黒魔導士珠玉のロックアレンジアルバム第3弾。
第ニ弾から三年もの年月を経て2008年3月19日発売。全10曲。
ラスボス戦の曲が多く、同名の曲(最後の闘い)があり、似た様なタイトルの原曲(最後の死闘)があったりと、ぱっと見何がなんやら。
しかし、各タイトルをプレイしていれば、各ボス由来のタイトルに変更されているので、逆に分かりやすい。
10曲目は亡くなった知人に捧げたオリジナル曲である。
- 9の最後の闘いに「Grand Cross」というタイトルをつけたあたり、植松さん分かっていらっしゃる。
曲目
- Opening-Bombing Mission (「オープニング~爆破ミッション」from FINAL FANTASY VII)
- Neo EXDEATH (「最後の戦い」from FINAL FANTASY V)
- The Extreme (「The Extreme」from FINAL FANTASY VIII)
- Assult of the Silver Dragons (「銀竜戦」from FINAL FANTASY IX)
- KURAYAMINOKUMO (「最後の死闘」from FINAL FANTASY III)
- Distant Worlds (「Distant Worlds」from FINAL FANTASY XI)
- Premonition (「Premonition」from FINAL FANTASY VIII)
- Grand Cross (「最後の闘い」from FINAL FANTASY IX)
- Darkness and Starlight (「オペラ~マリアとドラクゥ」from FINAL FANTASY VI)
- LIFE in memory of ~KEITEN~
目玉はやはり表題曲である「Darkness and Starlight」であろう。
6のオペライベントをまとめた15分30秒にもおよぶ大作で、
その構成も途中で邪魔者が入らなかったらこうなっていたと思われる、
いわば「完全版」とも言うべきものであり(アリアの歌詞のみ少し分割されている)、その点においてもなかなか興味深い。
曲目に「マリアとドラクゥ」のアレンジがあるが、ライブでは本物のオペラの役者が出演した。
そのためロックバンドとオペラの役者が同じステージで演奏と演技をするという珍しい光景が見られた。
LIFE in memory of ~KEITEN~がなんだか牧場の少年と似ている気がする。