概要
なにやらワケアリのヒーローたちから、好きなキャラクターを1人選んでプレイしよう。彼らは全員、悔やんでも悔やみきれない過去を持つ。自らの過ちを帳消しにするためなら、手段を選ばない連中だ。勇敢なのは間違いないが、ほとんどヤケと紙一重。生きて目的を果たすためなら、燃えさかる炎や弾幕の中にだって平気で飛び込んでいく。盾になりそうなものは何でも利用しながら、ゴールを目指そう。
出典:Enter the Gungeon on Steam
いわゆるプレイヤーキャラである。はじめはプリゾナー、ハンター、ソルジャー、パイロットの4人のうちから選択できる。各キャラを操作する上での性能差は無いが、初期状態で所持している武器とアイテムが異なる。弾薬無限のほうの銃(初期銃)とパッシブアイテムは捨てられないため、実質のキャラ性能と言って良いだろう。
プリゾナー
- 概要
刑期の代わりにガンジョンで投獄の「過去」を消すことを選んだ囚人のガンジョニア。
- スタート武器
- スタートアイテム
- 特徴
4人の初期武器の中で最強のDPSを誇る安物のリボルバー、一発が重く接近戦で頼れるソードオフ、火炎のダメージゾーンを作るモロトフカクテル…と攻めの手札が非常に豊富。初期状態でもそこそこ戦える。
代償として安物のリボルバーは精度が悪くソードオフは短射程のため、高精度な銃をツモれるまでは常にハイリスクな接近戦を強いられる。またソードオフは弾薬有限なので注意。
パッシブの宿敵の写真は、被ダメージ時に即時リロード&短時間攻撃力上昇のバフを付与するもの。敵に囲まれピンチになっても、バフで強引に押し返すことができる。ボス戦でもあと一歩を一押ししてくれることが多い。
反面、中盤に差し掛かってくるとソードオフに頼れなくなり、また被弾も許されない状況に追い詰められると持ち味が消えてしまう。
総じて攻めに特化したガンジョニア。被弾を恐れずガシガシ前進して攻撃し、ライフの犠牲をも利用できる人に向いている。敵の体力や挙動を把握し「殺られる前に殺る」が実現できるようになると強い。
ハンター
- 概要
黄色のマントを羽織り、古風な装備と忠犬携える姿から、まさに中世の「狩人」を連想させるガンジョニア。
- スタート武器
- スタートアイテム
- 忠犬 (パッシブ)
- 忠犬 (パッシブ)
- 特徴
さびたピストルはそこそこの火力に中距離まで当たる精度をもつ、初期武器のスタンダード。もう1つのクロスボウは、高火力・長射程・大ノックバックと強力。有限な弾薬には要注意だが、序盤から弾薬箱の充て先があるとも言える。
クロスボウをメインに、細かいダメージをさびたピストルでまかなうようにすれば、初期武器のみでも序盤を乗り切れる力を持つ。中盤以降はさすがに力不足になってくるが、今度はサブ武器や隠し部屋の発見として活かせる。
パッシブの忠犬は部屋の制圧後に5%の確率でドロップアイテムを掘り出してくれたり、宝箱に擬態したミミックを看破してくれる。戦闘に直接参加はしないが細かい所で踏破に貢献してくれる、大切な相棒だ。
しかし、忠犬の掘り出しは確率かつランダムであり、それだけを頼りにするには少々荷が重すぎる。ミミックを看破する能力についても宝箱を一発撃って確認する癖をつけているプレイヤーにとっては無いようなものなので、運が悪いと初期パッシブを持っていないのと同様になってしまう。
しかし上振れれば鍵などのリソースを潤沢に持て、そうでなくともクロスボウで最低限以上の戦闘ができる、割の良いギャンブルのできるガンジョニアだ。
ソルジャー
- 概要
たくましい身体をアーマーで包み銃の扱いに長ける、海兵隊兵士のガンジョニア。
- スタート武器
- 制式ピストル (弾薬無限)
- スタートアイテム
- 特徴
制式ピストルは 装填数・精度・弾速に優れる。リロードの隙を晒しづらく、また多少遠くても当たるため、初期武器中でも特に使いやすい。
アクティブアイテムのトランシーバーで弾薬を確実に一度だけ補給できるので、いざというときでも弾が枯渇しにくい。
パッシブの軍事訓練の記録は全武器の精度・リロード速度・チャージ速度を向上させる。他のガンジョニアと比べて同じ銃を持っても命中率・DPSで勝るのだ。
また開始時からアーマー1つを持っており、一発分だけ耐久力に優れる。ちなみにアーマーが0になるとヘルメットが外れ素顔が晒される。
しかし他のキャラと比べるとアイテム獲得に長けておらず、一発逆転を狙える程の強力なものも持っていない為、運次第ではジリ貧に陥りやすくもある。
高い精度による敵から距離を取る立ち回りと短めのリロード隙から、リスクを抑える戦いが得意。焦らずじっくりと戦える人に向いている。
パイロット
- 概要
宇宙船のパイロットで、かつ、ろくでもないこそ泥でもあるガンジョニア。
- スタート武器
- ローグスペシャル (弾薬無限)
- スタートアイテム
- 使い慣れたロックピック (アクティブ)
- 巧みな話術 (パッシブ)
- 隠しコンテナ (パッシブ)
- 特徴
初期状態での戦闘力に難を抱える。彼の初期銃ローグスペシャルは低威力・低連射速度・低精度・低弾速・長いリロード…の五重苦。
どれをとっても初期銃の中では最弱の上、他に直接戦闘で役立つ装備もあまり持たないため、序盤の立ち上がりは非常に苦しい。
その一方で、初期アイテムは多く、報酬ゲットに極振りされている。使い慣れたロックピックは50%の確率で鍵を消費せず宝箱や扉を開けられ、巧みな話術はショップでの価格を15%割引。隠しコンテナはアクティブアイテムをもう1つ持てるようにし、持てる弾薬数を10%増やす。
運に左右される面も大きいが、他ガンジョニアと比べてアイテムを入手できるチャンスが多く、一度波に乗れば止まらない。
また、鍵の足りない局面で他のガンジョニアが開けられない宝箱を50%で開けに行けるので、鍵のドロップに比較的依存しにくく、考えようによってはむしろ展開が安定しやすいとも言えるだろう。
とはいえ最悪の場合は性能の劣悪な初期銃で第一チェンバーのボスを相手取らなければいけないため、プレイヤーの腕が試されることも。
序盤はつらいが中盤以降は力を発揮しやすいガンジョニアだ。
イニシエート
- 概要
Co-opプレー時専用のガンジョニア。2P側はこのガンジョニアを操作することになる。
NPCからの呼ばれ方から子供であるだけははっきりしており、名前*1・素顔を隠しているローブ・宝箱開封時の動きから正銃教団に関係する者であることは示唆されている。
しかしそれ以外のことについてはアモノミコンにイニシエートらしき子供についての記述があるぐらいで、性別ですらはっきりしていない。*2
あらゆるNPCから「主人公ではない」「脇役」等と言われ、まともに取り合ってもらえない。
- スタート武器
- ダーツガン (弾薬無限)
- スタートアイテム
- 特徴
初期銃であるダーツガンは見た目の弱々しさに反し、各初期銃のいいとこどりをした性能で、強く使いやすい。
メインガンジョニアより先に死なないことが重要。1P側が死んだ場合はナンバー2で自身を強化しつつ必要ならフレンドクッキーの全快蘇生ができるが、イニシエートが先に死んでしまうとそれができない*3。co-op補正による敵HP1.4倍増があるため、1P側が途端に窮地に陥る。
そのため、後方支援に徹して1P側のガンジョニアを盾にしながら先行させて進むべし。
彼(彼女?)はあくまでナンバー2なのだ。英雄になろうとするとヘマをする。
自身の過去を始末することもできるが、それに必要なアイテムは普通の方法では手に入らない。相方をうまく利用しよう。
隠しガンジョニア
- 条件を満たすことで解禁されるキャラ。
ロボット
- アンロック方法
第2チェンバーとのショートカットが開通した後、再度第2チェンバーのエレベーターシャフト内に行くとこわれたテレビが落ちている。これを第5チェンバーの鍛冶屋まで運び、鍛冶屋と会話することでアンロックされる。
- 概要
テレビの様な頭を持ったロボット。以下のように 他ガンジョニアとは基礎性能が大きく異なるのが特徴。 - スタート武器
- ロボットアーム (弾薬無限)
- スタートアイテム
- 特徴
- 初期銃 ロボットアームは火力・装填数・精度・弾速どれも優れ、性能がとても高い。
冷却剤はただ水をまくだけだが、バッテリー弾の効果でモロトフカクテルのようなダメージ地形として扱うことが可能。なお、自身にダメージはない。さらにバッテリー弾には精度を大幅に上げる効果があり、距離適性が高いのはもちろん、他キャラでは使いづらい銃でも使いこなせる。
ガラクタを集めることで火力が高まる隠し能力も他のガンジョニアにはない強み。
一方でハートが存在せず、耐久値は全てアーマーという大きな特徴がある。アーマーはハート以上に入手先が限られるため、一発の被弾が他ガンジョニアに比べて大きく響く。勝者の弾の体力上昇量が他ガンジョニアに比べて実質半分なのも厳しいところ。銃騎士シリーズなどのアーマーによって耐久力を高めるアイテムの優先度は高い。
ただし、亡銃化したガンデッドの黒弾でも実質ダメージが増えなかったり、隠し部屋を見つけやすかったり、勝者の弾の取得ミスが後に響きにくいというメリットもある。また、宝箱を開けられなくなり破壊するしかなくなる特殊モードなら他モードより有利になるだろう。
総じて、高い攻撃性能と引き換えに防御面に難を抱えるピーキーなガンジョニア。被弾が少ない上級者なら、その性能を十二分に発揮できる。
- co-opをイニシエート1人で進める場合、アーマー故に弾除けのデコイとして優れる。冷却剤により、第1チェンバーの暖炉の消火が安定して達成できる点も便利。
ブレット
- アンロック方法
初期開放のガンジョニア4人のうち誰でもいいので過去を始末すると、全ての階層(隠しを含む)で時折赤いマントを羽織ったブレット族が出現するようになる。また、下層になるほどより出現しやすくなる。
このブレット族はプレイヤーを攻撃せず、しばらく周囲をうろついた後消滅する。部屋の敵を全滅させた後、これを倒さずに5回見逃すことでアンロックされる。
- 概要
ガンジョニアと敵対するブレット族の一人。どうやら裏切り者のようだ。通称:ブレット君。
- スタート武器
- 背徳の呪具 (弾薬無限)
- スタートアイテム
- セルフ弾 (パッシブ)
- セルフ弾 (パッシブ)
- 特徴
何といっても初期近接武器 背徳の呪具の強い個性と、攻防一体な性能が特徴。弾消しができ、ハート満タンで出る光波を当てれば火力も高い。「ブレットを使う≒背徳の呪具を使う」とまで言える。詳しい性能は武器ページを参照。
セルフ弾は接触ダメージ無効によって接近戦の危険性を下げる。またドッジロールのダメージ強化効果があり、呪具と組み合わせることでさらにダメージを稼ぐこともできる。
弾消し・接触ダメ無効によって、他ガンジョニアの比でない安全性をもつ。一方で常識外れの性質であるがゆえに、その操作感は独特。また真価の発揮にはハート最大値の維持が必要で、特に装備の充実していない序盤の被弾が致命的。
プレイスタイルとしては、背徳の呪具を活用し安全に序盤を探索し、アーマーや強化アイテムを集めながら後半戦に備えることになるだろう。背徳の呪具は非常に強力ではあるが、火力は後半になると物足りなくなる為パッシブアイテムなどで上手く火力を上げたり、アーマーを取る事でハートを温存したりしよう。
決してお手軽強キャラというわけではないが、使いこなせれば他に無い強みが光るテクニカルなガンジョニア。
パラドックス
- アンロック方法
初期開放のガンジョニア4人のうち誰でもいいので過去を始末すると、第2~第4チェンバーに異次元の裂け目のようなスポット*4が20%の確率で出現するようになる。
裂け目の上でアクションボタンを押すと、ガンジョニアが特殊なエフェクトを纏うようになる。この状態で過去を始末するか、第6チェンバーをクリアするとアンロックされる。
なおこのエフェクトはクローンなどの復活効果では消えない。以前はセーブ&ロード*5すると消滅していたようだが、現在は修正されているようだ。
- 概要
※使用する度に5が必要
姿がうつろい、はっきりと定まった輪郭さえ持たないガンジョニア(?)。
- スタート武器
- ランダムな初期銃(スリンガーを除く)
- ランダムな初期銃以外の銃(ごく稀に無し)
- スタートアイテム
- ランダムなパッシブアイテム
- ランダムなパッシブアイテム
- 特徴
開始時に初期武器1つ+銃1つ+アイテム1つが毎回ランダムに選ばれる特殊なガンジョニア。どんな長所短所があり何を得意とするかは毎回異なる。
とはいえ、実質宝箱2つ分のアドバンテージを持って開始できるため大抵は他ガンジョニアより強い。
ランダム武器/アイテムはクオリティに関係なくアンロック済みのものから選ばれる*6。運が良ければいきなりを持ってスタートすることも。
普段と一味違ったガンジョン探索をしたい人におすすめのガンジョニアだ。
これまでのガンジョニアと異なり過去はなく、過去を始末する弾を手に入れることが出来ない。
- 未アンロックのキャラの初期銃や、未アンロックの初期銃スキンもランダムで選ばれる
- パラドックスの見た目はドッジロール、テーブルの裏返し、樽を転がす、などのアクションを行うたびにランダムで他のガンジョニアの姿に変わる
- ピエロの仮面などの見た目を変化させるアイテムを拾った場合、変更される可能性のある姿のうちの1つに加わる
- パラドックスでCo-opを開始した場合、イニシエートの初期装備はパラドックスのものとは異なるランダムなものになる。
- クイックリスタートした場合、イニシエートの初期装備はパラドックスと同じものになる。
ガンスリンガー
- アンロック方法
パラドックスで第5チェンバーをクリアし、過去を始末する銃のある部屋に行くと、強制的に第6チェンバーに移動させられる。*7*8
そのまま第6チェンバーのボスを倒すとエンディングには入らず、武器・アイテムをすべてリセットし、ガンスリンガーで2周目がスタートする。
ガンスリンガーで再度第5チェンバーまでをクリアし過去を始末する弾を所持した状態で過去を始末する銃を使うと、特殊な第6チェンバーに移動する(武器・アイテムはすべて引き継ぐ)。
この第6チェンバーのボスまで辿り着くとゾンビキング第1形態×2との戦闘になる(第2、第3形態はない)。片方はパラドックスのような紫のオーラを纏っており、亡銃化している*9ようだ。これらを倒すことでガンスリンガーがアンロックされ、パラドックスを経ずに自由に使用することが出来るようになる。
- 概要
※使用する度に7が必要
絵にかいたようなガンマン風のガンジョニア。
- スタート武器
- スリンガー (弾薬無限)
- スタートアイテム
- ゾンビキングの目 (パッシブ)
- ゾンビキングの目 (パッシブ)
- 特徴
何といっても超強力なパッシブアイテムであるゾンビキングの目を初期から所持しているのが最大の特徴。
これは取得した銃のシナジーを全て発動させるというもので、あらゆる銃が無条件に強化されると言っていい。
普段は弱い銃が馬鹿げた強さになる事も少なくない。
強力なシナジーで大暴れしてもいいし、いまだ見ぬシナジーを求めて探索してみてもいいだろう。
欠点、というか問題はガンスリンガー自身のアンロック難易度の高さ。
運要素の高いパラドックスから始めて第6チェンバーを2連続でクリアせねばならず、しかも2回目は第1形態×2、片方亡銃化という非常に厳しい相手との戦いとなる。
特に2回目のガンスリンガー攻略の途中で死亡した場合はパラドックスからやり直しになるので非常に辛い。
ガンスリンガー攻略時の過去を始末する弾の貰い忘れは特に注意。
幸いガンスリンガー自体は非常に強いためダークマーカー、AWP、ハイキャリバールなどの強力なシナジーを持つ武器があれば攻略は楽になる。
ガンジョンとしてはかなりの長丁場になるので適度にセーブして休憩する等して無理はしないように。
どうしても難しい、という人はレインボーモードで挑戦するのも手。
武器やいにしえの英雄のバンダナ、クローンなどが入手しやすく、強力な武器で攻略出来る。
- アンロック方法
コスチューム変更
ゲームを進めるとガンジョニアと初期銃(弾薬∞)の見た目を変更できるようになる。
見た目が変わるだけで性能差はない。
- アンロックの条件と着替え方
コスチューム 過去を始末すると、エントランスの初期位置の近くに
新コスチュームが置かれているので調べる初期武器 コスチュームを変更した状態で再び過去を始末すると、
エントランスに銃の石像が置かれているので調べる
- 見た目の概要
ガンジョニア コスチューム 初期銃(∞) 初期銃の弾 備考 プリゾナー モヒカンのパンク風 赤とオレンジ オレンジの縁取りの赤丸 コスチュームは1979年の映画「Mad Max」のパロディの可能性あり ハンター 狼のフード付マント 白銀とピンク ピンクの丸 ソルジャー 中世風の重装騎士 黄色と白 水色の丸 パイロット 黄緑のサングラス オレンジと赤 黄色の丸 イニシエート リンゴの着ぐるみ T.B.C. ロボット がいこつ どくろ 白い骨 「ターミネーター」シリーズのパロディ ブレット ピンクのうさぎ にんじん ほぼ変化なし 「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のパロディ ショットガン族 - - PS4・Switchパッケージ版の特典衣装 - 初期銃の形状は基本的には変わらず、カラーリングだけが異なっているように見える
・ソルジャーの制式ピストルは、銃身の下にパーツが付加されてるようなデザインに変わっている
・インベントリでの表示は元のままで変わらない
・プレイ中、元のカラーリングに戻ってしまうことがある(原因不明)
・武器の内部IDは別で設定されているらしく、宝箱などから入手可能な背徳の呪具は1回のプレイで2種類出現する場合がある。
・ブレットで初めて過去を始末した際に特典コスチューム(ショットガン族スキン)を着ていた場合、うさぎコスチュームとにんじん呪具が同時にアンロックされる。
・アンロックしたコスチュームはパラドックスの姿や初期銃になる事がある。
- 初期銃の形状は基本的には変わらず、カラーリングだけが異なっているように見える