光吉 猛修／友

　元々、女性ボーカルの曲を歌うのは好きで、世代的には松田聖子さん、とか杏里さんとか、

自分の喉の限界を超える訓練、あ、そうそうMISIAさんのEverythingとか、かなり鍛えられますねw

　そんな感じで、カラオケでは良く、歌っていた訳ですが、あくまでプライベート、後世に残る様なものではなかったので、気軽に歌ってはいました。

　が、今回、レベッカのフレンズを歌う事になり、しかも監修にレベッカ、もしかしたらNOKKOさんも聞く事になるかもしれない、そうかもしれない、と言う事で、いつになく緊張の面持ちで収録に臨みました。

　世代的にも勿論、この曲は良く聞いていましたし、歌ってもいましたので、歌唱にあたっての違和感はありませんでしたが、

Twitter等で情報公開された後、冒頭の歌詞「口づけをかわした日は、ママの顔さえも見れなかった」の下り、男の声で、しかも私が旅情込めて歌いますと「口づけ」と「ママ」と言う部分が何やら怪しく聞こえる、とのつぶやきもあり、

色んな意味でザワザワした様なので、総じて「勝った」（何に）と、そう思った次第でした。

　いずれこの光吉版フレンズを引っさげて、CHUNITHMの単独ライブ開催の際は光吉祭りにしてやろうと思っています。

　私のセガ(エンタープライゼス)入社から初めての仕事って何だったかなぁ、と思い返す訳ですが、

部署自体はガチ体感ゲームと言って、いわゆるゲームセンターで筐体がガッコガコ動くゲームを作る部署でして、

当然の事ながら入社早々、GP-Riderっていう対戦型のバイクレースゲームの曲を書く事になったんですね。

これが多分、セガに入って初めてのお仕事だったと思います。

確かBPMは200位だったか、とにかく自分が今までアマチュアで作って来た音楽の中で一番BPMの早い音楽でした。

音ゲーでは遅い位ですよね？その後、あのMJも個人購入されたと言う、R360と呼ばれる宇宙ゴマ（わかんないか）をでっかくした様なね、

名前の通り、360度、縦、横、前、後、全ての方向へ動く筐体に組み込むG-LOCと言う、コンバットシューティングゲームの音楽をやる事になりました。

　ゲームはある程度起承転結があって、最終的には母艦に帰還するんですけど、そこまでのストーリーを

そのまま音楽として作ったら、プログレッシブロックみたいになってしまいまして、

前述しましたが、元々はYMOから始まってCASIOPEAやT-SQUAREをこよなく愛する人だったのがプログレ好きなの？と聞かれる様になってしまいました。。