関連:モンスター/【ベルゼブブ】
悪魔ベルゼブブと同じだが、「新約聖書」や「ソロモンの遺訓」などの書物ではベルゼブルと表記される。
姿の描写もゼブブ(蝿)とは違うようだ。神として崇拝されていた頃の名前(バアルゼブル)の名残か。
- 海外版ではFF2、FF4TA共にBeelzebubである。やはりBeelzebulはマイナーなのか。
FF2 
アスタロートやティアマットと並ぶパンデモニウムのボス格モンスター。
一見炎に弱そうだが、弱点属性は無い。それどころか、炎属性は逆に吸収してしまう。
GBA版以降のSORではベルゼブルソウルという強化タイプがいる。
最高レベルのブリンクで物理攻撃を回避するので物理攻撃中心のPTは短期決戦が望ましい…
- ブリンク16の他にもデスペル16・スタン16・コンフュ16・ファイア16・フレアー16も使用する。
無属性かつ高威力のフレアー16は言わずもがな、耐性があってもデスペル16で剥がされて状態異常をぶち込まれる危険があるので、物理主体でなくとも短期決戦推奨。
優秀な防具である黒のローブを落とすが、ランダムエンカウントできるこいつより弱い敵も同様に落とすので、こいつから無理に粘る必要はない。
もちろんそのこいつより弱い敵とランダムエンカウントするのが面倒くさいというなら話は別だが。
- 一方でこいつの守っている源氏の鎧の方はFF2のシステム上あまり役に立たない防具なので必要はない。
もちろん魔法を一切使わない&この鎧を装備しても回避率を保てる&どうしても源氏の鎧を装備したいなら話は別だが。
FC版では天野喜孝氏のグロイ正面絵を忠実にグラ化。出会った瞬間のインパクトは結構なもの。
以降のリメイク作品では、これに比べてそこそこマイルドな(?)グラフィックになったと思う。
- 真正面を向くキャラのドット絵といえば左右対称(半分描いて反転コピペ)が普通だが、
FC版では原画の再現に力を入れたためか、微妙に左右非対称の1枚絵である。こだわりすぎだろ。 - WSC版以降は天野氏のデザインはそのままに右向きの前屈姿勢に変更されている。
大奥義書というフランスの魔術書では、地獄の三大君主の一人に数えられ、ほかの2人はアスタロートとルシファーである。
同書でのルシファーの階級は「皇帝」であり、ひょっとして皇帝はルシファーの位置づけだったりするのだろうか。
(GBA以降のリメイクではルシファーが皇帝とは別に登場しているが)
FF2(PSP版以降) 
GBA版まではパンデモニウム6Fの源氏の鎧入りの宝箱を守っている1体のみとしか戦えなかったが、PSP版以降は追加ダンジョン秘紋の迷宮にボスとして登場するので、何度でも戦えるようになった。
FF4TA 
終章・後編の真月深層部9Fに出現。
ガ系魔法、フレア、トルネド、それ以外にもヘイスト、ブリンク、コンフュ、ポーキーと多彩な魔法を使いこなす。
しかしカウンター行動を持っていないのでタコ殴りにしていれば楽に勝てる。
倒すとロキの竪琴を入手。
- なぜかリディアだけ勝利コメントが「……」と無言である。あまりの気色悪さに声を失ったのだろうか…。
グラフィックはGBA版FF2のもの。