概要
DQ5~7に登場する、【壷】に化けた【トラップモンスター】。
【あくまのツボ】の上位種で、壷の中身から不気味に笑う顔が覗いているような外見をしている。
どういうわけかカラーリングが安定しないモンスター。
ネーミングは「ツボの【ミミック】」ということだろう。
DQ5
【エビルマウンテン】の序盤に置かれている2個並んだツボがコイツ。
トラップモンスター4種の中で最も数が少なく、全世界で2匹だけのレアなモンスター。
1~2回行動で、【ベホイミ】・【マホキテ】・【メダパニ】を使ってくる。
ステータスはHP500・守備力300と非常にタフ。
しかし、攻撃力は120と遭遇時期の割に低く、ベホイミもメダパニもそれほど厄介ではない。
下位種と違って【痛恨の一撃】を繰り出さず、致命傷となるザキ系呪文も使用しないので、危険な敵ではない。硬くて面倒なだけの敵。
攻撃呪文は効きにくいが、ルカニ系が効く。マホキテの前に守備力を下げて、直接攻撃で倒そう。
実は効くメダパニで混乱させるのも手だが、混乱の効果で逃げられるのがイヤならこれはタブー。
下位種同様、【ちいさなメダル】を高確率(1/8)で落とす。
ダンジョン内とはいえ、ルーラで飛んでこれる上にわりと入口に近い場所に置かれているので、落とすまで延々リセットを繰り返して倒してもいい。
なお、SFC版ではラスボスを倒してしまうとセーブされないので、こいつがちいさなメダルを落としたら一旦セーブしに帰ると良い。
もちろん、何度も出入りするのが面倒ならダンジョン内の他の貴重アイテムを回収した上で帰っても良いが、ラスボスの部屋に入ってしまうと全滅する以外で帰れなくなるので注意。
【リントブルム】【バザックス】などと同じく、上位種なのに弱く感じてしまうモンスターの一種。
【ラストダンジョン】で初登場のモンスターだが、データ内でのモンスターIDが異様に若く、リメイク版のモンスターボックス及びモンスター図鑑では、【ほのおのせんし】と【ケムケムベス】の間に並んでいる。
図鑑の前半の方でこいつの枠だけ、ラスダンに行くまで埋められない期間が長く続くことになる。
本作のトラップモンスターは例外なく、図鑑上で登場時期よりも早い段階の雑魚モンスターの間に紛れているが、その中でもツボックは飛びぬけている。
DQ6
SFC版では灰色にカラーチェンジ(リメイク版ではDQ5と同じ赤)。
またしても世界に2匹しかいない。【ガンディーノ】の地下牢と【天馬の塔】のツボに潜む。
やはり1~2回行動で、メダパニは使わなくなったが代わりに【ザキ】とベホイミを使う上、攻撃力も上がり【強化攻撃】(不気味な笑い)も使用。
DQ5と同様にHPと守備力が高く、呪文は効きづらいが、ルカニ系は有効。メダパニも効く。
なお【ガンディーノ皇太后】は「(地下牢に)わが夫をたぶらかす おぞましい魔物をとじこめてある」というが、これはツボックのことではなく【ミレーユ】など彼女がかつて閉じ込めた美女たちを魔物扱いしているだけである。
しかし性質の悪いことに、本当に牢屋の扉の中にあるツボから出現するため、ウソから出たまことになっている。
DQ7
今度は紫色にカラーチェンジ。
移民の町や【海底都市】といった早い段階でツボから出てくることで有名。
相変わらずの1~2回行動で強化攻撃や【ラリホー】や【バギマ】を使ってくる嫌なモンスター。3DS版では2回行動はしなくなってやや弱体化した。
【マホトーン】が効くが、海底都市の時点では攻撃力が高めなので、ルカニを併用して早めに倒そう。
デイン系呪文がよく効くが、バギ系以外なら他の呪文もそれなりに効く。
DQ6までと異なり、現代の【山脈の洞窟】で最大5匹もの大群をなしてゾロゾロと出現する。あくまのツボとは繁殖力が違ったようだ。
ライバルズエース
真1弾カードパック「英雄たちの凱旋」にて実装。商人専用のスーパーレア。
3/3/4 物質系
死亡時:自分のデッキに特技カードが無いなら
味方リーダーのテンション+2
特技カードを採用しないという縛りはあるが、標準スタッツ+テンション2上昇はシンプルに強い。
効果が死亡時であることも考えると、なるべく早く召喚したい。
【ローレシアの王子】とのシナジーを期待されて生まれたカードであり、いわゆる「ローレシアトルネコ」が流行っていた時はよく採用されていた。
真3弾では物質系統を得たため、登場した「物質系商人デッキ」でも当初はよく使われていたが、【奇跡の石】が上方修正を受けて必須カードとなったことでほぼ採用されなくなってしまった。
ウォーク
ストーリー16章5話以降でフィールドに出現。ジバリア系とザバ系が最も有効で、デイン系とドルマ系も有効。それ以外は耐性持ち。
バギマやラリホーなどを使用。あくまのツボ同様守備面に優れるため、呪文やブレスが有効。
こころは紫色でコストは156。
その他
少年ヤンガスでは登場していないが、♀のミミックの台詞の中に名前が出てくる。
彼女(彼もだろうが)とは同じトラップモンスター繋がりからか、親戚らしい。