ストーリー/【FF4のエンディング】

Last-modified: 2023-08-01 (火) 22:27:10

FF4

平和と安定を取り戻した青き星の仲間達の後日談。
パロムポロムのミシディアでの日常、エッジのリディアへの片想い、リディアは幻界の幻獣王と王妃のもとを訪れ、ヤンはファブール王に即位し、ギルバートは民と共にダムシアンの復興に勤しみ、ジオット王は城の復興のために資材が足りないと言う民に、戦車隊を潰すように言う。
カインはバロンを離れ、試練の山で修行する道を選ぶ。
バロンでは、新たな国王セシルと王妃ローザのための、結婚式と戴冠式が開かれた。
そして、もう一つの月は、永き眠りに就いた月の民達を包み、ゆっくりと青き星から離れていくのであった……。


ミシディアの伝承に後半部分があることが、エンディングで初めて明らかになる。

  • DS版では全文が公式HPに載っているためエンディングを見なくても後半がわかる。

カインの素顔が金髪であることが判明する。
ドラゴンを模したメットがトレードマークなキャラのため、一瞬「誰?」と思ったプレイヤーも多いとか。

  • DS版だと最初から金髪が兜の下から出てるので、EDで兜を取った時の驚きが無くなった。
  • SFC版でもメニューの顔グラで金髪が少し出ているのが分かる。良く見ないと気づかないが…

ほとんどのキャラが各国の王族に関わる、FF史上最もセレブなエンディング。
そう思うとカインの孤独が余計に際立つ……。


PS版ではスタッフロールの前に、新規CGムービーが挿入される。


DS版ではローザのウェディングドレス姿が拝める。美人。なのにセシルは普段の甲冑姿。誰か国王陛下にお召し物の一つや二つ準備してやれよ。

  • 普段着(セシルにとっては)の甲冑に王冠というそのミスマッチぶりがおかしくて
    クライマックスの大団円のシーンだというのについ笑ってしまう。

セシルの両親は既に死に、親戚一同も青き星から離れゆく。本当に天涯孤独の身になってしまったんだなぁ、なんて思ったり。

  • 世界各地にとどまらず月や地底、果ては幻界にまで知り合いがいれば、そう寂しいこともないだろう。
  • 天涯孤独どころか王国屈指の器量良しをカミさんに迎えたばっかじゃんw

DS版だと、ボイスキャストの後に、2つの月を見上げるクルーヤ、セオドール、セシリアの後姿を見られる。きっと生前は家族揃って月を見上げていたんだろうな…。


さあ けっこんしきだ。
なにいっ、かいんがいない!
いったい どこへ・・・・
しんの りゅうきしを めざすため
かれは、あらたなる たたかいをもとめて いった・・

  • え それってカプコ○では・・・
  • かいん…?なぜそれまでひらがななんだ?
  • 全くの余談だが、当時元ネタの方でBGMを作曲した人物は後に関係者となった。

戦争が終わり、傷だらけながら復興へ向けて進み出す世界。
月は遥か彼方へと旅立ち、兄弟の道は分かたれながら未来を目指す。
切なくも希望に満ちた王道のエンディングである。
……まさか17年も後にその余韻がぶち壊されるとは、この時は主人公たちもプレイヤーも予想だにしなかった。


セシルとローザの結婚式で、ローザの母親が出席していない。一体どういうことだ。
さらにミシディアの長老に各国の王も出席しているのに、何故かヤンに王位を譲ったヤンの元上司であるファブール先王と、ファブール王妃になったヤンの奥さんが出席していない。

  • 結婚式に出席しているのは、バブイルの巨人戦及び祈りの間に集まったメンバー。
    終盤の一大決戦でセシルと共に戦った、或いは力になってくれた戦友であり、つまりセシルとは「仲間」という直接の繋がりのある面々である。
    一方のファブール先王及びヤンの奥さんは、強力な武器をもらうなど世話になってはいるが、セシルとは「仲間であるヤンの縁者」という間接的な繋がりしかないため、わざわざ結婚式&戴冠式に呼ぶほどの付き合いはないのだ。
    (まぁ巨人戦にも祈りの間にもいたのに呼ばれなかった人たちもいるけど……)
    ローザの母は……「王妃の母親」という政治的に微妙な立場になる人物が戴冠式に出席するのは良くない、と判断されたのかも知れない。
    ローザの母、ヤンの奥さん、トロイアの8人姉妹はきっと裏でウェディングケーキや料理の準備をしているんだと夢見てみる。