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【マホトーン】

Last-modified: 2019-05-13 (月) 11:17:32

概要 Edit

【ラリホー】と並んで本編ではDQ1から皆勤の補助【呪文】で、【マホトーン系】呪文の元祖。
敵1グループを【呪文封じ状態】にする。
敵のマホトーンでプレイヤーキャラクターが呪文を封じられる事もあるが、戦闘が終わればこの状態は解除される。死んでも呪文封じは解除される。
呪文封じの呪文なので、呪文が使えない者に対しては基本的に効かない。
 
他に【まふうじのつえ】【せいじゃくのたま】などを使用してもこの効果が得られる。
マホトーン系呪文は長らくこれのみだったが、DQ1発売から20年後に世に出たジョーカーで【マホトム】という下位呪文が登場。
 
なお、魔法=呪文詠唱のイメージからか、他のRPG作品では何らかの理由で声が出せなくなる「沈黙」の状態異常が魔封じの役割を担っていることが多いが、DQシリーズのゲーム作品や関連作品では「いわゆる沈黙状態のように声そのものが封じられる」とも「声は出せるが呪文を唱えても発動しない」ともされている。
漫画「ダイの大冒険」は前者、PS版DQ7(戦闘中の仲間会話においてマホトーンを喰らった仲間が平然と喋っている)やアニメ「アベル伝説」、漫画「ロトの紋章」は後者に当たり、どちらかというと後者の解釈を取っている作品の方が多い。
もっとも、会話シーンの描写を重視したり、マホトーンされても封じられない歌や叫び声などの特技との辻褄合わせを考えれば、声そのものを封印してしまうと都合が悪いのだが…。
一方、【せいじゃくのたま】【ちんもくのひつじ】といった沈黙による魔封じを連想させるアイテム名やモンスター名もある。
ともあれ、本シリーズではこのあたりの解釈は統一されていない。ゲーム・漫画・アニメという媒体ごとの特性や、得意とする表現手段の違いと考えてみると興味深い。
 
多くの場合、習得するのは僧侶系呪文の使い手が多いが、一部作品では魔法使い系の呪文となっていることも。
DQ11では魔法使い系と僧侶系の両者が習得するという非常に珍しいケースとなった。

DQ1 Edit

Lv10(経験値2000)で習得する(ガラケー版ではLv13)。
消費MPは2。
本作はタイマン勝負なので、先攻で呪文を封じる場面は結構多い。
特にラリホーの使い手はマホトーン耐性が低いことが多いので、これを使うかどうかが勝負の分かれ目となる重要な呪文となっている。
FC版では全ての敵がMP無限、かつマホトーンが効いても呪文を唱えることをやめないので特に有用。
【まどうし】【メイジキメラ】相手あたりが使い所だろう。また、ボスの【あくまのきし】にはこれがほぼ必須。
 
敵での使用者もそれなりに多いが、基本的に打撃で戦うことが多い主人公にとっては、そこまで致命的な事態に陥ることは少ない。
FC版では【りゅうおう】も唱えてくるが、【ロトのよろい】があれば敵のマホトーンは必ず失敗する。

DQ2 Edit

【サマルトリアの王子】がLv8で習得。
本作以降は消費MPは3、対象は1グループで固定。
この呪文か【ムーンブルクの王女】【ラリホー】のどちらかが、プレーヤー側にとってシリーズ初の複数対象呪文となる。
 
FC版では【なかまをよぶ】も封じることができるので、この呪文で妨害に走る機会は結構多いだろう。
しかし、【グール】のように闇雲にマホトーンをかけると逆に危険なケースが登場。
終盤は耐性持ちばかりであまり出番がなくなるが、【デビルロード】【メガンテ】を封じるというとても重要な任務が残っている。
また、意外なことにボスである【ハーゴン】にも通用する。
FC版ではロンダルキアにしか出ない敵の中ではこれら以外にはマホトーンは効かない。
リメイク版ではマホトーンが有効な敵が増え、より活用できるようになった。
 
敵では【ガーゴイル】【ガスト】などが使用してくる。
本作の主力は脳筋の【ローレシアの王子】なので、後列2人が無力化されると苦労はするがどうにもならないという程でもないことが多い。
また、【まよけのすず】で効きにくくすることも出来る。
移動中の回復すら封じてくる【ふしぎなおどり】に比べれば、致命的な脅威とは言えないだろう。

小説版 Edit

サマルトリア王子コナンが習得し、【ようじゅつし】などに使用した。
後に【ガルド】がハーゴンに使用、勝機を作った。

DQ3 Edit

【勇者】がLv18、【僧侶】【賢者】がLv13で習得する。
また、本作の【あまぐものつえ】は道具使用でマホトーンの効果がある。
本作では特に、【ホロゴースト】のザラキを封じるのに非常に重要な呪文となっている。
他にも、厄介な呪文使いにマホトーン耐性が低いキャラが多く、プレイヤーの知識次第で戦況が大きく変わる場面は少なくない。
 
前作のハーゴンと同じく、【バラモス】にも通用するのが有名。
効いてしまうと致命的な事態になるバシルーラやメダパニを封じられるのは大きい。
ただし、【一人旅】だとむしろ攻撃が激しくなって逆効果になるので注意。判断力が高いから封じられればローテーションをスキップするからだ。
 
敵側では、マホトーン使いの【キャットフライ】【あばれザル】【じごくのハサミ】と組んで地獄を見せてくれる。
 

リメイク版 Edit

マホトーン効果のある【まふうじのつえ】が追加された。
 
一方、新登場のモンスターでは【デビルウィザード】が使用する。

小説版 Edit

【バラモス四天王】【エビルマージ】が、魔法使いのリザに使用した。
これによって呪文を封じられると、悪寒が走り抜ける。
 
後にリザ自身もライオンヘッドに対し使用している。
前述の通り、リザは魔法使いなので本来僧侶の呪文であるマホトーンは使えないはずなのだが……

DQ4 Edit

【クリフト】がLv12で習得する。
第二章の終盤で習得するが、その後の第五章では強制AIになり、あまり思い通りに使ってくれなくなる。
【せいじゃくのたま】【まふうじのつえ】が登場するので、マホトーンが必要なときは【勇者】に持たせて道具使用するのが基本。
特に【とうぞくバコタ】戦は、せいじゃくのたまで封じると非常に楽になる。
また、第四章の【バルザック】はせいじゃくのたまでべホマを封じないとまず勝てない仕様になっている。
 
実は補助呪文の優先順位が高い作戦【ガンガンいこうぜ】にしていると、【ベレス】系や【ブルデビル】など【ザキ系】に完全耐性を持ち、【マホトーン系】が有効な敵に対してよく使用する。
上記のモンスターがノーダメージでフルHPの場合は特にこれを好んで使用する傾向がある。
 
敵側では【さえずりの塔】にでる【はえおとこ】のマホトーンが地味に厄介。
また、中ボスの【ピサロナイト】がせいじゃくのたまを使用してくる。
それ以外の場面では、そもそも前衛キャラの打撃で力押しすることが多いので、マホトーンが危機を招くことはほぼない。

DQ5 Edit

【男の子】【まほうつかい】【おどるほうせき】【メッサーラ】が最初から習得済みで、【クックルー】がLv15、【パペットマン】がLv19で習得する。
リメイク版では、【ミステリドール】もLv17で習得する。
 
SFC版では、AIが優秀になったおかげで、随所でマホトーンや魔封じの杖を効果的に使用してくれる。
リメイク版AIはバカなので、あまり有効に使ってくれないので、手動で入力する必要がある。
 
敵側の使い手は序盤~中盤に集中している。
仲間モンスターの中には完全耐性のキャラもいる反面、無耐性の呪文使いキャラもちらほらいる。
とは言え、本作では呪文がメインのキャラを主力で使うことが非常に少なく、警戒する必要はほとんどない。
ただし、【ニセたいこう】戦で呼ばれた【わらいぶくろ】のマホトーンにだけは注意。

DQ6 Edit

【チャモロ】がLv11で習得する他、僧侶★3でも習得できる。
仲間モンスターの【ダークホーン】は最初から習得している。
 
チャモロ加入直後に訪れる【ムドーの島】で、【マッドロン】のザキを封じるのに早速活躍する。
また、終盤ボスの【アクバー】は、これで大幅に弱体化できるなど、活躍の場が多い。
しかし、【しれんその1】だけは、封じるとやばいことになるので注意。

DQ7 Edit

僧侶★4、【のろいのランプ】★1で習得できる。
特技全盛の作品なので、敵味方ともにマホトーンの影がかなり薄い。
また、本作からターンで効果が切れるようになった。
 
敵側は【ヘルバオム】【メディルの使い】といった中盤のボスが使ってくるので、呪文以外の回復手段を用意しておく必要がある。

DQ8 Edit

【主人公(DQ8)】【ゆうき】に40ポイント、【ククール】【杖スキル】に6ポイント振ると習得できる。
敵ボスでは【白銀の巨竜】が使用。

3DS版 Edit

【追憶のマルチェロ】も使用する。
ザラキーマや痛恨で戦力を削いだところに、この呪文を使って【ザオリク】を阻止してくるためとにかく厄介。
耐性を上げる装備を身につけておかないと、ジリ貧に追い込まれて全滅してしまう。

DQ9 Edit

【魔法戦士】がLv14で習得できる。
【こうげき魔力】の値によって75%から100%まで上昇する。
攻撃魔力499以上あれば耐性の無い相手には成功率100%となる。

DQ10 Edit

【魔法使い】がLv10、【天地雷鳴士】がLv59で習得する。
敵にグループという概念がないので、対象が敵1体になっている。
呪文の効果切れ導入や回復アイテム・特技の充実など、仕様変更も進んでいるため、多くのボスが使用するようになった。
詳しくはこちらを参照。また、マホトーン状態を直接解除する【マホリー】という呪文も登場した。

DQ11 Edit

【ベロニカ】がレベル13、【セーニャ】がレベル15で習得。
この姉妹が両方とも覚えるという非常に珍しい呪文。
 
だが他の補助呪文とは異なり重ね掛けによる持続ターン延長が出来ない上、本作ではやたら効果が切れるのが早いのであまり使われない。
なお本作では【ホメロス】【フールフール】といったボスが使ってくるが、前者なら【ラムダの祈り】、後者なら【いやしの雨】を使うと良い。なお、フールフールは戦闘中の他にも戦闘前に唱えてきてこちらを呪文封じ状態にしてから戦いに入ってくる。これはいくら耐性をつけても確実に効いてしまう。

DQM・DQM2 Edit

敵にグループという概念がないので、対象が敵全体になっている。消費MPは3。
【ダークホーン】【グレムリン】【じんめんじゅ】などがLv9で習得する。
DQM2及びPS版ではマホトーン、【おどりふうじ】【くちをふさぐ】を習得していると【ふういんのいのり】【思いつく】

DQMCH Edit

こちらではグループの概念があるので、対象は1グループ。消費MPは3。
【ダークスライム】、ダークホーン、じんめんじゅなどがLv10で習得する。

DQMJ・DQMJ2・テリワン3D・イルルカ Edit

【ふういん】【ようじゅつ】【MPかいふく】などのスキルで習得できる。消費MPは3。
また、J2Pにのみ【いきなりマホトーン】【ときどきマホトーン】という特性もある。
 
前述の通り、本編皆勤の呪文だが、DQMJ3では封印系の特技と耐性が廃止され、まさかのリストラ。

不思議のダンジョンシリーズ Edit

【封印の杖】といった特殊能力全般を封じる効果は初代からあったが、魔法限定の効果であるマホトーンはトルネコ2と3にのみ登場している。





トルネコ2 Edit

使ってくる敵は【メイジキメラ】のみで、食らうと一定ターンの間魔法が使えなくなる。
魔法の範疇に含まれるのは敵の魔法系特技の他には、巻物と杖、トルネコ2の魔法使いの呪文。
自分が封印された時に生じる【くちなし状態】と違い、物を食べることはできる。
しかし【聖域の巻物】【転ばぬ先の杖】等、普通と違う使い方の巻物・杖も使えなくなる。
 
トルネコも魔法使いになれば覚えられる。
ただし、敵のとは異なり、くらったモンスターはマホトーン状態ではなく封印状態になる。
メイジキメラが正面の単体だったのに対し、こちらの効果は部屋全体で、消費HPは10と非常に少ない。
【ザラキーマ】を使うまでもない状況、あるいはHPに余裕が無い時にこれを使っておくと安心できる。
一定ターンで戻る【メダパニ】と違い、いつまでも封印できるというのも大きい。

トルネコ3 Edit

ポポロが【メイジキメラ】を仲間にできるので、厄介な特技をこれで封印することもできる。
一方で仲間モンスターもマホトーンで封印されるので注意したい。
 
GBA版ではモンスターがくらってもマホトーン状態になるように変わっている。
【魔法系】特技なので封じる術はある。
 
なお、【マホトーンの石像】もあるが、これは部屋内の全員がマホトーン状態になる。

DQH Edit

ガーゴイルなどが使ってくる、食らうと呪文・特技が使えなくなってしまう。
解除方法はないので、効果が切れるまで基本アクションで凌ぐしかない。
 
味方サイドは【モンスターコイン】のガーゴイルで利用でき、敵の呪文を封じるのみと差異がある。

DQH2 Edit

今回も基本敵専用。ガーゴイル以外にもホークマンやサイレス、なげきの亡霊といった使い手が増えている。
【はくあいのゆびわ】を装備しておけば封印時間を短縮できるので使い手がいる場所では装備させておこう。
 
味方サイドは相変わらずモンスターコイン頼み。これらの使い手がいずれもサポートタイプなので使い勝手が僅かに向上した。

DQMB Edit

【サイレス】【まふうじのつえ】で使用可能。

DQB Edit

最後の強敵が使う呪文。赤黒い波動を放ち、それに触れたものに影響を与える。
【主人公(DQB)】はそもそも呪文を使わない【ビルダー】だが、なんとマホトーンを食らうとアイテム使用が一切封じられてしまう。一定時間経過すると解除される。
 
厄介な効果だが、順当に冒険を進めていれば、戦いの際には伝説の防具【ひかりのよろい】【ゆうしゃのたて】が手に入っており無効化できる。やり込み要素として「伝説の防具を装備せず倒す」というミッションがあるため、この達成を狙う際の壁になる。
すでに使用中のアイテムは影響を受けないため、高い攻撃能力を併せ持つ【超げきとつマシン】に発動前から乗り続けるという対策も考案されている。
 
メインシリーズでは呪文封じの作用を持つマホトーンがアイテム使用に影響を与えるのも妙な話だが、今作の「物作り」とは人間の持つ力だと表現されており、主人公が全人類から失われたはずの物作りの力を宿しているのは【精霊ルビス】の与えた加護のお陰でもあるため、魔力封じが妨害手段として作用するといった感じか。

ダイの大冒険 Edit

呪文の効果範囲を示すらしい音の波を思わせる連続したリングが描写され、これを避けることで呪文の効果から逃れられるようだ。
また、持続する呪文への影響は不明だが【トベルーラ】は無効化して墜落させられる。
【ハドラー】の親衛隊のモンスターであり偵察隊として登場した【ガーゴイル】【ポップ】に使用。魔法を封じられなにもできなくなってしまった。
この時の失敗もあってか、【鬼岩城】戦では【ガスト】が使ったこれをトベルーラ使用中のポップが必死に避けていた。

ロトの紋章 Edit

賢者【カダル】【レッドドラゴン】に化けて【アルス】達を腕試しで襲いかかった際、魔法を駆使する【タルキン】に使用。
呪文を封じ込められたタルキンはひたすら「ザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキザキ」と、お前はクリフトかと言わんばかりにひたすら連呼したが、なにも起こらなかった。
 
また、アリアハン編で獣王グノン配下、金羊将軍ミナトンとの一騎打ちでアルスも使用。
【バークート】が放ったマジックアローを拾ってこの呪文を宿し、【ミナトン】の灼煌猛撃衝(エナジーダッシャ)の魔力(原料はギラ)を完全に封殺した。

アベル伝説 Edit

地味ながらも随所随所に出てきては戦局を変えている呪文。
 
【ヤナック】【あくまのきし】【ホイミ】を封じるために使ったのが初。
斬っても叩いてもすぐにホイミで回復するあくまのきしを見て使用。
そのままあくまのきしは【アベル】が切りつけた傷で倒された。
 
敵では【ジキド将軍】【ヤナック】に対して使用。
このせいで【メラゾーマ】を撃たれた時に対処法がなく、【アドニス】がその身を犠牲にして【アベル】達を守るハメになった。
後にヤナックがこの時の逆襲としてジキド将軍が【イオナズン】を使おうとした時にマホトーンで呪文を封じた。
 
またバラモス戦ではザナックがバラモスの【ザラキ】からアベルを守るために使用するも、ゾーマの力を借りた死の呪文ゆえか封じるにいたらなかった。

DQM+ Edit

【ムーンブルクの王女】ルーナが【エビルシドー】との戦いで使用。
この際に本作オリジナルの詠唱文が唱えられられている。

「デウズ・ユーディキゥム・ペルフェクティ・プラキドゥム・ドヌームン」

(神の 裁決は 完全なる 沈黙を 下す)