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【マジックバリア】

Last-modified: 2019-08-25 (日) 18:22:44

概要 Edit

DQ6以降に登場する呪文。特技のような名前だがれっきとした呪文である。
ロト三部作及び天空三部作では、これ以外の呪文はすべて5文字以下なので、これだけ2文字分も長い。
また後述でも説明するがメラやホイミと言った造語ではなく、実際にある言語(英語)をそのまま名前に用いたかなり珍しい呪文でもある。
この呪文の登場以後、名前が6文字以上の呪文や、実在の言語を用いた呪文も登場するようになった。
下位呪文に単体版の【マホバリア】、逆の呪文に【ディバインスペル】【マジックハック】が存在する。
 
DQ7以前では、使用時のメッセージが存在せず、「マジックバリアを唱えた!」としか表示されないので何が起こったのか分かりにくかったが、
DQ8以降では使用時のメッセージが表示されるようになった。
使用時のメッセージは、
「〇〇〇〇たちを不思議な魔法のバリアが包み込んだ!」
 
この呪文は作品ごとに原理や仕様が違っており、軽減不能な攻撃も存在するため注意が必要。
現在、ナンバリングやモンスターズ作品では以下の3パターンのマジックバリアが登場している。

  • A. 耐性貫通力を変化させるタイプ
    • 防御側の耐性を変化させるのではなく、攻撃側の耐性貫通力を劣化させて計算するという処理を行う。
      呪文・特技による属性ダメージや状態異常付着率の軽減は、貫通力変化の結果として起こる。
      詳しくは【耐性貫通力】を参照。
    • ナンバリングではDQ6~8までこのタイプが採用されたが、DQ6・7とDQ8では仕様が微妙に違う。
      DQ6・7の仕様では、貫通力と元の耐性によっては軽減できない攻撃も存在した。
  • B. 攻撃呪文の被ダメージを直接変化させるタイプ
    • ブレス攻撃に対する【フバーハ】と同じ原理で、属性耐性とは別に、呪文によるダメージを割合で軽減する。
      詳しくは【攻撃呪文軽減・弱体】【属性ダメージ倍率】を参照。
    • 軽減可能なのは攻撃呪文のみ。状態異常の付着率や、呪文以外の属性ダメージは軽減できない。
    • DQ9~11でこのタイプが採用されている。
  • C. 耐性を変化させるタイプ
    • 対象の耐性そのものを変化させることで攻撃を軽減する。
    • 属性さえ持っていれば、あらゆる呪文・特技に対して効果がある。
    • テリワン3D以降のモンスターズでこのタイプが採用されている。

DQ6 Edit

【パラディン】★5か、【賢者】★7で習得可能。
効果範囲は意外なほど広く、ほとんどの攻撃呪文によるダメージを軽減できる他、補助系の呪文・特技に対しても大きな効果を発揮する。
【ラリホー】【メダパニ】はもちろん、【あまいいき】等も効きにくくできる。
さらには、【せいけんづき】【さみだれけん】【がんせきおとし】といった【岩石系】の特技にも有効。
ただし、炎や吹雪系の息攻撃や、敵のザキ系呪文などのように、貫通力と元の耐性によっては軽減できない場合もあるので、効き目を過信するのは危険。
 
SFC版DQ6の【公式ガイドブック】の挿絵では【バーバラ】がゾーマのようなポーズで使用している。

リメイク版 Edit

便利すぎたためか呪文に対してしか軽減効果が無くなった。
他の補助呪文は7以降のターン経過で効果が切れる仕様なのに、なぜかこの呪文はターン経過では効果が切れないので弱体化こそしたものの依然強力。

DQ7 Edit

習得が賢者のみ★4に変更され早く覚えられるようになったほかプロトキラー★2でも習得可。
効果は6から据え置きだが、本作からの仕様によりターン経過で効果が切れるようになってしまった。
しかし、他の補助呪文効果が軒並み6~9ターンなのに対して11~14ターンも持続するので余程の強敵戦以外でかけなおす機会は稀かもしれない。

リメイク版 Edit

リメイク6同様に呪文にしか効果が無くなったほか、仕様によりプロトキラー職を★2まで鍛えていない場合は、
上級職ではパラディン★5か、賢者・【魔物ハンター】★4以上でないと使えなくなってしまった。
何故魔物ハンターが使えて、武器と魔法のエキスパートである【魔法戦士】が使えないのか?という点よくツッこまれる。
最上級職では全職業使用できる。(それぞれ【ゴッドハンド】★4、【天地雷鳴士】★1、【勇者】★1)
 
特技耐性が強化されなくなった為、【神さま】戦では、【ステテコダンス】【ジゴスパーク】を軽減する手段がなくなったのが痛い。

DQ8 Edit

【ゼシカ】が杖スキル31で習得する。消費MPは3で、効果は6~9ターン継続する。
DQ6・7では対応範囲外だった炎・吹雪ブレスやザキ系も軽減できるようになり、汎用性が上がっている。
ただし、確率系の呪文・特技に対する効果は抑え目になった。
【ラジカルストーム】の効果の一つでもある。
 
…なのだが、マジックバリア=呪文を軽減という認識が強く、人によっては全く使われないことも。
今作で呪文主体のボスは【トラップボックス】【呪われしゼシカ】しかおらず、
ゼシカの序盤のスキル振りで鞭を優先していると前者との戦いまでに習得するのは難しく、
後者はゼシカ本人が敵に回っているので使いようがない。
しかしおたけびやかまいたちなども軽減できると知っておくと使われる場面は飛躍的に増えるだろう。

耐性貫通力の都合上、相手の呪文の為に使用しても雀の涙ほどしかダメージを減らせない。ブレス系等は2割ほど軽減しフバーハや炎の盾、氷の盾の道具使用とも重複するため貢献度が高い。上述の通り、状態異常対策としての効果も大きい。
しかし、肝心の「マジック」には大してバリアしてくれないだなんて…

敵では、【マジックリップス】のみがこれを使用する。

3DS版 Edit

【追憶のアルゴン】【追憶のドルマゲス】が使用するおたけびが、マジックバリアの効果が効かない特殊な仕様になっている。

DQ9 Edit

仕様は概要の項目で書いた通り。
習得時期はパラディンがLv28、賢者がLv38とかなり遅め。
呪文ダメージを一度使用で25%、二度使用で50%軽減する。
これに頼るよりは1ターンで済む全体がけフォースで50%耐性を得たり、
【ミラーシールド】+【におうだち】で反射ダメージまで狙った方がいいだろう。
補助による耐性・パラメータの上げ幅が二段階制になったり、
属性の概念が変わったりと本作では多くの仕様変更がなされたが、その煽りをモロにうけた不遇な呪文である。
  
また、【りんねの盾】系統を使用してもこの効果が発生する。

DQ10 Edit

どうぐ使いがLv48で、天地雷鳴士がLv75で習得。消費MPは4。
DQ9とほとんど同じ仕様で続投している。
詳しくはこちらを参照。

DQ11 Edit

【ベロニカ】【グレイグ】が初期習得している呪文。
消費MP4で、味方全体の呪文耐性を1段階上げる。
 
ベロニカが覚えているものは本作では数少ない「素早いキャラが使える防御呪文」なので重宝するかと思いきや、ベロニカ加入以降は物理・特技主体のボスが多いため、さほど活躍はしない。
雑魚敵では強力な攻撃呪文(特に【ヒャダルコ】)を唱えてくる者がいるが、ベロニカ自身が強力なアタッカーなので攻撃呪文で一刻も早く数を減らした方が安定する場合が多い。【ホメロス】【ごくらくちょう】【リーズレット】と戦う場合に余裕があれば使う程度だろう。
異変後の世界でグレイグがマジックバリア役になった後も、大体は物理主体のボスが多いため【スクルト】を唱えてもらった方が安心できるうえ、呪文を多用してくる【フールフール】戦では開幕マホトーン状態を強いられるため、この時期でも活躍は微妙なところ。
 
この呪文が真価を発揮するのはクリア後からと言っても過言ではない。
クリア後だと【魔道士ウルノーガ】【キングマーマン・邪】といった呪文主体のボスや、【ギラグレイド】を連発してくるボスが増えてくるため、【セーニャ】【たてごと】スキルと併用しての防御手段として出番が回ってくる。
 
なお、DQ9同様にりんねの盾系統を道具使用した際の効果になっている他、3DS版では【星のオーラ】を道具使用した際もこの効果が現れる。

DQM1、2、CH Edit

敵からの呪文ダメージのみならず、【マダンテ】なども軽減することができる。消費MPは3。
【ダーククラブ】【アイアンタートル】【コハクそう】【たまてがい】などがLv19(キャラバンハートではLv13)で習得する。

DQMJシリーズ Edit

味方全体の耐性を1段階上げる呪文。攻撃呪文の属性だけでなく状態異常の耐性も上がる。
イルルカでは殆ど全てのボスに【全ガードブレイク】が付いている為、ストーリーに於けるこの呪文の重要性が高くなっている。
 
DQMJ3では【フバーハ】の効果がブレス抵抗力アップから全属性耐性アップに変更され、この呪文は削除。
実質的に、ブレスを防ぐ旧フバーハが廃止され、マジックバリアがフバーハに名称変更されたと言える。
なお、J3では他にも【ダウン】【ヘナトス】に改めたり、【グレイトハック】【バハック】に改めたりとドラクエらしからぬ英語呪文を減らそうという動きがみられている。
代替呪文を考え付かなかったのか【インテ】【フール】【チェンジ】【チェイン】あたりは続投しているが。

トルネコ2 Edit

魔法使いの呪文として登場。
消費HPは3で、10ターンの間ときどきモンスターからの魔法攻撃を無効化できるようになる。
しかし魔法使いは魔法攻撃を受けると覚えている呪文を忘れるので、確率ではなく絶対に食らってはいけない。
こんな曖昧な効果よりは、確実に跳ね返して回避する【マホカンタ】か、【メダパニ】で暫く黙らせる方が良い。

DQMB Edit

SPカードとして第一章から登場。使用者は【ゼシカ】
そのターンのSPカードを含むあらゆる呪文攻撃を無効にする。相手が呪文パーティの時はかなり役に立つ。

DQMB2 Edit

同じ効果の【マホステ】が登場するが、このカードは【レジェンドクエストVIII】を満点でクリアするのに必須なので両方持っておいて損はない。

星ドラ Edit

魔法戦士の輝石にマジックバリアを2連続で発動させる「こだまするマジックバリア」がある。

ロトの紋章 Edit

【ポロン】が使用する。
【アルス】【ジャガン】の最後の戦いの際、ジャガンの【エビルデイン】から仲間たちを守るため使用した。
基本的に「3」「4」の呪文体系が基となるロトの紋章において、「6」の呪文が使われたのは珍しい。
【フバーハ】で雷は防げず、【マホステ】は勇者だけが使える呪文であり、【マホカンタ】では反射して勝負に横槍を入れることになるため、これしか状況に即した呪文が無かったのだろう。

ネーミング Edit

【ドラゴンクエストマスターズクラブ】内の質問コーナー「堀井雄二の DRAGON QUEST III Q&A」によると、従来、呪文のネーミングについては大きく2つのパターンがあったようで、次のような例が示されている。

  • そのものズバリ
    • 頭が混乱して目玉がパニック → メダパニ
    • カウンターマジック → マホカンタ
    • 消えたけど「でも居る」 → レムオル
    • 模写する → モシャス
  • その呪文を使った時の擬音を想像
    • ギラ系呪文
    • バギ系呪文

しかし、このマジックバリアはこういう語感や擬音からのネーミングではなく、英単語をそのまま並べただけであり、これまでのネーミングのパターンからは外れているため、DQ5以前からのプレイヤーにはどうしても違和感が拭えない。
さらに、DQ8からは対になる弱体呪文に【ディバインスペル】が登場しており、こちらも英語使用で違和感のあるネーミングとなっている。