FF6
フィガロ城においてエドガーと初対面時、エドガーに口説かれた後のティナの言葉。
会話の流れは以下の通り。
エドガー「私はフィガロ国王、エドガーだ。」
ロック 「へへ、俺が王様と知り合いだなんてビックリしたかい?じゃあ、またな。」
(ロック去る)
エドガー「帝国の兵士だってな。心配はいらない。
フィガロはガストラ帝国と同盟国だ。
しばらくゆっくりとしていくといい。
それに私はレディを傷つけるつもりはない」
ティナ 「なぜ、私によくしてくれるの? 私のこの力が」
エドガー「まず君の美しさが心をとらえたからさ。
第2に君の好きなタイプが気にかかる…」
エドガー「魔導の力の事はその次かな」
ティナ 「……? どうしたの?」
エドガー「私の口説きのテクニックも錆びついたかな?」
(エドガー去り、ティナ呟く)
ティナ 「そうなのね……普通の女の人なら、その言葉に何かの感情を持つのね。
でも、私は……」
帝国の操り人形状態から解放されて
まだ人を愛する事をよく知らないティナの様子がよく出ている台詞と言えるだろう。
- ちなみに初見のとき、私も素で言ってる意味が解らなかった。で、ティナが「普通の女の人なら」って言って初めてティナを口説いてるんだと気付いた。そんな私と比べたら情緒はあるからティナは安心していい。
安心できることでもないんだろうが- 女性の実況プレイヤーからイタいやらウザいやらの感想が寄せられたりしている。めげるな王様。
「何かの感情」という表現が意味深。
ティナがもう少し感情を取り戻していたとしても、口説きは空振ったんじゃなかろうか。
当人はそんな含みを持たせたつもりないだろうけど……
ティナには流されはしたものの、エドガーの口説きの言い回しもなかなか品があって乙である。
FF6の少し陰のある抒情的な世界観がよく表れたやりとりであるように思う。
- 口説きテクは別に錆付いているわけじゃないので、決してサビトレールをぶっ掛けてはいけない。
なんとなく可愛いという印象を持たれがちなティナだが、エドガーにとっては「美しい」らしい。
顔グラや天野絵のティナなら納得できる。
- エドガーは女性が相手なら誰に対しても「美しい」と言いそうなので、あんまりあてにならないけどね。
- 4のエッジもリディアを「きれい」ローザを「かわいい」という「どっちかと言うと逆なんじゃないか」と思うことを言っていたから深く気にすることはないと思う。
DFFAC
ティナのC.Lv16で開放されるシンボルチャット。
これを使えば、ジタンやカインの口説き文句をさらりと回避できる。
- 使い方次第では、ヴァンのKY発言を水に流してあげたり、フリオの初な反応に付き合ってあげたりできる。
さらにはとある成人女性の爆弾発言を前にして、別の意味での「何らかの感情を持つのね」と返してみたりもできる。 - 棒読み気味(勿論意図的だろうが)でたどたどしい発音が、自我が無いというより自信が無いDFFのティナとは違った原作初期のティナという印象を感じさせる。個人的にはかなり名演だと思う。しかもかわいい