注意書き
まだこのSSはプロローグと最初の三章のタイトルだけです。
なので見ると絶望します。
プロローグ
みんつくの世界。それは、我々の世界と違い、二度の大戦が起きなかった世界。
……さて、もしも世界大戦があったら?
これは、そんなお話……
1章「開戦」
「1914年6月
フェレンツ皇太子がヴォルテにて暗殺された。
犯人はセルバンス人であるとされ、現在アウステリア帝国当局が、状況を確認している。」~翌日朝の新聞~
アウステリア帝国とセルバンス王国。この二つの国は領土問題等複数の面での対立関係にあり、小国であったセルバンス王国の裏には豆腐帝国が、アウステリア帝国側にはZ国が存在していた。
そして、アウステリア帝国はセルバンス王国に最後通牒を叩き付けた。
これに対して豆腐帝国は動員を開始。
そして、Z国も総動員を決定。
続けざまにアウステリア帝国がセルバンス王国に宣戦布告。
そして、豆腐帝国とZ国が開戦し、豆腐帝国と同盟していたガリア・ルマーニャ帝国?と下北沢王国がZ国に宣戦布告した。
……こうして、史上最悪の戦争が幕を開けたのであった……
2章「塹壕!そして泥沼戦争へ」
【Z国参謀本部】
皇帝「……どうしてこうなったのだ!ただアウステリアがセルバンスを潰すだけで終わるはずだったのに!」
参謀総長「んにゃぴ……」
参謀次長「ともあれ、始まってしまったのは仕方ありませぬ故、ガリア帝国を叩き、早急に西部を片付けて東部を叩く他ありません」
皇帝「そんなことは可能なのか?」
参謀次長「……言われればやります」
皇帝「よろしい!ならばやりたまえ!」
兵站局長「なっ!そんなことをする兵力も物資も機動力も兵站もないぞ!参謀次長は何を言っている!」
皇帝「黙れ兵站局長。貴殿は貴殿の仕事である兵站に集中しろ」
兵站局長「しかし……」
皇帝「なぁに、我が国統一の祖の孫が参謀総長なのだ!ガリアに負けてる訳がない!ともあれ、これで会議は終了だ!作業を行え!」
兵站局長(……こりゃあ負けだな、プランが失敗したあと勝てる方策を練らねばなるまい)
3章「ガリア戦記」
ガリア帝国とZ国の国境。
そこではZ国優位に戦争が進んでいた。
その要因は、Z国はまず豆腐帝国を膨大陸から叩きだしてからこちらに来ると考え、大攻勢への備えをさほどしていなかったこと。
次にZ国がその薄かった防衛線の一番薄い点を重点的に攻撃し、すでに10師団規模の損害を出していたことであった。(1師団は10000人と考えてね!)
だが、すぐに終わりが来た。
豆腐帝国が早期に動員したこと。それに伴う参謀本部のプランにより軍の三割が東部に配置されたこと。
次に豆腐帝国の同盟国であったバグラチオン帝国が参戦したことによりアウステリア方面に派兵することになったのである。
これにより西部に重点的に配置していた軍は見事に三等分された。
それだけではない。
兵站局長の不安は見事的中し、西部方面は物資が届くのを待たねばならなくなったのであった。
4章「帝国レイプ!野獣と化したZ国!」
Z国と豆腐帝国の東部国境。
かつて豆腐帝国の支配下であった地域は陥落していた。
それは第6軍司令官らによる攻勢により、まさかの10倍以上の豆腐帝国軍を撃ち破ったからである。
最も当時の豆腐帝国は、史上最低の皇帝とまで呼ばれた人物が舵取りをしており、改革を為そうとした首相の処刑、粛軍、宮殿に出入りしていた商人と不倫といったことをやった、筋金入りの暗君であった。
また、よりにもよって粛軍直後にこの戦争が始まったこと、精鋭であるはぐれ豆腐たちが引きこもったこと、農民反乱による士気の低下等が合わさったのである。
つまり、列強と戦争出来ているのが不思議な状態であった。
5章「攻勢頓挫、そして塹壕へ」
西部戦線。つまるところのガリア帝国とZ国との戦線。
そこにはスコップを使い穴を掘る兵士たちがあった。
攻勢に頓挫したZ国は戦線を維持すべく塹壕を掘り始めたのだ。
そして、ガリア帝国も同様に塹壕を掘り始めた。
ここに、不毛なる消耗戦の舞台が整ったのだ。
今の時代なら突破は容易になっているが、この時代ではかなり優秀な防衛陣地である。
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