【ひょうたん島】

Last-modified: 2023-04-20 (木) 07:45:42

DQ6

【夢の世界】で使える、【船】に相当する【乗り物】
島そのものが船のように動くとは奇抜な発想だが、どう考えても人形劇「ひょっこりひょうたん島」が元ネタであろう。
 
【カルカド】の町に満月の夜になると現れ、町の人々を【しあわせの国】に連れて行く役割を担っていた。
【ジャミラス】が倒された後はしあわせの国も消滅するためその役割を失うはずだったが、カルカドの住人たちの意向により主人公たちが自由に使えることとなり、上の世界での船の代わりとして利用できるようになる。
また、居合わせていた旅の商人がもともと宿屋をやっていたということで、彼に話しかけると無料で泊めてくれる。ただしSFC版では一人につき5Gの宿代を払わされる。ちなみにこの人はなぜかここに永住する。
航海中にBボタンを押すと島内を歩けるようになり、島の前方の舵を【しらべる】と再度操縦できるようになる。
後方の小屋の内部には、前述の宿屋のほかに牢屋もある。牢屋の中には【まじんのよろい】などが入った宝箱もあるのだが、【さいごのかぎ】を入手するころにはもはや島に乗る機会は無く、回収を忘れやすいので注意。その牢屋には謎の白骨死体もあるが、もしやしあわせの国の秘密を知って処分された人なんだろうか?
長くお世話になるのかと思いきや、この次に行く【ホルコッタ北の関所】の北西につながる【大地の階段】のある小島に行ったら役目はあっという間に終了する。
それどころか【ホルコッタ】へはジャミラス撃破後は現実世界の船でも普通に行けるようになるので一度も利用する必要がないし、現実世界の【サンマリーノ】に飛んだ方がホルコッタまでの移動距離も短い。
 
夢の世界ではこのちょっと後に入手する【空飛ぶベッド】の方が移動範囲が広く速度も速く、エンカウントもない。
無料で泊まれると言っても、直接【ルーラ】で来られるわけでもないので、ほぼ使いどころがないのが残念なところ。
ただし、一応【ホルストック】のイベント前に【熟練度】のレベル限界がない【魔術師の塔】で職業を極めまくるやり込みがしたいならお世話になる。
あと物凄く細かい話だが、ひょうたん島入手で新たに行けるようになる場所のうち【こじまの家】【ダーマ神殿南の小屋】【クリアベール東の洞窟】の3ヶ所にはそれぞれ【ちいさなメダル】が1枚ずつ計3枚手に入る。ついでに言うと魔術師の塔内部にも1枚ある。
これらをこのタイミングでとっておくかどうかで、【ちからのルビー】【プラチナソード】を入手できるタイミングが微妙にずれる(それぞれ【洗礼のほこら】クリア前後、【運命の壁】クリア前後の境界線上)ので、これらの最速入手にこだわる人には重要な役どころかもしれない。
 
空飛ぶベッド入手前まではルーラで内海にしかついてこないが、ベッド入手後は【メダル王の城】【クリアベール】にルーラしたときに外海にも飛んでくるようになる。

小ネタ

船と同じく接岸している時でないと降りられず、ルーラすればついてくるし、全滅して教会に戻されてもその拠点にルーラしたのと同じようについてくるため、陸地にいる時にひょうたん島が海の真ん中にいて乗れないという事は起こらない……と思わせて、実はひょうたん島が海の真ん中に置き去りにされて乗れなくなる状況が存在する。
 
全滅して戻されてもついてくるのは上述した通りだが、ひょうたん島は上の世界限定の乗り物である関係か、下の世界の教会でセーブしている状態でひょうたん島に乗りながらの戦闘で全滅して戻されると、ひょうたん島は全滅した地点から移動しない。
そのため、上の世界に戻ってきてもひょうたん島が海上に取り残されていて乗れない状況となる。
上の世界にきてからルーラすればひょうたん島を動かせるため、ハマりにはならないが。
 
DS版では特定の条件下で【BGMバグ】が発生する。

小説版

原作と同じく、カルカドからしあわせの国へ人々を運ぶために使われている。
ただし主人公が「こいつを手に入れられたらなぁ」と考えるだけで、入手することはない。