概要
DQ3の【ほこら】で流れる楽曲。
なおDQ2のほこらのBGMも【東京都交響楽団】によって演奏されるまでは同じ『ほこら』という曲名だった。そちらについては【聖なるほこら（曲名）】を参照。
その厳かで神秘的な雰囲気だった『聖なるほこら』とはガラッと変わり、非常に切ないメロディが特徴的。DQ4の【不思議のほこら】と同じくレクイエム的な扱いで使われることがある。
構成＝8小節
調＝イ短調（Am）
BPM＝72（NHK交響楽団）
拍子＝4/4
たった8小節の曲ではあるが、そこに込められた感情は計り知れないほどに胸を打つ。
これもそうだが、ドラクエのほこらの曲は、短いながらも名曲が多い。
オーケストラ版では、原則として【鎮魂歌】からメドレーで演奏される。【すぎやまこういち】曰く、レクイエム・全滅の曲とほこらの曲を繋げているのは「絶望からの救済」を表現しているのだという。
DQ3
その名の通り、ほこらで流れるBGMだが、旅人の教会など【旅の扉】がある場所及び【竜の女王の城】でも流れる。
特に、【ほこらの牢獄】で聞いて、込み上げる感情を胸に抱いたプレイヤーは少なからずいるだろう。
この曲で「ここは さびしい ほこらの ろうごく……。」を思い出す人も多い。
ガラケー版以降
SFC・GBC版の追加曲である【まどろみの中で】が削除されたことに伴い、【性格診断】と【天界】のフィールドで流れるようになった。
DQ10オンライン
Ver.5より採用。
やはり悲しみ溢れるイベントで使われる。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
今作ではほこらのBGMは【聖（ひじり）】に出番を譲るが、終盤の【伝説の鍛冶場】でまさかの登場。
ここの地形はロトの紋章を思わせる形状になっている。
【忘れられた塔】の最深部でも使用されており、切ないメロディが仲間との別れを演出する。
【ケトス】の覚醒イベントでもDQ3を強く意識した使われ方をしている。
ヒーローズ1
【光の女神】と話すイベントで流れる。
ビルダーズ2
「ほこらの楽譜」、で流せる他、【モンゾーラ島】の【恵みの大樹】の島や、【破壊天体シドー】の方舟製造前の拠点等、原点のほこらのろうごくにならったのか涙を誘う場所で流れる。
ライバルズ
ほこらステージにて、何らかのレジェンドカードが場に出るまでの間流れる。
ダイの大冒険（1991）
「ダイの大冒険のテーマ」の一部にこの曲のアレンジが使われている。
また、【まぞっほ】が【ポップ】に「勇者とは勇気ある者ッ!!」と檄を飛ばすシーンや【ヒュンケル】の改心シーンでも使われている。