FF5
FF5ラストダンジョンのセーブポイント(の位置)にいるネクロフォビアとの戦いの途中、
パーティの前にギルガメッシュが現れ、4人のパーティキャラに一言ずつ言葉を贈る。
「クルル!お前のおじいちゃん…強かったぜ!」
「・・・おじちゃん・・・」
「ファリス!恋でもしてちったあ 女らしくなりな」
「・・・・」
「レナ!いつまでも動物をいたわるやさしさをわすれるな」
「・・・・」
「バッツ!お前とは 一度…1対1で勝負したかったぜ!いい友だちをもったな」
「・・・ギルガメッシュ・・・」
ギルガメッシュすばらしいですね。
- 「おじちゃん(ギルガメッシュのこと)」と返すクルルが微妙に笑えてかわいい。
- ファリスとレナはなぜ無言なんだろうか?何か言ってやってもいいのでは。
- かける言葉が見つからない程、複雑な気持ちになったんじゃね?
レナは優しいのでかける言葉を一生懸命捜してたのかも。
- かける言葉が見つからない程、複雑な気持ちになったんじゃね?
大抵この感動的な語りを背景として、「ぬすむ」が繰り返される。
- 「ぬすみそこなった」
- 「げんじのよろいをぬすんだ!」
- 「なにももっていない!」
- あのシーンは形こそ「ぬすむ」や「ぶんどる」だが実際はギルガメッシュが「最後にこれを受け取ってくれ」的な感じで渡してるんだと予想したい。
ギルガメッシュはファリスが女だという事をどこで知ったのだろうか?
- バッツとガラフが超ド級のニブチンなだけで、普通の人はすぐに気付くのかもしれない。
- レナに関しても彼女の性格を知るような絡みはないはずだが、何気に鋭いんじゃ?
- 武人のように、拳(剣)を交わして分かり合える何かがあったのだと推測。
エクスデス城で対峙した際「ところであの元気のいい爺さんは…」
(クルル)「エクスデスと…」「そうか…」
なんていう会話をする一幕がある。
バッツ達とはいつの間にか、戦闘中にも会話が飛び交うほどの絆が出来ていたのではないか。
- 初戦闘が他でもないガラフとの一騎打ちだったこともあると思われる。
女らしくという個所はリメイクされたら女性差別に繋がりかねないセリフとして変更される可能性があったが、2021年にリメイクされたピクセルリマスター版では句読点が付いた以外はそのままだった。
- ギルガメッシュは武人だし女に保守的な考え持っててもおかしくないだろう。
バッツ一人旅でも「1対1で勝負したかったぜ!いい友だちをもったな」は変わらない。
- 寝転がってるだけの女子供にも配慮を忘れない彼こそ本物の紳士なのです。
DDFF
対プリッシュでのエンカウントボイスで、「お嬢さんは おしとやかにしな!」と上記のものに近しい台詞がある。
ちなみに「!」はついているものの、実際は気の抜けた声であった。
意味的にはファリスに贈った言葉に近い気がする。
バッツの対プリッシュ時のエンカウントボイスもファリスを彷彿とさせるものだったし。
(男っぽい女性という意味でなのか、紫髪繋がりなのかは不明)
武人であるギルガメッシュにとって、年頃のおなごは女性らしくあるべきなのだろう。
モグWebでダウンロードできる公式クエストで、プリッシュと対決したギルガメッシュが「恋でもしてちったあ女らしく…」とまで言いかけている。
その直後にあのセリフでご退場。
なおDDFFでギルガメッシュが参戦したことにより、バッツとの一対一の勝負がようやく叶うことになる。
当のギルガメッシュは「バァァッツ! ここで会ったが百年目ェ!」と凄まじい意気込みであった。
- 「1対1で勝負」という台詞は、レポート内のストーリーでバッツとギルガメッシュの両者が発言している。
- これに対してのバッツの返答は「途中で逃げるなよ!」
…原作で決着がついていないという点で、バッツにとっては「逃げられている」のかもしれない。- しかし殆どの場合アシストを装備している関係上、純粋な意味の1対1ではなく大抵の場合2対2になってしまっている…レポート内の戦いは確かに1対1ではあるが。
いたスト30th
ミュージアムの美術品「じばく!」が、この一連の台詞のあとにじばくを仕掛けた場面となっている。
コメントしてくれるのは、テリー(DQ6)、ギルガメッシュ本人、クラウド。
余談だがパーティ構成は、忍者バッツ、青魔レナ(しろまほうセット)、白魔クルル、竜騎士ファリスとなっている。