【生物】/精素利用低率種

Last-modified: 2024-03-29 (金) 04:14:49

アルファベット表記:Low Ether Life
読み:しょうそりようていりつしゅ/ローエザーライフ
分類:カテゴリー
発案者:tocoma10
Tag: 生物 精素利用低率種 カテゴリー 発案:tocoma110


概要

文字通り、「精素の利用比率が低い生物」の総称。
波音器官が著しく発達していたり、体内精素の活用率が高い生物ではないもの全般が該当する
危険度等級の低い生物が該当しやすいが、必ずしもそうではなく、有する能力や危険性などは種によって様々。精素濃度が安定しフラットな環境に多く生息しており、精素に左右されにくい生態が特徴となる。


一般的な野生動物から家畜、戴冠種、文明保有種まで様々。
その代表的な例は、おそらく開拓の民真竜類だろう。また、戴冠種は生存に精素を依存しない種も多いという。


また、波音器官を持っていても副次的な種というのも多い。
そういった生物も準精素利用種として認識されやすい。

 

特徴

その最大の特徴は、環境内精素への依存率の低さ
多くの波音器官保有種はそういったものを持つ通り、生命活動と精素の関係性がそうでない生物より強い。それは生息域の環境性も関連しているが、それ以外にも過酷な環境に対応するため、その機能を精素に依存しているのである。
その点において、精素利用低率種は低い生物は持ち前の身体能力のみで生存が可能。
これは様々な環境に適応しやすいという強みになり、多くの子孫を各地に残すことが出来た。


逆に、精素が特徴的な環境では生存が難しい。
そのため、特異な環境揃いとなる秘境に生息する種の多くは、波音器官で自他の精素に干渉し生存を図るよう進化した。

 

主な例

下記以外にも多数の種が存在する。*1

いぬ。Dog。わんちゃん。
大陸どこでもその分類に当てはまる生物が存在する。
祖先となるファングは波音器官を持つが、ワイルドファングは精素依存率が低い。精素に頼らず高い身体能力を持つことから、古来より人類に注目されてきた。
そのワイルドファングを品種改良したのが、ほぼすべての犬である。
彼らは波音声帯を失ったが、持ち前の運動能力やコミュニケーション能力を武器とする。稀に現れる先祖返りした個体や、特別な品種改良で再獲得した種には波音器官が存在する。

ねこ。Qua't。にゃんちゃん。
クァッルを祖先とする小型動物の総称。
多くはクァッルを小型化したような見た目を持つが、特徴的な肉髭を残す種は極めて少ない。これはクァッルたちが狩猟や戦闘に精術を利用するのに対し、彼らが隠れ潜み行動するような進化を遂げ、やがて人類種の生息圏にも適応した結果と思われる。

うま。ウマ。Horse。
乳生類奇蹄目ウマ科ウマ属の生き物。
チャックルと並んで多くの文明圏で「足」「労働力」として活用される草食動物。
多くの人類種を凌駕した走力・脚力、長い距離を走り続けられるスタミナを備え、それらが人類種に着目された。チャックルと異なり、荷車を引きやすいこともあって、騎乗用以外の用途でも使われてきた。
なお、野生種によっては蹄に波音器官としての機能がある種が多いも、家畜化に伴いそこは消失したものが多い。

  • 何らかの形でそれらを取り戻す場合は、蹄鉄にて代用する。

 

余談

ファンタジー世界だって魔法使わない生き物はいるわけで、という。
なお、「マナ(=精素)をいっぱい使わない」というだけで、利用自体はしてます。体内精素はどうしても存在するので。

 

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相談コメント欄


*1 要するに一般的な草食動物だの小さい爬虫類や両生類だの魚類だのなんだの、そういうの。