Resistance

Last-modified: 2023-03-22 (水) 12:02:25

日本名:耐性 略称:Resist, Res*1, FR/CR/LR/PR*2, レジスト, レジ

効果

対応する属性のダメージを(レジスト%)分だけ減少させる。
逆にこの数値がマイナスの時は、属性ダメージをその分増幅させてしまう。
 
ダメージ計算の際の適用順序は以下の通り。

  1. XvXペナルティ (例:PvP=1/6, ActBoss vs 傭兵・召喚物=10倍)
  2. Energy Shield
  3. Cyclone Armor
  4. Magic Damage Reduced (MDR)
  5. % Resistances
  6. % Absorb
  7. 数値Absorb

解説

  • 通常、アイテムやスキルの効果でレジストと言った場合はステータス画面に数値が表示されるの4種類のいずれかを指すことが多く、アイテムの表示効果としての All Resistances はこの4属性レジストへの一括加算を意味する。
    それとは別に物理ダメージ*3Magic(魔法)ダメージ*4へのレジストもある。
    物理はステータス詳細で確認できる*5
    Magic(魔法)はステータス画面やステータス詳細に表示されないので、アイテムの効果を見ながら自分で計算する必要がある。ただし、Black Cleft (黒き裂目)を所持している場合を除き、気にすることはほぼ無いだろう。
  • レジスト各種の%実数値の下限は-100%に設定されている。この設定はプレイヤー側、モンスター側共通であり、-100を超えて引き下げることはできない。
  • プレイヤーと傭兵には属性ごとに最大値が決められていて、それ以上に稼いでも上限値でキャップされる。ただし敵のスキル、呪い、アイテムの効果等により実レジスト値が引き下げられる時は、余剰分で低減分との相殺が可能。
    最大値は、物理が50%、4属性が75%。4属性はスキルやアイテムで95%まで上限を上げることが可能。
    実レジスト値が上限に達している時は、数字が金色で表示される。
  • 難易度Nightmare, Hellではの4属性に-40%, -100%という厳しいペナルティが課せられる。
    これらの減少分をカバーするのにはレジストボーナス付きの装備品、セットやユニークの防具に穴開けしてレジスト付きルーン(主にUm)をソケット、属性レジスト付きのチャームInventoryに山積みなどの手段が用いられている。Act5Quest3の報酬Scroll of Resistanceも無視できない。
  • モンスターの属性攻撃の危険度(死にやすさ)は順に となっている*6。すべてのレジストをMaxまで持っていくのが厳しい構成の時は、場面に合わせたレジスト付きアイテムの取捨選択も大事。

補足

Cold Resistの追加効果

Cold Resistには数値の%分だけ氷属性攻撃を被弾した時のChill/Freeze有効時間を減少(数値がマイナスの時は増加)させる働きがある。ただし凍結無効効果付きの装備を身につけているキャラクターには関係ない。またHoly Freezeオーラのスロー化に対しては無力である。

関連記事
Half Freeze Duration
Cannot Be Frozen
Chill Effectiveness

Poison Resistと毒攻撃の有効時間

Poison Resistは秒間(フレーム単位)あたりのダメージを減少させるが、毒攻撃の有効時間そのものを減少させる効果はない。
有効時間を司るのはPoison Length Reduced by XX%という別のパラメータであり、これもPoison Resistと同様の難易度別初期値、下限値、最大値を有する。(→数値一覧

Anyaボーナスのバグ

Act5Quest3の報酬Scroll of Resistanceのボーナス(All Resist +10)にはバグが報告されている。
ゲーム中で一度死ぬと、このアイテムによる累積増加分が無効になってしまうにもかかわらず、ステータス画面上ではこの分が反映されないのである*7。表記のギャップを解消するにはゲームを一度抜け、Rejoinするしかない。

数値一覧

以下はD2X(拡張版)のプレイヤーおよび傭兵のデータ。
D2C(通常版)では初期値の難易度別ペナルティがNightmare:-20%, Hell:-50%となっている。

 FireColdLightPoisonMagicPhysical
初期値Normal000000
Nightmare-40-40-40-4000
Hell-100-100-100-10000
下限値 *8-100-100-100-100-100-100
最大値初期状態75757575--*950
上限*1095959595--*1150

関連

Immune to Physical

 大抵の場合、Amplify DamageDecrepifyのどちらかをかけてやればPIを剥がすことができます。D2RではGrim Wardも併用することで物理属性レジストをさらに低下可能で、その場合の引き下げ量は両者の合計値となります。
 ただしユニークモンスターにStone Skinが組み合わさると剥がれなくなることもありますし、物理属性レジストを低下させるパッシブスキル・装備品は存在しないため、攻撃が無効ではなくなっただけで依然として高い耐性を保っています。
 なお、Sanctuaryオーラ展開者の物理属性攻撃はUndeadのPIを無視し、物理属性レジストを0とみなしてダメージを与えることができます。ただしこの場合物理属性レジストは0に固定され、アクティブスキルによる低減効果は得られません。

物理属性レジストを低下させる手段の一覧

物理属性レジストを低下させる手段の一覧

  • 物理属性レジスト低下効果のある装備品は存在しない。

Immune to Fire, Cold, Lightning

 アクティブスキルではConvictionおよびLower Resistでレジストの引き下げが可能です。これらは同時使用が可能で、引き下げ量は両者の合計値となります。
 Cold Masteryの氷属性レジスト低減効果はパッシブスキル枠なので、CIの敵にはImmuneを剥がしてからでないと機能しません。

 敵全体を通してみると、Immuneの剥がしやすさはLIFICIの順になっています。
 特にLIはレジスト値が100~110%の敵が多いため、RW InfinityのSLv12 Convictionでも剥がれることがほとんどです。
 一方CIはレジスト値が130~140%と非常に高い敵が多いので、限界レベルのConviction+Lower Resistのコンボですら剥がせないケースが目立ちます。

火属性レジストを低下させる手段の一覧

火属性レジストを低下させる手段の一覧

氷属性レジストを低下させる手段の一覧

氷属性レジストを低下させる手段の一覧

  • 氷属性レジストを低下させるパッシブスキル
雷属性レジストを低下させる手段の一覧

雷属性レジストを低下させる手段の一覧

Immune to Poison

 Lower Resistでレジストを引き下げることが可能で、大半の毒無効はこれで剥がすことができます。

毒属性レジストを低下させる手段の一覧

毒属性レジストを低下させる手段の一覧

  • 毒属性レジストを低下させるアクティブスキル

Immune to Magic

 Magic属性レジストを引き下げる手段は、D2RBlack Cleftによるサンダー効果を除き存在しません。
 ただし、Holy BoltFist of the Heavensで投射される物も含む)は攻撃対象のMIを無視し、Magic属性レジストを0とみなしてダメージを与えることができます。

Magic属性レジストを低下させる手段の一覧

Magic属性レジストを低下させる手段の一覧

  • Magic属性レジストを低下させるアクティブスキル・装備品は存在しない。

レジスト関連スキル

レジスト増加

敵レジスト低下

レジスト値変動以外の各属性ダメージ低減効果を持つスキル


*1 FRes, CResのように各属性の頭文字を付けて個別レジストを表すこともある。
*2 個別のレジスト
*3 Damage Reduced By X%
*4 Safety Craft盾に増加、Black Cleft (黒き裂目)に減少が付加される
*5 D2Xでは確認できないため、装備やスキルを基に自分で計算する必要がある
*6 氷と毒はそれぞれ店売りのThawing Potion, Antidote Potionで一時的なドーピングが可能なこともあり比較的対処しやすい。
*7 全難易度のボーナスを取得済みのキャラクターが死ぬと、表記レジストから-30されてしまう。
*8 全難易度共通
*9 未確認
*10 +XX% Maximum Resist効果付きのアイテムやPaladinの単属性レジストオーラの使用により到達可能
*11 未確認
*12 Immuneには無力
*13 敵物理ダメージ低減