ストーリー/【ファルコン号浮上】

Last-modified: 2023-04-21 (金) 07:46:25

FF6

FF6屈指の名イベントの1つ。
世界崩壊の際、セッツァーは愛艇だったブラックジャックを失ってしまう。
己の自由の象徴であり、愛する大空へ飛び立つ翼をもがれたセッツァーは生きる希望を失くして、
コーリンゲンで酒びたりになり、無為に日々を過ごしていた。
しかしそこに訪れたセリスの、「こんな時だからこそ夢を持たなくてはいけない」という言葉で、彼の目が覚める。
セッツァーは「もう一つの翼を蘇らせる」と言い、一行をダリルの墓に案内した。
最深部に辿り着くと「墓碑名」が流れる中セッツァーはダリルの事を回想する。
 
かつて夢を共にした友であり、ファルコン号の所有者だった女飛空艇乗り・ダリル。
ある日ダリルは危険を承知の上で最速記録の為のテスト飛行に出るといい、そのまま帰ってこなかった。
セッツァーが遠くの土地で墜落したファルコンを見つけ、彼女の事故死を知ったのは1年後のこと。
セッツァーは友の形見であるファルコン号を整備して地下に眠らせたのだった。
 
回想後、セッツァーはあのセリフを口にし、同時に音楽が「仲間を求めて」に変わる。
散り散りになった仲間を求め、ケフカを倒すため。優美なブラックジャック号と比べてちょっと無骨なファルコン号は地下ドックから海を裂いて飛び出し、大空へ昇る。
この場面は必見。


ファルコン浮上後のエドガーの
「そう俺達にもまだ夢はある。いや夢を作り出せる!」
もまた名言だ。


パーティはこのあと、マランダにいく白い鳥を追いかける。
これがカイエン加入のきっかけになる。


一応、コーリンゲンにいる女性が「おひげのおじさまがマランダに向かった」と事前に教えてくれている。
しかしイベント後、大抵の人はファルコン入手前から会える事もあってティナが気になって会いに行くという…それでなくとも、崩壊前からティナで無双してきた人は大抵その戦力を求めてティナを仲間にしにいく。実際、入手直後にティナを仲間にすれば非常に強力。

  • そもそも、これが何の伏線なんだかわからず、ファルコン入手後の自由度の高さから何処に行けばいいかわからなくなってとりあえず一番わかりやすいティナに会いに行くというパターンもある。実際、6初プレイで自分がこれだった。

戦力面の充実を知っている人はマッシュに夢幻闘舞を覚えさせに行く。ティナのトランスとマッシュの夢幻闘舞があればこの先はほぼ磐石になる。

  • その後ナルシェでモグを仲間にし、モルルのお守りとヴァリガルマンダを入手、その後リルムとストラゴスを仲間にしてからやっとマランダへ、とかなり後回しになることも…

興奮してテンションが上がって、大空を駆けようとして空飛ぶ骨に地獄へ叩き落される被害も度々発生している。
まずは一呼吸置いて、近場に着地したほうが無難。


確かに「ファルコン号を頼む」とは言われていたが、それを整備して墓に安置するとは
セッツァーもなかなかやる事のスケールがデカい。
空を駆けた友に捧げる飛空艇はやはり「飛べなければ意味が無い」と言う事なんだろうか。
なんかカッコいいぜ。


必須キャラじゃないばっかりに1人だけ無言のマッシュ。何か言わせてあげてほしかった。

  • この時点で(初回)マッシュが必須キャラじゃないとは思っても見なかったので、無言なことにすごく不思議だった。個人的には
    シド死亡→セリスの旅立ち→マッシュ再会→ティナ再会→エドガー再会→セッツァー再会がデフォだと思ってた……違ったのかよと気付いたのは四週目。

エドガーのセリフの1つを「マッシュがいたらマッシュに、いなければエドガーに」くらいならシンプルなif文で実装可能だと思うんだが…ちょっともったいなかったな。


ここでのセッツァーの「俺はファルコンを整備し…」という言葉に違和感がある。
整備というのは油を差したり部品交換したり程度のことで、墜落して「壊れた」物を元通り動くようにするのは「修理」と言うべきではなかろうか。

  • スーパーファミコン版では「せいび」とひらがな表記で、これを上記の理由から「整備」と理解することができなかったため「せいびし大地」という名前の場所にファルコンを埋めたのだと思っていた。