【せいすい】

Last-modified: 2024-04-08 (月) 08:54:54

概要

聖水。DQ1から登場している【道具】
DQ2以降では各地の道具屋や宝箱、ツボ、タル、敵ドロップなど様々な方法で容易に入手できる。
基本的な効果は【トヘロス】の呪文と同じで、弱い敵の出現を封じる。
ダンジョンの中では基本的に効果がないのもトヘロスと同じ。
ちなみに、多くの作品では効果が切れたときのメッセージの区別のために、トヘロスと聖水はフラグが分けられている。
その影響で、FC版DQ2では効果時間がトヘロスよりも1歩だけ長い(トヘロスが127歩、聖水が128歩)。
 
また大半の作品では、戦闘中に使うと敵に微量のダメージを与えることもできる。
移動中のトヘロス効果目的で使用した際に、仲間モンスターにダメージは無いのだろうか。
 
DQ4以降には【まほうのせいすい】【けんじゃのせいすい】など、聖水シリーズといえる消費アイテムも登場している。
 
【やくそう】と並ぶ数少ないナンバリング作品皆勤の道具だったが、DQ10ではオンライン化に伴ってリストラされ、オフライン版にも登場せず、DQ1から続いた皆勤の1つが途切れた形となってしまった。
ただし、現実のキリスト教(カトリック)における聖水の役割を果たすアイテムとしては【神秘の水】が登場している。

DQ1

【聖水屋】にて38Gで販売されている。
DQ1の説明書によると「満月の夜、銀のひしゃくで泉からすくいとった水を、光の神【アウラ】の祭壇で清めた聖なる水」。
DQ1では移動手段は徒歩のみで、遠出をすると否応なく雑魚と戦うことになる。そして宿に泊まる以外にMP回復手段がない。トヘロスやルーラを乱用できないときにこれがあると便利ではある。
が、アイテム欄を圧迫するため常備する訳にはいかないし、聖水屋に入るにはなんと毎回【かぎ】が必要になることも考えると、気軽に頼れるものではない。
一応【メルキド】まで行けば鍵なしでも購入できるが、その時期にはもうトへロスを使えるようになっている頃だろう。
 
ただ【りゅうおう】討伐の際は少しでもMPを節約したい。ラダトームでMPを回復する直前にトヘロスを使っていても【竜王の城】には届かないので、聖水を1個持っていくと良い。
FC版では城内も歩数がカウントされる仕様上、【ラダトーム城の老人】のところでトヘロスを唱えると最短ルートを通っても【沼地の洞窟】の数歩手前で効果が切れる。ここで即座に聖水を継ぎ足すと竜王の城まで若干足りないので、沼地の洞窟を抜けてから使うほうがよいだろう。ただしMSX版では【魔の島】のモンスターに聖水が効かなくなったので、即座に継ぎ足すほうがよい。
もちろんラダトーム城のシンボルからであれば沼地の洞窟まで効果が続くので、道具欄が2枠以上空いていれば聖水2個を使ったほうが良いのは言うまでもない。さらに道具欄の空きが1枠しか無くとも、聖水屋の前からであれば沼地の洞窟まで効果が続くので、同じことができる。
 
なお、本作は戦闘中には使用できない。

リメイク版

価格が12Gにまで値下がりしているが、売値はFC版等と変わらず19G。あれ?
このように買値より売値のほうが高いため、【錬金術】ができる。
PS4・3DS版以降では売値が12Gに修正され錬金術は不可能となった。
 
また、戦闘中に使うと16~20のダメージを与えられるようになったが、これを買える頃には打撃で容易にこのダメージを超えられるのでまず使われない。
なお、【メタルスライム】には0か1ダメージのランダム。

DQ2

聖水屋が廃止され、道具屋で購入できるようになった。本作では価格は40Gとやや高めで、序盤に活用することは難しい。
【ウドラー】【どろにんぎょう】といったモンスターがドロップすることがある。
本作では「ローレシアの王子の攻撃力の半分以下の攻撃力しか持たない敵の出現を封じる」という仕様になっている。そのため聖水を有効活用したいならローレシアの王子の武器を優先的に揃えること。
 
今作でもまだ【ルーラ】で自由に動けないので、あれば心強いが、MPに余裕が出てきたので相対的にトヘロスの価値が上がっている。
なお、上述の通りトヘロスよりも効果時間が1歩だけ長い。
これは、歩数カウントに同じアドレスの1byte(0~255のカウンタ)を共有しており、奇数を聖水で、偶数をトヘロスで使用していることに起因する。
1歩ごとに2ずつカウンタを減らしていき、どちらも0になったときに効果が切れるのだが、偶数は254から127回で、奇数は255から128回で0に達するというカラクリである。
ちなみに前作DQ1でも同様の処理で、同じカウンタの奇数をトヘロスで、偶数を聖水で使用しているが、トヘロスはカウンタが1になったときに効果が切れるようになっているため、どちらも127歩になっていた。なぜDQ2で処理を微妙に変えたのかは謎。
 
戦闘中には使っても何も起こらない。その場合は消費されないが、前作と違って【無駄行動】になってしまう。

リメイク版

多くのシリーズと同じく、ローレシアの王子のレベルとエリアごとの設定レベルで判定するように変更された。
 
また、戦闘中にも使えるようになり、ゾンビ系に10~15ダメージを与えることができる。
効果があるのは、リビングデッド系、アンデッドマン系、ミイラ男系、ゆうれい系の4系統10種のみ。
つまり、元々なかったゾンビ系の設定がこのアイテムのお蔭でできたわけである。
最も聖水らしい効果ではあるが、あまりにダメージが低いため、ムーンブルクの王女ですらこれを投げるより打撃で攻撃したほうが良い。
この仕様のせいで、カップリング作にもかかわらずDQ1と違ってメタル系には無効で、使用時のエフェクトも異なっている。
 
ちなみにSFC版のみ、【はやぶさのけん】を装備した状態で使うと、1個の聖水で2回ダメージを与えられる。ただしこれでも最大30ぐらい。
聖水を2つ以上所持していても1つしか減らない。
これが後の【はやぶさドラゴラム】の前身、なわけないか。
 
スマホ版以降は20Gに値下げされた。

ゲームブック(エニックス)

アンデッドモンスターを葬り去るためのアイテムになっている。アンデッドではない普通の人間(ムーンブルク兵)には効果がない。

DQ3

本作以降、買値20Gで固定。
【まほうつかい】【マミー】などがドロップする。
 
エンカウント防止効果に加え、戦闘中に使用すると敵単体へ【ニフラム】耐性に応じた命中率で、14~33ダメージという効果が加わった。
しかし、序盤のモンスターに使い捨てるにはそこそこ値が張るし、中盤以降はこの程度のダメージでは物足りない。
しかも、弱耐性又は強耐性のモンスターには効かないことがあるし、ニフラム無効の敵には当然効果がなく無駄に消費してしまう。
金持ちモンスターの【わらいぶくろ】に必中なので、使うとしたらこいつぐらいか。
【スカイドラゴン】にも必中だが、笑い袋ほどは使う機会がないだろう。
 
ニフラム耐性にリンクするのは一見すると合理的な理由付けにも思えるが、移動中と戦闘中で判定が異なるという矛盾も生じている。移動中は(充分なレベルがあれば)あらゆる敵に100%効果があるのに、【メタル系】に対して戦闘中に全く効かないことは、特に理不尽に思えるかもしれない。次作であらゆる敵にダメージが通るようになったのは、そのためだろうか?

リメイク版

ダメージ幅は15~32。
ニフラム耐性に応じて命中率が変わるのではなく、ダメージが軽減される仕様に変わり、少しだけ使いやすくなった。
そのため、一見するとFC版よりもダメージが減ったように見えるが、上述の笑い袋とスカイドラゴンの他【キラークラブ】には本来のダメージが通る。
ニフラム無効の敵に効果がないのは変わらず。

DQ4

移動中に使うとトヘロス、戦闘中に使うと相手にダメージと基本的な仕様は前作と同じ。
ダメージレートはおよそ半分程度の10~15に引き下げられた。
 
ただしバグか仕様かは定かでないものの、本作では戦闘中のダメージに関しては特定の耐性など参照する対象を持っていない。
よって、なんとメタル系スライムを含むあらゆる相手に上記のダメージが確実に入る。
【どくばり】と違って当然マヌーサの影響も受けないし、【回避率】も機能しないため文字通りの必中。
モンスター以外でも【武術大会】の人間相手であってもダメージが入るし、なんと【パーティアタック】【導かれし者たち】すらダメージを受ける。
ただし、さすがにアストロン状態の敵は受け付けない。
 
いわゆる、道具版の【無属性規定ダメージ攻撃】
わずか20Gで無制限に買えて、【メタルキング】すら一撃必殺というありえない超高性能のため、シリーズ最強の【メタル狩り】用品として多くのプレイヤーが大量に買い込んだ。
五章では強制【AI】のため、【主人公】以外のメンバーに任意に使わせることができないが、実は【ライアン】【アリーナ】といった呪文を覚えず、余計な行動選択肢が少ないキャラに持たせたうえで【作戦】【いろいろやろうぜ】にすれば、高確率で使用してくれる(【トルネコ】特殊行動があるためやや確率は落ちる)。
というか、もし本作に【めいれいさせろ】があったらどうなっていたことか。
【船】入手後に【王家の墓】の地上階で【はぐれメタル】を狩りまくったりすると、シナリオの中盤付近でクリアレベルを上回るレベルに達することもたやすく、そうなるとゲームバランスもクソもあったもんじゃない。
これを用いた圧倒的なレベル上げ効率によって、トルネコの最大HPはLv60あたりでライアンさえも追い越すことや、【ミネア】にも成長期がある(Lv50~65あたりの短い期間だが)ことなど、普通にプレーしていてはなかなか見られないクリアレベル帯を大幅に超えたレベルでの特徴も意外と認知度が高い。
 
メタル狩り以外だと序盤の難敵である【メラゴースト】に使えば、厄介な回避も分裂も封じて確実に倒せる。
もっとも費用の面を考えればとても実用的な手とは言えないが。
そのメラゴーストが割と高確率でこれを落とすのはなんの因果か。
 
なお、当時発売された裏技本等には「初期出荷版でしか実行できない」という解説文がある。
ただ残念なことに裏技を実行できないROMの実物を所有している報告例がないため真偽の確認はとれていない。

NES版

海外版では前作と同じくニフラム耐性を参照するように修正されたため、メタル系やボスキャラには完全無効になった。
それどころか、本作においてはニフラム無耐性の敵はわずか6種しかおらず、そのうちエアラット以外はHPの数値的に聖水のダメージでは焼け石に水程度である。
総じて、戦闘での攻撃手段としての使い道はほぼなくなった。
メタルキングすら一発で簡単に狩れる異常性能はやりすぎだが、せめて前作DQ3程度の威力があればまだ使いどころもあっただろう。
前述の謎の後期出荷ROMというのは、これを指すのだろうか?

リメイク版

後の作品と同じくニフラム耐性は関係なくなり、メタル系に対しては確実に1ダメージという仕様に落ち着いた。
4人がかりならメタルスライムは1ターンで倒せるし、初期HP次第では3人でも倒せる。
本作にはどくばりを装備できるキャラが【ブライ】【マーニャ】の2人しかいないので、FC版ほどではないがメタル狩りに利用されることは少なくない。
PS版はメタル系に急所効果が発動しないのでなおさら聖水の方が出番が多いだろう。

DQ5

本作以降DQ8までは、通常敵に10~15ダメージ、メタル系に対しては1ダメージで固定というお馴染みの効果となった。
【イエティ】が16分の1という高頻度で落とすので、仲間にするために狩っているとやたらと手に入る。
【どくばり】要員がいない場合などには、メタル狩りに利用することもある。
SFC版では【はぐれ毒針ハメ】に利用できるが、毒針やデーモンスピアがないと完全には成立しない。
 
重要アイテムに、聖なる水で満たされたという【せいなるみずさし】が登場する。

DQ6

【まじんぎり】【メタルぎり】など、メタル狩りの手段が豊富に登場したこともあり、その目的で使われることは少なくなった。
というより、【熟練度】の上限レベルシステムの関係で、序盤にメタルスライムを狩る需要自体があまりない。
トヘロスが上級職のレンジャーまでお預けな上に、リメイク版ではしのびあしが恐ろしく弱体化したのでエンカウント避け目的ではかなりお世話になる。

DQ7

各地の道具屋で購入可能なほか、神の復活後に【クリスタルパレス】で1つだけもらうことができる。
なんでも神自らが清めた水との事だが、その神の正体は…。
 
このほか、【すごい聖水】【きれいに光る聖水】という重要アイテムが登場する。
また、【いっぱつギャグ】に「せいすいなんて使わず せいすいどうどうといこう!」というネタで使われている。

リメイク版

メタル系に1~2ダメージを与えられるようになり、使いやすくなった。
だがDQ7でのメタルスライムの登場は中盤になってからであり、その頃にはまじん斬りを覚えていることも多いだろう。

DQ8

各地の道具屋でも買えるほか、敵では【メラゴースト】(1/64)、【おおめだま】【さまようたましい】【ドルイド】(各1/32)、【スペクテット】(1/8)が通常枠で落とす。
古来より清水や塩に厄除けの効果があることに由来しているのか、【アモールの水】+【岩塩】の錬金でも入手できる。岩塩は非売品だしアモールの水の方が高いので作る意味はないが。
また、聖水自体も錬金素材として色々なアイテムを作ることが可能。レシピは以下の通り。
しかし、このレシピからすると、上やくそうと岩塩はなぜか互いの効果を打ち消すという、【聖者の灰】【あくまのしっぽ】のような関係性になっている。

DQ9

戦闘がシンボルエンカウント方式に変わったため、移動中使用では5分間味方全員の姿を消す【ステルス】と同じ効果になった。
敵の強弱に関係なく有効で、【にげる】コマンドの仕様が大幅に変わっていることもあり、戦闘を避けたければ必須のアイテム。
なお、ステルスと同じく海上では効果がない。
 
一方、戦闘中の使用効果には光属性がついた。同時に、メタル系にはダメージを与えられなくなり、さらに【盾ガード】の対象ともなっている。
上述のステルス効果はメタル系とエンカウントするには重要な効果なので、別の意味でメタル狩りのお供になった。
【西ベクセリア地方】の海岸沿いの【キラキラ】でも入手できるが、行くのが面倒なのでやはり店で買うほうが手っ取り早いだろう。
 
また、【クエスト】No.036【エライのはあたし】、No.048【水…… 水を……】、No.154【クロースさんのなやみ】のクリアに必要となる。特に「クロースさんのなやみ」では盾ガード率の高い【ナイトキング】をこれを使って倒すという苦行を行うことになるので、全員の持ち物を、せいすいでいっぱいにしておく必要に迫られる。
 
これを使うレシピは以下の通り。

DQ11

初期から終盤まで、ほとんどの町やキャンプで購入できる。20G。
移動中はトヘロスと同じ効果に戻ったが、今作では戦闘中に使用しても何も起こらなくなった。
普通にシナリオを進める上ではトヘロスで事足りるし、基本的にシンボルエンカウントの本作では使用場面自体が限られる(ランダムエンカウントの海上で主人公のMPを温存したい時くらいしか使い道がない)が、3DS版2Dモードで主人公が勇者の力を失っていてトヘロスが使えない間なら多少は利用価値がある。
それ以外の使い道は下記の素材か、【デルカダール城下町】・下層で【ドラコ】の飼い主の女の子に【レッドベリー】3個と一緒に渡すくらい。
 
モンスターでは【ドルイド】(強も含む)と【スモーク】【ドロル】が落とす。
【ふしぎな鍛冶】の素材としても使える。作成できる装備品は以下の通り。

せいすい×1+レッドアイ×1+まじゅうの皮×1【破邪のネックレス】
ぎんのこうせき×2【破呪のリング】
せいすい×3+オリハルコン×2+命の石×3+エルフののみぐすり×1+緑の宝石×1【エルフのおまもり】

 
なお余談ではあるが、DQ11Sの追加ストーリー【ロウと幸せの王国】ではプレイヤーの選択肢次第で、聖水を体に塗るとかなりの美肌効果があることが判明し、クレイモラン王国にて空前のせいすいブームが巻き起こることに。

DQM1・DQM2

こちらでもエンカウントを避ける効果として登場している。
トヘロスもしのびあしもない本作で、エンカウントを抑制する唯一の手段。
先を急ぎたい時や、他国マスターとの遭遇のみを狙っている時などに便利。
特に200歩以上の徒歩が遭遇条件に含まれる旅の商人とスムーズに会うのに効果を発揮する。
 
【シンボルエンカウント】方式が採用されたジョーカー以降は完全に退場した。

キャラバンハート

キャラバンハートではアイテムとして登場しないが、【フィールドイベント】で泉の水を飲むというのが発生する。
その泉は聖水が湧き出てる泉だったということで、しばらく敵とエンカウントしなくなる効果がある。
【オーブのダンジョン】ではダンジョン内で出会った遊び人に話しかけると次のフロアに聖水を撒いてくれる。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

本作では錬金専用のアイテムとして登場。
これ単独では何の効果もなく、主に一部のアイテムのマイナス効果を除去するのに使われる。
毒草+聖水=やくそう、くさったパン+聖水=パンなどの錬金に使用する。

スラもり2

店で60Gで買える。
聖なる力を持ち【オバケだん岩】を撃ち落とせるが、威力が18と低く入手できる頃には物足りない。
もっぱら錬金で活躍し、これを2個ときのみ4個でやくそう、これを4個と1000tおもりを2個でせいなるいしが作れる。
これそのものをもえるみず1個とキメラのつばさ7個で作る事もできるが、上記の通り店で楽に買える上、もえるみずはオリハルコン、キメラのつばさは他にも色々な使い道があるため、どう考えてももったいない。

スラもり3

【ナン・ダ・ベーいせき】などで入手できる。
威力が16に下がったが、前作よりも登場が早く、【トンガリこふん】に到達するまでは十分に活躍できる。
交易ではこれとこわれたはしらをそれぞれ1個ずつでたけのヤリイカ、これとねこじゃらしを2個ずつでいやしチューリップが作れる。
また、船のせんたいをレベル4にする際、1250Gに加えてこれを3個とトゲトゲこんぼうが5個必要。

ビルダーズ1

大地のけがれを はらう 聖なる水

ラダトーム編で作成可能なアイテム。採取や建造という観点ではある意味【虹のしずく】など足元にも及ばないくらい重要なアイテム。

【シャナク魔法台】にて、

から5個作れる。
 
ラダトーム全土の呪われた大地を浄化する効果を持ち、これが無いとまともに素材回収ができない。
効果範囲は自身を中心として前後左右に7ブロック前後の円形、上下に2段ずつの計5段と結構広い。
大地を全部浄化するにはかなりの量を必要とするが住民も作成してくれることもあり、クリアまでには充分な量を確保できる。
自分で作成するにしても、無限に採取できるきれいな水さえあればいいので必要になればいくらでも作成できる。
せいすいの使用による変化は以下の通り。 
 

  • 枯れ木→ブナの木(ブナ原木×3)
  • 竜紋岩(竜王の紋章が描かれた黒いブロック)→【鉄鉱脈】(鉄)

なお、「呪われた大地を浄化する」という設定だが、ゲーム上はあくまで上記のオブジェクトを変化させる【リフォーム】素材に似た仕様なので、フリービルドモードにて呪いが一切関係ない二の島の枯れ木やニガキノコに使っても普通に変化する。
骨がしろい花に変わるのは、埋葬と献花のイメージでもあるのだろう。

ヒーローズ2

アイテムではなく【トルネコ】の特技として登場。消費MP5。
一定時間敵に狙われにくくなる効果がある。
【まよけのすず】が廃止された上、操作中のキャラを執拗に狙ってくる敵が多いため割と効果的。
毛生え薬のごとく頭にふりかける様が笑いを誘う。

トレジャーズ

【お宝】の一種として登場。

お宝No.285
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクションどうぐ
標準価格20,000G

【せいすいの空ビン】というお宝もある。

ダイの大冒険

【ロモス】から【パプニカ】へ向かう道中の船が海中のモンスターを近づけない様、船首像の注水口から大量に放水するという形で使用。
常にじゃぶじゃぶ垂れ流すという使い方はやはり金が懸かるのか、【ポップ】もリッチと発言している。
並みのモンスターは接近すらできず、【マーマン】は船の縁に手をついただけで焼けてしまった。
……海の環境に多大な悪影響がありそうな気がしなくもないが、毒をばら撒いているわけではなくあくまで「邪悪なものを寄せ付けない聖水」なので、普通の海の生き物には影響はないのだろう、多分。

アベル伝説

この作品での呼称は「聖なる水」。
8話にて【アベル】【モーラ】の女王から、【はがねのつるぎ】と合わせて授けられた。
次話で乗り込んだ【浮遊要塞ガイム】【バラモス】に歯が立たずピンチに陥っていたところで咄嗟に投げつけ、清らかな水を嫌うバラモスにダメージを与え一時撤退させた。

ロトの紋章

最初は【水鏡】に神の意志を映し出すために注がれるために登場している。
この水鏡に張られた聖水に、聖なる名前として【アルス】という名前が映し出されていた。
 
また、アリアハンでの獣兵団との戦いの際、魔力切れを悟り獣王グノン相手に【メガンテ】を唱えようとした【タルキン】が使用。
円形のバリアのような形で使用者を守る。並みのモンスターであれば結界に触れただけで焼け落ちる。
聖水を自分の身体に浴びせ、獣兵団の大群の接近を退けて本陣にいる獣王【グノン】の元まで辿り着き、メガンテを唱えた。