キャラクター/【セッツァー・ギャッビアーニ】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 07:29:12

音楽/【セッツァーのテーマ】
キャラクター/【セッツァー】(FFT)
乗り物/【試製強襲型飛空艇【セッツァー】】


FF6

空飛ぶギャンブル場であり、世界中に、唯一の飛空艇である「ブラックジャック号」のオーナー。
リターナーも帝国も関係なく、自分がおもしろいと思ったことにしか興味を示さないが、ひょんなことから反乱軍に手を貸すようになる。
現在はショウビズ(芸能界)の世界にも興味を持っているらしい。


年令:27歳
職業:ギャンブラー
身長:175cm
体重:62kg
生年月日:2月8日 水がめ座
血液型:AB型
出身地:不明
宝物:ブラックジャック号
好きな物:真剣勝負
嫌いな物:腰抜け
趣味:ソリテアー(一人で遊ぶトランプ)


FF6のパーティキャラ。27歳。
「ギャッビアーニ」はイタリア語でカモメを意味する。
帝国にもリターナーにも属すことなく、「賭け」と「大空」を生きがいとする自由な男。
傷だらけのギャンブラーで、空飛ぶカジノ・飛空艇ブラックジャックのオーナー。


何よりも「賭け事」と「女性」が好きであり、オペラ歌手のマリアに惚れてオペラ座に彼女の誘拐予告状を送りつけたところから、帝国本土への移動手段を探すロックセリス達と出会うこととなる。


崩壊後、フェニックスの洞窟や瓦礫の塔から脱出すると、彼1人のパーティでファルコン号にワープする。
パーティー再編成のため仲間に話しかける機会が多いセッツァーには、ダッシューズを履かせておこう。

戦闘

レベル1時点での能力値

能力値数値能力値数値
HP46攻撃力28
MP9防御力48
36回避率9
素早さ32魔法防御26
体力32魔法回避率1
魔力29--
  • 実際の初登場時のレベルは最低で6。

力は8位、魔力は9位、素早さは10位。
魔法回避率はカイエンエドガーと同率でビリ。
初期MPがあと1ポイント高ければ魔石無しで999になれたのだが…。

  • 武器やアビリティは個性に溢れているが、一方で本人の基礎パラメータは可もなく不可もなく、14人の主人公の中では(同じく個性的な能力を持つ)ゴゴに次いで平凡である。

瀕死必殺技ブラッディカード(効果値147)。


戦闘ではダーツ、サイコロ、カードなどの武器を使うギャンブラーならではの攻撃をする。
彼の専用装備であるイカサマのダイスはかなり特殊だが強力な武器で、低レベルクリアのお供になる。
特殊コマンド「スロット」は出た目に応じて戦況が有利にも不利にもなる賭け技。
 
初期ステータス的には戦士タイプ寄りだが、スロットで発動する攻撃は魔力依存の物ばかりで力依存の物は一つも存在せず、ダイス系も力に依存しない。
なのでダイス系をメイン武器にする場合は力よりも魔力を伸ばした方が使いやすいキャラになる。
セッツァーは原則魔力と素早さを上げていくべきキャラ。


彼の戦い方はランダム性が高いが強力であることは確か。
特にスロットは、ジョーカーデスが発動すればラスボスですら一撃で葬ることが可能である。
また、アクセサリ「へいじのじって」を装備することで「スロット」は「ぜになげ」へと変更され、所持するギルを消費することで敵全体へダメージを与えられるようになる。
このコマンドから、彼が求めるものは金ではなく、ギャンブルのスリルそのものであることが推察できる。

  • ぜになげは前作と違って弱い。というか前作が強すぎただけで、ゲームバランス的には本作の威力の方が適切であり、使えないというほどではない。
    FF6は9999ダメージを容易に叩き出せるので見劣りするだけ。

とにかく使える武器が少なすぎると思う。
ダイスのバラツキは彼らしいので良いが、死神のカードと一撃のダーツがとにかく使いづらい。
カードとダーツの上位互換かと思いきや即死効果が足を引っ張る。
イカサマのダイスの超火力のお陰でそんな思いは消し飛びますが…。

  • セッツァーは軍人として訓練を受けたわけではなく、常にモンスターと戦い続けているわけでもなく、あくまで「喧嘩ができる人」レベルだから。

遊び人と違って、ジョーカーデスランダム召喚ジハードのようなごく一部を除き味方の足を引っ張るようなことはないのでご安心を。
ガウ同様、何をさせるのか予めちゃんと考えてから起用するべきタイプ。


GBA版追加ダンジョンクリア後など、他キャラがアルテマウェポン等の乱れうちで9999×4(or8)を確実に出せるようになってくるとイカサマのダイスの出番は減るが、アルテマウェポン乱れ撃ちが9999になるのは高レベル帯。
イカサマのダイスはSFC版崩壊後の平均的なLv30~40程度でも9999がたたき出せるのが長所。このレベルで同じ火力を出せる武器はほぼ存在しない。

  • GBA版から追加されたラストリゾートは、不安定な彼の欠点を補うようできている(ダイス系にある防御力無視効果は、ラストリゾートには無いので注意)。

コロシアムの試合では非常に頼りになる
コロシアムでの味方の行動は混乱時と同じであるため、スロットは絶対に使わず通常攻撃に置き換わる。
そのため無駄行動を取らず攻撃してくれる期待値が高い。またイカサマのダイスは乱れ撃ちでは威力が半減しないため、早期決着の切り札として活躍する。


攻略本ではイカサマのダイスとダイスの二刀流乱れうちがおすすめと書いてある。
実際それなりに強力なのだが、普通のダイスの方の威力はたかが知れているため、火力だけなら二刀流乱れうちさせるならイカサマのダイスとグラディウス(GBA版、Android版ならラストリゾートで後列配置)がおすすめ。
当然盾なしで、なおかつラグナロクやライトブリンガー等と違い回避率、魔法回避率が大幅に上がるのもないため、このスタイルはまさに彼らしい超命がけのギャンブルな気がする。
グラディウスやラストリゾートの威力を上げるためには力が2上がる魔石を装備させてレベルを上げること。

  • セッツァーは(通常攻略なら)無理に二刀流にこだわる必要はないと思う。
    武器はイカサマ1つにして盾を装備した方が戦いやすい。アクセサリ欄も一つ空くし。
  • レベルが上がるとただのダイスの方でもたまに9999ダメージが出るようになる。
    ダメージが不安定でも後列攻撃・必中・防御力無視・乱れ撃ちでの減算無し、といった特殊効果の方が重要と見るプレイヤーならダイスも充分選択肢に入る。

ストーリー上崩壊後はセリス・エドガー共に必ず仲間になるが一番遅いため、全く育ててなくてもセリスとフィガロ兄弟さえ育てていれば何とかなるし多少は後回しでも良い。

ストーリー

ロック達の企みでオペラの舞台にはセリスマリアの身代わりとなって出演し、マリアに扮したセリスだと気が付かぬままさらってブラックジャックへと連れ込むが、ブラックジャックに乗り込まれたところで騙されたことに気が付く。


セリスらに帝国本土へ乗り込むため飛空艇での協力を頼まれるが、「マリアじゃなきゃ用は無い」と最初はつっぱねる。
しかし、よく見ればセリスのほうがマリアより美人だと言い出し、「セリスが俺の女になるなら手を貸す」と提案する。
これに対してセリスは「コインを投げて表が出たら、自分達に協力し帝国へと運ぶ、裏が出たならば自分がセッツァーの女になる」という賭けを持ちかけた。


結果、セリスの勝ちとなるが、実は使用したコインは元々両面表であった。
彼女のイカサマに気付きつつも、「イカサマもギャンブルのうちよね?」と悪びれない。
セリスのその度胸をますます気に入り、飛空艇ブラックジャックで協力を約束する。

  • このコインはエドガーマッシュとの王位継承者決定の際に使った「両面とも表のコイン」。
    イベント時にフィガロ兄弟がいると、エドガーがこのコインをセリスに渡し、マッシュがそれに気付くというイベントが追加される。
    なので、このイベントにおけるデフォルトメンバーはセリス、ロック、エドガー、マッシュらしい。
    • マッシュがいない場合は、エドガーが渡すシーンだけ。(=マッシュのセリフがないだけ)
      マッシュのみいる場合、及び両者ともいない場合は、なぜか何の脈絡もなくセリスがこのコインを使う。この場合はマッシュもリアクションなし。

ベクタ潜入時は脱出に備えて飛空艇に残っていたが、ベクタ脱出時のクレーン戦からパーティに正式加入。
魔大陸脱出の際、暴走する三闘神の魔力を受けてブラックジャックが大破、愛機を失ってしまう。
この時ティナが飛空艇から落ちてしまう。


世界崩壊後は気力を失い、コーリンゲンの酒場で酒に溺れ、失意の日々を過ごしていた所を、フィガロ城を浮上させたセリス達に見つけられる。
世界を救うと言うセリス達の叱咤と説得にまたしても感服、夢を追い求めて空に散った友ダリルが遺したもうひとつの翼である世界最速の飛空艇ファルコンを蘇らせ、世界を取り戻す夢を追いかけることを決意し、の眠るダリルの墓へセリス達を案内する。

無事、墓に眠るファルコンを復活させ、再び空へと飛びたつことに成功し、各地に散らばった仲間を探す
瓦礫の塔にてケフカとの最後の戦いが終わった後には墜落しそうになったティナを今度こそ救った。


エンディングの時にあり得ないほどの活躍をしていた。

  1. なんだかよく分からない名セリフを残し印象付ける。
  2. ロックがいなかった場合、セリスを助けるのは彼の役目。
  3. 墜落しそうなティナを颯爽と拾っていく。『世界最速の船』をアピール。
  4. 蘇る緑の後半はセッツァーのテーマのアレンジ。FINAL FANTASYまではずっとセッツァーのテーマが流れる。

余談

差し出した誘拐予告状の内容は、
「おたくのマリア。ヨメさんにするから、攫いに行くぜ。流離のギャンブラー」
と簡潔、用件のみ。でも公言したあたりは男らしいかもしれない(やってることは犯罪)。
エドガーのような考えは持っていないようだ。


顔の傷痕やバンダナの件については、Vジャンプの質問コーナーで開発室が答えてる。
傷痕の原因は飛空艇の事故とギャンブルでのトラブル、バンダナの方は推測ながら他人と同じ格好をするのが嫌だからという理由になっている。

「バンダナ」を初期装備しているが、これは一度外すと装備できないようになっている。
これはバンダナが既にロックがトレードマークとして使っていたためで、格好に拘る伊達男のセッツァーは他人とかぶるようなマネをしたくない、ということの表現であるらしい。

  • NTT版攻略本・設定資料編では「全身傷だらけ」とある。
    相当の荒事・刃傷沙汰を経てきているのだろう。ある意味非常に彼らしい、危うい生き方である。
  • 愛機と同名の某無免許医が由来だろうか。あちらは爆発事故が原因。

SFC・PS版では頭の初期装備がバンダナになっているが、本来彼はバンダナを装備できない。
外すと勲章(か裏技)を使わないと再装備できない。

  • 装備できないのは単なるプログラムミスなんだろうが、EDでロックの代わりになることからも伏線があるようでなかったり…
  • GBA版からは初期装備からバンダナが無くなっている。代わりの頭防具等も無し。

ベクタの会食後にマランダの南東に不時着している飛空艇に行くと、エンジンルームにセッツァーとシドが一緒にいる場面に出くわす。
しばらく2人のやり取りがあった後、「若い頃はブラックジャックを世界一速い船にする夢を追いかけていた」とティナに昔の自分を語る。
彼のライバルであり友人であったダリルの名前が最初に登場するのもこのシーンである。
このイベントはベクタから直接アルブルグに行って船に乗ると見ることができない。


野村によれば、FF5の時にセッツァーの原型に当たるキャラクターを提案したが、不採用に終わったらしい。


FF6世界で唯一稼働中の飛空艇のオーナーであったり、仕掛けだらけのどでかい墓を建設したり、金をばら撒いたりするところを見ると大金持ちであることは容易に想像できる。
空中カジノの経営で相当儲かっているのだろう。
NTT版攻略本・設定資料編では「現在は空賊を稼業にしている」とある。
ダンチョーが通報しなかったのは、作中で「劇を台無しにしたらクビだ」と言っているため。

  • 基本的に航空手段が帝国以外では発達していないからね、捕まえようがない。
    多分、ブラックジャックのカジノは会員制だから忍び込むのも難しいだろうし。
  • 統治者がいるなら何らかの治安維持機構はあると思われる。フィガロにだって泥棒や盗賊をぶちこむ牢屋がある。
    もしなければ世界中がゾゾや崩壊後のナルシェみたいになっておる。

前述のように、セッツァーは「ギャンブラー」であるが「金銭そのもの」には関心が無い。
実際にもセリス達から飛空艇ブラックジャックの協力を頼まれた際にエドガーがいると、彼が身分を明かした上でフィガロ王国から報奨金を出すと提案するが、一蹴している。
セッツァーが求めているのは「命を賭ける価値のある夢やロマン」であり、ギャンブルに身を投じたり、飛空艇を乗り回すのも、そのスリルや爽快感が彼にとってのロマンだからのようである。

  • 一度セリス達を仲間と見なしてからは、「仲間」というものに対して親身になって接するようになる。
    「遅いから心配した」と言ってベクタに迎えに現れ、世界崩壊時は転落しかけたティナに飛び付き、ファルコン入手時には「俺達の仲間」を探す事を真っ先に口にした。
    「俺の命そっくりチップにしてお前達に賭けるぜ」という発言に偽りは無かったのである。

ミシディアうさぎは彼のペットであろうか。それとも幻獣的扱いなのか?
モグのおどるで出てくるのは野生の動物達だろうが、こちらは服を着ていたりする。


冷静に考えればイカサマがばれた時点でセリスの負けなのだが、あっさり見破ってみせた上で反則には目を瞑ってみせるあたりが粋な男である。

  • 彼自身もイカサマしてるからそこら辺は寛大なんでしょ。
    イカサマのダイス以外に、持っているカードは全てダイヤのA。
  • 先に賭けに「乗った」宣言しちゃったからだと思う。
    セリスはコインについて何も言ってないし、イカサマに気付いたのは勝負に乗って結果が出た後だった。
    まぁそれでも何も言わずに協力を約束する姿は実に漢らしい。
  • イカサマに気付かなきゃならないのは事後とか事前じゃなくて、証明できるかどうか。
    イカサマの成功はバレるかバレないかにかかってる。
    ルールでイカサマありとかなら別だけど。

ギャンブラーとしては、事前にコインを改めなかったセッツァーの負け。
勝負の前にセリスにそこまでの機転と度胸があると見抜けなかったセッツァーがしてやられた。
勝負が決まった後にうだうだ言うのは、賭けに乗った人間として見苦しい。そんな格好悪い真似までして女を手に入れたくないという、セッツァーのギャンブラーとしての矜持とも解釈できる。

  • セリスがどんな手を使うのか見たかったのかも。自分から賭けを提案するからには絶対勝つ自信(=イカサマの用意)があったということ。
    変装してわざと拐われるような女ならなおさら。もし何の策もなしにギャンブルを仕掛けてきたとしたら、それはそれでセッツアーの好みかも。

セリフ一覧

FF13-2

本人という確証は無いが、新都アカデミアAF4XX年でのクイズ「熱戦! 頭脳ファイト」にて、逸楽の宮殿ザナドゥのスロットマシンで、1日の最高メダル払い出し枚数をたたき出したギャンブラーの姓が「ギャッビアーニ」であるという問題が出される。
また、ザナドゥの景品に「セッツアーのダイス」というものがあり、フラグメントとして設定されている。
さらにフラグメントの説明として、あのセリフも掲載されている。
彼もこの地へ来たことがあるのだろうか?FF6の崩壊直後?

  • ちなみに、その問題には「ストライフ」という選択肢がある。
    問題文が「ギャンブラー」ではなく「ゲーマー」だったら、こちらが正解かもしれない。

FF14

ゴールドソーサーで交換できる景品として、服装を模した「ギャンブラーシリーズ」が存在。同様に、セッツァーがモチーフであるチョコボ装甲の「ギャンブラー・バード」も実装されている。
いずれも遊戯施設に関連しているあたりが彼らしい。

DFF

デュエルコロシアム説明役としてシャドウリルムとともに登場。
シャドウの「メダルをやるから負けてくれ なんて無様な交渉はしないほうがいい……」という皮肉ともとれるセリフに
セッツァーが「何の話だ?そんなフヌケは知らないな」と返す、
上記のKH2で不評だったセッツァーの自虐ネタともフォローともとれるやりとりがある。


シャドウとセッツァーの絡みなどFF6本編ではまったく皆無だったので貴重と言えば貴重。
その後シャドウに「リルムのお守りはお前がしろよ!」と言い捨てるのは、2人が親子関係にあることを知ってか知らずか。

  • プレイヤー側にはああ、親子繋がりねと思わせる発言だろうね。
    作中ではそれについて気付く描写はプレイヤー&シャドウ視点でしか見れないので
    セッツァー本人は知らないと考えるのが妥当。

シャドウ登場後、何故かグラフィックが変化している。

DFFOO

イベント「空にかける夢」で加入する。KHシリーズと同様、CVは置鮎龍太郎
武器種カテゴリ投擲武器クリスタル覚醒では黒色に対応する。
敵のブレイブを増えなくする「フリーズジョーカー」、大量にブレイブを奪う「ブラッディカード」など習得するアビリティはいずれも強力だが、それぞれクエスト中に一度しか使えないという制約があるため、タイミングを考える必要がある。
まさに切り札を持つ男である。

  • その切り札を使いきり、使用できるアビリティが無くなるとただ得物を投げるだけかと思いきやさにあらず。クリスタル覚醒で習得するパッシブ「真剣勝負」を装備すると、使用できるアビリティがない場合、各種ステータスを上昇させる事が出来る。
    逆境さえ力に代える者、それがギャンブラー。
    • その「真剣勝負」を利用した最初からステ強化されたアビなしセッツァーなるものがある。ある意味ではこれもイカサマの部類。
      オート周回においてスマートな強さを誇る。
    • 後の調整(EXアビリティ追加のタイミング)で真剣勝負の発動条件が「アビリティ使用回数残り0回」から、「フリーズジョーカーを2回使用」に変更されている。イカサマは許されなかった。
  • 2017年6月30日のアップデートにおいて、フリーズジョーカーは2回に、ブラッディカードは3回に増えた。また、フリーズジョーカーは魔法BRVダメージを与えることができるようになっている。
    • さらに調整が入りブラッディカードが5回にまで増えた。

後に追加されたEXアビリティは待望のイカサマのダイス乱れ投げ…ではなく、「セブンフラッシュ」。
「これが切り札だ」と宣言する通り強力なアビリティだが、リキャストさえ溜まれば何度でも使える手は果たして切り札というのだろうか。
また、クリスタル覚醒65で取得するアディショナルアビリティは3ACTION間(パッシブ取得で最大5ACTION間)、自身を含めた味方全員の最大ブレイブを上昇させる「ブーストアップオール」。


さらに後にLDアビリティ「ダイビング・ボム」、FRアビリティ「ジャックポット」、フィニッシュバースト「ジョーカーデス」が追加された。


サッズの事を「奇妙な格好した異世界の爆弾頭のおやじ」と思っていたが、飛空艇パイロットと知ると「同志」と言って意気投合。世界最速の男になるという己の夢を語っていた。

  • DFFOOで登場する飛空艇はモグが用意したもので、デザインは少々近未来的。ジェットエンジンのようなもので飛ぶタイプに見える。
    一方セッツァーのブラックジャック号はいわゆるスチームパンクな飛行船タイプの物。もしかしたら出せる速度は雲泥の差かも。だとしたら彼はどう思うのだろうか……
    • むしろ嬉々として技術を学んで帰る気がするが。あるいはロマンがないといいだ……さないか。飛空艇の新しい技術は、彼にとっては形が違えどかなり魅力的だと思う。
      むしろ技術者が盛んなサッズやヴァンの世界が羨ましいかも。
    • 一応、ジェットエンジンはプロペラ機と比較し燃費効率が悪く大量の燃料を消耗するという欠点が存在するので、一概にジェットエンジンのほうが優れているとは言えない。
  • 7シドが加入する際、世界一のパイロットと自慢げに自称すると競争相手が増えたと嬉しがっていた。

青い空の下セリスと再会した時には刃を向けられたが物怖じもせずイミテーションに襲われたものと把握しセリスの素性を常勝将軍の経歴からオペラ女優の活躍まで語るとセリスに本物と認めさせた。
オペライベントで惚れたところから経歴語りはセッツァーが適任だったのであろう。


サブストーリー「断章」がリリースされ、セッツァーイベントのオリジナルエリアが登場。
そこでは最初、「ティナのテーマ」が流れているのだが、セッツァーが仲間になる会話イベントが終わるとエリアBGMが「仲間を求めて」に変わる。
原作ではファルコン号入手時に初めて流れる曲であることを考えると、なかなか粋な演出である。

  • ちなみにこれは断章マッシュ編「修行好きの王弟」でも同じ演出となっている。

3部2章に出現した「ダリルの墓」にて、他の仲間と違い悩む記憶が無いらしく、一足先に墓の内部にあった飛空艇の整備をしていた。
そして「いつわりのファルコン号」の操縦者となり、この世界でも仲間探しの旅へと出発する。

PFF

2014/8/1に追加されたプレミアムメモリア。

今考えていることの逆が正解だ。

武器はカード。魔法補正はなし。


幸運が高いが、それ以外は割と平均的。
原作イメージでスロットを付けてやると面白いが、ランダム要素なので火力目当てならなげるが良い。
「カード装備」がセッツァー以外はエースだけなのが、ある種の難点。

PFFNE

エリア15-7で手に入る。
カード装備、専用は「ラストリゾート」。雷属性・飛行特性。
アビリティはなし、スキルは「スロット」、プレミアムスキルは「ブラッディカード」。

FFRK

イベントダンジョンの「よみがえる翼」にて実装された。ジョブは「ギャンブラー」。


ステータスは平均的だがアビリティは物理補助等のサポートに特化したものが揃っている。
短剣ギャンブル道具に加え本作では投擲武器と、何故かが装備できる。
しかし剣を活かせるほど攻撃力は高くないし打たれ強いほうでもないので基本的に後列から飛び道具でサポートに徹する戦い方になるだろう。


初期必殺技は「ダイス」。
ダーツ【VI】を装備することで専用必殺技「ダイビング・ボム
カード【VI】を装備することで専用必殺技「セブンフラッシュ
イカサマのダイス【VI】を装備することで超必殺技「イカサマのダイス?
死神のカード【VI】を装備することで超必殺技「ブラッディカード
一撃のダーツ【VI】を装備することでバースト超必殺技「イカサマ・メガフレア
ミスリルカード【VI】を装備することで★6閃技「ドリームテイクオフ?
運命のカード【VI】?を装備することで★7閃技「連閃・セッツァー闇?
ラストリゾート【VI】を装備することで超絶必殺技「ランダムジョーカー?
神秘のカード【VI】を装備することで超絶必殺技「一世一代の大博打?
竜のカード【VI】を装備することで超絶必殺技「イカサマチョコボ?
花札【VI】を装備することでリミットチェイン超必殺技「絆・セッツァー天命?
マスターカード【VI】を装備することでオーバーフロー奥義「ハットトリック?
闇のカード【VI】?を装備することで覚醒奥義「レスト・イン・ピース?
プラチナカード【VI】を装備することで覚醒奥義「闇を駆けるカジノ船?
イカサマのカード【VI】?を装備することでシンクロ奥義「ディールシャッフル?
博徒のダイス【VI】?を装備することでシンクロ奥義「ブラッディダイス?
死神のダイス【VI】?を装備することで真奥義「ブラッディカード・極
ワイルドカード【VI】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒一世一代の大博打?
最後の切り札【VI】を装備することで究極神技「究極エクストラダーツ?
エスコートガード【VI】を装備することで究極神技「究極闇を駆けるカジノ船?
賢者のカード【VI】?を装備することでクリスタル神技「耀光イカサマチョコボ?
マジシャンズカード【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・セッツァー闇?
を使用できる。
また、セッツァーのコート【VI】にレジェンドマテリア「蘇りしもう一つの翼」、銀のカード【VI】にレジェンドマテリア「空にかける最速の夢」、セッツァーの腕防具【VI】?にレジェンドマテリア「相棒との夢のつづき」、黒の仮面【VI】に★6レジェンドマテリア「耐降【セッツァー】」がついている。

FFBE

FF6コラボイベント「魔大陸」に合わせて、2016/9/1からレア召喚に追加された。
トラストマスター報酬はイカサマのダイス
リミットバーストはダイビング・ボム

KH2

2005年冬にはキングダムハーツ2に登場した。


役どころは年甲斐もなくストラグルバトル(チャンバラ)に熱中し、
勝ってモテたいがゆえに買収を持ちかける卑怯者という設定。
一応FF6中での決めゼリフはしゃべっているものの本来のセッツァーの設定を受け継いだものは皆無に近く、
はっきり言って完全にピエロ。あんまりな役回りであった。
ビビといいセッツァーといい、非野村FFからの登場キャラは扱いが不遇である。

  • セッツァー自体は野村キャラなのに…
  • ディシディアのセッツァーからは「フヌケ」呼ばわりされている。
  • まあ当の本人も、本編では飛空艇を失ってフヌケ状態になってたわけだけど……。
    元からフヌケのこいつとは違うということだろうか。
  • 上でも触れられている通り、本編のセッツァーも飛空艇を失ったことで心が折れて呑んだくれていたりする。
    つまり心の弱さがなくはないため、こちらのセッツァーも「ifのセッツァー」としてあり得なくもないのかも。
    • セリス相手に良い女みたいなことを言ってたりもしたが、もてたいがゆえに買収を持ち掛けるなんて素振り、FF6本編ではみじんも見せてない。
      腑抜けといっても状況も本人のキャラも全然違うし、本編と比べるべくもない。
      よってこっちが本編のセッツァーのifなんてこと自体ありえません。

セッツァーの役割は当初ルーファウスが担うはずだったが、FF7キャラが多すぎるということで、
野村氏の強い要望でセッツァーに変えたとのこと。
その突然の要請にシナリオ担当の野島氏は快諾したのだが、
実はセッツァーのキャラを知らず、ゆえにこんなことになってしまったと思われる。

  • スレチかもしれないが、野村氏が全セリフを担当したKH358/2daysのルクソードはまんまセッツァーである。

声の担当は置鮎龍太郎


実質的に、原作とは性質の全く違うキャラと化している。完全な新キャラと思うのが無難。

  • FF6では世界を賭けた戦いの戦士のイメージが強いが、
    本来は娯楽好きで女好きのイカサマ師だから戦いの外ではあんな感じなのかもしれない。
    • 勝ち負けよりも命を賭すスリルを求めてギャンブラーをしている原作とは、やはり明らかにかけ離れている。
      仮にイカサマは技術を磨き実行するスリルがあるとしても、買収はそのスリルを楽しむ精神根本からの否定となる。原作の彼が嫌う「腰抜け」に相当するだろう。

コミック版では天野喜孝氏を意識したと思われる半ネームのようなイラストで格好良くポーズを決めたが、直前にアクセルとのイベントがあったため(というか本編にまったく関係ないため)、戦闘シーンは丸々カットされ敗北した。
買収を持ちかけたゲーム版と違い、正々堂々と挑んだようだが…