【フォースイメージ】

DQ9

クエストNo.109。
【魔法戦士】への転職クエスト。
依頼者は【ダーマ神殿】にいる大変ナルシストな魔法戦士【スカリオ】。
　
「【魔結界】を貼った状態のキャラで【メタルスライム】3匹にトドメをさす」という内容。
どうやらこれで「フォースを張って攻撃する」イメージを掴むようだ。
でもどう考えてもすべての属性に耐性を持つメタスラ相手に【フォース】を使う機会はないので、このイメージトレーニングは果たして意味のある特訓なのかどうか甚だ疑問である。
　
まず最大の問題はメタルスライムと遭遇すること。
メタルスライムは【封印のほこら】に出るが、出現率はあまり高くない。
入り口から入ってすぐにある三角形の石碑のすぐ後ろ側に立っていると、ちょうど石碑の下にモンスター出現ポイントがあるため、そこから敵が湧き続ける。
ここにいれば絶対に敵に見つかることはない。
あとはメタルスライムが湧くのをひたすら待っていればよい。
メタルスライムが湧いてもすぐには近づかず、左右どちらかに移動するタイミングで近づくとよい。
これなら万一メタルスライムに感知されても逃げられる前に確実に【エンカウント】でき、かつ背後をつきやすい。
操作に自信がなければ【せいすい】で【ステルス】状態になっていれば万全。
　
魔結界発動役と攻撃役で分業するのがセオリー。
【素早さ】の高いキャラに魔結界を使わせ、攻撃役は【どくばり】【メタルぎり】【ネイルスクラッチ】などでギリギリまで叩こう。
ただ今作のメタルスライムは逃げにくい方なので、全員に【まほう】スキルで魔結界を覚えさせ、そして次の【ターン】に全員で叩くくらいでも十分間に合うことも。
とは言え、1ターンで即逃げされたり、トドメが決まらずに逃げられたり、HPが3~4と不安定なために失敗したり、ギリギリ削りを狙おうとして会心の一撃が発動…等々、不安要素や事故を挙げるとキリがない、序盤のクエストながらかなりの運ゲーを強いられる内容である。
成功すれば晴れて魔法戦士に【転職】が可能になる。
　
クエスト受注タイミングと、非常に困難だが頑張れば最速受注タイミングでもちゃんとクリアできるように設定されている事もあって、意地でもこのタイミングでこのクエストをクリアしようとしてしばらくストーリー進行を停止する人も結構いるのはご愛嬌。
しかし、この作品にはプレイ時間が関わるクリア称号の件などもあり、タイミング・必要度的におすすめとは言い難い所だろう。
まあ、【称号】自体「だから何だ」というモノでもあるのでやりたいようにやればよい。

海外版では条件が厳しすぎるためか、倒さなければならないメタルスライムは2匹に減らされた。
　
ちなみに、実は魔結界と同じ効果があればなんでもいいため、【マホバリア】や【マジックバリア】、【りんねの盾】系統の道具使用でも「魔結界が掛かっている」という条件を満たすことができたりする。
魔結界に特技欄を埋められるのが嫌という方はどうぞ。
…さすがに受注可能時点で即上述の3つの手段を使用するのは不可能だが、そこは【マルチプレイ】の出番である。