シリーズおなじみの黒魔法。単体を石化させ、即戦闘不能にするもの。
こちらが受けた場合は金の針で回復できる。意外な強敵に効くと気持がいい。
デスが効かないアンデッドにも有効。
「ブレイク」という語と「石化」状態はD&Dの魔法「フレッシュトゥストーン(生物を石に変える)」と「ロックトゥマッド(石や岩をこなごなに砕く)」が元ネタと思われる。
敵を石に変えたうえで粉砕して倒す、ゆえに「ブレイク」。
- 少なくとも初期作に於ける敵側の石化は「即座に砕け散る(=break)」というものだったはず。このために敵は即、戦闘不能となる。
- 後にストーンという魔法は登場したが、こちらは石化ではなく「石で攻撃」になっている。
上位・関連魔法:魔法/【ブレクガ】
FF1
レベル7の黒魔法として登場。意外だがこの作品では毒属性に含まれる。
レベル5の黒魔法に同じ毒属性でかつ全体攻撃のクラウダがあるが、ブレイクは単体のみ対象の代わりにクラウダよりも命中率が高いのでちゃんと差別化はできている。
命中率は状態異常系魔法中で最も高く、完全に防ぐには魔法防御が213以上(耐性ありの場合でも65以上)必要。
心なしか、ティアマットにはクラウダの方がよく当たってる気がする。
- 浮遊城のティアマットはクラウダを防ぐために魔法防御229以上が必要となる。
下記のように耐性なしでのブレイクはハードルが魔法防御213。 - ティアマットに関してはどちらでも弱点を突けることに変わりないから、基本命中の高いブレイクのほうが効く。
具体的には魔法防御のハードルは253。
クラウダのほうが効く印象があるとしたら試行回数の違いだろうか。
ブレイクにはレイズサーベルのように無限発動できるアイテムは無い。
クラウダより命中率が高いおかげで、過去のカオスの神殿に登場するティアマットにも低確率ながら当たる。
(クラウダの方はこちらには絶対に通らなくなっている)
もっとも、こちらの方は弱点ではなくなっているうえに魔法防御200でかなり通りにくいので、縛りプレイでもなければ普通に戦った方が楽。
- 過去のカオスの神殿ではクラーケンも魔法防御200で毒・石化耐性なしなのでティアマットと同様に低確率ながらブレイクが効く。
命中率は即死魔法で一番高い。デスペルと組み合わせるとどんな敵も倒せるとか。
- GBA版からの追加モンスターの中には、魔法防御が高くそれすら通用しない輩もいる。
- FC版の最高値である魔法防御200の敵には低確率だが効く。
実際クロノディア(200)にはデスペル後で効いた。- ブレイクは魔法防御213以上で全く効かなくなる。耐性ありなら65以上で効かない。
- ラスボスも魔法防御200のため、デスペルで耐性を引き剥がしてさえしまえば低確率ながらも一撃で倒せてしまう。
- 魔法防御200で耐性がない場合、実際の命中率は6%程度(FF1の魔法命中判定は200分率)。
普通に攻略するならほぼ当たらないと考えても差し支えない程度の命中率。- もちろん耐性持ちの場合デスペルを当てることから始めないといけないので余計にハードルが上がる。
- ボス前でセーブできる機種ならともかく、セーブが不自由なFC・WSC版でそれを狙えるだけの余裕があるなら普通に戦っても勝ててしまうだろう。
もっとも、ボスを即死させる、という行為自体にある種のロマンがあるのは事実。
敵側ではイビルアイ(ビホルダー)とデスアイ(デスビホルダー)の2種類のみが使用してくる。
もっとも、この2種類はどちらも1体のみで出現するうえに耐久力も高くないため、意図的に攻撃せず生かしておかない限り使われる前に倒せてしまうので、特に気にする必要はないだろう。
- どちらも1ターンめに使われることは絶対にない。
魔法防御200まで育てた裸のモンクを一撃で無力化できる可能性がある唯一の魔法だが、実際のところ逆に瞬殺してしまえば安全。
FF1(GBA版以降)
GBA版からは石化属性として独立したようだ。(モンスター図鑑で確認)
が、毒弱点のヤツは石化も弱点…意味無し。
- フレーバーテキストってやつか。
- 追加防具に関しては石化のみに耐性を持つという誰得設定が登場してしまった。
GBA版以降はコカトリスの爪でも発動可。命中率など性能は全く一緒。
- このアイテムにより黒魔不在のパーティ構成でもブレイクの恩恵を受けられるようになったが、黒魔自体の価値は下がってしまった。
GBA版以降でも敵側でこれを使うのはイビルアイ・デスアイの2体のみだが、GBA版以降は追加ボスのバルバリシアがこれと全く同効果のゆびさきを使用するようになっている。
バルバリシアはボス故にイビルアイ・デスアイと違い耐久力がかなり高く使用頻度も非常に高いため2体のブレイクと異なり普通に警戒すべき技となっているので、挑む際には耐性を万全にしておこう。
FF2
変化属性で、敵に使えば即死させられる黒魔法。ブレイクの本で覚えられる。
即死魔法が多数存在する中では命中率が低い方で、目立った活躍はない。
だが、味方を誰か1人石化させて先頭に置くと、1ターン目だけは残りのキャラが全員後列になるという戦法もあったりする。
習得に必要な「ブレイクの本」はフィン城にあるただ一冊のみ。
従って味方キャラで使えるのは一人だけになる。
- PSP版までこの仕様は変わらないため、味方が使う事に限って言えば、実はアルテマ以上に希少な魔法だったりする。
FC版も含めて、エフェクトが速いのが最大のメリットという説もある。
ベヒーモスなどの大型モンスターを石にすると、消滅せずに石化したまま戦闘が終了する。
そのあと踏みつけていく演出が笑える。
人によっては、スペクターがトラウマになっていることも…。
複数で出現しては、全体にブレイクLv6を唱えることもある。
コカトリスにしても然り、この作品において石化は敵が使ってくる厄介な攻撃というイメージが強い。
FF2(GBA版以降)
GBA版だとアイテム所持数に制限が無いからコレクションしておいてもいいかも。
実用的な即死魔法としてはレベル上げが容易なテレポがあるし…。
SoRでは手に入らない。
使いたければリチャードに覚えさせておく必要がある。
FF2(PSP版)
秘紋の迷宮の「ミシディア」フロアでいくらでも取れるようになった。
おかげで1個限定魔法ではなくなったので、本を手元に残すか覚えさせるか迷う必要もなくなった。
SORにもリチャードに修得させれば持ち越せる。
FF2(ピクセルリマスター版)
即死魔法の中では最も成功率が高くなった。
トードが仕様変更された事も相まって、価値が急上昇する。
追加ダンジョンが無いピクセルリマスター版では再び一点物に。間違っても売らないように。
- その反動からか、スペクターが使うものは単体対象になった。
デスで地獄を見せるソーサラーより出現率・出現範囲ともに大きいから致し方なし。
FF3
上位魔法に「ブレクガ」が存在するため、こちらは「徐々に石化」状態にするクラス4の黒魔法になっている。
完全に石化するには重ねてかけないと効果がない。
ついでに地属性(攻略本では石化属性と書いてある)のダメージを与えてくれる。
「地属性ダメージを与えるブレイク」は後のFF7に受け継がれる。
- 味方が使う事はまず無い魔法。メデューサが撃ってくるヘッポコ魔法、としての印象しか無い人が大半だろう。
- なおボス戦では『敵味方とも』効果が発生しない。メデューサのブレイクは完全に無駄行動である。
- ゴールドベアとヘルカンメイジも使用する。
複数で現れてブレイクの重ねがけ…は、絶対ないとも言いきれないので警戒は怠らない方が良いかもしれない。
石化進行度は50%なので2度の命中で石化に至る。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版は「徐々に石化」の仕様変更により3度当てないと石化しなくなってしまった。
当てる回数が増えてしまったうえに、この魔法は命中率がかなり悪くミスばかりする。
石化させたいのならば、こんな魔法は使わずにゴーレムの杖で殴った方が確実である。
- 3回も当てなきゃいけないんだから、ザコには必中するくらいでも良かったはずなのに……。
- 命中率の計算方法が間接系魔法と同じになっているため。
基本命中率は30%で、そこに熟練度補正と自分の知性-敵の精神を加える。
一応、ラ系魔法より高い威力があるのだが、あまり命中はしない。
- 命中率の計算方法が間接系魔法と同じになっているため。
ヘルカンメイジが使用してくる。
命中率がやはり悪いのだが、当たるととにかくダメージが痛く、ステータス異常よりも被ダメージで命が危うい。
ゴールドルの館クリア後すぐ程度だと400~500ダメもくらってしまう。
FF3(ピクセルリマスター版)
地属性ダメージ判定と「徐々に石化」の付与判定が別になった。
徐々に石化が通らない相手にもダメージは通るため、単純な攻撃魔法として扱いやすくなった。
全体化こそできないものの、相手の耐性によっては同レベルのブリザガよりも有効なダメージソースになる。
ダメージ目的でも石化目的でもかなり強化されたのだが、ダメージ目的なら同レベルのブリザガの方が強く、石化目的でもノーコストの代替手段が豊富なので、なかなか使いどころに恵まれない魔法。
- ゴーレムの杖入手後は、黒魔道師/魔人のブレイク+白魔道師/赤魔道師/導師のゴーレムの杖二刀流で敵を確実に葬る戦術が使える。
入手直後はレベル4MPが貴重なので気軽には使えないが、強力な魔法が増えてブリザガの価値が下がる終盤になるほど使いやすくなる。
……のだが、いよいよ終盤というところで全ての棒が登場し、黒魔以外の使い手は全員代替手段が揃ってしまう。どうにも活躍の場に恵まれない。 - そもそも地属性自体が、弱点とする敵がいない事と属性強化の手段が非常に乏しい為、有益な属性とはいえない。
強化の点でも冷気の方が強化しやすい為、ブリザガに軍配が上がってしまう。
FF4
敵を石化させる黒魔法。
消費MP15、命中率30%、待ち時間2。
リディアはレベル49、パロムはレベル36で修得し、テラは試練の山イベント後に使用可能になり、フースーヤは初期修得している。
機械系・竜系の敵以外には大体効く(ボスを除く)。
だが命中率の低さや習得時期の遅さにより、活用しているという話は聞いたことがない。
テラがいる間は一応使用可能だが。
プリン系にも効き、全体化できるのでうまく使えば強力。弱点の無いブラックプリンには特に有効。
- 実際の命中率はむしろ信頼が置けるぐらい高い。困った時のブレイク全体がけは効果的な場面が多い。
- 恐らくではあるが、命中率30%というのはヒット数1回あたりの確率を指しているのだと思われる。
実際の魔法攻撃回数はそれどころではないため、ほぼ必中に近いことになっていると考えれば辻褄が合う。
- 恐らくではあるが、命中率30%というのはヒット数1回あたりの確率を指しているのだと思われる。
- 実はブレイクやデスには「魔法攻撃回数1固定」というフラグが立っているため、ヒット数は常に1のはずである。
それなのにブレイクのあの成功率を見ると、命中率かヒット数フラグのどちらかが仕事をしていない可能性が高い。 - 物理命中率のように、レベル、もしくは知性と精神が計算式に関わっている可能性も否定できない。
- 尚、仕事をしないことに定評があるオーディンさんには魔法攻撃回数1固定のフラグは立っていない。どういうことなの…
- そしてこちらの命中率は0であり、これが絶対確率であれば絶対発動しないはずである。
それを考えるとますます別の要素が絡んでいる可能性が高い。
- そしてこちらの命中率は0であり、これが絶対確率であれば絶対発動しないはずである。
- 尚、仕事をしないことに定評があるオーディンさんには魔法攻撃回数1固定のフラグは立っていない。どういうことなの…
バロン城でのインパクトのでかいイベントシーンで使用された。
戦闘よりこっちの方が印象に残ってる人も多いんじゃないだろうか?
エフェクトがブリザラによく似てる。氷か岩石かの違いだけ。
- SEも少し違ってるよ。
モルボルなどの強敵を手早く始末できるので重宝する。
発動が早くて全体化可能なので、GBA版からの追加モンスター組にも猛威を振るう。
即死が効く相手には石化も効くし、逆のパターンはないというのも理由*1。
HP10000以上の敵の集団を一掃できるのは爽快かつ実用的。
上記の通り、効かないヤツを探した方が早いくらい猛威を振るう(味方使用限定)歴代最強のブレイク。
リメイクで評価が急上昇した魔法と言える。
- 俺を始め、1発で石化すると知らなかった人も。
隠し召喚魔法のコカトリスと比較すると全体がけができる代わりに命中率に劣る。
(リアルラック次第ではあるが)リディアの習得レベル以外も差別化されている。
FF4イージータイプ
リディアの習得レベルが49→46に下がった。
- 命中率40%、待ち時間1に強化もされた。
FF4(DS版)
消費MP20に増えたが、命中率100%となった。
敵の攻撃が激しくなったDS版では、強敵を素早く排除するために使われる。
- 効く相手にはほぼ確実に効くというのが大きい。
- 詠唱時間が短いのもGOOD。
DS版では単体魔法となったが、ブリーズビーストやフレイムドッグなどをほぼ確実に倒せるため重宝する。
- まほうぜんたいかと組み合わせれば、以前までの複数体掃討も可能。
リディア(大人時のみ)はレベル43、パロムはレベル15で使用可能になった。
テラやパロムは使いたい時期に使えるが、リディアは普通に進めてれば封印の洞窟で覚えることになる。
ブレイクが効かないモンスターリスト
- ゾットの塔 … ケンタウロナイト
- バブイルの塔 … ストーンゴーレム、ミステレグ、グリーンドラゴン
- シルフの洞窟 … モルボル
- 封印の洞窟 … アサルトドアー、イエロードラゴン
- バブイルの巨人 … 全モンスター
- 月の地下渓谷 … 暗黒魔道士以外
- 最終盤の敵にはほぼ無効となるが、それを割り引いても効果のある敵の多さは眼を見張る。
ラスダン等に登場する暗黒魔道士も厄介ではあるしアイテム目当てで狩るケースも多いので、完全にお払い箱にはならない。
- 最終盤の敵にはほぼ無効となるが、それを割り引いても効果のある敵の多さは眼を見張る。
FF4(ピクセルリマスター版)
消費MPが12に下がった。
しかし、以前までのほぼ必中ともいえる超命中率はどこへやら、今作では全然さっぱり当たらなくなってしまった……。
モンスター図鑑を見る限り、相手の耐性に阻まれているとかではなく、純粋にブレイクの基本命中率が低くなっているだけだと考えられる。
ぶっちゃけスリプルやサイレスを唱えたほうがマシ。
設定ミスでスリプルと消費MPを入れ替えてしまった可能性がある。
FF4TA
パロムが最初から覚えており、チャレンジダンジョンで遭遇する対バーサオーガ兵器だが、オリジナル同様成功率が若干低いため全面的信用はできない。
レベルが低いにも関わらず取得しているのは前回の出来事もあるんだろうが、パロム編中での自決ブレイクがあるため設定した可能性もある。
残念ながらリディアはフリーシナリオ中に習得することは出来ず、コカトリスになってくる。
その他月の民編でフースーヤが最初から取得している。
FF5
レベル4の黒魔法として登場。
単体を石化させる。消費MP15、命中率75。
ルゴルの村・バル城・ケルブの村・サーゲイト城・ムーアの村で3000ギルで購入できる。
要するに、第二世界に存在した店舗のある場所の全てで売っている。
高命中率な上、石化が有効な敵も多く、ゲーム中盤から使用できるのも利点。
だが、真価は『魔法剣』にて発揮される。消費MP8。
物理攻撃の方が命中率が高く、狙うや乱れうちなどの必中手段もあるため、即死攻撃としては非常に優秀。
ネオエクスデスの右下を魔法剣ブレイクで一撃必殺するのはもはや定石。
- 「時間がない」とのたまうオーディンを魔法剣ブレイクで瞬殺。
カーバンクルも非リフレク時石化で一撃。
ネクロフォビアを守るバリア相手にも有効。 - ブルードラゴンやニンジャなどの強敵雑魚も石化で必殺。
- 「ブレイク剣」はラストフロアの敵だとムーバー、水晶竜以外に有効なのでABP稼ぎにも大変便利。
1ターン余分にかかってしまう欠点はエルメスの靴で補うとよい。
1人旅をしている場合は、「魔法剣ブレイク」で仲間を「石化+戦闘不能」にしておくと良い。
石化でゾンビ化や蘇生による経験値獲得などの事故を防げる。
特に対フェアリーオークでその力を発揮する。
石像がモンスター化して戦闘になるガーゴイルは石化耐性がなく、石化すると即死する。
他の創作物で元が本物の石像という設定もあるが、動く石像を動かない状態にしたといったところか。
FF6
単体を石化させる攻撃魔法。ヒット値120、消費MP25。
魔石カトブレパスから習得可能で、習得速度は5倍。
ティナはレベル68で自然習得する。
ピクセルリマスター版を除き、FF6の石化は即死耐性があると効かない。
そのため「石化耐性」が無い敵にさえ効かないことが多々ある。
- これは石化してから即死させるという手順を踏んでいるため。
バニシュと併用しても、石化→透明解除→即死の順で判定しているのか効果が無い。
前作5に比べて存在価値が大幅低下。「劣化デス」といった魔法である。
FF6の石化した味方は攻撃対象に含まれるので、味方を石化させて盾代わりにするという特殊な戦略に使われる。
「ブレイクブレイド」の追加効果でも発動できる(25%の確率)。
これで発動する追加ブレイクは魔封剣やリフレクの影響を受けない
(魔法で使う方はそれぞれ影響を受ける)。
魔法ブレイクとカトブレパス召喚が今作で役に立つのは、魔大陸のモンスターを一掃する時くらい。
- コジャとミスフィトはアンデッドだがブレイクは効く。
- プラチナドラゴン3体や、コジャ2体・ミスフィト・アポクリファの計4体の敵編成時はカトブレパス召喚で一掃できる。
- ネラパはブレイクブレイドの追加効果を狙うか、リフレクを利用したデルタアタックを使うと良い。
せめてデスの習得時期がもう少し遅ければ、少しは使ってもらえたのかもしれない。
(デスとブレイクは同じ魔石で習得可能)
ティナはレベル68で自然習得するが、こんな高レベルで覚えても何を今更である…。
ガウにブラックウインドやコマンダーで暴れさせることでも使用可能。
この時点ではほぼ唯一の即死攻撃であり、序盤~中盤には効く相手も多いのでそれなりに役に立つ。ネコキックでOKとか言わない。
- 同時期にあばれるで使える即死攻撃にデス(フォーパー)や落とし穴(ムー)がある方が問題。特に落とし穴は強力で、他の即死攻撃の出番を奪うレベル。こちらを使うのであれば耐性を考慮した運用にしたい。(ムーはほぼ無耐性)
FF6(GBA版)
GBA版でも即死耐性に石化が阻害される仕様は修正されておらず、
石化耐性がないはずのグラシャラボラスにバニシュをかけてからでも効果が出ない。
- 全体ブレイク効果のカトブレパスはプレゼンターを殻ごと始末するには役立つ。
GBA版以降の追加敵にこの魔法を使う奴らはロクにおらず、石化発生手段としてもデルタアタックの他に「ブレス」や「せきかにらみ」といった特殊物理攻撃の類にも出番を取られてしまい、ますます存在感を失う羽目に。
FF6(ピクセルリマスター版)
成功の判定に即死耐性を参照しなくなり、石化耐性の有無のみ参照するようになった。
そのため、即死耐性はあるが石化耐性がないという敵には効くようになり、楽に倒せる敵も増えている。
- 中盤で拾えるブレイクブレイドの追加効果ブレイクが結構役に立ってくれる。
FF7
「ふういん」のマテリアで使用可能(AP5000~)。FF3以来の土属性のダメージ+石化の効果。
消費MP86、基礎攻撃力100。リフレクの対象となる。
消費MPが大きく登場時期は遅いが、威力はかなり高い。
- 属性の関係で、浮遊している相手にはミスするのが痛いところ。
ふういんマテリアの魔法の例に漏れず全体化は出来ない。
エフェクトの大きさは敵のサイズに比例するので、大きい敵に使うと大迫力。
FF8
ST魔法として登場。
地面から岩が突き出て、対象単体が石化状態になる。
ジャンクションする場合は『魔力J』『ST防御J』がお薦め。序盤なら『力J』もいいだろう。
コカトリス(LV20~)からドローしたり、
「コカトリスの羽」を盗んで精製すると多く集められるが、
金の針を購入して精製(100ギルで3個入手可能)した方が効率的。
低レベルで進める場合、固定ザコを倒すためにブレイクを使用できるようにしておきたい。
「カード」が効かないガルバティア兵やエスタ兵などを受け流すのに必要不可欠。
FF9
ビビの『黒魔法』『W黒魔法』として登場。
消費MP18で、対象単体を石化状態にする。基本命中率40%。
「サイプレスパイル」とAP30で修得できる。
ジタンの『刀魂放気』(サルガタナス)の方が強力なので、あまり使われない。
同じ命中率のストップを使った方が有効。
FF10
敵専用魔法。
対象を石化状態にする。
主にシーモア:異体が使用。
石化状態のキャラが特定の攻撃を受けると石化した対象が砕け散り、その戦闘中復帰できなくなる。
幻光異体が砕きのツメで積極的に石化破壊を狙ってくるので注意。
本作では敵専用の魔法になったが、リフレクで反射出来るのは変わらないため、挑発したキャラをリフレク状態にすれば一切被害に遭わなくなる。
シーモア:異体戦では他の補助魔法を使わないようにすれば、デスペラードも使われずに済む。
FF10-2
ドレスフィア「ダークナイト」のコマンドアビリティ「妖術」で使用できる魔法の一つ。
敵1体を石の中に閉じ込め、石化状態にする。
この魔法を覚えることで派生するアビリティはない。
アクセサリ「石化の衝撃」を装備しても使用可能。
リザルトプレート「呪われし蛇」で青色のゲートを通ることでも使える。
ドレスフィア「ギャンブラー」のコマンドアビリティ「ギャンブル」で使用できる技。
「マジックスロット」で、ダークナイトの絵柄を2つ揃えると発動する魔法でもある。
FF11
黒魔道士、赤魔道士、暗黒騎士、学者が習得可能な黒魔法。
土属性の弱体魔法に分類される。
効果はこれまでと同様、対象を石化状態にするというもの。
詳細はこちら→ブレイク
FF12
時空魔法。対象一人を石化中状態にする。
『時空魔法3』(IZJS版では『時空魔法6』)のライセンス習得で使用可能。
石化チェイン用に用いる場合に有効。
ダイブイーグルと戦えるくらいの時期に入手可能。
勝手に行動するゲストを制御するのに役に立つ。
戦闘不能と違い、石化の場合はガンビットに味方の戦闘不能回復を組み込めるのがメリット。
IZJS版ではエルトの里まで購入できない。
FF14
初出は敵専用魔法で、対象一人を石化状態にする。エスナで解除可能。
味方にはヘヴィ(移動速度低下)魔法としてパッチ4.0でキャスター・ヒーラーに実装されたが5.0で削除された。
その後は味方キャラが敵の動きを封じるイベント用魔法として登場している。
FFT
テンプルナイトの「魔法剣」で使用可能。成功率が高く、チャージもないので非常に優秀。
ベイオウーフはこれを使い、敵軍を石化させて回ることが多いだろう。
死なせたくないゲストに放つのもよい。
同じような魔法に陰陽術の碑封印がある。
だが、チャージタイムがない分、こちらのが使い勝手が良い。
- こちらはベイオ専用だが。
- 碑封印と同じくアンデッド対策になるが、
アンデッドが厄介なのはだいたい中盤までなので、そちらの用途では碑封印の方が使う機会は多くなるかも知れない。
FFTA
ビショップのジョブコマンド「祈祷」に属する魔法。「蛇の杖」から習得可能。
効果は優秀で射程も長いが、バンガ族で魔道士を作ること自体が趣味の領域であるうえ、
バンガは精神統一もMPターボも覚えられないため影が薄い。
敢えて魔道士バンガを使うなら、ホーリー共々主力となるか。
FFTA2
前作同様ビショップの「祈祷」に属する魔法。蛇の杖から習得可能。
精神統一が弱体化されたことで相対的に強化された。
石化攻撃の中では唯一射程が長いという利点はそのまま。
石化している敵に対しては盗む系統のアビリティがほぼ確実に成功する(条件によってはミスも出るが)。
睡眠でも盗むは成功するが、そちらは一度成功すると解除されてしまうため、同じ敵から何度もアイテムを得たいのならば石化させるのが一番良い。
ドロップとの相性も抜群。
- カムダンを使うととんでもないことに…。
光の4戦士
闇魔法。敵単体を石化させる。
闇魔法は入手時期が遅くて全体的に戦力に入れづらいのだが、これはさらに命中率が30%しかなく、石化耐性を持っている敵もそれなりに多いため、はっきりいって使い物にならない。
敵に使われるとうっとうしいが。
FFL
レベル4の黒魔法として登場。石化効果。
意外に効く雑魚は多いので、中盤からよく使う事になるだろう。
- 終盤は耐性を持つ敵がほとんどなため、使いどころは結局中盤のみ、と短い。
- 終章に入っても効く雑魚はいることはいるので魔法剣をセットしてある場合意外と役に立つこともある。
レベル4なので、火力不足になりがちな赤魔道士の育成時に使えるところがメリットか。
TFBL
モンスターに石化を付与する。
一定数のトリガー入力に成功すると敵全体に発動する。1曲で1回発動する。
リディア、バレット、プリッシュ、フラン、クラサメが習得する。
FFEX
黒魔法の1つ。
魔法球を発射し、ヒットした相手を一定時間石化状態にする。
FFRK
レアリティ4の黒魔法アビリティ。敵単体に低確率で石化を付与する。
黒のオーブ・無のオーブ・地のオーブの(大)で作成・精錬できる。
味方にかけることで戦闘評価(戦闘不能回数・被ダメージ)を落とさずにバトルメンバーを減らすことができる。
これを利用して、経験値が2倍になるレコードマテリアを全員につけて経験値ダンジョンへ行き、
効果が現れたキャラ以外を石化させることで効率良くレベル上げをすることができる。
敵への石化狙いよりもこちらの用法で使っている人が多いのではないだろうか。