概要 
勇ましく大声を張り上げること。漢字で書けば「雄叫び」。
DQ4以降常連となった、相手を【1ターン休み】にする特技である。
地味な特技だが、意外と耐性を持つ敵は少ない。
DQ6の【なげきのきょじん】など、中ボスにもごく普通に効いてしまうのもいるので、割と使える特技だったりする。
ボスクラスの敵も使用することがあり、肝心なときに引っかかってしまうと厄介である。
なお、敵モンスターが使う【おぞましいおたけび】は全体ダメージ攻撃であり、一部の敵が使用する【激しい雄叫び】にもダメージ効果がある。
DQ4 
【スペクテット】、【やつざきアニマル】、【とうだいタイガー】などの敵専用技。
この頃は「身の毛もよだつほどの雄叫び」であった。
【モンスター闘技場】では引分けを誘発する一因となっている。
また【ひとくいばこ】が必ず初手で使うが、これは大サービス行動。必ず単体出現のため他の敵から攻撃されることがないのだから、全員に効いたとしても結局、差し引きプラマイゼロな結果にしかならない。
人喰い箱の脅威が大暴落したのは、これのせいだと言っても過言ではない。
味方側では、【トルネコの特殊行動】の一つである「いきなり おおごえを あげた!」の効果がこれに相当する。
DQ5 
今作から味方も使えるようになった。範囲は敵全体。
序盤から仲間になる【イエティ】や【キラーパンサー】、割と仲間になりやすい【アンクルホーン】などの仲間モンスターが習得するので使う機会は多いだろう。
特に力を発揮するのが【封印の洞窟】のイーター達。
敵としては【イエティ】、【パオーム】などが使用する。
味方側にも耐性が無い・低いキャラが多いので、他の敵と組んで出られたときは結構厄介。
DQ6 
【商人】★5で習得できる。
おそらく、トルネコのイメージからだろう。
しかし、残念ながら商人自体有用ではないためあまり使われない…。
また、仲間に加わった【ダークホーン】がLv7で習得する(リメイク版では登場しない)。
あくまで商人が使われないというだけで、この特技が使えないというわけではない。
中盤までは無耐性のモンスターも少なくなく、全体技でもあるので集団相手ならたとえ強耐性でも積極的に使っていける。
はっきり言って、【レンジャー】の下積み職が覚える戦闘特技の中で最も使える部類である。
レンジャーを目指すキャラはできるだけ早期に覚えておきたい。
なお、商人は素早さに凶悪なマイナス補正がつくので、【盗賊】や上級職のレンジャーに転職してからの方が利用価値は高い。
主力キャラが最初に目指す上級職としてレンジャーを選ぶことはあまりないだろうが、39回戦闘で覚えられるので転職解禁直後に素早い【ミレーユ】あたりに覚えさせれば活路を見出せるかもしれない。せっかく覚えてもAIはこれを積極的に使ってくれないが…。
リメイク版では凶悪化した【さまようへいたい】の動きを止める手段として活躍が見込める。痛恨の鬼である危険モンスター【ドラゴンソルジャー】にも必中である。覚えているならうまく使っていきたい。
敵側は【いどまじん】や【スケアリードッグ】などが使用する。
DQ7 
序盤の活躍を【ほえろ】に奪われた感がある。
【武闘家】★6、【いどまじん】★2で習得できるが、なぜか武闘家と【吟遊詩人】の【職歴技】にもなっている。
これには思わずプログラムミス?と疑ってしまう。
DQ7には1ターン休み系特技が数多くあるが、これは敵全体が対象なので一番使えるだろう。
敵としては、いどまじん系全種や【炎の山】で戦う【ほのおのせいれい】が使用してくる。
リメイク版 
武闘家が習得しなくなり、一転【吟遊詩人】★2で習得できるようになった。とりあえず、発声練習とでも考えればいいのだろうか?
後述のDQM1・2でせいれいのうたを思いつくのに必要な特技であったことの名残りかも。
また、ほえろ同様に耐性貫通力が落ちており、あまり効かなくなってしまった。
【いどまじん】★2での習得も可能だが、こちらで覚えることは稀だろう。
DQ8 
【ヤンガス】の【にんじょう】スキルに22Pつぎ込むと習得する。
しかし、範囲が1グループになってしまい、敵全体が対象の【ステテコダンス】の下位互換となっている。
一応【踊り封じ状態】にされても使用できるのが利点だが、【おどりふうじ】は【ケムンクルス】しか使ってこない。
ボスでありながら休み耐性に穴がある【キャプテン・クロウ】戦ではステテコダンスともども使えるが、同属性である【ゼシカ】の【ぱふぱふ】が効くというインパクトに隠れ、あまり取り上げられないのも不憫。
それよりも、敵に使われて溜めていた【テンション】が下がり、プレイヤーのテンションも大幅に下がってしまうということで印象に残る。
プレイヤー側は耐性を持たない。複数が動きを止められることもザラ。
今作ではボスに使い手が多い上、過去シリーズと比べると比較的当たりやすくなっているのも厄介。特に【ドルマゲス】や【レオパルド】、【竜の試練】などが頻繁に使うのでけしからん。
ちなみに【マジックバリア】で軽減できるという意外な対処法がある。
これは知らない人が意外に多いのだが、知っておけばボス戦などで大いに役に立つだろう。
3DS版 
ヤンガス役の立木文彦による「うおー!」というボイスが出るようになった。
また、【追憶のアルゴン】と【追憶のドルマゲス】(変身後)が使用するものはDQ9の超おたけびと同じくらい休む確率が高く、しかもマジックバリアで軽減不可。
これはかなり脅威。唯一の軽減手段は【ククール】の【バトラースーツ】のみ。
DQ9 
きあいスキル4ポイントで習得。
やはり範囲は1グループのままだが、かなり序盤に習得できるので活躍の機会は多いだろう。
【クエスト】No.97【ハオチュンの試練】でも必要になるので、誰か一人は覚えることになる。
敵としては【おおくちばし】や【闇竜バルボロス】などが使用する。
また、敵専用技として、おたけびよりも休む確率が高い【超おたけび】が登場している。
DQ10オフライン 
【主人公】は【武闘家】Lv35で習得する全職業共通特技。仲間キャラは【マイユ】が【パワフル】スキルで習得し、必要なスキルポイントは3。
消費MPは3。
敵1グループを【1ターン休み】(【おびえ】)にする。
マイユは【スキルアップパネル】による補強で成功率がプラス2.5%・5.0%・7.5%・10.0%と増加する。
DQ10オンライン 
きあいスキル70ポイントで習得。成功率は使用者の【きようさ】に依存する。
詳しくは【おたけび】を参照。
DQ11 
今作では、敵専用技で登場。【マンドラ】、【魔竜ネドラ】などが使用する。
今作ではショックを与えるのではなく転ばせて1ターン休みにするという効果になっている。
本作の転倒系の特技(味方が使えるものも含む)全般に言えることだが、DQ8同様無耐性だとかなり当たりやすくなっており、複数人が動きを止められるのもザラ。
おまけに今作では【とらおとこ】や【ブラックドラゴン】といった強敵がこれを使ってくるケースが多いので厄介。
DQM・DQM2 
【スライムファング】や【おおめだま】などがLv14以上でステータスが一定以上だと習得する。
消費MPは3。成功率は【さそうおどり】よりも若干低いようである。
また、【ザオリク】と共に習得していると【せいれいのうた】を【思いつく】ことがある。
DQMJ 
敵全体を休み状態にする。
消費MPは3。
DQMJ2・DQMJ2P・テリワン3D・イルルカ 
効果自体は前作とは変わらないが、
体技に分類されるようになった。
DQMJ3 
声を用いて使う技だったからか、ブレスに分類が変更された。
【天地雷鳴士】(前作における【格闘王】)の効果が適用されなくなった代わりに
【神の息吹】や【ブレスのコツ】が適用されるようになったり、【白い霧】の下でも使えるようになった。
DQMB2・DQMB2L 
【ダークドレアム】の技の一つ。
相手単体に500程度のブレスダメージを与え、【精神的行動不能】状態にする。
厄介なのは発動が2ターン目であることと対象が中央の主人公に向けられることが多く、主人公が行動後に状態異常を受けると3ターン目につばぜり合いが仕掛けられなくなってしまい、そのまま魔力満タン(ダークドレアムは3ターンで満タンになる!)になってしまうことも。
しかしダークドレアムはその圧倒的攻撃力が主戦力である為、これだけのために【ドラゴンシールド】や王者のマントを使うのもお勧めできない。
2ターン目につばぜりあいを仕掛けるか主人公の素早さを下げる、あるいは「行動不能にならないように祈るだけ」という人も少なくなかった。
真ダークドレアムになると「魔神の咆哮」にパワーアップする。
これは叫ぶと同時に全身から凄まじいオーラを放つというもので、おたけびの性能にテンションアップ効果が加わっている。
星ドラ 
Cランクほじょとくぎとして登場。
最大強化CT : 15秒
最大強化効果 : 45%の確率で敵全体を休みにする
DQR 
武闘家のベーシックカードとして初期より実装。
コスト2
前列にいるユニット1体を手札に戻す
一時的な除去を行える。特ににおうだち持ちユニットは基本前列に出てくるので、そこへの対策として優秀だろう。
また、このバウンス効果は味方も対象に取れるので、【神官クリフト】などの強力な召喚時効果を使い回すといった使い方も可能。
使い手次第で攻めにも守りにも使える1枚だ。
ドラけし! 
【ベンガル】のスキルとして登場。
スキル使用可能回数・3回
「身の毛もよだつほどの雄叫びで円形の範囲にいる敵の行動を6ターン遅らせる」