敵、もしくは味方をカエルにしたり元に戻したりする魔法。
トード以外の全ての魔法が使えなくなり、攻撃力も激減する。
frogは普通のカエルだが、toadは特にヒキガエルのような大型で陸生のカエルを指すそうである。
frogに比べるとより魔女や魔法などと結びつけられるらしい。
FF2
黒魔法。トードの本で覚えられる。
FF2では敵が使うとカエル状態にする魔法だが、味方が使うと即死効果である。
- ギガントードなどの元々カエル姿のモンスターにも効果があり、即死効果である。
成功率が高く、入手時期も早い(キャプテン)ためかなり使いやすい。
ラスダンのボス等を除いた敵にはほとんど効くため、FF2最強の黒魔法と言える。
ABキャンセル等の裏技で熟練度を上げない限り、相手の魔法防御に邪魔されるので、全体化は少々厳しい。
(GBA版以前ではラストダンジョンで熟練度7~10位が関の山)
- Lv7もあれば知性次第でそれなりに成功する。全滅は無理でも半分くらい倒せるから十分強い。
- FC版では即死魔法で一番成功率が高いうえ、防がれにくい変化属性で、敵に使うぶんには他の即死魔法の上位互換となっている。
もちろん黒魔法なので、精神のほうが高い場合などはミニマムのほうが効きやすい。- GBA版はトードよりもテレポのほうが更に上。
- スマホ版の全体化エフェクトは一見の価値あり。カエル嫌いはご用心。
この魔法の熟練度がMAXの状態だと、WSC版以降で追加された神経衰弱の商品が豪華になる。
GBA版以降はマサムネ大量生産のために序盤から黒装束(物質変化耐性)を無理矢理入手して、味方にかけまくって熟練度をMAX化させる人もいる。
(味方の回避率を上げて、物質変化耐性を持つ敵にかけ続けるという方法もある)
- SORの関係により、ヨーゼフがいる状態でLv16にしてしまう事も。バランス崩壊に注意。
カエルになった敵は死なずに逃げ出してしまうため、実質的には追い払うための魔法なのだと思われる(システム的にはもちろん別)。
永久変化の状態異常であるため逃げ延びたところで元の姿に戻れるのか、戻れないならその後生き延びられるのかなど結局死に等しい気もする点は多々ある。
- その後、FF4のトロイア城のお堀にて…
「カエルはいいな…」
さらにその後、FF5のウォルスの町にて…
「カエルはいいなあ。」
命中率が高いからと言ってこればかり唱えているとあっという間に体力が1になるので注意。
ミニマムが買えるようになったらそちらにシフトした方がいい。
FF2(ピクセルリマスター版)
トード、ミニマムの効果が「即死」から「変身させた対象が即座に逃走する」効果になった。
従来のエフェクトも同じようにカエルに変身した敵が逃げ出すような演出なのだが、ピクセルリマスター版は本当に逃走する。
つまり敵がドロップ品を落とさない即死攻撃のようなものである。
効果的には超強化されたフィアーと言っていいかもしれない。
- この魔法の真価は、やはり序盤のキャプテン狩りにあると思うので、アイテムを落とせなくなってしまい個人的には価値が暴落した。代わりにテレポがあるので困らないが。
- 当然ボス相手でも耐性がなければ効き、何も落とさずに勝利してしまう。
レアアイテムを落とす可能性があるモンスターには他の即死魔法を使いましょう。
アイテムドロップしないというデメリットが追加されてしまったが、ピクセルリマスター版は数々の仕様変更により難易度が上がっているため、トードの重要性はむしろ上がっている。
- 稼ぎ無しで進めると回避回数は抑えめになりがち(HP・魔法回避は全体攻撃のおかげで上げやすい)なので、
通常攻撃が厄介かつアイテムを落とさない敵の撃退用に大活躍。入手時期が早く鍛えやすい点も大きい。
FF3
FF2同様敵が使うとカエル状態にする魔法だが、味方が使うと即死効果である。
他のFFとは異なり、何故か黒魔法ではなく白魔法(クラス2)に分類される。
よって、クラス3までの白魔法が使える魔剣士、狩人も即死魔法攻撃が可能なのである。
また、状態変化だけに留まらず特定のダンジョンの攻略の際に水に潜るために必要になるなど、他のFFのトードにはない存在意義を見せているのが面白い。
「カエルにでもならなきゃね」と言われたらこの魔法の出番。
全体がけできるので、必ず全体がけしよう。
また、移動が済んだらもう一度全体にかけて、さっさと元に戻ろう。
うっかりカエルのまま移動して敵が出たら大変危険です。
即死魔法としての基本成功率は0%(ミニマムも同じ)。
レベル、熟練度、精神が低いとほとんど成功しない。
役立つのは白魔道士の熟練度が上がってくるゲーム中盤以降である。
魔道師たちの戒律を破ったものに罰を与えるために作られた魔法。
刑の重さに応じて蛙の姿でいる期間が長くなり、苦悩を味わうことになる。
システムの都合上、FF3ではカエル耐性のあるアイテムを装備してもトードの効果を食らってしまう。
本作より、蛙状態でもトードが使える様になった。
FC版では戦闘中にカエルにされた味方に使っても効果がなく、効果があるのは移動中のみである。
治療は乙女のキッスかエスナで。
- 正確にはカエル状態のキャラが自身にトードをかけても元に戻らない(「もとにもどった」の表示は出る)
カエル状態のキャラが敵や他の味方にトードを使用した場合は有効。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版(以下3DR版)では成功率が大幅に下がり、弱体化してしまった。
- 加えて3DR版は敵に使った際にも即死魔法ではなくなったため、成功しても敵を弱体化させる程度(ミニマムも同様)。
おまけに成功率云々以前にそもそも耐性を持つ敵も多いため、イベント以外で使われる可能性はかなり低くなってしまった。 - 会話できるNPCが居る時に味方をトード状態にして会話にするとちょっとした変化がある。
トードを使わない限り入れない場所は、2ヶ所もある。当然レフィアは…
レフィア「またカエルになるの!?」
と度々不満を言う。それを少なからず気にしているんでしょうね……。
こちらもミニマム同様、持ち物に「トード」が無い状況でグルガン族の谷のメッセンジャーに話しかけると何度でも「トード」をタダでもらえる。
- 魔法として装備している分はカウントされないので、この方法で5個までタダで貰える。
- ミニマムのオーブ同様に売却も可能になったが、その金額は1個につき僅か1ギル。
正規の販売金額(1000ギル)を考えるとだいぶ安いが、無限に貰えるアイテムでは仕方が無いか。
経験値を入れない縛りプレイで稼ぐなら、世界一周をして小人のパンを売却(1個100ギル)のが良いかも。
FF3(ピクセルリマスター版)
ミニマム同様敵に使った時の効果が即死に戻り、命中率も上がったものの、耐性を持つ敵が相変わらず多いので使いにくい。
特に終盤で効くのはブラクぐらい。大型なのにザル耐性でおなじみ(?)のグラシャラボラスやヨルムンガンドといった面々も、残念ながら小人・カエルにだけは耐性がある。
加えて「カエル耐性あり・小人耐性なし」のモンスターはいるものの、「小人耐性あり・カエル耐性なし」のモンスターはいないため、即死魔法として使いたい場合もミニマムを使ったほうが良い。
FC版からずっとそうなのだが、これを使う前に「ミニマム状態でないと入れない街、ミニマム状態で戦わなくてはならないダンジョン」を出しておいて、続いて「カエル状態でないと通れない水路」を出す事自体はいいのだが、「カエル状態でもトードだけは使える」「移動したら即座にトードをかけて戻らないといけない」ことへの注意喚起も必要だと思った。直前のダンジョンでミニマム強制をやっているため、オーエンの塔もカエル姿のまま登らないといけないという先入観から全滅しまくるピクリマプレイヤーをしばしば見かける
FF4
黒魔法の1つ。対象をカエル状態にしたり戻したりする魔法。
消費MP7、命中率50%、待ち時間3。
リディアはレベル13、パロムはレベル22で修得し、テラは試練の山イベント後に使用可能になり、フースーヤは初期修得している。
前作、前々作のように即死効果は無いものの、能力が大幅にダウンし特殊攻撃も使えなくなるため、ほぼ無力になる。
耐性の無い敵ならかなりの確率で効くため使い勝手はよい。
これさえあればシルフの洞窟ではモルボルもドリームエビルも怖くない。
染色体の組み換えによって対象の外見を蛙へと変貌させる魔法である。
カエル状態で戦闘不能になると、車に轢かれてペシャンコになったかのように仰向けになってぶっ倒れる。
サタナイト、モルボル辺りが有効な敵で有名な敵だろうか。
いずれも難敵なので開幕で唱えるのを推奨。
もっとも、モルボル相手の場合は臭い息との早打ち合戦になるが。
- モルボルの場合、くさい息はルビーの指輪やルーンの腕輪で防げる。
トードをかけて無力化した上で高価な万能薬を盗みまくれるので、そういった使用価値もある。
同じくブラックプリンにかけて安全にエーテルを盗みまくるとかも可能。
FF4(DS版)
消費MP10になったものの、命中率100%・待ち時間2に強化。
子供リディアはレベル13での修得のままだが、大人リディアはレベル22での修得となった。
DS版では敵を無力化して「いのり」「せいしんは」によるMP回復の時間を稼ぐこともできる。
- 困った事にゴブリン等の最序盤の敵を除くと、トーディウィッチと暗黒魔道士位にしか効かなくなっている。
そんな訳で、どちらかと言えば蛙状態を戻すのに使う機会の方が多くなるだろう。
両者とも厄介なモンスターではあるので、一応追加効果目当てで活用する場があるのが救い。
FF4(PSP版)
PSP版では敵の特殊能力はカエルにしても発動する。
FF4TA
リディア・ゴルベーザ・フースーヤは習得済み。パロムはLv22で習得する。
FF5
イストリーの村で入手できるレベル2の黒魔法。消費MP8。
対象をカエル状態にする。カエル状態を回復する効果も健在。
命中率は80%、全体掛け可、リフレク反射可。
- 蛙の歌の66%よりも命中率が高いが、あちらは単体掛けのみ・リフレク貫通という違いがある。
状態異常魔法は全体掛けすると命中率が1/2となる。確実さを優先したい場合は単体掛けにする事も重要。
イストリーの村の花壇をぐるっと1周すると突然花壇の中心に大穴があいて、カエルが跳び出してくるというどう突っ込んでいいのか不明なイベントの後で手に入る。
宝箱回収率には関係してないので、取り忘れても問題は無い。
イストリーの村で入手し損ねた場合は、蜃気楼の町で購入することで入手可能(300ギル)。
意外と強い敵にも効いたりするので、便利な魔法。
イストリーの村東の森でミニドラゴンから竜の牙を盗む際や、フェニックスの塔のザコ敵全てに対してトードが非常に役に立つ。
パワーアップ中のツインタニアは蛙耐性がないため、トードをかけるとボスの巨体がちっぽけな蛙に一瞬で切り替わる面白い光景が見られる。
ギガフレアを不発にできるので実用面でも大変有用。
アルキュミアが連れてるカエルにかけてやってもいい。
- その場合アルキュミアの使う「クルルルル!」の前に強力な攻撃が飛んで来ることが多い点に注意。
「クルルルル!」の直前に使うといいだろう。
FF7
「へんしん」のマテリアをレベル2以上(AP8000~)にすると使え、対象をカエルにしたり、戻したり出来る。
この魔法よりも、カエルの歌やカエルパンチの方が嫌な意味で印象に残るだろう。
- ケット・シーが初期装備で持ってる「へんしん」のマテリアは既にAP7000溜まっているので、AP1000溜めさえすれば使用可能となる。
消費MP14。
カエルの歌の倍以上コストがかかる上にマテリアで使用させるのにもそれなりに手間がかかる欠点はあるが、「ぜんたいか」等と組み合わせられる利点がある。
FF14
敵専用魔法。
対象をカエルにする。
FFT
黒魔道士のアクションアビリティ『黒魔法』で使える魔法。
算術や敵を無力化してチャクラ稼ぎをする等の手段で用いられる。
自然回復しないため極めて強力だが、あくまで「効けば」の話。
実際は結構確率がシビアであり、MATを装備品で上げたり、faithを高めに調整していても星座相性ではじかれることもままある。
- 確実に当てたいなら術者、被術者双方をフェイス状態にするくらいの準備が必要だが、そんな面倒なことするくらいなら試行回数増やしてる方がいい。信祈仰祷の命中率だって大して高くないのだから単なる二度手間。
- 成功する確率的には即死させるデスの1.2倍、もしくは石化させる碑封印と同程度。
詠唱文が何故か他の黒魔法に比べてえらくいい加減である。
「カ~エ~ル~の~き~も~ち~! トード!」
カエルの気持ちをあじわえと言う事なんだろうか?
- ザルエラがこれの上位版であるトードジャを使う事がある。
範囲内の敵全てにトードをかける強力な魔法だが如何せんこちらも詠唱文が:
「か~~え~~る~~の~~~~ だい がっ しょ~! トードジャ!」
とかなりアホっぽいものになっている。 - 童謡「かえるのうた」のまんま歌ってる?
数少ないステータス異常型の黒魔法のひとつ。
算術で使うと強力だが、黒魔法単体としては最終的に最も使える部類に入る(ある意味情けない)。
食らうと当然カエル状態になる。
魔法によっては重ねがけしても効果の無いものや効果が延長されるものがあるが、トードの場合だと重ねがけすると元に戻ってしまう。
自分がカエルになっても黒魔法をセットしている場合(当然トードを覚えている必要があるが)、そうやって元に戻る事が可能。
トードを利用しオートバトルで一晩放っておくと大量の経験値とジョブポイントがゲットできる。
トード役をちょうどトードが使えないように全員トードにした時点でMP枯渇させておく必要があるのと、悲しい間違いが起きないためにも味方には全員自動HP回復手段を付けておく必要がある
- 序盤でレベルを上げすぎるとひどい目にあう。
FFTA
錬金術士がマンドラゴラの根で覚える「錬金術」の魔法。対象をカエルにする。
回復しない限り完全に無力になる。
効果が強いせいか、覚えられる武器の入手は割と遅い。
FFTA2
前作同様、錬金術士のみマンドラゴラの根で習得できる「錬金術」の魔法。
今作ではカエル状態時は行動できないため自力回復も攻撃もできず、石化並みに強力。
石化と違い移動はできるし回避率も0にならないため、盗む用としては使えない。
敵全滅が目的のエンゲージの場合、全員カエルにするとそのまま戦闘終了してしまうので注意。
DFF
状態異常系のジョブカードとして登場。トレジャーカードが出なくなる。
アイテム集めが主目的と言えるコロシアムでは厄介な異常だが、逆手にとってバトルカードの出現率を上げ、メダルを稼ぐという手もある。
FFL
レベル2の黒魔法。成功率は高くない。
カエル状態で「たたかう」を選ぶと、必ず1のダメージを与えるので、これを利用してどくろイーターを倒す方法がある。
また、カエルにならないと入れないダンジョンも存在する。
FF零式
状態異常名として登場する。所謂イベント魔法で、名前しか出てこない。
名前が表示されずカエル表記の彼氏がかわいそうである。
TFBL
パーティのカエル状態を治す。
パーティがカエル状態になると発動する。発動回数は制限なし。
ガイ、シド、ローザ、ガラフ、プリッシュ、ヴァニラ、キアランが習得する。
敵ではまどうしハイン、ゼロムス、テュポーン、アデルが使用。
カエルの効果。
FF:U
刺客として潜航艇ジェーン内に突如現れたカエル仙人が発動させた魔法。
この魔法によってシドはカエルに変えられてしまい、カエル仙人は早くこの魔法を解かない限り潜航艇は泥の底の混沌に沈んでしまうと告げる。
ジェーンの操縦役を失った一行は沈んでいく潜航艇をどうすることもできず、一方他の仲間に正体をまったく気づいてもらえないカエルとなったシドは、仕方なく単独で魔法を解くための方策を探し回ることになる。
チョコボの不思議なダンジョン2
小難しい本により発動。
小難しい本により発動する魔法は7種類あるが、トードのハネを持っていなければ任意に選択することはできない。
画面範囲内にいる敵全体に蛙効果で暫くの間トード状態にする。耐性のある相手には無効。
不思議なハネは、トードのツメ・カエルよけのクラ(修正値+1~5)を壊す、
ウェッジのサブイベントで気絶回数2回の場合はジェシーの左隣、気絶回数4回以上の場合は所長の左隣に来た時に話し掛けてそれぞれ任意に貰う、
復活ダンジョン(シドタワー)かひみつのダンジョンクリア時にランダムで入手できる。
復活ダンジョン攻略時のシロマはこのハネを初期所持している。
小難しい本で使える無力化魔法の中では突出して耐性持ちの敵が少ないため、真EDタイムアタックでは、2~3回殴られると倒れるような暴力飛び交うひみつのダンジョンを突破する生命線となっている