戦闘記録を見終わった王子らは、改めてルインたちに、ダーク王子が無事なのか訊ねる。
冥界の門が閉じる前に物質界に戻ったルインたちは、ダーク王子がどうなったのか知らぬままであったが、
旅の道中で王子の話ばかりし、王子のことを気に入っている様子であったダーク王子が、きっと生きているに違いないと語る。
最後にルインは、ダーク王子から王子への、「俺を友と呼ぶには、まだ早い。だがこの剣は受け取っておこう、我が戦友。」という伝言を再生するのだった。

冥界の亜神ハイドースの物語は、『帝国大戦 第一陣』へと続く──。

超時空戦争アイギス』(2022/4/1~2022/4/7)

特殊な「みんなで大討伐」形式のミッション。
報酬として「超古代発明家アルレット」実装。

お知らせ:超巨大生物襲来による世界の危機公式のお知らせも参照
その後:記憶改竄により誤情報とされる公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

王国周辺に、突如として正体不明の魔物の群れが現れる。
過去のありとあらゆる資料にも、不自然なほどその存在が残されていない、その謎の存在は、
突然どこかから出現したとしか言えず、王国軍内は混乱に陥っていた。
そんな中、アイギス神殿北の山脈が崩壊し、超巨大生物の頭部らしきものが現れたとの報告が入る。
消耗戦を続けていた王子らは、急遽アイギス神殿に向かうことを決める。

謎の巨大な脅威を前に、王子らが戦おうと準備していたところ、空からさらに謎の人物が飛来してくる。
その者の名はエフトラ、次元生命体プルラルクルスの破壊を使命とし、かつて英雄王と共に戦い、その記憶を消した戦士であった。
英雄王の部隊に似た者たちの姿を見たエフトラは、力が必要かと訊ねる王子に、時間稼ぎを求め、封印弾頭の準備を始める。

王子らがプルラルクルスの尖兵と戦い続ける中、エフトラは封印弾頭の装填を完了。プルラルクルスの再封印に成功する。
これでしばらく猶予ができたと語るエフトラは、次の復活までに必ず対策を考えると語り、英雄王に似た者たちに感謝を述べる。
英雄王に似た者の正体がその子孫だと知ったエフトラは、プルラルクルスのことを記憶していると世界に悪影響を及ぼすかもしれないと語り、
次元生命体との戦いが集結したらその恩は返すとして、その大陸にいる全人類に対し、プルラルクルスに関する記憶を抹消する弾頭を発射する。

その後、記憶を操作された王子らは、何か違和感を覚えながらも、いつもの日常へと戻っていくのだった。
ちなみに、プルラルクルスを撃破すると、会話の内容が少し変化する。

次元生命体との戦いは、やがて三つの世界を巻き込んだものとなり、「超タワーディフェンス祭り?」に至る──。

最強王子決定戦』(2023/3/30~2023/4/13)

エイプリルフール総決算が謳われたミッション。
「戦神コロシアム」形式のミッションの先駆けとなり、報酬として「女王子」実装。

お知らせ:最強王子トーナメント開催公式のお知らせも参照
その後:最強王子トーナメント中止公式のお知らせも参照

イベントのあらすじ

突如として、世界各地に戦神マレスの幻影が出現。
「戦神コロッセウム」なる武の祭典を勝手に開いているマレスは、その本戦開始前のエキシビションマッチの開催を宣言。
その名は「最強王子決定戦」、本戦出場を決めた英雄王を継ぐ者への挑戦状であった。
突然の言葉に困惑しながらも、王子らは他の王子との戦いに備え、万全の準備を整えて会場へと向かうのだった。

ゴブリン王子率いるゴブリン軍団との練習試合を終え、会場に辿り着いた王子らは、まず第一回戦、ドッペルゲンガー王子との戦いを制する。
次なる第二回戦、マレスより飛び入り参加を許されたゴブリン王子に勝利した王子らは、準決勝へと進出。
王子らは、王国の民代表として現れ、王国軍やメカゴブリンクイーンと共闘する、女王子と対峙する。
あの日の戦いの思い出を、王国は二度と敗北しないという、同じ誓いを胸に抱き、王子と女王子は激突する。

準決勝は王子らの勝利に終わり、決勝戦は日を改めて翌日に行われることとなる。
そこで戦神マレスは、本日最後のイベントとして、今回の大会を焚き付けたスペシャル黒幕ゲストの正体を明かす。
「最強王子決定戦」は、ある男の忠臣たちがマレスに進言したことがきっかけだった。
その男は、隠してはいるが、本心では王子と戦うことを強く望んでいると、忠臣たちは熱い嘆願を行ったのだ。
亜神の演出に乗る形で登場した決勝戦の相手、それは王子の影なる者、あの日の続きを求める男、ダーク王子であった。

その夜のこと、王子らは何故かダーク王子配下の魔物の襲撃を受け、それを迎撃することとなる。
ダーク王子の配下が何故夜襲を仕掛けたのか、王子らが調べる中、戦乱の時代の墓所でアンデッドの大量発生が目撃されたとの報告が入る。
決勝戦前日とはいえ見過ごせず、王子らは、アンデッドの群れが何かを探す墓所へと向かう。

超古代の遺物も眠るとされる、その墓所で調査をしていたのは、ダーク王子配下のリッチであった。
己の力を使い果たしてでも、その目的を達成しようとするリッチは、古代の遺物、埴輪戦士を目覚めさせ、王子らと激突。
結局リッチは、王子らとの戦いに敗れるも、とある「装置」の回収に成功し、逃走していく。

その後、王子らはダーク王子の配下たちの拠点を発見し、夜襲の首謀者たるダークアンナたちの想いを知る。
オリジナルの王子は、いずれ遠くない未来に大きな戦いに立ち向かうこととなるだろうと述べるダークアンナは、
ダーク王子にもまた、オリジナルと同様の優しさを持っており、オリジナルが巨悪と相対する時、
ダーク王子はきっと、己の力の全てを、命を繋ぐガリウスの影の魔力すら惜しまず、オリジナルのために使うだろうと考えていた。
愛する人の意志を無視してでも生きてほしい、そう願うダークアンナは、王子の命をもってして、ダーク王子を生き長らえさせようと目論んでいたのだ。
全てを知った王子らは、ダークアンナたちの覚悟を受け止めるため、戦いを始める。

戦いの末に、王子らがダークアンナの再度の説得を試みようとしたその時、ダーク王子が姿を現す。
仲間達の想いを知ったダーク王子は、生きていてほしいという願いは自分も同じだと言い、その行いを制止する。
今回の騒動の責任と罪はすべて自分にあると、ダーク王子は述べるが、王子はそれを不問に付すことにし、互いに明日闘技場で会うことを約束する。

そして翌日、二人の王子は決戦の場に立つ。
王子はダーク王子に対し、共に歩むつもりはないかと訊ねるが、
根を同じくする存在が近くにいれば、きっと新たな戦いの火種になるとして、王国に戦乱を招きたくないというダーク王子は、その提案を断る。
共に世界のどこかで、異なる場所で、望む未来のために戦い続けるのが似合いだろうと語るダーク王子は、
ゆえにこの戦いこそ特異点、配下どもが暴走し、戦神がそれに乗った、どうしようもない奇跡の果てだと述べ、全力で戦うことを決意する。
もはや言葉は不要、世界も、勝利も敗北も、この場には関係ない、ただ望むがままに二人の王子は激突する。

激戦の中、オリジナルと最期まで戦うことを望むダーク王子は、己の命を繋ぐ魔力までをも犠牲にして戦い続けようとする。
しかしダーク王子は、命を燃やし尽くして得た勝利よりも、ただ生きていてほしいと望むダークアンナによって制止されてしまう。
そこで勝敗を決したと判断した戦神マレスは、王子に勝敗を決める権利があると告げるが、王子はそれを決めることを断る。
王子の望みを知ったマレスは笑い、王子と王子の戦いを闘技大会などで決めるのは無粋であり、決着は真なる戦場でこそ決めるものと語り、決勝戦の結果を引き分けと宣言。
マレスはダーク王子と王子に対し、それぞれの戦いぶりを評価し、また観客たちに対し、死力を尽くした戦士たちにその奮戦を讃える歓声をあげるよう命じる。
特別試合を素晴らしいものだったと述べるマレスは、本戦はより素晴らしく激しいものになるだろうと言い、戦士たちに己が武技と魂を磨くよう告げ、大会を閉じるのだった。

ちなみに、決勝Lv.3では、ダーク王子の本気の力の一端を見ることができる。

そして、王子とダーク王子の決着は、「アイギス10周年イヤー 超タワーディフェンス祭り?」でなされることとなる。

機甲戦争AIGIS?』(2024/4/1~2024/4/11)

特殊なNPCを含む、固定メンバーで挑むミッション。

お知らせ:異世界転移のお知らせ公式のお知らせも参照
その後:王子帰還のお知らせ公式のお知らせも参照