FTLガン
英名:The Fat Line
アイコン | クオリティ | タイプ | 装填数 | 弾数 | ダメージ | 連射 | リロード時間 | 弾速 | 射程 | ノックバック | ブレ | 売値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オート | 100 | 500 | 4 | 0.075 | 3.0 | 0 | 30 |
アモノミコンの記述
テクノバブル
狙ったポイントから銃のある位置まで、まるで巻き戻すように弾が飛ぶ。
光より速い速度を持つ素粒子、タキオンを、人類ヘゲモニー帝国は長年、星間通信に利用してきた。
あらゆる優れた技術にとって、兵器への転用は逃れられない運命である。
とはいえ、タキオンは時間をさかのぼって移動するため、この銃で標的を狙うのはきわめて難しい。
アンロック方法
(ネタバレ注意)
パラドックスでドラガンを倒す
シナジー
- なし
特徴
- プレイヤーが銃を向けた方角にある、部屋で最も遠くの壁から弾が飛んでくる
- 弾は壁をすり抜け敵を追尾する
- 銃のあった位置に来るかもっとも外側にある壁に当たると消滅する、軌道弾を持っていても戻ってこない。
- オブジェクトに当たって消えた場合のみ軌道になる(?)
- 弾は壁に当たらないため、隠し部屋は発見できない。
解説
高い追尾性能と貫通がついたオート銃だが、
照準の向こうから壁をすり抜けて弾がやってくるという、他に例を見ない特徴を持つ。
壁越しに敵に攻撃できるのが何よりの強みであり、しかもこの手の武器にしてはDPSも高め。
追尾・貫通も相まって、壁裏から安全に雑魚掃討することに特化した銃といえる。
ただし、連射力が高い一方で着弾に時間がかかるため、無駄弾がとても出やすい。
総弾数も威力を考えればむしろ少ないほうで、弾持ちの悪さが目に付く。
その性質上、敵の攻撃が激しい下層チェンバーで使いたいところだが、
下層チェンバーでは敵体力も多いため、弾切れになった時のサブプランは考えておきたい。
なお、装填数が多いため普段は気にならないが、リロード時間が3秒もかかる。
RPGと並んで堂々のワースト1位であり、リロードを始めてからでも落として拾ったほうが早い。
交戦中にマガジンが空になってしまった場合、前述のとおりドロップリロードするなり、
サブ銃に持ち換えるなりして、リロードの隙を晒さないようにしたいところ。
その他
- 元ネタはダン・シモンズの小説「ハイペリオン」に登場する「The Fat Line」という通信ネットワーク。
- タキオンという概念はドイツの物理学者が提唱した物。
- 光よりも早く時間をさかのぼって移動するというのは特殊相対性理論に基づいたネタ。
- 光速に近づくほど、その物質に流れる時間の流れは遅くなる(ウラシマ効果)。
- 理論上光速を超えると物質の時間がさかのぼってしまう。相対性理論でも光速を超える物質が存在しないとされ、現在のところ時間がさかのぼるのは不可能。
- 元ネタ「The Fat Line」の略称はTFLなのに対し、日本語版の銃の名前はFTLガンである。
FTLと言えば宇宙を舞台としたローグライクゲーム「Faster Than Light」の略称として有名であり、「光よりも速い」を意味する言葉であることからも関連性が疑われる。
- 元ネタ「The Fat Line」の略称はTFLなのに対し、日本語版の銃の名前はFTLガンである。