バトル/【種族】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 16:11:44

概要・全般

主にモンスターに設定されている種族分類。
ここでは特効武器判定など、システム上のフラグとして扱われるもののみを取り上げる。


武器には種族特有の効果を持つものがあり、モンスターの種族と武器に付与されている有効な種族が一致した場合大ダメージを与える。(FF4の効果はかなり破格のダメージを与える)
また、ボス系やドラゴン系には特有の耐性防御が付与されている。

  • 逆に、特定の種族相手にダメージが減ってしまう攻撃も作品によっては存在する。
    アンデッドのHP・MP逆吸収、再生種族のHP回復など。

炎や氷などの一般的な「属性」とは基本的に別の管理となっている。
一般属性と比較すると、攻撃手段が少ないかわりに軽減や無効化されるケースが少ない。
作品によっては属性の弱点と種族の特効を同時に突くことが出来、非常に強力。


ライブラモンスター図鑑で弱点を確認しやすい属性と異なり、種族はマスクパラメータである場合が多い。
見た目や名前とは反するケースも往々にしてある。


種族は一種の弱点であり、何も設定されていないモンスターも多い。
一方でドラゴンゾンビのように複数の種族に属するケースもある。

  • 擬似的な弱点だけでなく、逆に擬似的な耐性になっていることもある。

必ずしも見た目と種族が一致しない例もある。飛竜草あたりはなぜ人間なのか謎。


以下に種族の一覧を挙げる。基本的には登場作品順。
作品や資料によって表記が異なる場合もあるが、複数作品で使われる一般的な名称を優先する。

  • 設定上種族として設定されていても、データ場別の種族に置き換えられている場合もある。
    • 設定場の種族は系統、特効判定に使われるデータ場の種族は種族属性と呼ばれている。

アンデッド

FF1から登場。死から蘇ったモンスター。
回復魔法がダメージになるなどの特徴的な性質を備えている。
普通にプレイしていて最も意識することの多い種族だろう。
詳細はこちら→モンスター/【アンデッド】

ドラゴン

FF1から登場。ファンタジーにおける強敵の代名詞。
作品によっては爬虫類系のモンスターが含まれることも。
詳細はこちら→モンスター/【ドラゴン系】

魔法生物(魔法使い)

FF1から登場。魔法を使う者や、魔法で生み出された生物。
FF1の魔法生物と魔法使いはデータ上は別物だが実質的には同じ。
FF6以降は「MP0で戦闘不能」などの性質を備えている場合がある。
詳細はこちら→モンスター/【魔法生物】


FF2においては攻略サイトの影響からか「魔導」系と呼ばれることが多い。
いわゆる悪魔系のモンスターも含めて非常に広い分類となっている。


魔法攻撃主体の者が多いが、FF4ではマモン・アスラ等といった肉弾戦の方が得意な魔法使いもいる。

ウェア

FF1から登場。ウェアウルフを初めとする、人間から変身する魔物。
種族として設定されているのはFF2まで。古典的なファンタジー色の強かった初期作品らしいと言える。
基本的にはウェアと名の付くモンスターが属するが、FF2ではなぜかブレイン系も含まれる。


攻略サイトなどでは「狼」と表記されることもあるが、「狼男」に由来する便宜上の略称である。
ウェアウルフ以外の狼はウェア種では無いし、狼以外にもウェア種はいる。

巨人(鬼)

FF1から登場。ギガースを代表とする巨人族。
ゴーレムは含まれたり含まれなかったり。
どちらかといえば「鬼」や「亜人」と呼んだ方がふさわしい場合もある。

  • 鬼扱いということなのか、小柄なゴブリン系統(GBA版以降の追加種含む)のモンスターもデータ上では巨人族に含まれている。

FF2では、HPも攻撃力もかなり高めなモンスターとして猛威を振るった。
ヒルギガースは初回プレイヤーのトラウマになった。
しかし、その後は見た目はでかいがそんなに強くないという扱いが多い。
鉄巨人がこれに含まれると、終盤の強敵だったりするが。
FFLでは再び高いHPと攻撃力を発揮するが、「巨人にはミニマムが効く」という法則があり、気付くとほとんど巨人系モンスターは無力化させられる。


FF2,FF4,FFL辺りでは巨人族に有効な武器としてオーガキラーが登場する。

水棲

FF1から登場。水上や水辺などに現れるモンスター。
初登場のFF1ではピラニア等の淡水性のものは含まれないという妙なこだわりがあった。
モルボルも初登場のFF2では水棲種族だったこともトリビアとして覚えておくといい。

  • 弱点を突く方法がほとんどなく、意味がないと判断されたのか、その後は水棲モンスターは単に雷弱点、水耐性などの属性フラグで処理されていることが多い。

FF4DSでも追加され、フライキラー、雷魚、スプラッシャーの3種が該当。
公式ファイナルガイドでは「アクアン」と銘打ってある。
然し、データ上に存在するだけで、これに対応する武器は存在しない。

再生

FF1に登場。ターン毎の再生能力を持つモンスターが属する。種族と言うよりはシステム上の定義で、バンパイアトロルデスマシーンなど統一感は皆無。一応フレームソードが特効武器だが、攻略本によっては触れられていないことも多い。
バージョンによっては種族として扱われていない可能性もある。

空中

FF2から登場。空を飛ぶモンスターの総称で、生物的には様々なものが含まれる。
FF2では竜巻に弱く、(リメイク版では)地震が効かない。
FF3やFF4では多くの飛び道具に特効が付いている。
「風属性」導入以降は種族定義としては使われない傾向に。

  • FF4DSではこれに準じた「鳥」が新たにできたが、アーリマン等のその他の浮遊しているモンスターにこの概念はなくなっている。

FF2では多種族に特効を持つエクスカリバーに欠落している種族特効であると同時に、オーラの魔法によって一番最初に付与される特効でもある。


FF4ではフワフワと動いているため分かりやすい。

  • FF4では、基本的には種族ではなく「飛び道具属性に対する弱点」として扱われているが、DS版では攻略本の記述を見る限り「バード」という種族扱いになった模様。
    同時に、バード特攻を持つ武器(従来でいう飛び道具)は矢だけになってしまった。
    さらに名前の通り、単なる浮遊系ではなく鳥系モンスターのみに備わっているフラグであり(ご丁寧にもコウモリ系すら対象外である)、変わったところではくろひよこもこの種族である。

大地

FF2から登場。空中種族と対になる地を這うモンスター。
こちらもクエイクなどが「地属性攻撃」として扱われるようになってからは種族より属性扱いの傾向。


FF2では大地の剣大地のドラム(地震)で弱点を突くことができる。しかし具体的な分類傾向はかなり謎。トカゲ巨大虫はともかく、プリンなどの不定形生物や、さらには小悪魔吸血鬼の類もここに含まれるようだ。
意外なことに獣系はベヒーモス系統くらいしか対象になっていない。
攻略本では苦し紛れに「重量級モンスター」と呼んでいるものがあるが、巨人やゴーレムのような真の重量級モンスターは大地種族では無い。


後述のFF5における砂漠系や、FF9の石系モンスターも広い意味ではこの仲間か?

霊体

FF4に登場。多くの作品ではアンデッドに含まれるが本作では別物。いわば「生霊」だろうか。
うっかりケアルをかけて回復させてしまった人は少なくないと思われる。

プリン

種族としての定義はFF4から。
プリン自体は多くの作品に登場するが種族扱いされている事は少ない。
詳細はこちら→モンスター/【プリン系】

機械

種族としての定義はFF4から。
詳細はこちら→モンスター/【機械系】

爬虫類

FF4に登場。トカゲはもちろんのこと、
(本当は爬虫類ではなく両生類)も含まれるが、なぜかは含まれない。
FF4の種族分類がやたら細かいのは、特効武器が強力にフィーチャーされているからだろうか。
ちなみにSFC版での特効武器は「アイスロッド」一本のみ。製作途中忘れられて放置されたのではないだろうか…。

獣(魔獣)

FF4から登場。哺乳類系が該当するが、これに分類されるモンスターは多くない。

  • DS版ではデータ的に獣系が出来る事は出来たのだが、該当モンスターがソードラットしかいないので、殆ど皆無な感じ。

FF5には「なだめる」という専用アビリティがあるが影が薄い。
両作品とも、強大な獣の代表であるベヒーモス系が含まれないのが残念だ。
種族特効アビリティが花開いたFF9ではビーストキラーなるアビリティが登場。
聖剣伝説では獣は斧に弱いという特徴がある。

人間

FF5から登場。その名の通りの人間だが、外見からは判別できない場合も。
特効武器のマンイーターで味方を攻撃しても特効は発動しない。あくまでも「人間型のモンスター」として考えるべきだろう。

  • しかし、FF5では普通に進めれば肝心のマンイーターが手に入るのはラスダンの「いよいよ終盤」という辺り。
    初回プレイでこの武器を活かせたプレイヤーはどれだけいるだろうか。
  • 人間どころか動物ですらないはずのエクスデスがなぜか最終戦では人間種族に設定されている。よりによって本来の種族に相応しい姿である最終戦でである。生霊の方も人間種族に設定されているが、こちらはエクスデスが人間の邪悪な心により変質した存在であることを考えれば、精神だけなら人間扱いでもまだ納得はいく。
  • FF6,FFLでも人間種族があり、マンイーターも登場する。
  • FF4DSでも追加され、バロン兵系やレディーガーダー系、バロン近衛兵、しろま等の開発室の面々の一部が該当。
    その中でジェネラル・フレイムナイト・霊騎士の他、サウンドマネージャ達やゴルベーザは該当しない。
    公式ファイナルガイドでは「ヒューム」と銘打ってある。
    然し、データ上に存在するだけで、これに対応する武器は存在しない。

エイビス

FF5に登場。エイビスキラーが有効な種族。
詳細は武器のページにあるが、これも名前や見た目がわかりにくい。

  • リメイク版の追加モンスターも合わせて全部で5種類しか出ない点、出現場所が限られている点などから、この種族特性を活かすのは難しい。そのためか、今回限りの登場となった。
  • そもそも、これがどういう種族なのかも分からない。
    見た目も能力もそれほど特徴があるわけではなく、劇中での言及もない。
    見分けることはもちろん、何のために設定されたのかもいまいちわからない。

砂漠

FF5に登場。文字通りの砂漠に棲むモンスター。
アクアブレスで大ダメージを与えられる。

  • 非常に勘違いされやすいが、水属性弱点とは別物である。アクアブレスが無属性なのが原因。また、他に弱点を突く方法もない。

ボス

FF5に存在する設定。種族フラグの一種だが、モンスターの系統というよりはシステム的なもの。
多くのボスモンスターと一部の雑魚モンスターに備わっており、これがあるとミールストーム等の瀕死ダメージや、(現在HP依存の)割合ダメージ吹き飛ばしが無効になり、さらに時限系の状態異常の効果時間が短くなる。
調合で竜の口づけを使うことで、敵味方問わず付与することもできる。


種族というカテゴリで分けられていたわけではないが、ボスのフラグにより無条件で耐性(及びそれに類するもの)が備わるようになったのはFF3から。

昆虫

虫系のモンスターはシリーズ通してポピュラーだが、システム上で定義されたのはFF9が初。
本来は昆虫ではないはずのも含まれる。
やはり昆虫ではないがムカデのようにも見えるデスゲイズもここに分類される。

FF9に登場する分類で、体が石でできたモンスター。
金の針で即死させることが出来る。
詳しくはストーンキラーの項目に譲るが対象が非常に少ない。


厳密には種族扱いではないが、「金の針で即死させられるモンスター」という分類はFF5が初出。


ガーゴイルゴーレムのように、石像が命を持った類のモンスターについては、初期作品では魔法生物の一種として扱われている。

植物

FF4DSで追加され、モルボルやブラッドフラワ等が該当。
一方でマモンやウッドアイズは何故か該当しない。
公式ファイナルガイドでは「プラントイド」と銘打ってある。
然し、データ上に存在するだけで、これに対応する武器は存在しない。

悪魔

FF4DSで追加され、フロータイボールやアーリマン、サタナイト等が該当。
一方でサタナジュニアやゴルゴーン等の他、前述のフロータイボール系である筈のプレイグも何故か該当しない。
公式ファイナルガイドでは「デーモン」と銘打ってある。
然し、データ上に存在するだけで、これに対応する武器は存在しない。


厳密に言えばSFC版FF4(の攻略本)が初出。
第3巻『戦闘解析編』でワニ系や亀系、トカゲ系などのモンスターを中心に振り分けられていた種族で、彼らにはアイスロッドが特効となる。
……が、第2巻『基礎知識編』ではアイスロッドは「爬虫類に特効」と書かれていた。
つまり、爬虫類種族のはずのモンスターが何故か悪魔と呼ばれていただけ。恐らく誤植
しかし続編のFF4TAでは何故か爬虫類ではなく「悪魔」の方が正式採用され、従来の爬虫類系モンスター+新登場の悪魔系モンスターが混在し、アイスロッドとロキの竪琴、そしてデモンスレイヤーが特効として機能するという非常にカオスな分類と化している。

FF4DSで追加され、ズー系やダイブイーグル系の他、開発室のくろひよこが該当。
全体的に設定のブレが大きいFF4DSにしては珍しく、忠実な内訳。
公式ファイナルガイドでは「バード」と銘打ってある。
従来までの浮遊系特効の性質が受け継がれ、矢全般が特効(耐性はない)。

各作品での扱い

FF1

アンデッド、ドラゴン、魔法生物、魔法使い、ウェア、巨人、水棲、再生という細かい分類になっているが、
FC版では武器の種族特効が機能していないので全く意味のないデータとなっている。
リメイク版では修正されたが、特効補正は微々たるものなので相変わらず影が薄い要素となっている。
ドラゴン魔法生物(魔法使い)ウェア水棲についてはほぼ同性能の特効武器が存在するが、ミスリルソードが特効を考慮してもほぼ上位互換なので、シーフ縛りでもないと活用する機会が無い。


GBA版以降はエルフの村でミスリルソードを買えないので上記の武器を使う期間が出来た。

  • 特効は攻撃力+4と命中率+40。命中率が上がるのでヒット数も増える。
    • ここで加算される命中値は攻撃回数には影響しない。
      ただし攻撃が当たりやすくなるので、最大ヒット数が出やすくはなる。

FF2

空中、水棲、大地、鬼、魔導、竜、狼、不死の計8種が存在する。
主な効果が発揮出来るのは特定の武器と黒魔法オーラだが、空中、水棲、大地には該当する特殊攻撃が存在する。空中はウインドフルートによって発動する竜巻が飛行系のモンスターに多大なダメージを、水棲はシードラゴンを混乱させて自身へかけた津波のダメージが増加したケースが確認されている。
ちなみに大地には大地のドラムで発動する地震が該当する。

  • 鬼、魔導、狼あたりの名称は、攻略サイトによって便宜的に付けられたものが普及したという面がある。
    公式な呼び方ではないので、攻略本などとの齟齬には注意したい。
  • PS版以降のモンスター図鑑でも確認できないうえ、見かけと種族が異なる場合はちらほらあるためかなり活用しにくい要素。
  • 不死はオーラで種族特効をつけることができないが、サンブレードエクスカリバーが特効を持つ。
  • WSC版以降では空中弱点に対して大地属性が、大地弱点に対して空中属性が無効になるようになった。
    空中・大地両方弱点のモンスターがそれなりにいるのだが、この場合両方無効になる。厄介なのはプリン系だろう。

FF3

アンデッドのみ。
ドラゴン系や水棲モンスター等は登場するが、他作品の様に種族の概念自体は設けられていない模様。
その代わり、特定の武器以外で通常攻撃を与えると同じモンスターがもう一体増える分裂モンスターなるものが登場。

  • 詳細は不明だが、一部の解析サイトによると対アンデッド特効属性があり、聖属性とは別ものとの事(ワイトスレイヤーとホーリーランスに付属)。

FF4

ドラゴン・機械・爬虫類(一部書籍では悪魔)・霊体・巨人・魔法使い・プリン・アンデッドの計8種族が登場する。


従来の作品ではいまいち地味だった種族特効が大幅に強化された。
その内容は該当種族へのダメージ倍率が4倍になるというもの。
特に二刀流のできるヤンエッジの場合は相手によって武器を持ち変えるのが有効。

  • 4倍ダメージが強すぎたためか、DS版・TAでは種族特効時のダメージ倍率が1.5倍に下がっている。
    それでも突かないよりかは大きなダメージが出る事が多いが。

FF4系では、防御の際に関わることもある。
例えばアンデッド耐性を持つと、アンデッドの攻撃で受けるダメージが減る。

  • DS版FF4では矢以外の特効武器に種族耐性も持ち合わせている。

特定の種族のモンスターに該当する特効武器で攻撃すると、
シャレにならないほど高いダメージを叩き出す。
通常の武器での攻撃に比べて桁違いの数字が飛び出る様は驚きと快感を齎してくれる。
そう、FF4とは即ち特効ゲーなのだ!

FF5

人間、魔獣、エイビス、砂漠、竜、アンデッドの計6種族が存在する。
GBA版以降ならモンスター図鑑で種族を確認できる。


種族弱点を突いた時の通常の特効効果は「防御無視+倍率2倍」だが、一部の武器と技のみ「攻撃力8倍(防御無視効果なし)」となる。

要するに、
が関わる物理武器の攻撃は倍率2倍特効、
魔力が関わる魔法や魔法武器(杖や竪琴)の攻撃は攻撃力8倍特効となる。
本作では物理攻撃には倍率補正が絡みやすく、魔法攻撃には攻撃力補正が絡みやすいという傾向があり、その傾向とも一致する。


アポロンのハープのみ、2種族への特攻を持つ。


魔獣系モンスター一覧

  • 第一世界:ナッツイーター、ストレイキャット、ガトリングス、ビッグホーン、タトゥ、バンダースナッチ、ガルラ(ボス版)、ワイルドナック、カルナック、 どくろイーター、ドルムキマイラ(ゼファーゾーン召喚時は種族「なし」)、サンドベア、ビブロス、クレイクロウ、ラミア、キマイラブレイン
  • 第二世界:ジェイルベア、ウォーターバズ、ネオガルラ、ルネンタ(ゼファーゾーン召喚時含む)、クーザー、リカオン、ガブルデガック、ボールドマニー、カトブレパス、インプ、ウィルム、ツインリザード、ブラインドウルフ、アレイジ、マジックドラゴン、バンデルクアール、ヘッジホッグ、カーバンクル(通常時)
    ※エクスデス城トラップで出現するガルキマセラ、アブダクター、オワゾーラール、インプは全員魔獣種族
  • 第三世界:ブランドラミア、ピラミデライア、ゼファーゾーン、マシンヘッド、のろわれしもの、セクメト、オワゾーラール、ブリザード、イステリトス、スピズナー、アイアンドレス、ランドクローラー、モスフングス、ベルフェゴール、カロフィステリ、アパンダ、ツインタニア、ネオエクスデス右下
  • 追加敵:ソウルイーター、サタナジュニア、メデューサ、アルケオデーモン。

参考:データ解析結果(外部サイト)

FF6

HPの代わりにMPを0にすることでも倒せる魔法生物が初登場。
これ以降「魔法生物」という分類は、この手のMP0で倒せるモンスターを指す場合が多い。


FF6の種族はアンデッド人間しかいない。
その上、アンデッド特効の武器は存在しないためマンイーターがFF6唯一の種族特効を持つ武器である。


人間系モンスター一覧


アンデッド系モンスター一覧

FF9

FF9では、アビリティとして久しぶりに種族が前面に出た。
飛行アンデッドドラゴン魔族人型の8種が設定され、後半どころかラスボスまでも有効。

FF10

他作品のような種族毎の特効要素は存在しないが、フラグとしてはモンスター訓練場で戦える一部モンスターの出現条件として関わっている。

FF10-2

今作では特効攻撃として退治弾が登場した。
また、特効要素とは別に、モンスターのオーバーソウルの発動条件にも関わっている。

FF11

大分類となる「類」の下に小分類となる「族」が存在する構造。
キラー系ジョブ特性やメイジャンの試練、エミネンスレコード等のクエストに影響する。
確認されている「類」は「人間類」「獣人類」「ビースト類」「リザード類」など18種類、「族」にいたっては亜種を含めれば百を越える。
なお、類や族が設定されていないモンスターもわずかではあるが存在する。

  • モンスターにはじゃんけんのような相関関係が存在する。有利な種族をぶつけてバトルで優位に立ったり、青魔道士の青魔法の魔法命中率を上げたりできる。
  • ジョブ特性「○○キラー」や「サークル系アビリティ」といった、「特定の種族に対して有利に戦えるようになる」仕組みが存在している。

FF12

分類できない種族は????と表記されている。

FFT

ドラグナーの扱うアビリティ「ドラゴン」に属するいくつかの技は、ドラゴン系・ヒュドラ系モンスター、及びホーリードラゴンにのみ効果を発揮する。
これらは「ドラゴン族」という一つの種族として扱われていると言える。


スケルトン系とグール系のモンスター、ストーリー中に出現する亡霊ユニット、アンデッド状態のユニットがまとめて「アンデッド」と総称されている。
共通して回復効果反転や自動蘇生などの性質があり、「邪心封印」の対象になる。


FFTのユニットは「人間」と「モンスター」でシステム的に区別されている。
この枠組みを参照するのは話術調教密猟など。

  • モンスターの枠の中でも、「たたかう」やジョブコマンドを持つ・持たないの区別がされている。
    ゴブリンやボムなど、「たたかう」やジョブコマンドを持たず、特技だけで構成されているモンスターは調教や密猟が適用されるが、
    アルケオデーモンや鉄巨人などの「たたかう」やジョブコマンドがセットされているモンスターには調教や密猟は適用されない。

FFTA

大きな区分として「人型」「モンスター」「特殊」「その他」の4つのユニットタイプがある。
この分類は「追い払う」や「サイドワインダー」の判定に使われる。


モンスターの種族は全13系統で、「生け捕る」「あやつる」「めたもる」で用いられる。

  • 「闇の者系」のみゾンビヴァンパイアという完全に異なるモンスターで構成されている。
    これらとゾンビ状態のユニットが包括的に「ゾンビ」と称され、「不死昇天」や「破邪」の対象となる。
  • 「ドラゴン系」はすべて「~ドレイク」で構成されており、ドレイク系とも呼ばれる。竜技の「竜ならし」「ドラゴンキラー」はこの系統にしか効かない。

種族を対象とするロウに「動物愛護」「人間愛護」「モーグリ愛護」「バンガ愛護」「ン・モゥ愛護」「ヴィエラ愛護」がある。

聖剣伝説

種族と属性の区別がないが、魔法生物はミスリル弱点、
獣や植物は斧弱点、アンデッドはエクスカリバー弱点などは、
種族と考えていいだろう。

余談

DFF,DDFF(TRFFも?)には種族の概念が存在しない。あったらあったで大変なことになっていただろう。