FF5
Lv7、HP20000、MP8192、種族:なし。
攻撃力65、物理倍率10、素早さ40、魔力10。
防御力10、回避力0、魔法防御20、魔法回避10。
弱点属性なし。無効化属性:地。吸収属性:水。
有効な状態異常:睡眠、暗闇、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:
通常時
- 1ターン:マインドブラスト/何もしない/何もしない
2ターン:たたかう/何もしない/何もしない
3ターン:ハリケーン/何もしない/何もしない
4ターン:たたかう/何もしない/何もしない
5ターン:コンフュ/何もしない/何もしない
6ターン:たたかう/何もしない/何もしない
7ターン:本体とダミーの位置が入れ替わる
ダメージにカウンター
- 1ターン:本体とダミーの位置が入れ替わる
全体攻撃にカウンター
- 1ターン:ブレイズ(威力60、魔防無視、スリップ)
盗み:通常枠ダークマター/レア枠なし。落とすアイテム:なし。
ボス系耐性持ち。
物語の終盤、孤島の神殿で石板の入手を妨害してくるボスモンスター。
バッツらを「ただの女子供か!ハッハッハ!」と侮り襲い掛かってくる。
4体に分身して襲ってくるが、ダメージを与えられるのは1体のみ。
こちらが全体攻撃を仕掛けるとブレイズで反撃する。
- 分身したストーカーは、石化や即死攻撃が通用するがすぐ再生する。
だが、これで偽者を判別できる。 - 偽者は攻撃しても無反応で、単体攻撃を当てた場合はカウンターされない。本物はダメージを受けるとカウンターで位置を変える。
ストーカーとは本来は「獲物に忍び寄る者」という意味。FF5発売当初は、「ストーカー」という言葉がほとんど知られていなかったが、今となっては「相手に付き纏う変質者」のイメージがすっかり定着してしまっている。時代を感じさせるネーミングと言えるだろう。
- 発売当時ストーカーの名前で知られていたのはロサンゼルスの連続殺人鬼ナイト・ストーカー。
神出鬼没で統一性のない手口から実際は一人による犯行だったにも関わらず複数犯と思われていた。 - 聖剣伝説2には影に変化して王様を暗殺しようとしたダークストーカーなる魔物がいた。
FF5のボスである「ストーカー」に関しては、気配を隠しての襲撃が得意という設定がメモリアルアルティマニアで明らかにされているから「忍び寄る者」が元ネタ。
狩猟管理人の「stalker」も狩りの獲物に「忍び寄る者」だからついた名称。
- 日本でstalker=案内人、という用法が広まったのは1979年(日本では1981年)公開のソビエト映画「ストーカー」がきっかけと言われている。
- 本作から2年後の1994年にスタートしたアニメ「機動武闘伝Gガンダム」にまさに案内進行役としてストーカーというそのまんまな登場人物が居る。
- D&Dの風の元素界の邪悪な存在インビジブルストーカーかも?FF5に透明状態がないからインビジブルも分身していた。
必勝法は開幕に全員に単体掛けスリプルをかけて眠らせ、一体を眠らせたまま魔法で集中攻撃してHPを0にする事。
戦闘開始直後は全員本物。一発ダメージを与えて以降、「最もHPの低い個体以外が無敵となる」「最もHPの低い個体が位置を変える」ことで本物と偽物を表現している。
- 眠らせる一撃目は魔法剣スリプルでも可、ただし眠ったところに魔法剣スリプルで殴ると目を覚ますので注意。
- ストーカーはレベルと魔法回避が低いので黒魔法スリプルでも高確率で眠ってくれる。
全員を最初に眠らせてしまえば一切攻撃してこなくなり、全員がダメージを受ける。HPは4体とも20000。
魔法などで起こさず一体以上倒してから睡眠を解除すれば残りは勝手に死んでいく。
本物はダメージを受けるたびに位置を変える。
全体攻撃すると偽者はブレイズで反撃するが、炎の指輪で完全無効化できる。
追加効果のスリップも発動しない。これでカウンターを気にせず全体攻撃が可能。
アイスシールドだと吸収できるがスリップ効果は受けてしまう。
マインドブラストはラーニング狙いで敢えて受けるもよし、カーバンクル召喚で反射するもよし。
- 炎の指輪で無力化できるのは、ブレイズが冷気属性である為。
マインドブラストをラーニングしたい場合は、事前の装備で麻痺耐性を付けておくと楽。
ブレイズによる反撃は、コマンド決定時のターゲットが敵全体の行動に対するカウンターのようだ。
戦闘開始直後の全体攻撃でもブレスウイングには反撃してこない。
よって全員でズー辺りを4連続で放てば楽勝。
同じ最大HP依存の割合ダメージである炎や稲妻にも反撃してこないと思われる。
- 「地形」による「かまいたち」にも反撃してこない。
- 「よびだす」・「どうぶつ」でもカウンターしない。
後者は「蜂の群れ」しか全体攻撃がないため役に立たないが。これらに共通するのは発動する攻撃が決まっていないという点。
放つは捕らえるモンスター次第のためこの処理がなされるものと思われる。
GBA版追加の「めいやく(盟約)」などもこの枠に入る可能性が高い。 - かぜきりのやいば等で全体攻撃が発動してもカウンターはしない。デブチョコボ召喚でもしない。
基本単体がターゲットになるコマンドもカウンター条件ではない。 - オーディン召喚でグングニルが偽物に当たるとブレイズでカウンターされる。
誰にも効かない居合い抜きは偽物全員がブレイズ発動。
旧スマホ版では戦闘開始直後の状態でも「はなつ」の最大HP依存割合全体攻撃がブレイズで反撃される仕様になった。
本物のHPを0にできれば、残りはどんどん自滅していく。
- この自滅は移動時の「最も残HPの低い個体のHPを全ての個体にコピーする」という処理によるもの。(HP0をコピー→死亡)
このため本体を回復した後に移動するとHPが回復前の値に戻る。 - 全員が無敵(=本体が死亡)だと自滅する行動パターンになっている。
開幕全員を眠らせてから黒の衝撃2回→調合サムソンパワー→黒の衝撃を同じ対象に使用すると、レベル5デスが必中し、残った奴は適当に一撃ぶち込めばみんな連鎖して始末できる。調合ドラゴンパワーは不要で4ターンかつ調合材料は毒消しと聖水1個ずつで済む。
本体の特定にスリプルやトードを使う場合、偽物は状態異常にならず、平然とブレイズで反撃してくる。
いちいち本体を特定するのが面倒なら、全員炎の指輪装備の全体攻撃魔法でひたすら力押ししてもいい。
炎の指輪を使っていれば、ボーンメイル装備中でもファイガ等で回復できる。
ただし、この場合アクセサリの装備可能は一個なのでエルメスの靴までは装備できない。事前戦闘で魔力をあげておき魔力が高いほど麻痺の持続時間が短くなる「麻痺耐性」を上げておいたほうがいい。魔力の歌を歌ってマインドブラストのスリップ時間を短縮する手もある。
開幕にミスをして本体が移動してしまった場合、本体に魔法剣スリプルが当たれば、った上に場所の変更をしなくなるので、ひたすらそいつに魔法をぶちこめば終了する。
偽物の動きは止められないので通常攻撃はゴーレム、マインドブラストとコンフュはカーバンクルで防げばハリケーン以外は無効になる。調合を使えばハリケーンも防げるが、死ぬことはないのでわざわざする必要はない。
ファリスを初見で女と見破ったが、バッツとガラフが鈍いだけでギルガメッシュなど大体の奴は見破れていた。
NTT攻略本には
「みだれうち」や「ぜになげ」など、魔法以外で全体に攻撃できるジョブを入れよう
と書いてあるが、銭投げは思いっきりブレイズを食らうので注意。
無敵に関しては「ストーカーしょり」というコマンドが内部的に存在し、「『かくれる』4番目バグ」で銀の胸当てを敵に使う事で無敵処理を付与できたり、逆にネクロフォビアをバリアを残したまま倒したりできる。
トンベリなどと同様、それぞれの位置ごとに盗み判定があるのでダークマターは計4個盗める。
ただ、本体がその位置にいる時でないと盗めないので多少面倒かもしれない。
ラーニング待ちで手が空いた時にでも狙ってみるといいが、ダークマターは次元の狭間のオルカトから通常枠でいくらでも盗めるので、ここで無理に粘るほどのものではない。
スロウが有効なので戦闘開始直後にスロウガをかけるとブレイズを受けずに以降の偽物の手数を抑えることが可能。
本物と偽物が分かれた後に行うと本物にあたる対象のみスロウになり、ブレイズによるカウンターを受けるので注意。
マップ上のグラフィックは、青いオーラをまとったものと緑色のオーラをまとったものの二種類が存在する。
戦闘中のグラフィックをよく見ると頭上で手を交差している部分が顔に見えていただけで、頭は意外にも小さかった。
わかりにくいが、棍棒を手に持っている。通常攻撃のエフェクトは鞭。
- 天野氏の原画でも青いオーラをまとっており、只者ではない雰囲気をうける。
分身を使って戦うという設定も、このイラストをヒントに作ったのかもしれない。
SFC版のドット絵では細部がわかりにくく、「奥側の手がターバンに見えて、アサシン風の敵かと思ってた」「交差している腕の部分からでているツノを触手と思っていた」とデザインを誤認するプレイヤーもいた模様。
外見は裸。ストーカーというよりはもっと直球に「変質者」の類である。
クレイクロウほど熱狂的ではないと思われるが、その魅惑的?なボディに一目ボレしたコアなファンも少なからず存在するのでスレなんかでの明確な蔑視発言は避ける事。
- ゲーム中のストーカーの外見はポージングが多少変更されている他は天野氏の原画に至って忠実であり、FF1の頃ならまだしもSFCにおける作品の中では野村氏が手掛けたデザインを除いて特に事情もなく裸になっている珍しいモンスター。
FF5(GBA版)
亡者の巣窟で第五グループの二番手に出現する。
HPが30000に増えており、4体全部本物なので一体ずつ倒す必要がある。
乱れうちや、バハムートなどの強力な召喚魔法を連続魔で使うのが最良か。
最初の1体を倒すまでは通常通りだが、その後も残りの中から本物と偽物に分かれて戦い続ける。
しかし残りの3体にトドメを刺すのは簡単なので、ここまで来たらあと少し。気を抜かずに全滅させよう。
実は「開幕全員を眠らせ一体を集中攻撃して倒してから覚醒させると全滅する」戦法はここでも有効。
孤島の神殿では時期的に使えなかった剣闘士のぜんぎり+魔法剣スリプルを試すのも一興。
北米GBA版ではWendigoという名前。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版でも孤島の神殿・亡者の巣窟ともに開幕全員睡眠戦法が健在。
亡者の巣窟含め眠らせたまま一体を集中攻撃で倒すと覚醒させなくともそのまま全滅する。
(GBA版はパンテーラの偽物処理にもミスがあったので4体全員本物はイレギュラーの可能性あり)
開幕にズーやイエロードラゴンの割合攻撃を「はなつ」で当ててもブレイズの反撃をきっちり食らうよう変更された。またゲーム全般の仕様として「はなつ」による最大HP依存割合ダメージ特技が魔法回避を参照するが、ストーカーの魔法回避は10なので、ブレイズ対策をしていれば使えないこともない。
FF5(ピクセルリマスター版)
ブレイズは炎の指輪による無効化でもアイスシールドやレジストアイスによる吸収でもスリップダメージが発生しなくなっている。
偽物に全体魔法をかけてもエフェクトが表示されない。冒頭のみ偽物生成前なのでエフェクトが出る。
「はなつ」によるブレスウイングは旧スマホ版同様カウンターされる。
FFL
忍者編にて、執拗にこちらを追い詰めてくるトビカゲに対して、
アルバはやたらと「ストーカー」と連呼する。
二回目のトビカゲ戦では……そりゃアルバもストーカーと連呼したくなりますわな。
- FF5の「ストーカー」とほぼ同じ戦法をとってくる。過去のFFリスペクトの中でもかなりの変化球な表現。
終章・後編の無の世界・次元の山・次元城にてなんと雑魚敵として登場。
別段目立たないミイラ型のモンスター。
ただ死してなお相手をストーキングし続けるとは、恐ろしいとしか言いようがない。