ミッション/カテゴリー/ハイドース・冥界関連

Last-modified: 2024-04-17 (水) 23:45:22

冥界に関係するミッションの一覧。
各ミッションの詳細は該当ページ参照。

関連キャラクターについてはこちらを参照。

8年目・9年目(冥界軍登場、皇帝の覚醒まで)

千年戦争アイギス ダークネスリターン』(2021/4/1~2021/4/8)

亜神ハイドースリンクス初登場

ダーク王子の眠る墓に現れた、冥界の王たる亜神ハイドースは、ダーク王子を蘇らせ自分の手駒に加えようとするが、拒絶される。
そこでダーク王子の力を見るため、リンクス率いる獣人の軍勢が、ハイドースに代わりダーク王子と戦うことを決める。
ダーク王子は、オリジナルがダークアンナに託したという新たな剣を取り、新たな戦いに臨む。

戦いの途中、リンクスを追う獣人の魔術師リエーフと遭遇したダーク王子は、彼女に手を貸すことを決め、共にリンクスの軍勢を破る。
ハイドースはダーク王子を呪いで縛ろうとするが、実はダーク王子は最初から死んでおらず、そもそもハイドースの術は効いていなかったことが分かる。
ハイドースはリンクスと共に冥界へ撤退するが、ダーク王子はハイドースを放置すると物質界が穢されるとして、彼らを追うことにし、またリエーフの同行を許す。

残された時間が少ない中、ダーク王子は最も冥界に近い墓所を訪れ、墓守をしていたかつての配下のリッチと再会する。
冥界の門が開いて以来、その地に眠る死者が暴走を始めたらしく、ダーク王子はかつての亡者たちを鎮めるため戦いを挑む。
その戦いの途中、その地の亡者の死の元凶たる殺人機械ルインも活動を再開し、ダーク王子はルインとも戦うことになる。
戦いの後、ダーク王子はルインの姿に自分と重なる部分を感じたのか、彼女の同行を許す。

ついに冥界の門に入ったダーク王子が辿り着いたのは、異界召喚士によって再現された魔王城だった。
ハイドースの手で蘇ったという異界召喚士は、ダーク王子を殺すための魔術を行使するも、リッチとリエーフの妨害によって失敗する。
ハイドースの幹部になることを望む異界召喚士は、魔王ガリウスの影と共にダーク王子を滅ぼすため戦いを仕掛けてくる。
偽物ばかりの軍勢が、偽物の魔王を倒す、最後の戦いに臨むことを決意したダーク王子に、ルインの再起動を感知して現れたトラムも助力。
オリジナルがガリウスを討ったように、ダーク王子も魔王の影を討ち、また異界召喚士は二度目の死を迎える。

ハイドースは、ダーク王子が本当に物質界を愛していることを知り、自分と共に歩むことはないと確認して、リンクスと共に冥界の門の先へ撤退する。
ダーク王子はルインの後をトラムに頼み、トラムとルイン、そしてリエーフと別れを告げる。
今度こそ本当の終わりと悟るダーク王子だったが、そこに倒されたはずの魔王ガリウスの影が現れ、その魔力をダーク王子に託す。
その力を受け継いだダーク王子は、臣下と共に物質界へ凱旋するのだった。

帝国大戦 第一陣』(2021/6/10~2021/6/24)

亜神ヘカティエオークロード初登場

「冥界軍」を名乗る軍勢が白の帝国に宣戦布告をし、白の帝国は戦争状態に入る。
帝国の魔鎧兵ルーテと、帝国に助力する冥界の亜神ヘカティエから話を受けた王子は、アンナの心配をよそにすぐさま救援の準備を始める。

帝国に辿り着き冥界軍を撤退させた王国軍は、最も危険な状態にあるというマレブランケの部隊の救援を要請される。
また冥界軍の解析に使えるかもしれないとして、戦場に残る物質界のものではない魔力を放つ結晶、「闇水晶」の回収も頼まれる。
マレブランケらを救出した王子らは、リンクス率いる獣人と冥界人の混成部隊を破り、初戦は勝利を収めるのだった。

その後、新型の魔導砲台が設置されている帝国の城壁に、オークの軍勢が進攻を開始。
彼らは魔界に住むオークとは異なり、千年戦争後物質界に定住したオークであり、その土地を白の帝国に奪われ隷属させられた者たちだった。
個ではなく軍として動くオークとの戦いが熾烈なものとなる中、ハイドースの手で蘇った伝説のオークの勇者たちが駆けつけ、オーク軍の士気が高揚。
蘇ったオーク勇者の捨て身の一撃で城壁は破られ、さらに物質界のオークを束ねる長、オークロードまでもが現れる。
一層士気を増すオークの軍勢を帝国軍と王国軍は何とか撃退するが、追撃は叶わず結果は痛み分けとなり、オーク軍は冥界の門を通り姿を消す。

ベラートを始めとする白の王国貴族の裏切りも明らかとなり、戦争は次の段階へ進む。
白の帝国の内乱でもありながら、同時に亜神との戦いでもあるこの戦争に、王国は引き続き力を貸すことを決める。

帝国大戦 第二陣』(2021/10/28~2021/11/11)

セグナンド初登場

王国と帝国の合同演習が終わってから、レオナは帝国が併合したダークエルフによる反乱が帝国東部の港町で起こったことを王子らに伝える。
王国は、その内乱に冥界軍が関わっていることを知り、本来内乱に手を貸すべきではないものの、亜神の関りは見逃せないとして、帝国に助力することになる。

港町に訪れた帝国軍と王国軍の前に、ベラート率いるかつての帝国艦隊が現れ戦闘になる。
物質界のダークエルフの長、セグナンドは、帝国軍と王国軍が洋上に引きつけられている隙に、自ら戦場に立ち、攻撃を仕掛けてくる。
ダークエルフドルイドの他、ハイドースから与えられた冥界の黒炎を用いたセグナンドの軍勢は、時間を十分に稼げたとして撤退する。
敵の狙いは、街を包囲する地下道を、竜人の軍勢に作らせることだったのだ。

メリュジアナと袂を分かち、なおも人を憎み続ける黒き竜人の一族に協力するのは、ハイドースの手で蘇った闇の長老であった。
竜人との戦いが続く中、かつての魔王親衛隊、竜将クロコも冥界軍の一員として登場。
己の目的のためには数多の生贄が必要であると語るクロコは、ハイドースとの契約に基づき戦闘を開始する。
戦いの中でかつての部下ハルモニアに別れを告げ、その身を王子に託したクロコは、闇水晶によって古代の雷竜の力を振るう。

ダークエルフと竜人の連合でも帝国の防備は破れないと悟ったハイドースは、兵の損耗を避けるため撤退を命じるのだった。

第八回人気闘兵決定戦?』(2022/2/17~2022/3/4)

八回目の人気闘兵は、竜人の隠れ里にて行われ、司会進行は隠れ里とも縁の深い竜砲騎兵ジゼルが担当した。

その里の竜人は、かつて千年戦争において魔界と袂を分かち、物質界で生きていくことを決めた者たちの子孫であった。
しかし同じ竜人ということで迫害と襲撃を受け続けたために、彼らの先祖は周囲との接触を絶って隠れ里で密かに生きていた。
そこに目を付けたハイドースは、彼らに先祖の無念を晴らすため冥界軍につくよう誘いを出した。
ハイドース率いる冥界軍につくか、王国を中核とする物質界連合軍につくか。
それを判断するため、隠れ里が王国に祭りの共催を申し出たのが、今回の人気闘兵の発端なのである。

恒例の模擬戦演武の中で、東の国の妖怪総大将の姿を見た訳知り竜人は驚愕、他の竜人も妖怪が王国に手を貸していることに驚く。
さらに千年前亜神より剣を受け継いだ竜姫アーニャ、千年戦争以前の伝承に謳われる金色の竜姫エルドラ、そして古代龍ハクノカミを見た竜人たちは大興奮。
最早ハイドースなどどうでもいいと、戦場に突っ込んでいく。

祭りを通じて、王国は竜人の隠れ里と友好を結ぶことになるのだった。

帝国大戦 第三陣』(2022/3/3~2022/3/17)

帝国北部の僻地にて、王国軍と帝国軍が対冥界軍の合同演習を行っていた最中、ベラート率いる航空艦隊が攻め込んでくる。
東の山脈に隠れて敵の全容が見えない中、帝国軍と王国軍は山腹に後退して反撃を目論むも、新たに帝国から離反した雪上部隊がその後を追う。
急ぎ後退した同盟軍は、街に繋がる橋で敵軍を撃退するも、次なるベラートの軍勢の襲撃を予感する。

同じ頃、リンクス率いる別動隊が帝国の砦を狙うが、その策はレオラに読まれており、反撃を受けたリンクスらは撤退する。
リンクスと再会したリエーフは、改めてリンクスの説得を試みるが失敗する。

その後、帝国に反旗を翻す白の王国の貴族騎士が帝国軍・王国軍と激突。ベラートも参戦し、さらにハイドースの手で蘇った白の王国兵も戦闘に加わる。
敗れたベラートらは、その領地を失うも、いつか白の王国を取り戻すことを誓い、ハイドースと共に撤退するのだった。

帝国大戦 第四陣』(2022/8/18~2022/9/1)

帝国軍と冥界軍の総力戦が開始。冥界軍は、布陣を整えた万全の帝国を総力を挙げて潰そうと目論む。

クロコに護衛されるベラートの航空艦隊が破られるが、帝国の防衛網に偏りが生じ始め、冥界軍の思惑が進む。
セグナンド率いるダークエルフの部隊とオークロード率いるオークの軍が現れ、
冥界軍の狙いが自分を引きずり出すことにあると気づいた白の皇帝は、あえて敵の策に乗り前線に出る。

敵を退けた皇帝の誘いに乗ったハイドースは、互いに前線で初めて相対。
皇帝はハイドースの一撃を受け止めようとするが、アダマスの神器を破壊され敗れてしまう。
皇帝は自分はもう手遅れとして前線の戦力を削らぬよう伝えるが、アウローラトゥーダらは前線に影響が出なければ問題ないとして皇帝の治癒を開始。
皇帝に自分で始めたことは最後まで責任を持つよう伝えるアウローラは、破壊されたアダマスの神器の回収をグラティアに命じる。

魔王との決戦でその力をほぼ使い果たし眠りについていたアダマスは、今こそ帝国の民に力を与える時として、自らの肉体を犠牲にして再び神器に魔力を与える。
アダマスの啓示を受けたグラティアは、神器を打ち直し最高の剣を作ることを誓う。

皇帝が倒れ危機的な状況の中にある帝国軍は、アンジェリーネの呼びかけによって士気を取り戻し、冥界の魔物と戦闘に入る。
その時、帝国の大動脈たる西の砦にリンクス率いる獣人の軍勢が攻撃を仕掛けるが、その拠点の防衛を自ら買って出た王子の軍が迎え撃つ。
戦いに敗れたリンクスは自分を殺すように言うが、そこに王子の言付けを受けたガオレオンが現れる。
リンクスは、ガオレオンに助けてほしかったが、それ以上に、自分たちが故郷のために戦う戦士であることを認めてほしかったとその本心を吐露。
ガオレオンはリンクスたちを誇り高き戦士と認め、同胞として迎え入れることを宣言する。
砦での戦いを制した王子は、戦友たる皇帝が帰還し戦いの幕を引くよう言葉にする。

ついに憎きアダマスを討とうと再び帝国に現れたハイドースは、そのアダマスが肉体を失い今にも消えそうになっている姿を見て激怒する。
アダマスはハイドースの怒りを理解しながらも、そのために物質界を神々の争いで奪い合い、ましてや神のために数多の生贄を求めてはならないと語る。
怒るハイドースの前に、人の手で命を救われ、人の手で打ち直された神器を持つ皇帝が立ちはだかり、ついに人と亜神の戦いが始まる。

ハイドースとの戦いに勝利した皇帝は、次こそハイドースを滅ぼすことを宣言し、ハイドースもまた皇帝との再会を楽しみにして去っていく。
女神アダマスは再び眠りにつくが、冥界軍は撤退し、その内の獣人勢力は離反して王国に身を寄せることになった。
物質界連合軍は、冥界との戦いにおいてようやく小さな勝利の第一歩を刻んだのだった。

10年目~(冥界進攻開始)

帝国大戦 第五陣』(2023/2/23~2023/3/9)

冥界マップ初登場、ティルト亜神ラビリス骸帝初登場

冥界軍最大の強み、それは冥界の門によって瞬時にどこへでも派兵することが可能であるという点であった。
攻勢に出ることを決めた帝国軍は、冥界へ行く方法を知る王国軍の協力を得てついに冥界侵攻を開始する。

山岳地帯にてオークの軍勢を退けた帝国軍と王国軍は、以前冥界の門が開いたという、千年戦争の後人類同士の争いがあった古戦場を訪れる。
墓守のリッチが冥界の門を開こうとする中、それを阻止せんと死地を定めたオークロードが皇帝の命を狙い、最期の戦いを仕掛ける。
敗れたオークロードは冥界の騎士ティルトに、自分の配下をハイドースの下に連れて行くよう頼み、息を引き取る。
皇帝は一度部隊を小休止させ、オークロードを手厚く葬る。

その後、ついに冥界を訪れた帝国軍と王国軍の前に、ティルト率いる軍勢が現れる。
主であるヘカティエに置いていってほしくなかったと言うティルトは、ヘカティエにその真意を問うが、そこに冥界の審判者たる亜神ラビリスの軍勢もが現れる。
自分の領地を荒らしたティルト、そして生者でありながら冥界に侵入するという禁を犯した物質界の者を裁くため、ラビリスは攻撃を仕掛けてくる。

その戦いの最中、白の帝国三代皇帝、骸帝が現れ、帝国軍に刃を向ける。
ラビリスの軍勢と骸帝を退けた帝国軍と王国軍は、掘削舞台に掘らせたトンネルを経由して物質界へと撤退し、ティルトもそれに同行する。
帝国貴族にとっての英雄的存在である骸帝が敵として現れたことは、帝国内部に揺らぎを生じかねないとして、箝口令を敷くことが決まるのだった。

帝国大戦 第六陣』(2023/9/28~2023/10/12)

亜神ヘリューズ、???初登場

セグナンドの娘イルヴィは、部族全体の助命嘆願のため白の帝国を訪れ、そこで三代目白の皇帝、骸帝を殺してほしいと頼む。
嘆願を受け入れた帝国と王国の同盟軍は、イルヴィの案内のもとダークエルフの部族が匿われているという、冥界第二層に赴く。
イルヴィによると、ハイドースは今ある儀式を進めており、冥界の勢力はそれぞれが戦力を整えているところだったらしい。
しかしそこで、ハイドースが動けぬ隙をついた骸帝が現れ、セグナンド率いるダークエルフたちを虐殺し始めたのだという。
そこでダークエルフたちは、死氷の亜神へリューズが治める、封鎖階層と呼ばれる冥界第二層、通称ヘルヘイムに逃げ込んだのだ。

冥界にてアンデッドの軍勢を蹴散らした同盟軍は、古い砦に辿り着き、そこで暴走した亜神へリューズと激突。
ただ一人ヘリューズの声が分かる王子の指揮によって、同盟軍は勝利し、正気に戻ったヘリューズと言葉を交わし、骸帝が結界を破ったとの懸念を強める。

封鎖階層に辿り着いた同盟軍は、ヘリューズの城館が燃やされ、また野営地に人質を取られたセグナンドの部隊の姿を目撃。
吹雪舞う封鎖階層にて、セグナンドの部隊を破り、野営地を解放した皇帝は、これから先の帝国は民のための国になると約束し、ダークエルフたちと和解する。
城館を燃やされたヘリューズも物質界に移住することを決め、同盟軍とダークエルフたちがいよいよ冥界を脱出しようと考えていた矢先、
今の帝国を憂う骸帝が姿を現し、古の帝国騎士団を率いて現代の帝国軍に勝負を仕掛ける。

帝国の未来を憂う古の帝国騎士たちは、遠慮することなく全力で殺しにかかってくる現代の帝国軍に満足して散っていく。
しかし今の帝国軍の戦術の基礎を作った者たちはただでは終わらず、現代の帝国軍の左翼歩兵部隊は破られ始め、再編成も困難な状況になる。
そこでセグナンドは、死氷の亜神と白の皇帝への恩に報いるため、未来の恩は今返すとして死地に赴き、骸帝と激突する。

その後、戦場に辿り着いた同盟軍は、誰も生き残っていない惨状を、そして戦士として最後まで生きたセグナンドの姿を目撃。
新たな未来の帝国のため、現皇帝の軍は骸帝の軍を破り、過去の亡霊との決着をつける。
その時、ヘリューズがその地を離れることを決めた影響によるのか、封鎖が解け、冥界の大地が元の場所に戻ろうと動き始める。
同盟軍とダークエルフたちは、帝国掘削部隊が作り上げたトンネルを通り、飛空船に乗って物質界へと急ぎ撤退するのだった。

その後、白の帝国はダークエルフたちに対し、その居留地として東の森を開墾することを告げ、将来的に割譲することを約束。
その森は元よりダークエルフの土地であり、父祖の土地を取り戻せたイルヴィは、感謝を述べる。
またヘリューズの件については、ヘカティエが預り、その後の処遇を任せることとなる。
未来はきっと良いものになるはずと言うイルヴィは、亡き父にその想いを告げるのだった。

帝国大戦 第七陣』(2024/3/21~2024/4/4)

帝国と王国の同盟軍が、秩序の亜神ラビリスの治める冥界第三層へと進軍してから、一週間が経過していた。
そこはラビリスの権能によって形作られた迷宮、似たような風景が続く中で同盟軍は、小規模な戦闘を休みなく仕掛けられ、徐々に疲弊しつつあった。
食料も医薬品も底をつきかける中、敵の目的が時間稼ぎであると勘づいた同盟軍は、敵の出処である地の底へと、順路を無視して飛び降りることを決める。

敵が兵を送り込む通路を逆走した同盟軍は、亜神ラビリスの待つ玉座の間に到着し、迷宮の主と激突する。
戦いは同盟軍の勝利に終わり、ラビリスは己を殺すように要求するが、そこでレーヴジェニーがとどめを刺すのを止めに入る。
前回のラビリスとの遭遇後、その伝承を調べたという二人は、法を大切にするラビリスの人となりに言及し、互いに分かり合えるはずと提案。
さらに二人は、領土を侵した同盟軍に罰を与えず、時間稼ぎをしていたラビリスが、帝国軍を足止めするようにハイドースと契約していたのではないかと推測を述べる。
契約について認めたラビリスは、契約を果たした今、自分の好きなようにしてもいいと語り、自分たちの国民にどう思うか訊ねる。
女王が新たな伝説を打ち立てることを望む民の声を受け、ラビリスは王国および帝国と同盟を結ぶこととなる。

その後ラビリスは、冥界に領土を割譲してくれたハイドースに借りがあり、それ故に帝国軍の足止めをしたと説明。
さらにラビリスは、ハイドースがその稼いだ時間を使い、ある儀式のために必要な命の灯火を狩りに行こうとしていることを明かす。
その言葉を受け、急ぎ帝国へと戻ることを決めた同盟軍は、冥界に置かれた拠点が竜人部隊の襲撃を受け、既に多数の敵が通過したことを知る。

破られた拠点にて、さらに続く竜人の部隊を退けた同盟軍は、物質界に繋がる通路に既に竜人によって縦穴が開けられているのを発見。
敵は既に帝国領内に侵入しており、その目的は、今までのような領土奪還ではなく、ハイドースの儀式完遂のため、命を奪うことにあった。
帝国の民の命を守るため、同盟軍は竜人の作った穴から物質界へと帰還、帝国の工業都市、職員とその家族が集まる人口過密地域の近くに辿り着く。

不意打ちに奇襲に地下からの浸透戦術、竜人らしからぬ戦法を取る敵部隊を退けた同盟軍は、その指揮官が竜将クロコだと知る。
工業都市に辿り着いた同盟軍は、人の姿がなく工場が暴走する街の中で、雷竜の力を求め人々を殺した竜将クロコと激突。
激戦の末、雷竜の力を得るため戦いを続けようとしていたクロコは、部下の竜人たちの手により転移させられていく。
同盟軍は敵の撃退と工場の停止を成功させるも、街の被害は甚大なものであった。皇帝は部下たちに、死者の確認を、必ず全員を見つけ出すよう命じるのだった。

一方、冥界のハイドースは、雷竜の力を得ることなく撤退したクロコを無様と評する。
しかしその働きにより、冥界に数多の魂が集まりつつあることを確認したハイドースは、ようやく計画がなされると感慨深げな様子を見せる。
儀式の成就までしばらく時間がかかると言いながらも、ハイドースは、奪われたものを、ある人物を取り戻すことを改めて誓うのだった。

雷竜クロコ降臨?』(2024/3/28~2024/4/11)

竜将クロコとの、工業都市奪還戦の終結後のこと。

被害状況の報告を受け、沈黙していた皇帝たち帝国軍の者たちは、アンジェリーネの言葉を受け、今後の方針を立てるため動き始める。
そこにレーヴとジェニーが現れ、竜人関連の古い記述を総当たりして得られた情報について報告を行う。
それは古の時代、人が今の時代ほど力を得ていなかった頃、自然現象そのものとも言えるドラゴンについての情報であった。
竜将クロコの目的は、その祖たる竜神が生み出した最初のドラゴンたちの一体、名も残されていない雷竜になることが目的であると二人は推測していた。
人が神を目指すに等しい、その行いのため、クロコはハイドースに協力し、生命体の魂や各地の古代の遺物の力などを集め、自然の力に変えているのかもしれないのだという。
古代の雷竜への対策のために皇帝は、以前王国軍が夢の中でありえざる戦いの再現を試みたことに言及し、王子に協力を求める。
今できることを可能な限りやるとして、皇帝は都市復興と共に、軍主力の演習計画を立てることを決める。

クロノシアとレーヴの力によって、夢の中に工業都市奪還直後の戦場が再現され、士気の高まる帝国兵たちを中心に弔い合戦の予行演習が始まる。
本来の歴史では配下の竜人たちに撤退させられていた竜将クロコは、皇帝の挑発に乗り、ついにその身に古代の雷竜の力を宿す。
力を制御しきれていない雷竜クロコは、そのまま工業都市を破壊しようと同盟軍に襲い掛かる。

夢の中で雷竜クロコを倒した皇帝は、いずれ現実でもこうしてやろうと改めて決意を述べ、人の世は終わらないと宣言するのだった。

ぴょんぴょんウサウサ帝国?』(2024/4/4~2024/4/11)

竜将クロコによる、工業都市襲撃から数日後の物語。

戦後処理に追われて疲弊しつつあった帝国兵たちは、亜神ヘカティエと帝国軍元帥レオラの策により、強制的に休暇を取らされることとなる。
眠りの魔術によって帝国の者たちを眠らせたオルフィーは、皆が一緒に世界樹の祝祭の夢を見るように企むも、
夢の魔術に慣れていないのか、あるいは疲れが出てしまったのか、世界樹の聖霊たるラタトスクの夢までをも意図せず接続してしまう。
ラタトスクは、最近世界樹を騒がせる、野生の魔物対策のため瞑想していたらしく、夢の世界にも件の魔物たちが登場。
帝国軍の者たちは、眠りを邪魔してしまったお詫びのため、夢の世界で迫りくる世界樹の魔物と戦うこととなる。

魔物との戦いが続く中、帝国軍の前にウサギの仮装をしたベラートが登場。彼もまたオルフィーの魔術に巻き込まれていたのだ。
それが夢だと気づいたベラートは、実際に本物の皇帝たちの夢と繋がったことまでには気付かぬまま、何故民を戦争に巻き込んだのかと皇帝に問いかける。
工業都市の惨劇の報を聞いたベラートは、なぜその場にいなかったのか、なぜクロコの野望や、裏で蠢く策謀に気付けなかったのかと、己の無力を嘆いたと語り、
また皇帝について、常備軍を創設して民を守ろうとした行いだけは誇り高いものと評価していたことを明かし、それなのになぜあの惨劇を許したのかと怒りを見せる。
皇帝の言葉を受けてもなお怒りの収まらぬベラートは、あくまでも相手は夢の存在と思い込んだまま、戦闘を始める。

世界樹の魔物とベラートたちを退けた帝国軍は、ベラートが同じ方向を向いた、決して分かり合えぬ敵だと改めて確認。
暗い空気に包まれる中、ラタトスクはそれを払拭しようと、夢の中のエッグパーティーに誘い、また現実のエッグパーティーも待っていると皆を元気づける。
ラタトスクに感謝を述べる皇帝は、皆にしばしの休息を命じ、その後また力を貸してほしいと頼むのだった。