キャラクター同士の結婚式。
現実世界でも人生のターニングポイントとなる出来事だけに、
FFの物語中でもストーリーの重要な局面として描かれることが多い。
FF9のように建前上のものだったり、FF10のように望まぬ形で行われるパターンなど、必ずしも円満とは限らない。
またFF12のように一種の死亡フラグとして扱われるケースもある。
- 現実でも近代に入る前後あたりまでは政略結婚が当たり前に行われていた。
11・14のオンライン作品ではプレイヤー同士で結婚式を行うサービスも存在している。
FF4
エンディングの最後のシーンがセシルとローザ二人が結婚式に臨むまでの流れになっている。
FF9
正確には「神前の儀」。まあ、儀式を受けた男女は夫婦となるため、結婚式と何ら遜色は無し。
FF10
物語中盤、シーモアとユウナが挙式を行うことになるが、
「スピラの民に希望を与えるため」という新郎側の表向きの求婚理由とは裏腹に、
新郎新婦の思惑は全く違うところを向いていた世紀の茶番といえる式であった。
シーモアの思惑はユウナを召喚士として究極召喚の祈り子となり、『シン』と化して全てを滅ぼすため。
ユウナの思惑は死人と化したシーモアを異界送りで葬り去るため。
ユウナの決意を知らないティーダ達が式の妨害のため乗り込む事になるが、
マイカ総老師の妨害によって異界送りは失敗してしまう。
シーモアは余裕綽々と見せ付ける形でユウナの唇を奪い。
ユウナは嫌悪をあらわにして腕で口を拭って、塔から飛び降り逃亡を図った。
FF11
「アルタナの神兵」ミッションはラジュリーズとポーシャの結婚式によって〆られる。
2009年頃まではGMによる式進行が行われるという本格的なウェディングサポートが存在していた。
現在は廃止されてしまい、NPCによる結婚証明書交付とアイテムの販売が行われるだけという寂しいものになってしまっている。
11・14の関連放送で有名なMocchiこと望月一善氏もかつて式進行を行うウェディングマスターの一人であったようだ。
FF12
オープニングにて、ラスラとアーシェが政略結婚のために挙式するシーンが描かれる。
…がその直ぐ後にラスラの戦死が描かれ、アルケイディア帝国がわかりやすく悪役として描かれている。
- FF12は、誰もが単純な正義や悪ではないということが根底にある作品だが、そうはいっても主人公(操作キャラクター)を悪く描くことは商業的に難しいため、このような「わかりやすい」シーンが多い。特にムービーで。
FF14
欧米の宗教観に配慮してか、誓約の儀式という形式を取っているがFF11同様に
エターナルバンドという結婚式的イベントがオプションサービスとして存在する。
三種類の形式を選ぶことができ、ファンタジースタイルではキスシーンも存在する。
あくまで誓約の儀式であるため同性同士でも可能。キスも同性同士で可能。アッー! キマシタワー
詳細はこちら→FINAL FANTASY XIV | エターナルバンド
FF15
エンディングの最後でノクトとルーナの結婚式が行われる。
会場はインソムニアの玉座の間で、バックに流れているのはFinal Fantasy。
祝辞を述べているのはレギス。メインの2人は一言も喋らない。
ノクトはルーナに写真を1枚見せ、旅の思い出を伝える。
その後2人は口づけをし、寄り添うように眠りにつく。
そして…。
3人とも既に故人の為、この結婚式は幻・イメージ映像説やあの世の出来事説など様々な見解がある。
見せる写真の選択を誤るとシュールな結婚式になる。
【要検証】オルティシエの入り口の写真を選ぶとノクトとルーナの動きが変わるようで、詳しくはこの動画を参照https://www.youtube.com/watch?v=yBoR-lD6uw0
通常EDはルーナがノクトから写真を受け取り、少し眺めた後二人で顔を合わせるシーンとなっている。
しかし、この動画のEDではノクトに頬を撫でられるまでルーナが写真をずっと見続けるシーンに変わる。
またキスした後、寄り添う前にルーナが左目から涙を流しているのが確認できる。