概要
DQ6、DQ7(リイマジンドを除く)と、DQ3(SFC版およびその移植版)・DQ5(リメイク版)に登場した、移動中のみに使える【呪文】。
唱えると現在いる場所の地名と階層を知ることができる。
元々はフロアを調査して現在いる場所の階層を知るための呪文という位置づけで、建物や洞窟といった屋内でしか使えない仕様だったが、地名を知る目的で使われることも多かったためか、のちに屋外でも使えるようになった作品もある。
フロアの名前・階層を見るからフローミなのだろうか。間違っても「風呂ー見」ではないはずだが、4コマ劇場ではやはりと言うべきかこの呪文を覚えたヤツが風呂を覗きにいこうとするネタが見受けられた。
何だかとても地味な効果に思えるが、意外な地名が判明することがあり、案外侮れない呪文である。
DQ8以降は地図にあらかじめ地名や階層が書かれるようになったため廃止された。HD-2D版DQ3やDQ7リイマジンドでも削除されている。
モデルはWizardryシリーズのレベル1Mage呪文、「Dumapic(デュマピック)」か。
現在位置の座標を知ることができる呪文である。
DQ3(リメイク版)
SFC版で新たに追加された職業である【盗賊】がLv10で習得。消費MP2。
表示方式はDQ6と同様に、ゲーム内部で設定された地名と階層が表示され、地名はひらがな・カタカナ表記。今作では9文字以上の地名にも対応するようになった。
フィールドや屋外で使用しても「意味がなかった!」と表示されるだけで、効果がない。
また【すごろく場】や【井戸】の中、【竜の女王の城】や隠しダンジョンでも効果がない。
すごろく場以外の【ほこら】では基本的に有効だが【ラダトーム西の港】と【レイアムランドのほこら】では無効であるなど、有効無効の基準が若干曖昧である。
呪文全般が無効化される【ピラミッド】地下と【ラダトーム北の洞窟】ではこの呪文もかき消される。
効果がない場所で使用した場合、MPは消費されない。
また【レミラーマ】同様、【ふしぎなボレロ】を装備しても消費MPは半減されない。
とはいえ半減したとしても2が1に減るだけだが。
新たに設定された地名について
FC版では最後まで地名が具体的にならなかった場所も少なくなく、終盤の地域であるなどの理由で攻略本でも記載がぼかされていたが、SFC版でこの呪文が登場したことによって初めて地名が判明した所も多い。また、洞窟やほこらの多くではFC版公式ガイドブックとは異なる地名が表示される。
ただし【ラダトーム西の港】と【ラダトーム北の洞窟】、隠しダンジョンだけは上述の理由により、SFC版等でも正規のプレイではプレイヤーが内部名称を知ることはできない(【デバッグルーム】ならば確認することはできる)。
なおこのフローミで表示される独自の地名はSFC版の公式ガイドブックでは使用されず、FC版と同じものが使われている。
Wii版『DQ1・2・3』の公式ガイドブックや【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】では、ほこらや塔についてはフローミで表示される名称を漢字変換したものが使われているが、洞窟についてはFC版公式ガイドブックでの呼称が使われており、ソースが統一されていない。
当ウィキでは基本的にこれらの2書籍に基づいた地名を項目名としている。
HD-2D版〈削除〉
地図画面で階層も含めて表示されるようになったことから、DQ3の呪文で唯一の削除事例となった。
なお、上述の「フローミで表示された独自の地名」は漢字変換されて正式な地名となり、【公式ガイドブック】でも使用されるようになった。
デバッグルームでのみ確認できた「そうげんのほこら」「まおうのツメあと」も【草原のほこら】、【魔王の爪痕】と漢字変換されて採用された。
一方、「ふしちょうのさいだん」「ふなつきば」については採用されず、 冒険の歴史書などと同じ【レイアムランドのほこら】【ラダトーム西の港】になっている。
DQ5(リメイク版)
【サンチョ】が最初から使用可能。消費MPは4。
仕様はDQ7と同様で、屋外でも効果がある。
また、使用すると同様の効果を発揮する【チゾットのコンパス】が登場している。
DQ6
初登場。
【盗賊】の熟練度★6で習得。消費MPは2。
唱えると、
ここは ゆめみのどうくつの
地下2階のようだ。
のように、地名がひらがな・カタカナで表示され、続いて階層が表示される。
今作の地名は最大8文字までの制限があり、一部のダンジョンは「たびのどうくつ」(公式名は【旅人の洞窟】)のように短縮された地名になっている。
【ダンジョン】だけでなく、【城】・【町】やほこらなどでも屋内なら効果があるが、
屋外(【フィールド】含む)では唱えても効果が無く、
しかし ここでは
この呪文は いみがなかった!
と表示される。
逆に【山肌の道】といったダンジョンでありながら屋内ですら効果がない場所が一部存在し、その場合も「しかし ここでは~」と表示される。
【ムドー】打倒後の復活した【夢の世界】の【ダーマ神殿】1階、地下1階、地下2階で唱えると、それぞれここは2階、1階、地下1階のようだというメッセージが出るという謎現象がある。
これは、【現実の世界】の廃墟となったダーマ神殿の地下1階が夢の世界の地下2階に対応しているためであり、一応、雪国などで見られるような建物の2階に出入り口がある構造と解釈することもできる。
SFC版では【魔術師の塔】のように事前情報なしではシナリオ内で入り方を聞くまで屋内に入れないダンジョンもあり、それまでは仕様上フローミを活用してダンジョン名を知ることができないというパターンもある。
なお、本作で階段を何度も上下するような複雑な進行を求められるダンジョンは少なく、現在のフロアを知りたくなるような場面はほとんどない。
しいて言えばこの呪文が解禁される前の【ムドーの島】が該当するぐらい。
他にこの目的で出番があるとすれば、【階段】を使った【無限ループ】を確かめるぐらいだろう。
どちらかと言えば、【とうぞくのはな】と併用して同フロア内のアイテムの取りこぼしを探索するときに活躍する呪文と言えるかもしれない。
DQ7
同じく【盗賊】の熟練度★6で習得。消費MP2。
若干仕様が変わり、
ここは
カラーストーン採掘場のB3のようだ。
のように地名が漢字交じり表記になり、地名と階層が一纏めで表示されるようになった。
また町の屋外を始め、フィールド以外ならほぼどこでも使用可能になった。
「アミットさんの屋敷」「クリーニ医院」など町の建物一軒一軒にも細かく地名が設定されるようになり、ありとあらゆる場所でフローミを試し、地名を探り当ててみるのも一つの楽しみ方となった。
なお本作はデータの読み込みによるバグが起こることがあり、「ゲームは【フリーズ】していないが、マップの読み込みに失敗した」状態になることがある。この際、メニューコマンドを表示することは可能であり、この呪文を使うと
ここは
のようだ。
と表示される。
リメイク版
盗賊の★6で変わらず続投。
町やダンジョンに入った時に地名が表示されるようになり、フローミを使わなくても地名を知ること自体はできるようになった。
しかしこれは町やダンジョンに入った時にしか表示されない=町などの全体の名前しか出ないため、建物などの個別の名前を知りたい場合はやっぱりフローミの出番。
【すれちがい石版】のダンジョン内でもきちんと効果がある。
とは言え石版に書いてある通りの名前しか出ないので、今いる階層を知りたくなった時くらいしか意味はない。
ボスのいる最深部でフローミを使った場合、「地下○階」ではなく「最深部」と表示される。
こちらも、ボスのいる最深部の部屋はそれまでのフロアと異なる「ボス用のマップ」が使われているはず(=見れば最深部だと分かる)なので、あまり意味はないのだが。
リイマジンド〈削除〉
地名や階層名が常時普通に表示されるようになり、この呪文はルーラ以外の他の移動呪文ともども削除となった。