地名・地形/【バロン王国】

Last-modified: 2023-10-21 (土) 22:58:41

音楽/【バロン王国】


FF4

FF4の世界にある最大の王国にして最強の軍事国家。
主要産業は工業と農業。面積は38872平方キロメートルで、人口3500人を擁する。
国民や部下からの信頼も厚い非常に優秀だった国王ゴルベーザ四天王カイナッツォに殺害され、
カイナッツオ自身がバロン王に成りすましたせいで、軍備を拡大し他国のクリスタルを強奪する国へと変貌した。
セシル達がカイナッツォを倒しバロンを解放した後は、操られていたと思しき兵士達も元に戻り、セシル達が不在の間のバロンを守る決意を新たにする。
なお、殺害されたバロン王は死後幻界に行き、召喚獣オーディンとして生まれ変わっている。

  • しかし、「赤い翼」の人数は少なくとも40人前後(飛空艇の数から判断して)。
    赤い翼は精鋭部隊だから人数は少ないだろうから、陸兵団なら100人はいるだろう。
    8軍団全部あわせれば300人以上はいるだろうし、多くの文官や女官や下働きもいる筈だから、城関係者だけで人口の結構な割合を占める。
    その人数を支える為には人口3500では絶対に計算が合わなくなると思う。
  • FF4世界各国の人口はバロン王国に限らず、少なすぎる。
    • まぁ、過去に作られた資料集の設定だから仕方が無い(ゲームにはもともと反映されてないし)。
      仮に公式の資料集が再出版されることになったら、また色々と変わるのだろうな(リメイクによって変更された部分も既に多々あるし)。
      • バロンの人口密度は0.09。モンゴルの半分しかない。これでもFF4の世界では最も人口密度が高い国なのだ。
        ちなみに日本の人口密度は336。
      • 38,872km²というのは、現実の日本(約377,900km²)の10分の1強の広さ。
      • ざっくりいうと九州の広さがそのぐらい。それで3500て。
  • 普段から軍務に就くのはセシルのような軍の中枢の人間だけで、
    それ以外は普段は農業などの仕事をしていて有事の際だけ兵士になると考えればやっていけるか。
    その人口で飛空艇を作るだけの技術力を維持できるのも驚きだが。

初代バロン王の即位は約450年前で、
同時に現在の八軍団の一つである近衛兵団が自警団から改組されて設立された。
八軍団は、
王の身辺を警護する近衛兵団(近衛兵長ベイガン)、
「天駆ける稲妻」と語り継がれてきた竜騎士団(隊長カイン)、
バロン軍トップの地位の飛空艇団 (隊長セシル、整備隊長シド)、
最も戦闘能力が高い暗黒騎士からなる暗黒騎士団
志願兵で構成されている陸兵団海兵団
近年新設された白魔道士団黒魔道士団が存在する。
メカニックも大変優秀で、最新の技術を惜しみなく注ぎ込んだ飛空艇は機動性と量産性に優れ、
飛空艇団の公式採用機である量産飛空艇『赤い翼』は、竜騎士団の地位を失墜させる程だった。
一方で魔法の発達は遅れており、現王即位後に活発な研究が行われているが、実用には至っていない。


飛空艇や竜騎士、暗黒騎士など、陸・空戦には相当力を入れているようだ。
ただしその分魔道士や本編でセシルが語るように海軍がやや疎かになってしまっている。

  • 尤も陸戦兵力は豊富なので、上陸してきた敵を返り討ちにすればいいという考えなのかも知れない。

白魔道士団にはローザ、飛空艇団の整備隊にはシドが所属している。
また、暗黒騎士になる前のセシルは陸兵団の小隊長(設定資料の少隊長は誤植と思われる)を務めていた。


やたらと第三者に乗っ取られやすい国である。

  • 攻撃こそ最大の防御との考えが如実に現れている。こういう国は攻められると案外脆い。
  • 国王&八軍団のうち国王&三軍団の長が不在でも何とかやっている辺り、文官もそこそこ優秀なのでは?
  • 「攻撃が最大の防御」思想の為か、国防がいい加減。
    水路から城に侵入できたり、戴冠式前日に兵士全員で宴会してたり(小説版)。
    特に飛行艇全部奪われたのに放置状態とは、大丈夫かこの国は。
  • 逆に考えてわざと乗っ取られやすくしているのかも。キングダムとかでも趙国が、乗っ取られてもすぐ奪回できる造りの城を持っていたように、乗っ取られる事自体はバロン国の想定の範疇なのかも知れない。なまじ防御が堅牢のファブール国は消極的な対策しか取れなそうなのに対してバロン国は乗っ取られても攻勢転移できるように、水路や広い場内、吹き抜けとかを作ったんではないだろうか?実際何度敵に乗っ取られても、全て最終的に奪回できているわけだしね。「攻撃が最大の防御」の思想は、万が一乗っ取られても生きているのかも。
    …まあ、バロン国は全世界に強い影響力を持つから、すぐ頭がすげ替えられるのはどうかと思うけどね。

DS版以外では全ての乗り物を一同に集めることが出来る。

  • 近くにチョコボの森があるのでチョコボと黒チョコボも実質集結した状態にできる。

大陸中クリスタルの無い唯一の国(エブラーナは鎖国島国だから除く)。
クリスタル無しでここまで発展させるには相当王家と住民が努力したんだろう。

  • クリスタルの加護を受けられなったからこそ、国を豊かにする為に軍事国家の道に走ったのかも。
    • FF零式のシドを見て、FF4や5も見方によっては「クリスタルに依存した世界」だと思った。
  • 俺は逆で、最大の軍事国家だからこそクリスタルを持たず、他の国が分配して持つことで、
    国家間の勢力のバランスを保ってるんだと解釈してた。
    ただでさえ強いバロン王国がこの上クリスタルまで持ったら、
    国家間のバランスが崩壊してバロンの一人舞台になってしまうし、
    だからこそ本編でバロンがクリスタルを求め始めたことにより世界情勢が不穏になっていった、と。
  • 一応同じ大陸に、火のクリスタルを安置しているダムシアンがある。大分遠いが。

壊滅させられたダムシアンやエブラーナよりは遥かにマシな状態なのだが、他国と異なり直系の王族がバロン王の死によって絶えてしまった。
国内はわりと混乱したのではないだろうか…。

  • つーかミシディア・ミスト・ダムシアン・ファブールの被害はバロン王国が加害者なので賠償や援助がえらいことになってそうである。
    王が暗殺されて乗っ取られていたとはいえ。
    ミストの村に関してはセシルが犯人だと知られていないっぽいが…。
    例えギルバートやヤンが事情を慮り責任を追及しなくとも、無視する訳にもいくまい。
    王家の血縁ではないセシル以外に王になろうとする者がいなかった理由の一端かもしれない。
    • 続編を見る限りセシルが即位したのも信頼の厚さ故だろう。血筋ではないが亡き王の養い子の上、
      救国、救世の英雄でパラディンというFF4の世界観でもトップレベルの称号を得ており、作中の後ろ暗い行動は賛否論じられても本人の人物的にも申し分ない。
      寧ろ「セシル以上に王に相応しい人物がいない」と思う。
    • クリア後にもなると、セシルには金が有り余っているはず。賠償など容易いことよ。
    • ここは一つオーディンさんに…。
    • 敗戦国ではないので賠償はバロン王任意のものとなるはず…。
      • まぁセシルの性格ならば他国の復興支援を惜しみ無く行うことは容易に想像できる。
        また6ヶ国全ての主君が顔見知り、かつそのうち4人が戦友、しかも途中までバロンの兵力丸ごとゼムス側に乗っ取られていたという事情もあるので、
        バロンだけに負担を強いるようなこともないだろうけど。

小説版にはカインがセシルを王に推し、王国議会を説得したという描写が出てくる。
おそらくは貴族制議会なのだろうがハイウインドの貴族としての発言力はかなりのものなようだ。
そして王を擁立したカインはその即位式の日に出奔した。

  • 王国議会が存在しており、且つ王国議会の承認によってセシルが王に推戴されるというように国の運営において議会の力がかなり強いようなので、
    バロン王国において王は絶対的君主では無さそうである。

よく勘違いされるが、「帝国」ではなく「王国」である。
実際、作中の軍事行動も飽くまでクリスタルを奪うためであって、パラメキア帝国ガストラ帝国のように他国の領土の占領(いわゆる帝国主義)まではしていない。

FF4TA

今度は謎の少女に攻撃されてセシルが敗北、落城してしまう。
そしてまたも赤き翼を使ってクリスタルを回収しようとする。
表向きは、セシルが統治し、ローザは病気で寝込んでて、
王子のセオドアは遠征中ということになっているが。

  • この国の玉座は、誰かに操られる呪いでもかけられているのだろうか…。
  • まあ世界最大の軍事国家ということで、自然と狙われやすいポジションではある。
    とはいえカイナッツォ簒奪の反省をセシルが生かしていないのは否めないが。
    • しかしバロン王は人知れず暗殺されたのに対して、セシルは問答無用で魔物の大群に襲撃されたのだから、対策の立て様も無いと言える。
    • さらに言うと、単にいきなり襲撃されたのではなく、謎の少女はキッチリと幻獣神を手中に収めるという磐石の状態を築き上げてから事を起こしている。
      例えとしては正確ではないかもしれないが、メンテナンスを完了させたバブイルの巨人がある日突然前兆なく領土内にポッと現れて玉座を襲撃してくるようなものであろう。
  • セオドアの遠征のため赤き翼が出ている間に、バロン城は空からモンスターの襲撃を受けて陥落。
    赤き翼も戻ってくる途中に飛行系モンスターの大群の襲撃を受けて墜落・全滅。
    空軍に力が入っている割には対空防御が疎かすぎる。飛空艇や竜騎士をバロンが独占状態なので油断していたのだろうか。
    • 八軍団内で空中戦を最も得意とする竜騎士団が解体された後なのがまた痛い。
    • ff4の文明レベルから察するに…対空防御は殆どできないのであろう。事前に敵の進行を察知できる装備(レーダー機能)やマスドライバーみたいな大量殺戮兵器でもあれば対策は立てられるのかもしれないが月からバロン国に、しかも上空から大群で来られたとなれば抵抗する手段はないだろう。
      城内の白魔の「カイン様がこんなときにいてくだされば」の呟きもむべなるかな。
  • クリスタルがない為、魔法類?の加護を受けられない、世界最大級の軍事技術をもつ国であり、中枢。
    あと国王であるセシルを単に殺すのではなく操ったりしたのは、シビリアンコントロールも機能させる為でしょう。
    世界を救った英雄である、バロンの象徴ともいえるセシルに統制されたとなれば、世界中の人民の心も操るのは容易だろう…。

呪われた(?)玉座だが、ここの兵士も望まない任務に駆り出されたり操られたり、
FF4を生き延びたと思ったら殺されたり、挙句モンスター化させられる等、国王以上に悲惨な役職である。


赤き翼が全滅し兵士も大量に死亡した上に、国王と王妃と王子はいつの間にか宇宙へ行ってしまっている。
終章の間はさぞパニックに陥っていたのではなかろうか。

FF12

バロン王国らしき国に関する解説がある。

遠方の王国が率いる飛空艇師団は、真っ赤に塗りつぶされた飛竜の翼をシンボルとして用いている。
この国では階級を表すのに色が用いられ、赤色はその中でも最上位の色とされている。
軍事国家であるためか、国王同様の色が与えられたこの師団は、飛空艇同士の戦いでは世界最強と謳われており、自国に対する侵略行為への大きな抑止力となっている。
 

ハントカタログNo.181 『紋章学入門より』より

FF14

闇のメモリア使いと戦う剣士と魔道士二人組の出身国として名前が出てくる
メモリア戦争を終結させる手立てを探していたようだ

FFT

旧文明時代(伝説の大崩壊以前の時代)に存在した国家。
現在では秘境の解説にのみその名が残されている。

  • 古代に存在したバロン王国に関連する秘境は、クリスタルタワー試練の城
    • クリスタルタワーは古代バロン国の遺跡で、試練の城はバロン王国の遺跡とされている。
      ただの表記の仕方の違いか、時代の前後を指しているのかは不明。

FFRK

FF4のダンジョンとして「バロン城」が登場する。
ボスは2体おり、1Fでベイガン、王の間でカイナッツォ