パーティメンバー:DQ2(【ロトの子孫たち】)
【ローレシアの王子】―【サマルトリアの王子】―【ムーンブルクの王女】―(【サマルトリアの王女】)
概要
【ドラゴンクエストII 悪霊の神々】の【主人公】。他のナンバリングタイトルの主人公の頁名に従えば【主人公(DQ2)】だが、仲間キャラと合わせる形で【ローレシアの王子】としている。
Wii版DQ1・2・3以降の公式名は「ろらん」「ロラン」。外伝作品での呼び名は頁名のとおり「ローレシアの王子」。
【勇者ロト】の末裔が治める【ローレシア】王国の【王子】。父は【ローレシア王】。
性格や人柄は【ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ 公式ガイドブック】では「射抜くような瞳の奥に、熱いハートを宿した、天才的な戦士」。HD-2D版の公式ガイドブックによれば「強さと優しさを兼ね備えた、ローレシアの若き王子」。
『ファミリーコンピュータMagazine』で行われた『第1回美少年キャラコンテスト』(1989年16号発表)では第6位にランクイン。DQキャラとしてはDQ3の勇者(3位)に次ぐ上位入りとなった。
また、サマルトリアの王子も第15位、ムーンブルクの王女も美少女部門で第11位に入っており、パーティ揃ってのランクインも果たしている。
ただし後年にドラゴンクエスト公式サイトで行われた国勢大調査2010のキャラ人気投票ではシリーズ主人公として唯一ランクインできなかったという結果になっており、同ランキングで1位のDQ3勇者や19位のサマルトリアの王子、24位のDQ1勇者と比べて時代に取り残されてしまった(他の戦士系キャラに人気を奪われてしまった)という面は否めない。
【小説ネーム】は「アレン」。
星ドラのCMでは小野伸二がコスプレした。
容姿
仲間2人とともに、人間キャラ単独の公式イラストが【鳥山明】によって設けられた初めてのキャラ。本作の公式イラストはゲーム画面での姿を想定したサイズで描かれているが、通常の公式イラストのほかにドット風にデザインした没イラストも存在し、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に収録されている。
公式イラストでは青い布で覆った耳当てつきメットを被り、額にはゴーグルを乗せ、両刃の剣を握り、盾(星ドラなどでは【ロトのたて】とは別の盾扱いとなっている)を装備している。
100年前の先祖で中世風デザインの【主人公(DQ1)】とは打って変わってやや近代的な雰囲気になっているが、これは実在する飛行帽やタンカース(戦車兵)ヘルメットとゴーグルのセットに似ており、鳥山明が当時の漫画やイラストで好んで描いたスタイルの1つ。ロボット風の自画像では鳥山本人もかぶっている。ゲーム内ではローレシアどころか世界各都市を見渡しても生産できそうな雰囲気の無い装備だが、そうした設定のすり合わせどころではない吶喊スケジュールだったのかもしれない。
メット+ゴーグルがトレードマークで、カード商品等でも概ね着用している。先祖と同様、防具で頭をすっぽりと覆っているため公式イラストだと髪型や髪色が判らないのも特徴。眉は黒から茶色で描かれることが多いため、防具なしの髪もそちらに合わせている場合が多かった。しかし、バトルロードにて銀髪になったことがきっかけか、近年の作品では銀髪で登場することもある。
【ファミコン神拳 奥義大全書】のイラストでは頭に何も被っておらず、銀色の肩当てがついた茶色の軽装姿で腰に剣を差すという、公式イラストからかけ離れた出で立ちとなっている。これは他のパーティーメンバーも同様だが、版権上の問題がないであろう誌面で外見が統一されていなかった理由は不明。
DQ2
本作の【主人公】。【名前】はプレイヤーがひらがな4字以内で命名でき、その名前によって仲間2人の名前も決まる。だが彼の名前として最も有名なのは間違いなく【もょもと】だろう。
その苦難に満ちた人生
姉妹国【ムーンブルク】が【ハーゴン】配下の軍勢によって滅ぼされたことにより、いきなり父王から「ハーゴンを倒してこい」との命が下る。
お世継ぎの一人息子でありながら、用意されたのは50Gと【どうのつるぎ】だけ。防具である【かわのよろい】は普段着なので、150Gという驚異の国庫負担で冒険の旅に出る羽目になった不遇の王子。
旅の途中、同じくロトの血を引く【サマルトリアの王子】や【ムーンブルクの王女】と出会い、冒険を共にする。
ストーリー上では、仲間2人が国を滅ぼされたり呪いで犬にされたり寝込んだりした中で、主人公は歴代シリーズでも珍しく本人も親族も何らかのピンチに陥ることもなく、普通に冒険を進めて、そのまま諸悪の根源ハーゴン、破壊神【シドー】をも討ち果たす。
しかし、DQ2はその「普通の冒険」が非常に辛い。
道中で普通に出現する魔物が異常に強く、それが一歩エンカウントで繰り返されるので死闘の数々が積み上がる。
対するこちらは全体的に戦力不足で、移動呪文や回復呪文を多数習得し快適な冒険に欠かせない仲間2人も、耐久力に不安があってやられやすいため、ローレシア王子は苦労が絶えない。
ダンジョンの構造も複雑で迷いやすく目的のアイテムの場所に辿り着くだけでもかなり大変な上、やたら厳重な邪教団のセキュリティにより謎解きでも詰まりやすく、極めつけがなぜか合わない【復活の呪文】など、システムやゲームバランスの面で苦労していることをしばしばネタにされている。
なおムーンブルクが滅ぼされたと聞かされても特に反応は見せず、旅に出たのもあくまで父王の言い付けという形である。
しかしエロイベントに限って台詞を発することや、【エンディング】でムーンブルクの王女から「照れるなんてあなたらしくない」と言われることから、性格描写は僅かながらもなされていると言える。
FC時代のDQシリーズの主人公としては、これでも性格描写がある方なのである。
戦闘能力
歴代主人公の中では唯一【呪文】を使えないが、【最大レベル】は50とパーティ内では一番高く、【ちから】と【HP】が伸びる【戦士】型ステータスの腕っぷしのみであらゆる敵をぶちのめす、漢の中の漢。
【いなずまのけん】【ロトのよろい】【ロトのたて】【ロトのかぶと】といった強力な専用装備もあり、初期のロト3部作において、明確にロトの銘を受けた武具をフル装備できるのは彼だけである。
【パーティ】メンバーのうち、ムーンブルクの王女は【こうげき力】に期待できず、サマルトリアの王子の最強武器である【はやぶさのけん】は力を上げるためのレベル上げが必要となるため、低レベル進行であるほど守備力の高い敵に対してまともな物理ダメージを与えていけるのはほとんど彼のみとなる。
その攻撃力は【かぶとムカデ】や【ゴーゴンヘッド】、【キラーマシーン】の装甲を独力でぶち抜き、【いなずまのけん】や【はかぶさの剣】の力があれば【はぐれメタル】をも一撃で粉砕する(経験値は他シリーズと比べてしょぼいが)。
全体的に味方側の数値が抑え目であるDQ2のゲームバランスを考えれば、非常に強いといえるだろう。
欠点と言えば、(DQ2の凶悪な強敵との連戦や乱数要素の強いシステムのため)最強装備であっても死にやすいこと、レベル5から16までの序中盤でHPが伸び悩むくらいである。
歴代主人公や後の戦士職と比べて目立つ長所に、高い【すばやさ】も挙げられる。
パーティー内では一番遅いが、それでも序盤から常時サマルに準ずるすばやさを維持し、最大レベル(Lv.50)でそのすばやさは140にまで達する。
他の主人公が後衛キャラに大きく劣る点を考えると、これは異例の高さと言える。
まだ【ドーピング】アイテムのない本作において、ムーン王女の最大レベルでの素早さ160が実質的なカンストと考えると、その差は20。重装備の戦士でありながら、軽装魔法使いキャラの9割ほどの身軽さを保つ。
パワーとスピードを最高レベルで兼ね備え、装備品も圧倒的に豊富という、純粋な数値だけ見ればのちのシリーズにおける戦士と【武闘家】の良いとこ取りな、言うなれば【バトルマスター】型とも言えそうな能力ではある。
しかし、これには訳がある。
DQ1からDQ4までには【みのまもり】が存在せず、「すばやさ/2」がその役割をしている。
上述の通り、僅差とは言えローレの素早さはパーティー最下位。これは重装備の前衛というイメージにはマッチするが、システム上では【しゅび力】もまた最下位となってしまう。
そして今作はシリーズ初期作品故、ゲームボリュームが後の作品に比べて大きいとは言えず、装備やアイテムの種類も少ない。
装備による強化抜きで「打たれ強い前衛キャラ」を表現するには、後の作品におけるみのまもりに相当する素早さも高めに設定する必要があったのだ。
また、本作は敵のすばやさも全体的に高めに設定されており、これらと比較してローレが突出して高いというわけでもない。
上述の最大レベルでの数値ですら、【アークデーモン】やハーゴンには及ばず、【あくましんかん】と同値である。
ちなみに、シリーズですばやさが行動順決定に影響する要素になったのもDQ2が初なのだが、「キャラクターの行動速度」として実感されることはあまりない。
DQ2の行動順は乱数による影響の方が大きく、その乱数の振れ幅も0~255と広い。すばやさの値が乱数で相殺されることもしばしばで、レベルカンストしているムーンブルクの王女ですら最下級の雑魚敵に先手を許すことが多いほど。
そういう意味でも、DQ2の「すばやさ」は守備力の表現に重きを置いた要素だったと言える。
専用装備に恵まれているのに加え、歴代キャラの中でも非常に貴重な「作中に登場するあらゆる武具を装備できる」という能力もあわせ持つ。
有効性はともかく、戦士タイプでありながら【いかづちのつえ】や【みずのはごろも】などの魔法使い系装備で身を固めることも不可能ではない。
すばやさの件と同様に、この能力もシステム内の装備パターンを「ローレのみ」「ローレとサマル」「全員」の3つにしてデータ容量を節約したための副産物ではあるのだが、肉体壮健にして【おおかなづち】でも【まどうしのつえ】でも手当たり次第にぶん殴っていく…という姿に、あまり違和感が無いのもローレシアの王子らしいと言えるだろう。
例外としてMSX/MSX2版にて追加された【あぶないみずぎ】は装備不可だが、仮に装備できたとしても、こんな物をわざわざ装備させるのはウケ狙いか一部の特殊な性癖の持ち主くらいだろう。
そんな彼だが、先述の通りその旅路には彼の強さを以ってしても苦戦するような異常に強い魔物が立ちはだかり、一歩でのエンカウントも多く連戦に次ぐ連戦が繰り返されるため、心が折れそうになるかもしれない。
そんな時は禁断の呪文【ゆうていみやおうきむこう…】を入力するのだ(ただしもょもとであっても味方のレベル上げを怠り、弱いまま連れ回していると中盤以降回復役をすぐ殺されてしまい苦労する羽目になるという更なる罠があるのだが…)。
いかに一人が強くともチームワークがなければ多勢に無勢なのだ。
SFC・GB版
名前にカタカナが使用可能になるなど命名規則が変更された(詳細は【名前】参照)。
【つよさ】で閲覧できる項目に肩書きが追加され、パーティ内ではローレシアの王子だけが【ゆうしゃのしそん】となっている。
血筋で言えばサマルとムーンも立派に勇者の子孫なのだが、単純に戦士では主人公として見栄えが悪かったのだろう。
行動順の判定が大幅に見直されており、すばやさの高さによる恩恵を感じやすいバランスに変更されている。
3人パーティ時の被弾率は40%と最も高く、パーティの盾にもなってくれる。
呪文が使えずひたすら殴りかかる戦士的ポジションから脳まで筋肉呼ばわりされることもあるが、前述のとおり剣やハンマー以外にも、ロトの剣以上の攻撃力となった【いかづちのつえ】でもぶん殴っていける器用?な能力は続投している。
なおFC版では移動中に『じゅもん』コマンドを選択しても彼だけは名前が表示されなかったのだが、SFC版では普通に表示されるようになった。もっともそこで彼を選択しても「(名前)は じゅもんを つかえない」と表示されるだけだが。
Wii版でFC版とSFC版の両方をプレイしていると、一瞬戸惑うこと請け合いである。
ガラケー版以降
レベルアップ時のステータス増加量が調整されている。
レベル50時で比較するとHPは据え置きだが「ちから」は160から203、「すばやさ」は140から147、「みのまもり」は73から129と激増している。
しかし攻撃力の最大値は255のままで据え置かれているため、攻撃力52以上の武器は何を装備しても同じになってしまう。
その有り余る腕力を活かせる武器は最早【はやぶさのけん】以外にはないと言わざるを得ない。
オールナイトニッポンスペシャル ラジオドラマ
名前は番組タイトルから取って「オール」。
声優は古谷徹。後にTVアニメ【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】でも主人公を演じることになる。
一人称は「僕」で、いかにもな少年漫画の主人公口調である。
ゲームブック(双葉社)
名は語られない。一人称は「ぼく」。
同じ作者によるDQ1ゲームブックの主人公同様、腕に炎の痣がある。
ノリの軽い性格だが、内心では「先祖譲りのこの性格、どうにかしなきゃ」と考えてもいる。
小説版
名前はアレン。初登場時は他2人と同じ16歳。
ロトとアレフの血を引く家系として、勇猛果敢で正義感ある性格の少年。それゆえ「ムーンブルク壊滅、国王陛下以下全員討死」の報を受けるや否や、真っ先に自分がハーゴンを倒しに行くと宣言した。
ムーンブルクの王女セリアとは恋仲なのだが、サマルトリアの王子コナンも彼女を好いていたため、一時期関係が険悪になりかけた。
しかしコナンが失恋を認めて和解し、以降は本来の互いを認め合う親友の関係となる。
コナンの妹王女マリナからも惚れられていたが、対【マンドリル】戦の直後にコナンから告げられるまで気付かない鈍感な面もある。
父王アレフ7世の反対を押し切って、出奔同然にハーゴン討伐の旅に出る。
最終的にセリアと2人でムーンブルクを復興させたらしいが、結婚したのかどうかは不明。
ゲームブック(エニックス)
名前の設定はなし。一人称は「ぼく」。
パワーを主体とした剣術は他を寄せ付けず戦闘面では原作通りの活躍を見せるものの、お坊ちゃん育ちのためか人の話を素直に聞きすぎてしまうきらいがあり、敵の罠に嵌り掛ける描写もある。
天然で鈍感な面はあるものの、主人公らしく人を引き付ける力があり、他の二人同様に誰とでも分け隔てなく接するため、最終的には立場を超えて多くの人物と信頼関係を結ぶことができる。
本作では、主人公と結ばれるヒロイン役としてミリアという女性が登場している。
彼女は、ルプガナの街の指導者にしてルプガナ船団頭目でもある人物の一人娘で、原作ではグレムリンに襲われた所を主人公パーティーに助けられる町娘のポジション。こちらはサマルトリアの王子カイン、ムーンブルクの王女ナナコンビと違い、一貫して甘い雰囲気のカップルとなる。
戦士としてだけでなく指揮能力にも長けているようで、カイン、ナナ、場合によってはその他のメンバーに呪文や攻撃の指示を行うのも彼の役目。
特に戦闘以外でのロールプレイに優れるカインとの相性は性格的にも能力的にも噛み合っている。
また、強力な魔法こそ使えるものの戦闘訓練を積んでいないために冷静さを欠くナナの能力も、上手く引き出している。
普段のナナとの関係は良き友人・仲間であり、彼女を異性として気にしているカインと比べて付き合いかたが自然体。カインとナナの日常的な喧嘩を「良いコンビ」と冷静に眺めることもあった。
チート行為を行うと「力では常識が通用しないが呪文にはめっきり弱い」面を見せたり、違う世界につれていかれることも。
最後には真の力を発揮したロトの装備に身を包み、シドーと戦う。
冒険の旅がちょうど一年かかっている設定であり、オープニングとエンディングで誕生日を迎えている。
CDシアター
CV:山口勝平
後に【ヘンリー】も演じる。
こちらでも名前はアレンで、年齢や旅立ちの切欠も同じ。
旅立ち当初からローレシアに代々伝わるロトのよろいを纏い、16歳の誕生日に父王から貰った長剣を携えている。
最初から鎧を身につけているからかゲームとは容姿がだいぶ異なっており、帽子とゴーグルも身につけていない。
心優しくも勇敢、かつ仲間想いで、サマルトリアの王子コナンにやっかみを受けても、ある場面を除いてなだめる思慮深さもある。
力が強く武才もあり、ムーンブルクの王女ナナからも好意を持たれていることからコナンに僻まれており、中盤あたりまで嫉妬を受けたり仲違い寸前にまでなってしまうが、デルコンダルの【キラータイガー】戦で苦戦した際コナンの助力を得て勝利してからは互いに見識を改めている。
ナナからは元の姿に戻って一番に抱きつかれる、一番に心配されるなどかなり好かれている様子。
旅の中でロトが身につけていた武具を集めていくが、竜王の血族から貰った【ロトのつるぎ】は酷く錆び付いており、「今のお前にその剣を振るう資格は無い」とまで宣言されたこともあってしばらく使えなかった。
【海底の洞窟】の【バズズ】との戦いの中で長らく愛用した長剣を溶岩に落とし、更にバズズに重傷を負わされたコナンとナナを想って戦う中、ロトのつるぎを覚醒させ使いこなせるようになる。
コナンとナナの力を受けて破壊神を倒すに至ったが、力を使い果たしたナナの死に「馬鹿だ…ぼくは馬鹿だ!ハーゴンは倒した、破壊神も倒した。だけど、だけどそれが何だって言うんだ。いちばん大切な人を守れなかったなんて…」と慟哭し、精霊ルビスの感謝と賞賛を受けても「僕にはそんな資格はありません」と返すなど、彼もまたナナを大切に想うようになっていた。
ナナが息を吹き返した際は、コナンの強引な後押しも受けつつ改めて彼女に告白し、彼女の口づけを受けてローレシアに凱旋に向かうところでシアターは終わりを告げる。
余談だが、担当声優の山口勝平はアニメ「名探偵コナン」の「工藤新一」の役を担当しており、彼が子供化した際の仮名が「江戸川コナン」である。山口勝平がアレンでは無く、コナン役を演じていればと考えると、少々残念である。
DQ2(HD-2D版)
CV: 内田雄馬
容姿はSFC版から変わらない。
SFC版等と同じく冒険の書をつくる時に【名前】を決める。
【プロローグ】では誕生のシーンが描かれ、母親として新たに【ローレシア王妃】が登場。本編開始時には既に故人となっている。
従来版とは違い、父からハーゴンの討伐を命じられて旅立つわけではない。
【ムーンブルクの兵士】の報告を受けて、まずは使者として【サマルトリア】へ赴いた後、【ムーンブルク】で起きたことを自分の目で確かめることが任務として与えられる。
サマルトリアでは王の助言を受けて【サマルトリアの王子】を仲間として連れて行くことになり、そしてムーンブルクでの惨状を実際に知った後、犬の姿にされた【ムーンブルクの王女】を人間に戻す。
その後、ムーンブルクを陥落させたのは、かつて【ロンダルキア】王国を滅亡に追いやったハーゴンの手の者であることを王女から聞き、3人はハーゴン討伐を自分たちで決意する。
このことを祖国で報告したローレシアの王子は、父から【ローレシア王家の証】を受け取る。
その後は【竜王のひ孫】や【妖精】たち、さらには【人魚】の協力を得ながら、祖先が創った【5つの紋章】などを集めていく。
そんな中、魔物による呪い攻撃で倒れたサマルトリアの王子を、彼を心配して飛び出してきた妹【サマルトリアの王女】とともに助け、以降は彼女も含めた4人で打倒ハーゴンを目指すこととなる。
やがて、【精霊ルビス】の加護を得て、ロンダルキアへの道も開いた王子は3人の仲間とともにハーゴン、そして彼が召喚した破壊神シドーと対決。
シドーを倒した後は祖国に戻り、父の跡を継いでローレシアの新たな王となる。
だが、真のエンディングでは父から自分の進みたい道を進んで良いとの許しが得られ、かつて旅した仲間3人とともに勇者ロトの故郷へ。そこでかけられた言葉は…。
戦闘面では後述のように圧倒的な存在感を示す一方、ストーリーでは存在感が薄いと指摘する声も多い。
理由としてはサマルやムーン、およびプレイアブル化したサマル妹が従来作とは比較にならないレベルでセリフが増えているのに対し、ローレはドラゴンクエストの【主人公】特有の「喋らない」縛りを強いられているためである。
これは2人旅であれば「喋らない主人公+場を回す相方」として上手く噛み合うので問題はない。サマル妹との2人旅やムーンと合流する前のサマル兄との2人旅がそうであり、同ソフト内のDQ1でも【ローラ姫】が場を回す役割を担っている。
しかしパーティーが3人以上になると、ことあるごとにセリフが大渋滞を起こすためローレに意見を求めたり代弁する機会が削られる。そのためプレイヤー(=主人公の分身)がイベントで疎外感を覚えてしまうと考えられる。
一応、今回は従来のドラゴンクエストと比べても主人公がプレイヤーの手を離れて自動で動く場面が多く、時には仲間を止めようとしたりもしたり、会話に混ざっているような仕草を見せることもある。
だが台詞が無いことが災いして、どういうスタンスで話をしているのか分かりにくく、「会話の輪に入っているフリをしている人」と見る辛辣な意見まである。
ローレ自身はキャラの深掘りをされていないわけではなく、父親や大臣、民などの会話である程度フォローはされている。だが自ら発信する他3人と比較するとどうしても描写不足感が否めない。
人物描写が少ないとはいえ、3人からはリーダーとして頼られ、信頼されているのは事実。特にサマルトリアの王子からは信頼されており、「また空気の読めない発言をしたら注意してほしい」などと頼んだり、【ロンダルキアへの洞窟】ではハーゴン討伐後の旅の誘いを断っても「キミ抜きの旅はありえない」と断言されるほど。
【ハーゴンの神殿】ではパーティーメンバーで唯一、幻に囚われなかったほど意志は強いが、サマルトリアの王女の強引さには押されている。
サマルトリアの王子と同様に女心に疎く、場合によっては2人揃って鉄拳制裁を受けることも…。
ローレシア城のメイドにより、少食であることが判明する。
また、呪文が使えないことをネタにされる場面もあり、最序盤では国民の話題にもなっているほか、終盤でも【ミリエラ】がコンプレックスな点として突いてくる。
しかし平和を取り戻した後は、国民の一人が王子を見直して謝罪してくるようになる。
能力(HD-2D版)
相変わらず呪文は覚えないが、本作では特技を覚えるようになった。
習得特技はHD-2D版DQ3の【戦士】と【武闘家】を混ぜたような感じだが、【おうえん】や【石つぶて】等の他の職業の特技も一部混ざっている。
ラインナップの中には何故か【ぱふぱふ】もあったりするが、表現・仕様的には似て(?)非なるプロレス技のような感も…。
【超絶技】のキーは攻撃系が【せいしんとういつ】、補助系が「守備力二段階アップ」。後者は【スカラ】や【ようせいの剣】の道具使用効果を1回、あるいは【スクルト】や【たたかいの歌】などを2回重ね掛けするといった方法で条件を満たすことで使用可能になる。他のメンバーから支援を受けることが前提という変わった条件である。
それに伴い、これまでは全く伸びなかった【MP】も伸びるようになった。しかし、その伸びは非常に低く、探索中に特技を連発して進もうものならあっという間にMPが尽きてしまう。そのため、【かしこさのたね】は呪文を使える他三人よりも彼に使うのが得策。
使用武器も【おうごんのつめ】や【パワーナックル】のような格闘武器もあり、さながら剣技も格闘技も極めた【バトルマスター】と言ったところか。
しかしかつての特質だった「ほぼあらゆる装備品に対応」という要素は無くなり、装備できそうな剣・槍にも装備不可能な品は案外ある。反面、ロトの名を冠する装備品は全員が装備可能になったため、ローレシアの王子が一式身に着ける必要性は無い。
サマルトリアの王子はイベントで実質的に装備の幅が広がることもあって、結果的に、専用の非売品装備で特に優遇…というイメージ自体がほとんど無くなっている。
装備可能な武器や習得する特技の攻撃範囲の関係上、雑魚戦は苦手で、【複数攻撃武器】はブーメラン系は【ツインスワロー】と初回ED後の【メタルウィング】を除くと全滅で、グループ攻撃のムチどまり。他に装備できるのは入手タイミングが終盤なうえ呪われている【みなごろしの剣】に、真エンディング中に購入できる【はかいのてっきゅう】と、中盤以降は威力に物足りなさを感じるようになってくる。
特技も石つぶては序盤でしか戦力にならず、以降は【ぶんまわし】しかなく、燃費も悪いのでそうそう連発もできない。
また今作では従来のイメージと真逆の「素早さが非常に低い」という調整になった。パーティ中ワーストなのは言うに及ばず、終盤になると【ほしふるうでわ】を装備してなお敵に先制を許すレベルに鈍足。
そのせいで、雑魚戦においては専ら他の3人が全体攻撃で撃ち漏らした相手にトドメを刺す役割になりがち。
ただし【しっぷうづき】を最初から覚えているので必要な時には確定で先制を取れるなど、器用な立ち回りも可能である。
また、この鈍足さを逆手に取って【すてみ】のデメリットを踏み倒して使用できたりする。今作のすてみはターン中ではなく使用後に被ダメージが2倍になるが、最後の行動ならば敵は攻撃してこないのでリスクがなくなるというわけである。
その分、ボス戦では強力な特技で活躍させたいところ。魔法剣の類は使えないが【けもの突き】や【あくま斬り】のようなピンポイント効果の特技や【やいばくだき】【かぶと割り】といった補助効果付随特技が序盤から使える。
消費が重たいもののルカニ系をこちらが使えない時期にかぶとわりを覚えるのは重宝するし、やいばくだきは貴重な物理ダメージ軽減手段。
また力は非常に高いため通常攻撃だけでも十分ダメージを出してくれるし、何かしらの特効が有効なボスが多いため、ボス戦では終始強力なアタッカーとして活躍してくれる。
終盤には上記のぶんまわしの他に【ばくれつけん】や【渾身斬り】といった汎用的に使える特技を覚えてくれるので、戦いの幅は広がっていく。
素早さに関しても、FC版では行動順の計算式にはほとんど影響しておらず、SFC版以降も最後まで安定して先手を取れるほどではなく、かつムーンのルカナンには先行してしまうこともあったりと実際は割と中途半端で、元々大した長所とは言えず単に数値上のイメージが先行して持て囃されていただけに過ぎないのでは?という指摘もある。
どちらかと言えば素早さの半分が身の守りに相当していた当時に守備力を低くし過ぎないための面が大きく、これらが完全に独立した本作では身の守りはしっかり高い。
むしろ他のメンバーが確実に先に動けるので彼の攻撃前にバフやデバフをかける→ターンの最後に増強した彼が攻撃をかます、というコンボに応用できるので実際はメリットの方が大きい。
一部のボス級相手だと敵の動きを封じていないと彼が攻撃する前に【いてつくはどう】でバフが消されてしまう可能性があるが、その時は仕方がないと割り切ろう。
そして、特筆すべき長所は常軌を逸した力の上昇。
これまでの作品でもパーティメンバー中で頭一つ抜けた力を持っていたが、本作では他のメンバーが通常攻撃で数十、呪文で弱点を突いて100前後出せるぐらいの時期に通常の打撃で普通に3桁出せるぐらいに伸びる。
終盤戦になるとその力の差は次点のサマル王子より100以上も上回るほどになり、レベルがカンストするまで上げれば、ドーピングやアクセサリー抜きで600近い数値になる。
ワーストのムーンと比べるとレベルカンスト時点での差は250以上にもなるので、ここまでくると伝説武器を装備しようが素手ローレの方が攻撃力が高いという珍事まで発生する。さすがにカンストの例は極端だが、それでも終始他3人を圧倒する力をキープし続ける。このおかげで前述の複数攻撃武器も攻撃力が物足りないとはいえ選択肢には残るだろう。初回エンディング後なら【はかいのてっきゅう】が入手できるので、敵が集団で現れてもその剛腕で蹴散らしてくれる。
そのため中盤から終盤にかけては彼に【バイキルト】やおうえんのバフをかけて殴らせることで、ボス戦における主要火力としての意義が強く出てくるようになる。
終盤のボスでも普通に殴るだけで3桁ダメージを出せるぐらいの力があるので、バイキルト(2倍)+おうえん(2倍)の状態で渾身斬り(2.7倍)を叩きこめば4桁のダメージをお手軽に叩きだせるという、これまでのイメージをも超えるとんでもない火力インフレを見せつけてくれるようになる。
しかも力が高いということは、武器さえ無属性のものを選べばどんな敵にも安定してダメージを与えられるということでもある。FC版のような「ダメージソースがローレのみ」という状況は起こりにくくなってはいるが、やはりこの安定感も特筆すべき点であろう。他のキャラでもローレ並みの火力を叩き出すことは可能ではある。だが、2ターン目から安定して大火力を叩き込んでいけるのは彼の特色と言えよう。
「破壊神を破壊した男」と称されるのも納得の力である。「呪文が使えない分の魔力が肉体に回った」「MPはマッスルパワーの略」などと言われることも。
また、ぶん回しや渾身斬りを覚えた終盤になれば精神統一からの【たたきつける】や【全身全霊斬り】で絶大なダメージを連発してくれるようになる。
だが実は本作の渾身斬りは(HD-2D版DQ3と異なり)【はやぶさの剣】の2回攻撃が乗るため、単体の敵なら2回攻撃が乗らない超絶技以上に強力かつ手軽だったり。素の力の高さとも相性抜群。
サマルとの択一となる【ビーストモード】に関しても、通常攻略の範疇においては超絶技に派生しないことを差し引いても対ボス火力を担うこちらに覚えさせた方が有効とされやすい。ドーピングや回復アイテムなど、MPのケアはしておきたいが。
また、運の良さもサマルトリアの王女に次いで高い。運の良さは状態異常耐性のみならず会心率や物理攻撃のダメージにも関わるのだが、HD-2D版DQ3の前衛職業は力と運の成長の両立に頭を悩ませることになり物理アタッカーの扱いが難しい原因の一つになっていた。その点ローレは力はもちろんのこと身の守りにHPに運の良さもぐんぐん成長していく。物理攻撃を行う前衛として必要とされる能力は極めて高い水準で揃っていると言えるだろう。
注意点としては、【混乱】に対する備えは万全にしておくこと。
その剛腕から繰り出される凄まじい攻撃がこちらに向かおうものなら致命傷はまず免れない。複数攻撃武器を装備していたらパーティー壊滅までのカウントダウンが一気に加速する。
混乱させられた場合は一刻も早く【天使のすず】や【ツッコミ】で正気に戻すべし。
先述の通り運の良さはよく伸びるため、レベルが上がるにつれて素の状態でも状態異常にかかりにくくなるものの、なるべく【りせいのリング】や【キラキラポーン】などで混乱耐性を高めたい。
【におうだち】も覚えるので、サブイベントの強敵を早期に倒したいという目的であればいっそのこと、打たれ強さを生かしてスカラなどの防御呪文をかけまくって盾にしてしまうというのも手。燃費の問題で連発は難しい(加えてゲームバランス崩壊もの)としても、いざとなれば超絶技化した【精霊の守り】で1ターン稼ぐことも可能である。MP等を強化して徹底した壁兼サポート運用をすれば、普段と逆に他のメンバー3人がアタッカーになることで全く別の戦術を構築することも出来る。
ステータス(HD-2D版)
肩書きは【マイペースプリンス】?。ロゴマークは青地に白いローレシアの国章。
主人公なので当然初期レベルは1。初期装備は【どうのつるぎ】【カイトバックラー】【皮のぼうし】【皮のよろい】。初期の持ち物は【やくそう】✕3。
初期ステータスは最大~最小のいずれかの値で始まる。
「Lv48」は、真のエンディングを迎えたアカウントでの【もょもと】の初期ステータス
力=ちから、身=みのまもり、早=すばやさ、体=たいりょく、賢=かしこさ、運=うんのよさ
| Lv | 力 | 身 | 早 | 体 | 賢 | 運 | HP | MP | 経験値 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初期 (Lv1) | 最小 | 17 | 13 | 6 | 18 | 4 | 9 | 36 | 8 | 0 |
| 最大 | 18 | 14 | 7 | 19 | 5 | 10 | 38 | 10 | ||
| Lv48 | 309 | 171 | 132 | 261 | 63 | 170 | 526 | 126 | 820671 | |
習得特技(HD-2D版)
初期習得
レベルアップ習得
| Lv | 習得特技 | 関連超絶技 |
|---|---|---|
| Lv4 | 【石つぶて】 | |
| Lv7 | 【ちからため】 | 【超ちからため】 |
| Lv9 | 【かぶと割り】 | 【鉄甲斬】 |
| Lv13 | 【必中拳】 | |
| Lv16 | 【もろば斬り】 | |
| Lv18 | 【ドラゴン斬り】 | 【竜王斬り】 |
| Lv20 | 【まじん斬り】 | |
| Lv23 | 【やいばくだき】 | |
| Lv26 | 【正拳突き】 | |
| Lv28 | 【におうだち】 | 【精霊の守り】 |
| Lv30 | 【すてみ】 | 【とっこう】 |
| Lv31 | 【おうえん】 | 【たたかいのうた】 |
| Lv34 | 【めいそう】 | 【無念無想】 |
| Lv36 | 【ばくれつけん】 | |
| Lv38 | 【ぶんまわし】 | 【たたきつける】 |
| Lv41 | 【渾身斬り】 | 【全身全霊斬り】 |
巻物習得
▲は他のキャラとの二者(三者)択一
DQ9
再登場したシドーを倒すこと(かつては【Wi-Fiショッピング】でも)で彼のコスプレ装備が手に入り、コンプリートするとそのものズバリ【ローレシア王子】の【称号】がもらえる。
シドーをレベル26まであげればコンプリートできるので、歴代主人公のコスプレ装備としては一番集めるのが簡単。
いたストSP
プレイヤー専用キャラとして登場。
バトルロード1
【スペシャルカード】【いなずまのけん】、【ルビスのまもり】、【とどめの一撃】【勇者集結】に登場。
とどめの一撃は【ミナデイン】(DQ2版)。
呪文が全く使えないため、ミナデインではいなずまの剣に秘められた魔力を用いて協力している。
今作では、これまで茶色や黒色で描かれていた髪が銀髪になっている。
スキャンバトラーズ
第1弾の【超ギガレア】のチケット「エクステンションフルブレード」で登場。
まず【ドラゴンキラー】を突きこみ、【ムーンブルクの王女】から投げ渡された【いなずまのけん】で追撃。更に【サマルトリアの王子】から【はやぶさのけん】と【はかいのつるぎ】を投げ渡され、二刀流で一撃ずつ叩き込む。
公式Twitter曰く、「数々の武器を使いこなして相手を斬り伏せる、武具に長けた者だけが使えるワザだ」とのこと。
クロスブレイド
第1弾で【ギガレア】として登場。必殺技は「ダブルソードアタック」。
真1弾でもギガレアとして登場。必殺技は【ギガスラッシュ】。
【いなずまのけん】無しのMP0でどうやって放っているのか気になるところ。
バトルロードのミナデインのように剣の魔力を利用してるのだろうか。
シアトリズム
プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。最強装備のいなずまの剣と、ロトの盾を持っている。初期職業はもちろん戦士。
トレジャーズ
お宝に【主人公の像(II)】が登場。
スマブラSP
最後のきりふだ【ギガスラッシュ】に歴代主人公のひとりとして登場する。よく見るとバトルロード同様に銀髪となっている。
主人公たち全員で協力してミナデインのような電撃を放ちギガスラッシュを強化するのだが、ローレシア王子の装備はモンバトの時とは違い普通の剣。魔力武器も持たずMPも0の彼がどうやって電撃に力を貸しているのか?とツッコミが入っている。
ライバルズエース
真1弾のヒーローカードとして登場。CVは内田雄馬。
レベル1 コスト1 王子の覚悟
敵1体に1ダメージ
自分のデッキに特技カードが無いならこのヒーロースキルのコスト-1
さらに使用後すぐレベル2になる(通常は6回の発動でレベル2になる)
レベル2 コスト1 紋章を探す旅
対象にできる敵ユニットがいる間、敵リーダーを対象にできない
敵1体に2ダメージ
その後、このヒーロースキルのコスト+1 ダメージ+1
(3回発動でレベル3になる)
レベル3 コスト3 破壊神との決戦
対象にできる敵ユニットがいる間、敵リーダーを対象にできない
敵1体に1ダメージ その後、ダメージが1に戻る
自分が特技以外の手札を使う度ダメージ+1
技や魔法に頼らず武器と肉体のみで戦い抜いた彼は特技を使わないデッキ向けの英雄として登場。
実装当時は僧侶、商人との相性の良さが注目された。
全てのスキルがダメージ効果、しかもユニットを全滅させればリーダーも攻撃できる超アグレッシブな英雄。
特技の採用が事実上禁じられるので構築にはかなりの専門性を要するが、レベルは上がりやすいしスキルで次々と敵を蹴散らしていけるので短期決着にはうってつけだ。
レベル3は大型除去に使うのも盤面勝負で勝ちつつ顔面に大ダメージを与えるのにも使える。有効活用したければ、手札を回すために低コストのユニットやドローカードを多く採用するといい。
マスターズルール限定だが、【ダークドレアム】とのシナジーが抜群で、ドレアムで敵盤面を真っさらにして敵リーダーに超火力を叩き込むデッキが存在し、主に低コストユニットや、ユニットやテンションスキルによるドローソースが充実した武闘家によって使われていた。
レベル3の、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女との三位一体の一撃は迫力満点。
また、使う度に3Dモデルで振るう剣がグレードアップしていく(どうのつるぎ→はがねのつるぎ→ひかりのつるぎ→ロトのつるぎ→いなずまのけん)という小ネタがある。
ウォーク
2021年5月27日からのDQ2コラボイベントで登場。一人称は「ぼく」で、礼儀正しく正義感の強い青年となっている。また、イベント中のログインボーナスとして、コスプレ装備が入手できる。
クエスト1章3話をクリアすると助っ人として参戦してくれる。
特定のスポットを訪れるか戦闘をすることでポイントを得てレベルアップできる。
【はやぶさ斬り】を修得しており、レベル10で【超はやぶさ斬り】、15で【ギガスラッシュ】、20で【ギガソード】を修得する。
レベルアップにつれ能力値も上昇していき、攻撃力は最大レベルの50で1200と並みのキャラクターの能力をはるかに上回る数値になる。
ただ、他の仲間と違って1回の攻撃ダメージが大きい代わりに4ターン攻撃の後撤退と攻撃回数が少ないのが欠点(他は7ターン目まで攻撃)。
また、パッシブ効果で斬撃・体技ダメージが最大40%アップ、強敵の【アトラス】戦、及びメガモンスターの【ハーゴン】、【シドー】戦では更に20%ダメージが上昇する。
ドラけし!
DQ2ピックアップドラポンから排出される星5黄属性のドラけし。攻撃力は最大300を超える。
スキルは左右の縦長範囲を2回攻撃する「Wソードアタック」で、イベント「ロトの血を引く仲間たち」で特攻効果を持つ。
その後のイベント「邪教の神官ハーゴンと破壊神」では強敵ハーゴンの累計報酬で手に入る「ロトのよろい(II)」と錬金するとローレシアの王子+ができる。
ドラけしは右頬にいなずまの剣が追加され、3Dモデルは稲妻の剣とロトの鎧、盾を装備。アイコンの関係や特徴的なゴーグルを残すためか、ロトの兜だけはなし。
ステータスが強化され、スキルもWソードアタック+に強化される。
特攻やスコアアップはあるものの、属性が黄なので該当イベントでの強敵チャレンジでは弱点をつけないのが残念。一応スコアアップなしで弱点を突くよりもスコアは出るが、スキル威力の低さのせいでスキルLvが低いと同種ミックスでも2回狙わないと倒せないので、大量のアイテムが必要になる。
範囲としてはビスチェ【ゼシカ】+と同範囲となり、攻撃力も342と近時のピックアップと遜色ないレベルまで強化されるのでドラけしそのものはかなり強力な部類になる。そのゼシカとは物理かつ属性も違うので差別化も可能。ただ、スキル威力自体がそれほど上がらず、ゼシカよりもダメージが伸びない。
といっても今回のピックアップの性能がどちらも微妙なので、こっちが出た方がむしろ当たりである。
2周年記念イベント「時空を超えしらくがきと伝説の勇者」ではドット風のドラけしが登場し、イベント限定PUドラポンから排出される。
★6の緑属性でスキルはすごく広い正方形範囲を物理攻撃する誓いのいかずち。
バトケシ!ではドラゴンに効果小&ポイントアップ大、ベリアルに効果大&ポイントアップ中。
タクト
トンヌラ、プリンより遅れる形で真・DQ2イベントで実装。「ローレシアの王子」名義(名前変更可能)。
直前に実装された主人公キャラの大魔王がMP総量1位ならこちらは断トツの最下位で圧巻のMP0を誇る。
MP0ということはすなわち各種特技はMP0で使用できるということでもあり、一部特技は回数制限があるものの継戦能力は非常に高い。
特技名も「たたかう:くさりがま」「どうぐ:いなずまのけん」等非常にユニーク。必殺技は「たたかう:はかぶさのけん」。
DQM+
「ロラン」という名称で登場。漫画連載時期と放映時期の近いガンダム作品の主人公と名前がかぶっていたりする。
この名前はSFC版DQ2がWiiに移植された際に【デフォルトネーム】として逆輸入されている。
魔法の使える仲間二人とは異なり、大神官ハーゴン、ひいては破壊神シドーとの戦闘も己の剣術のみで戦い抜き、世界に平和をもたらした男。
しかし、原作ゲーム同様に頼れるその強さが、彼のその後に災いした。
【バズズ】の焚き付けた「シドーが倒されたということは、シドーよりも力を持つ者が現れたってことじゃないのか」という小さな疑念を、人間たち自身が不安として広めてしまったことで、劇中では「破壊神を破壊した男」として迫害されてしまっている。
他の二人と違って呪文も使わずに純粋に腕力で破壊神を殴り倒したとあっては恐れられても無理からぬ話ではあるが。
そこからさらに強くなっているようで、【ザラキ】を無効化、剣を振れば衝撃波が飛び、ハーゴン神殿の扉をパンチでこじ開け、素手でバズズの腕を引きちぎり粉々に砕く怪力まで披露。
バズズをして「つ、強い…想像より…あの時より!」と言わしめた。
技としては「古流剣殺法・鳳凰縦一文字斬」「古流剣殺法・昇一文字」を使用している。
また、呪文こそ使えないものの強力な【やくそう】を調合して回復に使用している。飲んだ【クリオ】曰く「良薬口に苦し」とのこと。
ちなみに、初登場時に装備しているのは【はがねの剣】と【青銅の盾】とシンプルなものだが、それでも圧倒的な強さを発揮している。
サトリが持ってきたロトの剣を装備してからは迷いも消え、シドーを邪配合で取り込んで【エビルシドー】となったバズズの上半身を一文字斬りで粉々に粉砕した。
主役でもない短期ゲストキャラの立場だったにも関わらず読者には強烈なインパクトを与えた模様で、今もって「破壊神を破壊した(男)」とネット上で検索すればローレシアの王子関連以外の結果が目に入らないほどの、ドラクエ主人公らしからぬキャラ付けを成し遂げている。
そしてそんな彼ですら何度も死んではまた生き返り…を繰り返して戦いに赴いていることが作中では示されている。
システム面や敵の強さで当時のプレイヤーに涙を流させるほどの困難な大冒険をもたらしたゲームにおける公式作品らしいコミカライズと言えるだろう。
ちなみに、かつてスクエニから発売されていたTCGの『ガンガンヴァーサスNEO』にこのキャラのカードが収録されている。ステータスがAP(攻撃力)7/DP(防御力)6と全カード中最高のステータスとなっている。ただし、コストも10エネルギーと全カード中最高とかなり重いカードになっている(ちなみにスキルも6エネルギー必要とこっちも結構重い)。
蒼天のソウラ
4巻に登場。
【ガイアのつるぎ】の生成を発端に、【アストルティア】に歴代のドラゴンクエストが息づいていることを感じ、ソウラとユルールが気合いを入れ直すシーンのバックにDQ2、4~7のキャラクター達と共に描かれた。