FFT 
言語別 | ||
日本語 | ベストラルダ・ラーグ | |
英語 | PS | Bestrada Larg |
PSP | Bestrald Larg![]() | |
韓国語 | 베스트랄다 라그 |
FFTに登場するキャラクター。
フルネームは「ベストラルダ・ラーグ」だが、公爵の爵位を持つため、劇中ではほぼ100%で「ラーグ公」と呼ばれる。
ガリオンヌの領主で、北天騎士団を有する実力者。
イグーロス城はベオルブ家のものではなく、この人の拠点である。
獅子戦争は、実妹ルーヴェリア王妃の生んだオリナス王子をイヴァリース王に即位させて自らの傀儡政権を作ろうとするこの人と、養女として王室に入ったオヴェリア王女を即位させて傀儡政権としようとするゴルターナ公との戦争だが、当人は戦争に横槍を入れる神殿騎士団の策略によりバルクの放った毒に苦しんでいるところを、部下であり幼馴染でもあるダイスダーグによって殺された。現実は非情である。
ダイスダーグは父を暗殺していたことを彼に知られていたので、仮に神殿騎士団の協力がなくともいずれはダイスダーグに口封じをされていたであろう。
- なんでラーグ公がダイスダーグのバルバネス暗殺を知っていたのか少し気になるとこだが死に際に
「バルバネスを殺したのは……ベオルブ家の……家督を……継ぐ…ためだけでなく……」と言っている事からどうやら家督を継ぐ際にラーグ公の助力を得たのではないかと思われる。
が、ここで一つ疑問。この先何年生きたかどうかは分からない上に死んだ時に何歳だったか正確には分からないものの、バルバネスは(少なくともグラフィックから判断すれば)決して若くなく、放っておいてもダイスダーグより先に死ぬのは確実だったと思われる。
しかもその上ダイスダーグは長男なんで、余程の事がなければ家督を継ぐ事ができる。別にラーグ公の助力を仰ぐ必要なんかないはずなのだ・・・だとすれば何か助力を仰がないといけないような事情が実はあったのか(例えば実はバルバネスはダイスダーグを差し置いてザルバッグに家督を相続させようとしていたとか)、それともつい話してしまっただけなのか・・・少し気になる。- そこまでうがった見方をしなくても、二人の計画は清廉潔白なバルバネスが知れば看過することはなく、確実に妨害されると予想したので殺害したものだと思われる。
ダイスダーグがベオルブ家当主の座に就いていることも計画に有利に働くので一石二鳥を狙ったのだろう。
ただ確かに、上にあるように近いうちにダイスダーグはベオルブの家督を継げたはずであり、王位継承順でも
オヴェリアよりオリナスのほうが優位なので、何もしなくてもラーグ公の思惑通り事は動いたはずだ。
ということは、それを覆されるだけの不安材料がラーグ公サイドにあったという事なのか(オリナスの出生疑惑とか)。
バルバネスに不利な事柄を知られたから殺す、にしても言い争いの末突発的に殺してしまったならともかく、モスフングスでじわじわと毒殺なんて計画的な殺害方法を取ったのも解せない。- バルバネスを「殺害」したら自分も無事じゃすまないから「病死」してもらったんじゃないかと…。
それに、あのオルランドゥに並び称される天騎士バルバネスに斬りかかったらどうなるかがわからないラーグ公じゃないだろうし。 - 何もせずバルバネスが健在ならラーグ公とゴルターナ公のいつ戦争を始めてもおかしくない緊張状態も収めてくれたかもしれないけど、ゴルターナ公を王女暗殺の逆賊として排除できるダイスダーグの策のほうが見返りは大きい。
- バルバネスを「殺害」したら自分も無事じゃすまないから「病死」してもらったんじゃないかと…。
- そこまでうがった見方をしなくても、二人の計画は清廉潔白なバルバネスが知れば看過することはなく、確実に妨害されると予想したので殺害したものだと思われる。
オリナス王子の実父がまさかのバルバネスだったら、すべての辻褄が合っちゃう。
でもオリナスの父、ダイスターグはワンチャンあると思う。
ラーグ家はデナムンダII世を祖に持つ王家の分家として生まれた。
アトカーシャ王家の紋章が双頭の獅子であることから、ラーグ家の紋章は左を向いた白獅子。
- 紋章学で言う所のrampant。
その髪型から、発売当時のユーザーにはつぶやきシローと言われたりした。
PSP版から入った様なユーザーにはほとんど通じないと思われる。
chapter1ではダイスダーグに命令違反で叱責されていたラムザを庇ってくれて、さらに「バルバネスに似ている」とまで評していた。
それ以降はまったくラムザと関わらなかったが、ベオルブの名を継ぐ者としてそれなりに期待していたのかも知れない。
- だが、ラムザが作り出した状況を有効利用する算段が見えているなど、政治家としての狡猾さが見て取れる。
ライバル(笑)であるダメ君主よりは、有能なのかもしれない。
親友にして有能(過ぎて制御できてなかった)な軍師ダイスダーグ、堂々たる武人(過ぎて謀略に反対しそうな)の聖騎士ザルバッグ。軍事における指揮はこの二人が行っていたと思われるが、じゃあラーグ公は一体何してたの?という点はあまり描かれていない。
もしかしたら内政の方を担っていたのかも知れないが。
- 五十年戦争でラーグ公があげた武勲のほとんどがダイスダーグから譲られたものであるという設定があるので軍事能力はあまりないらしい。
- 事実、イグーロス城でザルバッグに強襲をされた時、「他人の力を借りなければ戦う事の出来ないヤツ」と言われている。
- 上記のとおり政治家としての狡猾さを持っていることがうかがえる。
ガリオンヌの内政や王家との折衝、軍事以外の謀略面などで手腕を発揮していた可能性がある。
少なくとも無能なライバル()よりは有能そうである。