ストローパーとはオランダ語で密猟者の意味。あるいはストロング・ローパーの略だったのかもしれないが。
いずれにせよ、ローパーがD&D由来のモンスターであるためか、FF5以降はローパーと同時に参戦することはなく「FFのローパー風モンスター」として扱われている。
FF3
アムルの下水道に出てくるローパーの上位種。雷弱点。
麻痺の追加効果に加え、混乱のにらみをしてくるが何よりも恐ろしいのは、下水道に出てくる他の敵の倍近いHPと攻撃力と攻撃回数を持っているという事。
これが地下4階に2-4体で出現するためかなり危険。
命中率が低めなのが救い。
- 素早さが足りないと混乱・麻痺であっさり全滅させられる。可能なら動きを封じるべし。
- 万が一バックアタックされた場合は、後列キャラがとんでもないダメージを受けてピンチになった(あるいは転がった)り、混乱で掻き乱されたりした状況からスタートすることになる。
- 下水道に出現する他の雑魚が弱い事もあって、油断しているところにこいつが来て唖然とさせられることも。
- 下水道にはボスがいないのでとにかく全力で対処すること、バックアタックや不意打ちの場合それでも最悪全滅コース行きだが。
じいさん達を襲っているモンスターは、移動画面でのグラフィックではコイツっぽいが、実際はゴブリン…。
- コイツが8体で襲ってくるのを想像すると…やばい。
- 開発時はもともとストローパーをそのような個性的な(イヤな)敵として使いたかったのだろうか?
スプライト処理の関係で8体同時表示できるゴブリンが選ばれたのかもしれない。 - それでも実際にエンカウント上は忌避したい敵であるのは間違いなく、インパクトは十分な敵である。
鬼畜揃いのFF3でも最高クラスに嫌な敵。
FF3は4人全員をフルに使ってようやく敵と対等に立てるバランスで、それを300ダメージ+まひだとか平気でやってくる物だからそれは大変。
タフさも凄まじく悪魔の様な強さ。
直前のダンジョンの下位種とは雲泥の差である。
- シーフのとんずらは、仲間の一人でも混乱していると行えない。
- 「にらみ」による混乱はネメシスやラミアクイーン等がいるが、ストローパーのバックアタック率、先制率は飛びぬけている。
そのためとんずら依存のプレイをしていると、ここが難関となることが多い。- 予めジル爺さんに下水道の水門を開けてもらってからセーブしておくのがいいだろう。
AD&D第一期モンスターマニュアルIIに同名のモンスターが確認できる。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
打撃の追加効果のマヒ・混乱効果のにらみは原作同様健在なうえ、敵の最大出現数が減ったDS版以降でも最大3体で出現するため原作と全く変わらず危険。
おまけに最大出現数が減った代わりに1体毎のステータスが強化されている他モンスター達の例に漏れず、HPも1100にアップしている。
- 仕様変更でこちら側も原作より強化されているものの、当然ながら混乱させられると逆にそれが脅威となる(序盤から『手』熟練度を鍛えまくっている場合は特に)。
単に1体毎のステータスが強化されただけでなく、倒した際に得られる経験値も原作の440から1100へとアップしているのが救い。
ただし獲得ギルの方は原作と全く変わらない(250ギルのまま)。
実は攻撃力以外のステータスは原作からアップしているが、唯一攻撃力だけは原作の64から41へとダウンしていたりする。
麻痺や混乱はそのままなのでどのみち危険なのは変わらないが。
その他、原作と違い、今作では冷気・水耐性を得ている。
FF5
Lv3、HP20、MP0、種族:なし。
攻撃力4、物理倍率2、素早さ7、魔力0。
防御力0、回避力0、魔法防御5、魔法回避0。
弱点・無効化・吸収属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:蛙、小人以外全て有効。
行動:
通常時
- 1ターン:たたかう(100%使用)
操る:たたかう/胞子
はなつ:胞子
盗み:通常枠ポーション/レア枠ポーション
落とすアイテム:なし
EXP:8
獲得ギル:20
ボス系耐性なし
得意技>なし
序盤の海賊のアジトへの洞窟に出現する、触手を持った敵。
同系統にエーギル、マンドレイクがいる。
HPは20しかなく、序盤の敵の中でも弱い部類に入る。
通常は直接攻撃しか行わないが、放つ、操るで胞子を使用する。
通常の物理攻撃しかしてこず、盗めるアイテム(ポーション)もドロップ(なし)も魅力が無い。
無個性ランキングがあるとすれば上位にランキングするだろう。
バグで確認できるSFC版サンドウォームの本体はコイツのグラフィックをしている。
本体のグラフィックはGBA版ではフォルツァになっており、旧スマホ版では根本から新しいシステムに改変されていて確認不能。
FF9
イーファの樹に登場。
全体攻撃の「なぎはらう」が強力で、カウンターでサイレスや徐々に石化も使う。
火属性が弱点だが、実は石のモンスターなので金の針があれば一撃である。
ちなみに、通常攻撃の「たたく」で先頭の二人を狙ってくることは無い。
食べると「レベル5デス」を修得する。
- 「ぬすむ」で確実に金の針を盗めるので、盗んでから金の針を使えばプチ節約。
化石化した植物だろうか。
低レベル攻略では「なぎはらう」を喰らうとほぼ一撃全滅なので、ボスのザ・ソウルケージを差し置いて、イーファの樹最強モンスターと認識されている。
過去作からだいぶ巨大化して登場。容姿は元ネタの「Roper」にかなり近い。
「石として生きられなくなった!」
FF11
ダンジョン「オルデール鍾乳洞」に出現する、モルボル族のモンスター。
FF14
モルボル系。何とかストローパーという名称のものもいる。
中央森林のスカンポの安息所に居るが、その周辺には大量にストローパーがいる。上位?のハリトストローパーも近くに居る。
クラス討伐手帳のモンスターではあるものの、たくさんいるため臭い息に巻き込まれやすい。
南部森林にもいるのでそちらの方が楽。