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【ロト】

Last-modified: 2019-06-19 (水) 18:19:58




概要 Edit

【アレフガルド】の地に古くから伝わる「まことの勇者」の証となる【称号】
ちなみに、旧約聖書にはロトという人物が登場するが、公式発表によればこれが出典というわけではない。
【堀井雄二】自身はドラゴンクエストⅢマスターズクラブ45ページにて、ロトが聖書の登場人物であることは認識しているが特にそれを意識したわけじゃなく語感がカッコイイんじゃないかと思ってつけたと語っている。
英語版では【Erdrick】(GBシリーズのみLoto)。このErdrickは聖書とまったく関係ないゲルマン語の名称である。

紋章について Edit

ロト装備やロトの石版などにみられる、あの紋章について。
 
雑誌『ファミリーコンピュータmagazine』(現在は休刊)に「D.Q.II Q&A」というコーナーがあり、ある時、

勇者3人の衣装などについていた、鳥のような印と、ハーゴンの衣装の印は一体何なのですか?

という質問が寄せられた。
これに対して【中村光一】は、次のように語っている。

3人の身につけているものについている印は、控えい、控えい、頭が高いゾ! の勇者ロトの家紋なのです。
どうやら鳥をモチーフにしてあるようなので、キャラクターデザインの鳥山明先生の “トリ” ではないか、という説もあります。

ドラマCDでは「不死鳥の紋章」と呼ばれている。
DQ2のゲームブック(エニックス版)では「ラーミアの意匠」となっている。

DQ1 Edit

かつて、世界を救った伝説の勇者。称号。
【ロトの洞窟】やロト装備などにその名が残っている。

ゲームブック(双葉社) Edit

「ロト伝 第一章」なる書物(?)が紹介されている。
それによると勇者ロトは大魔王を倒した後、聖なる城ラダトームを築き、その下に【ひかりのたま】を埋めた事になっていた。
DQ3の主人公がアレフガルトに来る前からラダトーム城はあったので、若干矛盾しているように思えるが、そもそも本ゲームブックが世に出たのはFC版DQ2すら出ていなかった時期なので、作者を責める事はできない。

DQ2 Edit

【主人公(DQ3)】のことを指す。が、リメイク版では【ローラの門】の老人が

「ここは ローラの門。
はるか昔 伝説の勇者ロトが 妻の ローラ姫をつれて わたったことから
そう 名づけられたのじゃよ。」

【主人公(DQ1)】のことを勇者ロトと表現している。
単純にスタッフのミスや、7の【ルーメン】のように言い伝えが間違っている可能性もあるが、前作の劇中にて【主人公(DQ1)】も「まことの勇者」に認定されているので、ちょっと違和感はあるもののあながち間違いとまではいえない。DQ3の勇者もロトの名を受け継いだ者なので襲名したと言う扱いでもおかしくないし。
なお、ルプガナやラダトームでは【ロトの勇者】と呼ばれ勇者ロトとは区別されている。

DQ3 Edit

アレフガルドに古くから伝わる、「まことの勇者」にのみ与えられる称号。
【主人公(DQ3)】は、エンディングにおいて【ラルス王】よりこの称号を授かることになる。
【上の世界】には伝わっていない。が、【ルイーダの酒場】でこの名前の仲間を登録しようとすると、ロトとは「神に近し(き)者」という意味であまりにも畏れ多いとして登録させてくれない。
ちなみに【冒険の書】作成時に主人公の名前にしようとすると「じぶん(あなた)のなまえをいれてください」とされて、やはり拒否される。
つまり「本名がロト」の人は、「じぶんのなまえをいれることができない」わけである。
 
主人公の装備していた【おうじゃのけん】【ひかりのよろい】【ゆうしゃのたて】
一般的にはこれらが後の【ロトのつるぎ】【ロトのよろい】【ロトのたて】であるとされている。
また同作のエンディングでは、【せいなるまもり】【ロトのしるし】として後の世に伝えられたと語られている。
 
一度クリアしてロトの称号を得た後のデータでは、主人公の職業が「ゆうしゃ」から「ゆうしゃロト」に変わっている。
また、クリア後のデータであれば勇者を【ルイーダの酒場】に預けることができるようになり、勇者抜きのパーティも組めるようになる。
しかし勇者を消そうとしても「勇者を消すことはできません」と言われ消すことはできない。消せたら取り返しがつかないから当然とも言えるが。
 
なお、少しだけ勘違いされやすいが、本作の主人公が「最初のロト」というわけではない。
【ロトシリーズ】における最古の時代を扱った作品で、プレイヤーの知りうる限り最初のロトであることから、メディアや外部作品等を含め、基本的に「ロトといえばDQ3主人公の事」という認識が半ば公然と成り立ってしまっているが(実際この大辞典のキャラクターの項目でも勇者ロト=DQ3勇者と扱われている)、彼はあくまでも【ゾーマ】を倒し、アレフガルドを救ったことで「まことの勇者」と認められたことにより、伝承に則り「ロト」を名乗ることが許されたに過ぎないのである。
よって、より大元をたどれば、「まことの勇者はロトと名乗る」という伝承のそもそもの発端となった最初の出来事が過去のどこかであったはずなのだが、それに関して古くは【ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説】が、30年近い後の現在ではDQ11がそれぞれ公式作品としてロトの「語源」を含めて述べている。
詳細はそれらの項を参照してほしい。

リメイク版 Edit

【冒険の書】を選ぶ際の名前に「.ロト」が付くという、中々ニクい演出が追加された。
一方、クリア後のデータで勇者をパーティから外す為には、「バラモス討伐後」のフラグも必要になった。
また勇者を酒場で外すことができるようになると、敵の【バシルーラ】も効くようになり、ロトの称号が付くことで弱体化する一面も出るようになった。
(FC版では称号付きでも敵のバシルーラは効かない)
  
なお「ロト」以外にも、【オルテガ】【カンダタ】といった、ゲーム中に登場する個人名が登録できない名前として追加された。
これらの名前を主人公に付けようとした場合や、【命名神マリナン】【神官】の元で付けようとした際は、共通のメッセージが表示されて拒否されるが、ルイーダの酒場で登録しようとした際に出るメッセージは「ロト」のみFC版同様で、それ以外は共通となっている。
やはり「ロト」という名前は別格中の別格という事なのだろう。

小説版 Edit

元々はアレフガルドの創世記に、世界を救った者の称号だという。

CDシアター版 Edit

【ガライ】曰く「神に近しき者」という意味の言葉。

DQ11 Edit

【ロトゼタシア】という世界が物語の舞台となっていることから発売前からロトの系譜との関連性が示唆されていた。
 
真エンディングにて、【主人公(DQ11)】が大樹の化身である【聖竜】から、「ロトゼタシアを救った真の勇者」即ち「ロトの勇者」として語りつがれていくようになる。彼がロトの名の由来(物語の始点)となったとも考えられる(ただしロトゼタシアとDQ3の上の世界及びアレフガルドとの関連性は不明)。
上述のように捉えるならば現状ではDQ11がロトシリーズの最古となる。
 
なおDQ3がそうだったように、主人公の名前に「ロト」と名付けることはできない(ひらがなの「ろと」は可)。
今作でもロトの紋章は一部登場しているが、主人公の持つ勇者の痣とは形状が異なる。
【勇者のつるぎ】などに似た意匠が見られるが、関連性は不明。

DQMCH Edit

廃墟となった【ムーンブルクの城】にて、

*「ロトの ちすじは とだえたわけではない。
  今は ねむっているだけ…。
*「しかし ちすじだけが ロトの
  あかしではない。それをわすれるな…。

という話が聞ける。
元々は「まことの勇者」を表す称号だったことを言っているのだろう。
 
また、【竜王の城】で眠りについていた【りゅうおう】

*「ふははは ならば えんりょはせんっ。
  死ぬがよい ロト!!

と言ってくることからすると、りゅうおうは【主人公(DQ1)】のことを「ロト」と呼んでいたようだ。
このように、「ロト」が【主人公(DQ3)】の専売特許ではないことを示すセリフが、本作ではときおり見受けられる。
 
決定的なのが【エンディング】目前における幻魔【マガルギ】のセリフ。

ロトは ひとりの人間を さししめす 言葉では ありません。
そして 勇者とは 勇気ある者のこと。
それは 自分で 名乗るものではなく 
ゆうきを もって こうどうする者が 
いずれ ロト と呼ばれるようになるのです。
それこそが ロトのゆうしゃ なのです。

精霊ルビス伝説 Edit

主人公ルビスの恋人(後の夫)である「ディアルト・ケントロピーゲ」の本名が「ロト」であり、
後の世に誕生した「ロト」の称号を冠する勇者たちは全て彼の生まれ変わりであるとされている。

ロトの紋章 Edit

【主人公(DQ3)】を参照。

ドラゴンクエスト四コマ漫画劇場 Edit

【石田和明】による初期の作品では、DQ3の勇者の実名として使われていた。
「お前は町外れン家のロト!」など。