猫鈴 -猫-

Last-modified: 2024-03-05 (火) 08:32:36

【キャラ一覧( 無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE / NEW / SUN / LUMINOUS )】【マップ一覧( SUN / LUMINOUS )】

※ここはCHUNITHM PARADISE LOST以前に実装されたキャラクターのページです。
・「限界突破の証」系統を除く、このページに記載されているすべてのスキルの効果ははCHUNITHM PARADISE LOSTまでのものです。
 現在で該当スキルを使用することができません。
・CHUNITHM PARADISE LOSTまでのトランスフォーム対応キャラクター(専用スキル装備時に名前とグラフィックが変化していたキャラクター)は、
 RANK 15にすることで該当グラフィックを自由に選択可能となります。

-猫--幼-麝香猫 キヌ
bdcaf7586cc28502.pngd9f311794930d96a.pngad04931204b82a6f.png

Illustrator:しきみ


名前猫鈴(ねーりん)
年齢うまれたて
職業妖怪
特技3つの姿に変身/退屈しのぎ
苦手やかましい相手、つまらない奴
  • 入手方法:2015/12/17~2019/4/10期間中にmaimaiで「りばーぶ」を難易度EXPERTでプレイ。<終了済>
    • maimai(旧筐体)オンラインサービス終了により配信終了となっている。maimaiとの連動要素を参照。
  • トランスフォーム*1することにより「猫鈴 -幼-」「麝香猫 キヌ」へと名前とグラフィックが変化する。
    PARADISE LOSTまでのトランスフォーム仕様

    PARADISE LOSTまでのトランスフォーム仕様

    • 専用スキル「ねこなでごえ」を装備することで「猫鈴 -幼-」、「刻印の手甲」を装備することで「麝香猫 キヌ」へと名前とグラフィックが変化する。
      • 上記の2スキルを装備していない場合、「猫鈴 -猫-」へと名前とグラフィックが変化する。
    • CRYSTAL PLUS以降、RANK25にすることで装備したスキルに関係なく上記のグラフィックを自由に選択可能に。
  • 番傘の舞」は装備できない。

ツカサによりのホンネから具現化したホンネ妖怪。
人の姿でないと特に何もしようとしない。
猫鈴(麝香猫 キヌ)【 無印(遊戯) / リンネ

スキル

RANK獲得スキル
1ねこなでごえ
5
10刻印の手甲
15


ねこなでごえ [TARGET] ※専用スキル

  • キャンディワンダーの改訂版。ゲージ5本に届く
    効果
    参考理論値:82500(5本+2500/22k)
    GRADE上昇率
    初期値MISS時のダメージ軽減 (50%)
    AIR/AIR-ACTION成功時にボーナス
    +300(60回=18000)
    +1
    (75回=22500)
PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから、+1における有効回数が増加した。

初期値MISS時のダメージ軽減 (50%)
AIR/AIR-ACTION成功時にボーナス+300(60回=18000)
GRADE UPAIR/AIR-ACTIONボーナス 5回増加(最大65回)


刻印の手甲 [TARGET] ※専用スキル

  • こちらもナルキのスキルの改訂版。5本にさらに届きやすくなった。
    効果
    参考理論値:94500(5本+14500/22k)
    GRADE上昇率
    初期値ゲージ上昇UP (110%)
    AIR/AIR-ACTION成功時にボーナス;
    +300(75回=22500)
    +1〃(120%)
    〃+300(75回=22500)
PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから、ゲージ上昇率とAIR系ボーナス有効回数が増加した。

初期値ゲージ上昇UP (110%)
AIR/AIR-ACTION成功時にボーナス +300(60回=18000)
GRADE UPゲージ上昇UP 5%増加(最大115%)
AIR/AIR-ACTIONボーナス 5回増加 (最大65回)


ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
・・・50・・・・・・100
スキルスキル

STORY

ストーリーを展開

EPISODE1 ホンネ妖怪・猫鈴「ねーねー、ねーねーねー」「お前さんは、いらんことばかり気にしすぎだね」


名前:猫鈴(ねーりん)
年齢:うまれたて
職業:妖怪
特技:3つの姿に変身/退屈しのぎ
苦手:やかましい相手、つまらない奴
 
 ツカサの言ノ葉能力によって、舞から誕生したホンネの妖怪。次の3つの姿を持つ。
 
子猫:渋いシックな色遣いのぬいぐるみみたいな姿。
   何をするでもなくじっとしている。
   たまに思い出したように「ナー」と鳴く。
 
幼童:ほけーっとしたたたずまいがかわいい。
   でも無芸。人懐っこいが、追うと逃げる。
   口癖は「ねーねー」。
 
青年:麝香猫キヌと名乗る、辛辣な理窟屋の男。
   しかし噺家のような学の深さと気風を持つ。
   番傘を居合い剣術のように操って戦う。


EPISODE2 何考えてるんだ猫鈴「…………………………ナー」


 猫鈴(ねーりん)は鈴乃音舞のホンネ妖怪だ。
 けれど初回は舞がそのホンネを出そうと願う前に勝手に(?)出てきた。
 ツカサにも経験のないことであり、面食らう。
 
 ホンネの妖怪の姿形や能力は、その由来になった人物が現実をどう認識しているかの影響を受ける。
 
 猫鈴(猫)は、美しい毛並みのニホンネコ。
 そっけない性格で、時々「ナー」とだけ鳴く。
 追いかけると逃げるが、放っておくとどこかに行ってしまいそうで困る。でもそのうちふらふらと、舞のところへ戻ってくる模様。
 
 一応、言ノ葉使いによる制御は受け付けるようだが、では何か能力を発揮してもらおう、とツカサが猫鈴に指図を出してみても、反応がほぼない。
 もしかして、何の能力も持っていないのか……?
 
 思わせぶりだけどたぶん何も考えてない。それが猫。
 
 ねーりん、という名前は舞が昔飼ってた猫の名前。
 漢字は後付けの当て字である。


EPISODE3 言いたいこと言えない猫鈴「ねーねー……ね。ねー! ねーねー! ……ねー?」


「ねーねー」
 猫鈴(幼)はぴょんこぴょんこ飛び跳ねながら、猫撫で声でかわいらしく、つぶやく。
 袖を振りふり、何かしようよ、とツカサを誘う。
 でも、それだけ。
 特に意味はないし、能力もやっぱり感じられない。
 ホンネ妖怪なのだから、舞の隠された本音を表す行動をするはずなのだが……
 
 舞の『ワタシ』の性格から、表面的な媚びや取り繕いをなくして、純粋なかわいさを追求したフォルムがこの幼童の姿かもしれない。
 
「確かにあたしって、昔はこの猫鈴みたいなカワイイ童女だったよね」
「本当かよ」
「なんで信じないんだよー葛葉お前失礼だなー」
「今を見たら無理がある」
 
 舞の昔のことは、あくまで舞の自称。
 もっとも猫鈴に聞いても「ねー」しか言わないから、実際どうなのか、よくわからないまま。


EPISODE4 猫鈴の洞察力「……あいつの弱点、知ってる」


 タテマエのバケモノと戦うべく呼び出された、ホンネ妖怪の猫鈴(幼)だが……バトルが全然できない。
 一応、猫ひっかきとか猫パンチといった手段は備えているらしいのだけれど、性格的に戦闘に向いてない。
 戦う場面ではただ眈々と、相手の観察をする。
 
「服が汚れちゃうから戦いとか嫌なんじゃないの?」
「鈴乃音がそう思うなら、猫鈴もそう思ってるんだろ」
「なるほどー……って葛葉、それってあたしが猫鈴の気持ちをわかるって意味じゃなくて、あたしが戦いたくないから猫鈴も戦ってないみたいに聞こえるんだけど!」
「実際そう言ったつもりだが」
 
 ツカサとやりとりが微妙に噛み合わないのは、舞にしても猫鈴にしても同じようだ。しかし……
 
「ねーねー、ねーねーねー」
「お前は本当にそれしか言わないな」
「……あの蜘蛛、たぶんイチゴをもいだら死ぬ」
「えっ」
 
 猫鈴(幼)は口下手で、意思表示の仕方がまずい。
 けれども、洞察力や直感はすごい。
 どうすればいいのかわからない時でも、突然飛躍的に答えを導き出し、それを喋り始めることがある。
 このあたりはある意味、由来者である舞に似ている。


EPISODE5 第3の男・麝香猫キヌ「面倒だねえ、私に何をさせようってんだい?必要ならいちいち言われずともやってるよ」


  猫鈴(幼)は、戦闘力が超低い。
 けれど強敵・女郎蜘蛛を相手に舞がピンチに陥った。
 舞を助けたい猫鈴は、ツカサへと、自分をさらなる変身に至らせるよう催促した。
 
「おねがい! 私も戦える! 信じて!」
 
 手にしたモップひとつでバケモノに立ち向かう舞の勇気と、猫鈴の願いのひと言が重なった。
 すかさず言ノ葉の術を駆使するツカサ。そして――
 
「おや、お前さんが呼んだかい? この麝香猫キヌを」
 
 猫鈴は変化を遂げ、凛とした着流し姿の青年となる。
 立ち姿は風情、風流。粋でいなせなその手には番傘。
 バケモノ相手にきっと見据えて、啖呵を切る……かと思いきや……
 
「早速だけど帰ってもいいかい? こんなのは私の仕事じゃあないよ」
 
 ……あまりやる気が見受けられない。
 しかし、まったく隙がない。近づいてくる蜘蛛のコドモを顔色ひとつ変えず、番傘で次々打ち払う。
 そうしながら、彼は何かする機会を窺っていた。


EPISODE6 キヌさん、戦いの時間だ「ふむ……お前さんに免じて私の抜刀術を披露しなくもないね」


 戦いの最中、キヌはさりげなく舞の身を守れるところへと動く。
 ツカサの術の命令にそのまま従うのではなく、促された上で、自分の判断を行う。
 そして舞に頼まれなくても働くし、頼まれても働く。
 まさに男衆。召使いの鑑。
 
 キヌの決め技は居合い剣術である。
 武器は番傘の仕込み刀だが、その秘密を敵に知られては意味がないとして、なかなかキヌは抜刀しない。
 
「私は一撃で相手を倒すことができるが、そのためには気をじっくりと溜めることが必要なんだよ……文字通りの本気となるまでね」
 キヌはこのように言い訳している模様。
 
「おや、私の本気ってのがわかるのかい、お前さん? いや、わからんだろうね。知ったかぶりは良くない」
 さらにいつもひと言多いのが、キヌの玉にきず。
 
 戦闘においても、日常においても、特にツカサに対してキヌは無用な親切をあれこれした上で、さらに嫌味を言うことが多い。


EPISODE7 せっかい男キヌ「いらん親切をするなって? 勘違いをしなさんな。お前さんがあまりに不甲斐ないからやってるのさ」


 我の強い鈴乃音舞に似たのか、キヌは霊力が強い。
 ほとんど猫鈴に戻らずキヌの姿のまま、町中をひとりで半日歩き回っても、消耗した様子がない。
 ホンネ妖怪にしては、ちょっと異常だ。
 出歩くと言っても買い物や催しへの参加程度で、さすがに抜刀はしないものの、町の住人からはキヌは若い落語家か何かだと思われているようで、いささか町の暮らしに馴染みすぎである。
 
 キヌは商店街の店主たちの顔馴染みで、些細な相談にもよくのっている。
 他人のこぼす愚痴や悩みに対し、キヌは常に厳しく、辛辣で皮肉たっぷりに応じるのだが、何かそれがかえって愚痴った人にとってのストレス解消になっている。
 
 尚、学園の登下校時に現れるキヌは、女生徒たちにもそれなりに人気がある。
 粋でいなせで、紳士的で、裏表が少なく、弁も立つから、だそうだ。物は言いようである。


EPISODE8 キヌ、茶をいれる「発酵豆のコーヒー。こいつは希少で高級で、通好みのうまさとされている……さて、味がわかるか葛葉?」


 ここから先は、私自身の口から語らせて頂こう……
 私は、茶の湯のうんちくにはうるさいんだ。
 
 ここに取り出したるは、コピ・ルアク。
 発酵豆のコーヒーだ。
 こいつは実に希少で高級。だからコーヒー通の間では世界で一番、うまいとされている……
 だが果たして、この味がわかるか葛葉?
 わかるまいな? だからあえて最高級品を私自ら用意して、浅煎りで丹念に抽出してやる。
 せいぜい、贅沢を棒に振るがいいね。
 あとで私はお前さんの無知ぶりを思い出して、何回でも笑ってあげるよ。
 
 ひとくちくらいは飲んだか、葛葉よ?
 ではこの特別な発酵豆の製法を教えてやる。
 熱帯のインドネシアという国には野生のジャコウネコが住む。こいつの顔は細長くてまるでイタチだ。気性が荒くてほとんど人には懐かない生き物……だが香料を取る目的で、わざわざ飼育されることもある。
 さておき野生のジャコウネコは、コーヒーの実を好んで食べる。野生の勘で、よく熟した実を嗅ぎ分けるようだ。きっと人の手でコーヒー豆を選別するよりも、余程優れた嗅覚を持っているんだろうね……
 そしてジャコウネコの食後に落ちているフンから摘出された豆をよく洗って加工すると、ネコの腸内細菌で程良く発酵された、このコーヒー豆になるというわけさ。
 さまざまな種類の豆が自然と程良くブレンドされていて、これもジャコウネコの高いセンスを感じさせるね。
 どうだい。手間が掛かってるだろう?
 だから残りもよく味わって飲むがいい。
 
 おい葛葉、どうしてそんな胡散臭い目で私を見る。
 気分悪そうにするんじゃあないよ。まったく失礼な。


EPISODE9 見せかけ演舞「おもてなしの精神ってのは、わかるかい?他人を楽しませるために自分を作っている」


 我が主人である、鈴乃音舞について、少し。
 
 葛葉よ、お前さんが主人をどう見ているのかは察しがつかなくもない。うっとうしいのだろう?
 だがそいつは誤解が大きいね。あれほど気が利いて心の優しいお人も、そうはいないんじゃないか。
 
 おもてなしの精神ってのは、わかるかい?
 我が主人の行動は、すべてがそうなんだ。
 他人を楽しませるために自分を作っている。
 わがまま勝手をしているように感じられるのも、優柔不断な他人を引っ張って面白くしてやるための、主人の心からの思いやりさ。
 それがわからんかねえ、お前さん。
 
 いやいや、勘違いをしてもらっちゃあ困るんだ。
 我が主人のおもてなしの心は、建前ではなく、本音なんだよ。しかし態度の表れ方は、他人に媚びるほうが偽物であり、飾らず素っ気ないほうが本心なんだ。
 親しき仲に、礼儀も遠慮も不要。違うかい?
 
 まあ、芸事を習おうとしている主人だからこそ、他人のために自分を変えることは厭わないんだろう。
 そこは我が主人らしい、特別なところだ。


EPISODE10 キヌ、茶の湯の家を語る「虚勢が大好きな奴ってのは、いつの時代もいるものじゃないか」


 我が主人である、鈴乃音舞について、もう少し。
 
 主人の家は、茶道の家元でね。
 なあに、あまり知られていない流派だけど。
 ここの茶の道はちょいと特別で、いわゆる『わび茶』とはまったく正反対、対局にある。豪華絢爛、華美にして、おもてなしに贅を尽くすことを至上としてるのさ。
 唐物名物やら、茶のうんちくを重んじる。
 壁一面が金箔張りの茶室なんて、なかなかお目にかかれない、珍妙な代物だろう?
 楽しいじゃないか!
 年寄り成金の、悪趣味の極みだよ……
 だがそういう暴力的なまでの無駄遣いに粋を感じる連中というのは、昔から一定数、変わらず存在する。
 
 そして、母系がこの家を継ぐ決まりのようだね。
 主人の母親が当代の家元だよ。
 ある年齢になると、女はこの流派独特の作法をきっちりと身につけさせられ、世間からはやや隔絶されて、同好の士の接待のためだけに、人生を送る。
 
 そんな環境で育った、我が主人。
 しかも「若いオンナノコには茶の道など、まだわかるまい」と、家のほうからそう、決めつけられては。
「はいそうですね、その通りです。ワタシはバカなオンナノコなので」と主人が居直るのも無理はあるまい。
 でも実のところ、主人は茶が嫌いじゃないようだよ。
 まったくややこしいねえ、人間は。


EPISODE11 キヌから、お前さんへ。「葛葉よ……いったい自分が何者なのか、もう少し確かめてもいいんじゃないかね?」


 葛葉よ、ちょいと軽く聞きたいんだが。
 
 お前さんは毎朝いったいどこからきて、夕方はどこに帰るんだい?
 まあ、おかしな質問をしてると我ながら思うが。
 別にお前さんの家に押しかけようってんじゃないよ。
 お前さんがあまりに家の話をしないから、ほんの少し気になっただけさ……
 
 考えてもごらんよ。
 言ノ葉使いなんてものも、謎だらけだ。
 陰陽の能力が使えることについては事実だから、その能力によって起こる不可思議なあれこれはさておこう。
 かく言う私だって妖怪の一種なんだからね。
 私は、私が私であることは否定しない。
 当然だろう?
 
 だが……葛葉よ。
 お前さん、自分自身の存在に疑問を感じないことを、ちょっと疑問に思ったほうがいい。自分が何者なのか、もう少し確かめていいんじゃないかね?
 自分探しなんてものは、つまらんとは思うがね。
 
 あるいは……葛葉は、本物のお馬鹿さんだな。
 自分で何も気にならないなら、それもよかろう。




■ 楽曲
┗ 全曲一覧(1 / 2) / ジャンル別 / 追加日順 / 定数順 / Lv順
WORLD'S END
■ キャラクター
無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE
NEW / SUN / LUMINOUS
マップボーナス・限界突破
■ スキル
スキル比較
■ 称号・マップ
称号 / ネームプレート
マップ一覧


コメント


*1 RANK15で解放