FF3(FC版)
FC版FF3の吟遊詩人は、竪琴を装備していなければ攻撃することすらままならない。
未装備でも「うたう」コマンド(「たたかう」のかわり)そのものは入力できるのだが、
いざ実行するとこのメッセージで空振りという結果が待っている。
他のジョブのように素手で殴らないのは、商売道具の腕を痛めないための立派なプロ意識といえるだろう。
でも楽器がないからって、うたうこと自体を拒否しなくてもいいんじゃなかろうか……。
- むしろ腐っても詩人なんだからアカペラでも歌いきる根性を見せてくれとw
- おそらく、竪琴なしだと本当にただの歌になってしまい、歌でダメージを与えることができないのだろう。
- 演奏と唄いのどちらも合わせてこその「うた」だろう。琵琶法師や津軽三味線、ウクレレの弾き語りがウリの奏者に楽器なしで歌ってと言うような物。
ギターとかでも似たような物か。
結果として、楽器のない状態で詩人しか居なくなると、絶対に戦闘に勝てなくなる。
詩人は逃げることもできないため、敵の方が逃げてくれることを祈っておどかし続けるしかない。
時は流れ、DS版では竪琴がないと歌えないものの、竪琴がなくても攻撃はできるように。
ピクセルリマスター版ではとうとう「たてごとがなくてもうたえる!」ようになった。
リメイクされるたびに着実に進歩(?)を遂げている。
- ピクセルリマスター版の竪琴は精神補正がついているため、「うたう」だけの運用でも入手できるなら装備させた方が良い。
つまりピクセルリマスター版の吟遊詩人は「武器なんてくだらねえぜ!俺の歌を聴けえ!」という熱血キャラなのかもしれない。