敵のレジスト低下効果

Last-modified: 2023-03-03 (金) 16:57:53

敵に対するレジスト低下効果に関して。

低下効果の種類

 大きく分けて、以下の3種類になる。

 アクティブスキルによる低下は、傭兵やペット、他のプレイヤーなども恩恵を得ることができる。
 サンダー効果は、所持しているプレイヤー及びそのプレイヤーが召喚したペット等が恩恵を得ることができる*1
 パッシブ・アイテム効果による低下は、該当のアイテムやスキル等を所持しているプレイヤー・傭兵等のみが恩恵を得ることができる。

適用順序

 適用順序は以下の通りとなる。

  • 1:アクティブスキル、およびCold Masteryによるレジストの低下の値を算出する。
    対象のレジストが100%以上である場合、スキルによる影響が1/5に減少する。(105%のレジストを99%に低下させようとした場合、30%必要。)
    Cold Masteryはパッシブスキル枠であるが、例外的にこの低下の影響を受ける。
  • 2:サンダー効果を適用する。
    対象の対応するレジストが100%以上である場合、95%にする。
    100%未満である場合や対応するGCを持っていない場合は何もしない。
  • 3:1のアクティブスキルによるレジストの低下の値を2の結果に適用する。
  • 4:3の計算を終えた時点で対象のレジストが99%以下である場合、パッシブ・アイテム効果によるレジストの低下の値を適用する。

計算例1

 RW Infinityを用意し、雷属性レジスト110%の敵を雷属性スキルで攻撃する。

  • SLv12 Conviction…(レジスト低減率-85%、※対LI時-17%)
  • XX% To Enemy Lightning Resistance…(-45~-55%の間で可変。今回の例では-55%とする)
  1. RW Infinityをプレイヤーが自ら装備して攻撃した時、敵のレジストは
    {(110-85*1/5)}-55 = (110-17)-55 = 38%
  2. RW InfinityAct2傭兵に装備させてプレイヤーが敵を攻撃した時、敵のレジストは
    {(110-85*1/5)}-0 = (110-17)-0 = 93%

 となります。
 このように、「Immuneは剥がせなくはないけど、スキルだけだと剥がしても意外と硬いままだよ」ということがわかります。

計算例2(サンダー効果有り)

 Act2 The Arcane Sanctuaryに出現するLightning Spire(全難易度共通で毒属性レジスト1000%)の敵を、下記の装備・アクティブスキルを併用して毒属性スキルで攻撃する。

1:対象が毒無効であるため、Lower Resistの効果が1/5に低下する。
2:サンダー効果で対象の毒属性レジストが1000→95%に低下する。
3:計算 {(95-60*1/5)}-(50+25) = (95-12)-75 = 8%

 これは極端な例ですが、ごく一部の敵には150~200越えのレジスト値を有する敵がいます。特にCIは雑魚敵にも氷属性レジストが150%を超えている個体もいます。
 D2Xではそうした敵は限界レベルのConviction+Lower ResistのコンボですらImmuneを剥がせなかったのですが、D2Rではサンダー効果を得ることで一気にレジスト率を下げ、攻撃を通せるようになります。

参考リンク


*1 ただし、デメリット効果も受ける