概要
DQ5で初登場した、ツノの生えた仮面の形をした物質系モンスター。
【サターンヘルム】の下位種で、色はグレー。
どことなく形状が【エスターク】に似ている。
スーパーライトで【ゴールデンヘルム】という金色の亜種が登場した。
DQ5
【グランバニア】周辺や、【試練の洞窟】などに出現する。
通常攻撃のほか、シリーズ初の状態異常の【呪いをかける】という行動をしてくる。
呪いの種類は歩くたびにHPが減るか、行動時に1/4の確率で動けなくなるかのどちらか。
後者の効果は戦闘中のみだが解除する手段がない。
呪いには耐性の概念がなく、キャラクターの【うんのよさ】で命中率が決まる。
小さいため一度に多数出現することもある。この場合呪われる可能性が高くなる。
時期的に【シャナク】を覚えている可能性があるのは【クックルー】ぐらいで、パーティにいないことも多いだろう。
こういうタイプの敵はダンジョンで出現すると危険度が増すのだが、よりにもよって試練の洞窟とデモンズタワーで出現するのも厄介。
呪われる前にさっさと倒したいところだが、攻撃呪文に対する耐性が高いので、通常攻撃で地道に倒すしかない。
【おたけび】を使えるキャラがいるなら、これが確実に効くので動きを止めてしまうと楽。
【スライム】やクックルーがいるなら高確率で効くニフラムで消滅させてしまうのも手である。
もしHPが呪われてしまったら、教会で解呪すると数百ゴールドの大金がかかってしまう。
多少めんどうだが、わざと殺して呪文で蘇生の方が経済面でも良い。
サラボナにあるルドマンの屋敷に入れば隊列2~3番目のキャラが完全回復する裏技があるので利用しても良い。
リメイク版
近作の物質系浮遊化キャンペーンの中、浮かせてもらっていない。
ただし、仲間はずれにされた怨みからかひっきりなしにカタカタ動く。不気味すぎる。
DS版とスマホ版では【デモンズタワー】に行く道中で呪われた場合は、塔の1階にある回復ポイントを利用すれば無料で解呪できる。
なお、DS版とスマホ版は呪いが必中なので注意。
イルルカ
本作でついに再登場。ゾンビ系Dランクで、サイズは【メガボディ】。
エスタークの頭蓋骨みたいな見た目のせいかゾンビ系に変更されてしまったのはまだ分かるが、
サイズまでエスターク基準なために超デカい。頭どころか体全体すっぽり包んでまだ余る巨体を誇る。
「このマスクをかぶった者は口に出すのもためらわれるすごい恐怖が訪れる」と解説されているが、本作の大きさでは【ギガボディ】クラスの人型モンスターでもないと到底被れそうにない。
所持スキルは【たたり】で特性はメガボディに【AI2~3回行動】と【呪い攻撃】に【呪いブレイク】、
また+25で【しっぺがえし】、+50で【根に持つタイプ】、【新生配合】で【闇のはどう】を習得し、
ギガボディ化で【つねにアタックカンタ】と、とにかく相手を呪う、相手にやり返す事を徹底した構成となっている。
本作発売当初はコイツが報酬の「のろいのマスクのカギ」がwi-fi通信で配信されていたが、2014年3月6日に配信が終了した。
初期配信のモンスターの中で唯一のメガボディであったが、AI2~3回行動持ちの為にステータスが全般的に低めなので、
ステータス底上げの相手としては不適格であった。残念。
自作カギ以外では【のろいのランプ】×【トーテムキラー】の配合があるが、本作のトーテムキラーも自作カギ以外では【ばくだんいわ】×【ガオン】の配合で作るしかない。
それ以下のモンスターも自作カギ以外では配合が面倒なので、素直にコイツが出るカギを粘ったほうがいいだろう。
DQMSL
期間限定クエスト「海賊の墓場」の、2020年に追加された新クエスト「海賊の隠れ岬」に登場した物質系のランクA。
リーダー特性は全ダメージ5%減、特性は自動MP回復。
おぼえるとくぎは【だいぼうぎょ】、【呪いのきり】。
ゴールデンヘルムの転生元。