全般 
FF1から登場している古参魔法。「ディスペル」とも表記される。
「解呪」の名が示す通り、「〇〇を打ち消す」という効果がある。
ただし、作品によって名前と何を打ち消すのかが微妙に異なる。
FF2までは「対象の耐性」を打ち消す魔法。
耐性を消去することで、状態異常魔法が通りやすくなるという効果(となるはずであった。詳細は後述)。
FF3では登場しないが、似たような効果の『イレース』が登場。詳細はそちらの項目を参照。
FF4以降はプロテスやシェル等の「有利な状態変化を解除する」効果となり、後作でもこの効果で定着。
作品によってはスリップや能力ダウン等の不利な状態異常も解除(=治療)することができる。
- 有利不利というよりは、毒・麻痺等の身体的異常を回復するエスナに対して、魔法による補助効果を解除するデスペルという位置づけの作品の方が多い。
発想の元はD&Dのディスペル・マジック(魔法効果を打ち消す魔法)だろうし。
味方が使うことはあまり無いが、後半のボス格がよく使ってくる魔法。
折角かけたヘイストなどが打ち消されてしまう為、鬱陶しいことこの上ない。
白魔法だったり黒魔法だったり諸元が安定しない。
ドラクエで言うところの「凍てつく波動」。
比較的高等な位置付けにあるのも似ているが、初期作では不具合も多く、ドラクエと比べて何とも恵まれない魔法である。
まぁバグに関してはリメイク版ではしっかりフォローされているのでいいのだが。
- そのドラクエでは8からディバインスペルというイレースに似た性能の技が出た
FF4と5では名前が『ディスペル』に変わっている。
FF4と5の白黒魔法の中では唯一5文字なので、ちょっと不自然。
- レイアウト的に4文字の魔法にしたかったということも考えられるので、リバイアサン同様名前のブレとして考えてよさそう。
効果が変わるのも特に珍しいことでもない。
英語のスペルが安定していない。
- ディスペルは「dispel」のように思えるが、デスペルは「反対」の意の"de-"とspellの組み合わせのような気がする。
どっちでも大して変わらないか…
FF6からは効果も名前もほぼ統合されるが、FF11ではまたディスペル(英語だと「Dispel」表記)になっているという。 - チョコダンでは「スペル」があるので「de-」の反対の意味じゃないか?
- FF11や12、TAでは「Dispel」、でもTでは「Despair」。つづりはどうでもよさそうな感じだな。
名前の元ネタはウィザードリィの特殊能力「ディスペル」であろうか。
ただしこちらは「アンデッドの呪いを解いて戦闘から離脱させる」効果で、FFの「耐性を打ち消す」や「状態変化を打ち消す」効果とは全く異なる。
ちなみに日本語訳されたものでは「呪いを解く」となっている。
- D&Dのディスペル・マジックだと思う。
- Wizのディスペルに近いのはFF1のディア系魔法だろう(恐らくネーミングの元ネタも「ディスペル・アンデッド」)。
上位・派生魔法:【デスペガ】【デスペジャ】【デスペナ】
その他、FINAL FANTASY TACTICS Sに【デスペラ】が登場していた。
FF1 
「全ての属性耐性を消す」ことで状態異常魔法が効きやすくなるレベル8の白魔法。
……という効果となるはずだったのだが、実はFC版ではこちら側のデスペルはバグにより全く効果がない。合掌。
しかし敵が使う方は効くという。
- より厳密に言えば、デスペルそのものには問題は無いが「敵の属性耐性は一切変化しない」というバグによるもの。
バンパイアロードの使うバファイも効果は無い。
恐らくFF2も同様のプログラムであり、バグも引き継いでいる。
リメイクされたWSC・PS・GBA版では、デスペルは正しく効果を発揮する。
これによりボス格(ラスボス含む!)にも「デス」「キル」「クラウダ」などが効くようになる。
- 魔法防御255があっても、命中率が実質カンストなので、判定ギリギリでデスペルが効くことは極稀にある。
魔法防御が高い相手には、耐性を消しても魔法が通らないことも多く(そういう相手にはデスペル自体も効きにくい)、実際にはそれほど役に立たないのだが、比較的魔法命中率の高いブレイクと組み合わせて運用すれば、ボス戦を短縮できるかも。
特にボスのHPの多いGBA版で有効。
ただしGBA版からの追加モンスターの中には、魔法防御が高すぎてデスペル後のステータス異常魔法すら通用しない連中もいる。
- 最も成功率の高いブレイクは、耐性なしだと魔法防御213で効かなくなるが、GBAの追加ボスには魔法防御220という連中が何人も。
昔の経験からの発言だが、確かFC版ではこれを使うと「ぼうぎょりょくがきえた」と出る。
FF1での防御力はアーマーなので耐性が防御力?
本作と次作では、最初から持っている耐性と、戦闘中に付加した耐性になんら性質の違いは無い。
そのため、この魔法で等しく吹っ飛ばせる。
FF1(GBA版以降) 
MP消費0で魔法を使用可能な様々な装備品が増えたGBA版以降でもこの魔法は代用不可能。
利用する機会は少ない(プレイヤーによっては皆無の場合もある)が、白魔のアイデンティティを保っている貴重な白魔法の1つ。
もっとも、実際に白魔のアイデンティティを保っているのは、同じく道具では代用不可能だがこの魔法よりもはるかに有用な対アンデッド用攻撃魔法のディア系魔法(アディアを除く)やアレイズ・ケアルガ・ラヒーラ等の回復魔法の方だといえるが。
同じレベル8のホーリーは追加装備かつ複数入手可能なライトブリンガーで代用可能、バオルは消費アイテムの光のカーテンや4つ目のリボンやリボン同様全耐性付の英雄の盾の追加で代用可能(装備品があればそもそも不要)と、どちらも必ずとも覚えさせなくともよくなり、利用する機会こそ少ないものの習得の優先順位は高くなっている。
もっとも、ライトブリンガーを入手するまではこの魔法よりもホーリーの方が使う機会が多く便利なため、実際のところは後々代用可能でもこの魔法よりホーリーの方を優先して覚えさせるというプレイヤーが大半だろう。
- 幸いFC版と異なり魔法の覚え直しが利くので、バオルorホーリーが必要なくなってからデスペルに入れ換えてもいい。
まぁその頃にはデスペルに頼ること自体ほぼないかも知れないが……。
FF2 
前作同様、「全ての属性耐性を消す」ことで状態異常魔法が効きやすくなる白魔法。デスペルの本で覚えられる。
……なのだが、またしてもFC版ではバグのため効果が全く無い。
これまたFF1同様、敵が使うぶんにはしっかり効果を発揮しやがります。ナーシャめw
- これを加味してか、バーチャルコンソール版の説明書ではバリアを解除する魔法であると説明されている。
リメイク版ではしっかり効果を発揮するようになった。
効果がまどろっこしすぎてプレイヤーが使う分には有効とは言いがたいが、敵に使われるとちょっと嫌らしい。
リボン装備などで万全に整えた耐性が一気に破壊され、状態異常魔法をくらわせられる…。
こうなったらまさに悪夢。
まあ「魔法防御」をしっかり上げておけば状態異常をくらわなくなるので問題はない。
或いはアスピルでMPを没収してこれ自体を封じるか。
- 味方がこれを受けたら、装備品を交換してウィンドウイレースを発動させれば解決できる。
どちらかというと趣味で使う魔法だが、これでもFF2の魔法の中では使い道があるほうである。
アルテマウェポン(GBA版)のような大ボスクラスの敵がカエルや小人になる光景はなかなか面白い。
また、1ヒット時でも変化(物質)耐性を消すらしいので、プリン系をテレポで壊滅させるのには便利。
ミンウ離脱後の入手が遅い(フィン城奪回後)のが難点だが。
消せるのは属性耐性(無効)のみで、元々吸収される属性を有効にすることはできない。
そのため、皇帝陛下(パンデモニウム・謎の宮殿)の瞬殺は不可能。残念。
バリア同様、本来設定されていた順番と逆になっている。
解除される順番(魔法ヒット数) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
FC版での表示 | 冷気 | 神経 | 毒 | 死 | 稲妻 | 精神 | 炎 | 変化 |
実際の効果 | 変化 | 炎 | 精神 | 稲妻 | 死 | 毒 | 神経 | 冷気 |
最も重要な変化が先頭になっているおかげであまり魔法レベルを上げなくても十分運用できる。
FC版ではそもそも効果がないのだがw
リメイク作以降でプリン系を相手にする際には十分役に立つ。
- レベル1でも多くの即死魔法が属する物質変化属性の耐性を打ち消せるので、有用な魔法ではあるのだが、そんな回りくどい戦法を使うぐらいならさっさと殴った方が早いのか、殆ど使われない。
- GBA版でテレポが最強強化されたので、出番が増えるのかと思いきや、やはり(ry
属性耐性(無効)なら、最初から持っている耐性と、戦闘中に付加した耐性の性質は同じ。
この魔法で両方とも吹っ飛ぶ。
FF4 
白魔法『ディスペル』として登場。消費MP12、命中率70%、待ち時間1。
ローザ、ポロムはレベル31で修得し
テラは試練の山イベント後に使用可能になり
フースーヤは初期修得している。
対象にかかった魔法の効果を消去できるが、
FF4の補助魔法はそこまで強力では無いため使われる事は少ない。
また、波動の杖を使う事でも使用可能。
- エフェクト、効果音共にこの魔法固有の物が使われている。特に効果音はSFC版でしか聴けないレアな物。
- SFC版の効果音は、ヘイストと同じではなかっただろうか。
- 全然違う。エフェクトの前半はサイレスと同じ。
- SFC版の効果音は、ヘイストと同じではなかっただろうか。
バーサク・ストップ・プロテス・シェル・ブリンク・スリップ・リフレク状態を解除する。
リフレクに反射されてしまうが、実はデルタアタックで利用すると、反射先にかかっているリフレクを解除できる。
しかし使いにくいうえ、ボスにはディスペル自体が無効。なんとも残念。
- デルタアタックでも効きませんでした。(FF4TA)
スリップ状態を解除できる唯一の手段でもあり、これは知っておくと得。
また、ザコ敵ならプロテス、シェル、ヘイスト、リフレク(但し、反射させないといけない上、フェイズ戦は不可)を解除できる。
バーサクを解除することができる。
ユニコーンの角やミスリルの杖がない場合に使えるかもしれない。
- というか、ほぼバーサク解除専用魔法と考えてしまって差し支えない。あとはプロテスがかかりまくってしまったアスラ対策ぐらいだろう。
意図的に解除する機会はないとは思うが、分身状態も解除できる。
これまた敵に使われるとうっとおしい魔法の典型……かと思われたが敵が使ってきたりはしない。
代わりにゼロムスはリフレクも消し去るブラックホールを使ってくる。
敵にかけたストップを解除できる。が、味方にかけたストップは解除できない。
それどころか、永遠にストップが解除されなくなる(ストップを使う敵はウッドアイズだけなのでほぼ影響は無いが)。
どちらかと言えばディスペルではなくストップの挙動に問題があるようで、敵にかけた麻痺→ストップによって麻痺が固定化されたりする。
- ストップ状態の味方にディスペルをかけてしまった場合、一度戦闘不能にさせてから戦線復帰させると、解除されている。
FF4イージータイプ 
イージータイプではこの魔法自体は削除されている。
ただし、はどうのつえを装備して道具として使用することで、オリジナル版と同じ効果を得ることができる。
FF4(GBA版) 
スロウ・ヘイストの解除が不可能になった。ちなみにエスナでも解除できなくなっている。
おかげでスロウ状態がかなり強力。
相変わらず味方側のストップ状態は解除できないが、ストップ永続の弊害はなくなった。
FF4(DS版) 
消費MP15、待ち時間2になったが、命中率90%にUP。ローザの修得レベルが33に遅延してしまう。
リフレクを普通に解除できるようになった他、今作で追加されたバブル・ブレイブ・フェイスも解除可能。
まほうぜんたいかと組み合わせて使う事も出来る。
- 他、スロウ・ヘイストはエスナで解除不能になったので、相対的な出番も増えた。
- リフレクが解除可能になった為、連続魔でこれを掛けた直後に好きな魔法で追撃といった真似も可能となった。
FF4(ピクセルリマスター版) 
リフレク状態の相手にかけてそのまま解除することが可能になった。
メーガス三姉妹やフェイズのデルタアタックもあっさり完封可能。
FF5 
表記は「ディスペル」。Lv6の白魔法として登場。終盤の蜃気楼の町で10000ギルで購入できる。
消費MP12。魔法効果はおなじみ、対象の魔法効果を解除するもの。
今作では補助魔法を使う敵がストーリー前半に集中しているため、使いどころは少ない。
裁きの杖を使う事で無制限に使用可能なので、そちらで使われる事が多い。
バーサク状態の解除に必要。
これは有利ステータスとして扱われているため、エスナでは治療できないのだ。
敵からかけられる場合は限りなくバッドステータスであり、大概の場合は回復しておくべきだろう。
裁きの杖を入手していなければ、白魔法としての出番となる。
- バーサクは下記の通り気付け薬・万能薬でも治せるし、ディスペルで治せる他の明らかな悪性状態変化もあるため、完全な有利ステータスとして扱われているわけではなさそう。
万能薬で治せるステータス変化+石化・戦闘不能・ゾンビが悪性、それ以外が良性の変化と言ったところ。
最初からかかっているプロテス・シェルも打ち消せる。ギルガメなどに有効。
リフレクも貫通して打ち消す。
ただし常時リフレク(リフレクトリング含む)は貫通こそするがリフレク状態は継続する。
同様に常時バーサクも解除できない。
- モンスターの場合は戦闘開始時に良性・悪性の状態異常にかかっているのとは別に、「初期状態変化が解除されない」というフラグの有無によって永久リフレク等を実現している。
ギルガメはそのフラグが無いのでディスペルが効くが、シールドドラゴン等にはフラグがあるので効かない。
ちなみに、初期リフレク持ちのモンスターは全員がこのディスペル解除不可フラグ持ちでもある。
追加ボスの神竜改は開幕にマイティガードを使ってくる。
GBA版・スマホ版共にマイティガードが不発となる場合があるが、有効だった場合はディスペルを使うか使わないかで難易度が大きく変わってくる。
- 不発時やディスペルで解除した場合はクイック飛竜の槍二刀流ジャンプでカンストダメージx4となり、ミュートを使わせずに倒しきれる。
解除しない場合、平均的な到達レベルでは殺しきれずにミュートを発動されてしまう。 - GBA版は不発の確認=ディスペル使用の必要性は攻撃を本体に当てるまで確認する手段はない。
スマホ版では仕様的にプロテス効果が視覚化されるため、判断は容易。
解除する状態変化はプロテス・シェル・リフレク・スロウ・ヘイスト・ストップ・バーサク・レビテト・リジェネ・分身。
有利不利変化混在なので使う時は注意。
悪性状態異常を解除する意味では調合の気付け薬(目薬と毒消し)・万能薬(亀の甲羅とフェニックスの尾)の方が使いやすい(組み合わせを覚えないといけないけど)。
- 万能薬との兼ね合いで考えると、スロウ・ストップ・バーサクが悪性、それ以外が良性といったところか。
FF5(GBA版) 
最強の暗黒魔法「パニッシュレイ」にディスペルの追加効果がある。
FF5(iOS/Android版) 
パニッシュレイのディスペル追加効果は削除されている。
ゲーム全般の仕様として状態異常や補助魔法の効果が視覚化されているため、ディスペルの効果が一目で確認でき便利になった。
FF6 
対象にかかっている魔法効果を打ち消す間接魔法。表記は「デスペル」に戻った。消費MP25。
前作5と同様バーサクは強化系補助扱いになっていて、エスナでなくこの魔法でないと解除できない。
強化系魔法だけでなくスロウやストップを解除することもできるが、
味方の強化系魔法も一緒に解除されるためエスナで解除したほうがいいだろう。
(消費MPもエスナのほうが少ない<消費MP15)
逆に言えば敵のプロテスやリフレクなどを解除しようとした場合に、スロウやストップを一緒に解除してしまう可能性もないとは言えないので一応注意。
ユニコーン(×2)、アレクサンダー(×10)の魔石で習得できる。
また、ティナはLv37で自力習得する。
とりあえず「味方キャラに使う場合」は、
味方に不利になることもあるバーサクとリフレクの解除魔法、と覚えておけばいい。
その他の悪性状態異常系は上記の通りエスナや万能薬等で治療したほうがいいだろう。
一応、フィールドでも使用可能。
透明やレビテトを解除できる。
リレイズ状態が解除されてしまうということは覚えておきたい。
これの全体版とも言うべき特技としてリベンジャーがある。
但し、向こうは一部のステータス異常(バーサク・スロウ・ストップ)は解除されない。
FF6(GBA版以降) 
新規モンスター勢ではザルワーンが使用する。
FF7 
「しょうめつ」マテリア(★×2@AP6000~)から習得可能。消費MP20。
7では下位魔法として、バリア系だけ解除するデバリアがある。
デバリアの効果に加え、リジェネ、ヘイスト、スロウ、ストップ、レジスト、デスフォースを解除する。
- デバリアはスロウやストップを解除しない利点があるので、実質的には下位互換とは言い切れない。
- 実は敵がデバリア対象外のバフを自発的に使う局面がウルフラマイター戦程度しかないため、デバリアでなくあえてデスペルを使う意義が限りなく薄かったりする。
味方のスロウとストップの治療に使えなくもないが、ホワイトウインドで事足りてしまう。
聖なるトーチもほぼ同じ効果があるが、向こうはレジストとデスフォースには対応しない代わりにミニマムを治療出来る。
CCFF7 
マテリア『デスペル』を装備すると使用可能になる。
敵のがまん、バリア、マバリア、リジェネ、クリティカル、物理無効、魔法無効状態を解除する。
消費MP10。マテリアはST防御系、ランク2・5。
モデオヘイム廃屋1F公衆浴場の宝箱から入手可能(ボイラー温度調節後)。
ショップアドレス「かめ道楽本舗」にて5000ギルで購入できる。
FF8 
サポート魔法として登場。
有効ステータスのみ解除する。スロウなどを解除できないため、主として敵に使用することになる。
何故かメニュー画面でも使用できるようになっているが、おそらく意味はないだろう。
こちらがリフレク状態だとイデア(1・2回目共に)が使ってくる。
つまり、リフレク維持で相手の行動をデスペルに限定することが可能。
FF5のカタストロフィーのようなハメ殺しができる。
「リフレクって言ってるでしょ!」「デスペル!」
ST防御Jにセットすると吸収耐性が50%上昇する。
何故こんな微妙な仕様なのか理解に苦しむ。
- 意外なところでは、精神へのジャンクション効果が60up/100個と高め。
同じサポート魔法のリフレクのほうが効果が大きい(72up/100個)ものの、あちらはドロップ限定の竜の皮が必要であるのに対し、こちらは入手が簡単な魔石や魔導石から生成可能という利点がある。
大抵のナンバリングでは後半や終盤じゃないと入手できないのに対して、今作ではインビシブルからドローすることで序盤のdisc1から手に入る。
- 最速では最序盤のSeeD実地試験でLv30以上のエリート兵からドロー可能。
サイファー稼ぎをする場合はメインキャラクターの初期レベルを維持したまま入手できる。
そうでない場合もDisc1中盤以降インビンシブルやイデア(1回目)などからドローできるが、精製可能になるのはDisc2中盤以降になる。
精製で入手する場合、魔石からは5個、魔導石とノコギリの刃からは20個ずつ入手可能。
モンスターからはGIM52A,ワイルドフック(Lv20~)、エリート兵,ブラットソウル,オイルシッパー,メズマライズ,メルトドラゴン(Lv30~),インビンシブル,イデア(1回目),ソルト・ヒサーリ,サイファー(2・3回目),アバドン,グラナトゥム,リノア,バハムート,アルテマウェポン,アリニュメン,ヘリックス
以上からドロー可能。
FF9 
エーコのアクションアビリティ『白魔法』『W白魔法』で使える。
「ねこの手ラケット」「セイレーンのふえ」からAP35で修得できる。
有効ステータスに加えて「スロウ」「ストップ」を解除。
「ためる」や「フェイス」で上がった魔力、攻撃力は戻らない。
FF9は補助魔法を活用する敵が少ない上、「リフレク貫通」などの便利なアビリティもあるので、エスナで治せないストップの解除以外に使われることはあまり無いだろう。
FF10 
スロウやプロテス、バ系魔法のほかに、カーズや各種ブレイク状態も解除可能な白魔法。
エスナで解除できないものは大概こちらで解除できる。
ほぼ各種ブレイク状態解除専用魔法だと思って良い。
特にインターナショナル版ではブレイク効果を持つ技を使う敵が激増したため、活躍の場が多い。パーティ全員に覚えさせよう。
- 複数のステータス異常(リレイズを除く)にかかっていた場合、すべて解除される。
アーマーブレイク・メンタルブレイクとシェル・プロテスとの両方がかかっていた場合は、迷わずにデスペルを使おう。ブレイク効果のある攻撃を持つ敵は素の攻撃力も高いことがほとんどなため、次の攻撃でほぼ確実にやられることになる。
なお、味方が使用するデスペルの効果範囲は単体だが、敵側が使用するデスペルは全体効果のものがほとんどである。
敵では主にシーモアが使用してくる。
この魔法を使用した後は例外なく全滅必至の全体攻撃を使用してくる。
当然シェルもプロテスも叩き割られてしまうので、急いでかけ直す、もしくは召喚獣を盾にするなど、対策必至の魔法となっている。
- 「次は対策必須の攻撃するよー」と教えてくれているので、感謝しながら対策しよう。
未使用データにデスペルオールが存在する。
FF10-2 
ドレスフィア「白魔導士」のコマンドアビリティ「白魔法」で使用できる魔法の一つ。
敵1体のほとんどの魔法効果を解除する。
六角形の鏡面体の連なりが、響き渡る音・飛沫とともに砕けていく。
この魔法を覚えることで派生するアビリティはない。
FF11 
表記は「ディスペル」。
赤魔道士、学者が習得可能な黒魔法。弱体魔法に分類される。
対象にかかっている強化効果を一つ消去する魔法。
ガ系魔法版の「ディスペガ」も存在する。こちらは敵専用。
敵の特殊技による強化効果は、どれもPC側よりも強力になっており、技の使用一つで戦況がひっくり返ることも少なくない。
強化効果発生のメッセージが出たらすぐにこの魔法で打ち消すべきであり、そのため他作品に比べてディスペルの重要性は高い。
魔法「イレース」もFF3から再登場しているが、こちらは「PCにかけられた弱体魔法を消去する」効果に変わっている。
詳細はこちら→ディスペル
FF12 
有効ステータスと「ストップ」「スロウ」を解除する白魔法。
『白魔法5』のライセンス習得で使用可能。
ほとんどの敵は最初から何らかの有効ステータスを得ているので需要が多い。
地味にヘイト量が多いので、盾が出会い頭に敵にかけると具合がいい。
一部のモンスターは(デスペルを受けて)補助を消されるとカウンターを仕掛けてくる。
「敵一体→デスペル」などと設定すると、スロウやストップにも反応してしまうので注意。
FF13 
敵単体に魔法ダメージを与え、最後にかけられた魔法を1つ消去する魔法アビリティ。ATBコストは2。
サッズ、ホープ、ヴァニラ、ファングがジャマーロールで習得できる。
弱体魔法で相殺するよりも確実に強化状態を消去できるが、デスペル自体に耐性を持つ敵もいる。
デスペガも存在するがこちらはTPアビリティで、敵味方含む全ての状態変化を消し去る豪快な仕様になっている。
FF13-2 
ジャマーのコマンドアビリティ。ATBコスト1。
敵単体に魔法ダメージとその80%分のブラッドダメージを与えると共に、破魔の耐久値を減少させる。
このアビリティで破魔効果が発生した場合、最新2つの良性ステータス異常が解除される。
FF14 
表記は「ディスペル」
禁断の地エウレカ:ピューロス編で登場したロゴスアクションの魔法。
対象に掛かっている強化系ステータスを一つ解除する。
FFT 
テンプルナイトの魔法剣で使える魔法。
しかもこれではスロウ・ストップ・死の宣告は解除できない。
これの上位?にデスペナがある。
- デスペジャもある。
FFTA 
ビショップが「祝福の杖」で覚える「祈祷」の魔法。
相手の補助ステータスを解除する。
FFTA2 
同じくビショップが祝福の杖で覚える「祈祷」の魔法。
「免疫」をつけている者には無効にされる。
今作は青魔法でもデスペルが可能になり、この魔法自体の影が薄くなったのだが、
補助効果はもちろん「強化技」の補助も解除するため、ある意味重要になった。
余談だが、今作のデスペル系の技は咆哮・怪音波・ぜっきょうと何故か音系が多い。
FFTS 
敵一体に魔法ダメージを与え、その敵の良性ステータスを解除する。
対空効果はあるが、聖属性ではなく無属性。
ラ系の「デスペラ」や、「デスペルインパクト」もある。
- デスペラ:5体までの敵を攻撃し、魔法ダメージ。敵の良性ステータスを解除する。対空効果。
- デスペルインパクト:前列の3体までの敵に魔法ダメージ。まれに敵の良性ステータスを解除する。その後、前列の3体までの敵に魔法ダメージ。対空効果。中・後列で使用可能。
FFL 
レベル8の白魔法の一つ。効果はおなじみ、有利な状態変化の解除。
これは店で購入するのでなく、導師をレベル1に上げると習得する。
そのためJPを振り分けなくても光の戦士は全員習得できる。
PFF・PFFNE 
ヴァニラのプレミアムスキル。
チャージ速度は中速。知恵メメント対応。
敵単体に魔法攻撃の小ダメージを与え、敵に付与されている追加効果を全て解除する。
敵でも使用してくる魔法。その際にはダメージはない。
そのほか「デスペル技」として名称が違うものもたくさんある。
FFRK 
レア3の白魔法アビリティ。対象単体に有効な状態を打ち消す。
生成に必要なオーブ(中)は白5個、無3個、聖3個。
FFEX 
白魔法の1つ。対象に魔法球を放ち、ヒットした相手のバフを解除する。
召喚獣の怒りによるステータス上昇を解除できる数少ない手段。その他ラムウのフェイスなども解除可能。地味だが持っていて損は無い魔法である。
敵ではラムウやアレクサンダーが使用、自動復活や分身などの強力なバフを一手で剥がされてしまうので必ず回避しよう。
メビウスFF 
単体の強化効果を1種類打ち消す効果。
これ単独のアビリティはなく、エキスパンドスキルに含まれていたり複数弱体効果の一つであったりする。
2種類の強化を打ち消すデスペル改や全ての強化を打ち消すフルデスペルも存在する。
FFBE 
敵1体のステータス効果を解除するLv.5の白魔法。
クラフトで作成したりセイレーンなどが幻獣ボードで習得するほか、自力習得するキャラクターもいる。
エスナでは解除できないバーサク・ストップ・魅了などを解除できるため、味方に向けて使用することも有用。
敵に使用する際は弱体効果が、味方に使用する際は強化効果が共にきれいさっぱり消えてしまうため使い方には少し注意が必要となる。
クラフトレシピはコルツの町の鍵付き宝箱から。必要な素材は光の結晶x10・光の大結晶x5・生命の珠x5・精霊の涙x3・錬昌石x1。
DFFOO 
表記は「デスペルver. XIII」。
ヴァニラがクリスタル覚醒20で習得するアビリティ。使用回数は8回。
自身に自身の最大BRVに依存した量のBRVを加算。
その後5HIT全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃を2回行う。
攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージ中アップ。
HP攻撃前、奪ったBRVの80%分味方全員に加算。
加算したBRVを最大BRVを超えて加算する(上限は自身の最大BRVの120%分)。
奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する(上限は自身の最大BRVの150%分)。
与えるHPダメージは等倍。
最後のHP攻撃後、与えた合計HPダメージの20%分自身のBRVをアップさせる。
敵全体の強化効果を8個解除する。
使用後、通常「HP攻撃」が12ACTION 「HP攻撃+」に変化。
相性効果を持つ武器は「ハンターロッド【XIII】」。
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 
白魔道士が習得する他、魔法の本でも使用できる。
今作では装備の呪いを解除する効果。
敵の補助魔法を打ち消す魔法はイレースになった。