FF9
ヴブ砂漠の中にそびえ立つ巨大な樹。
ダンジョン「クレイラの幹」とタウン「クレイラの街」からなる。
争いを嫌ってブルメシアから離反した民族(ネズミ族)の傍流が住んでいる。そのため街には兵力がない。
周りは宝珠「砂漠の星」で起こした砂嵐で覆われており、Disc1の時点では入ることができない。
Disc2になってから入ることになるが、ある程度まで進むと後戻りできなくなってしまうので注意。
幹を頂上まで登ると街が広がっている。
400年あまり前から砂嵐の結界が確認されており、少なくとも100年以上前には外界との接触を断ったらしい。
街は本国同様白壁に青い瓦屋根だが樹上のため木の枝をそのまま柱にしている。
幹には魔物が繁殖しているが、街は至って平和で、人々もどこかのんきで間が抜けている。
しかし砂嵐が消えた隙を突いて、宝珠を狙ったブラネ達によって襲撃され宝珠を奪われてしまう。
その後ブラネが召喚したオーディンの攻撃で跡形も残らず消滅。
黒魔道士から生き延びるルートを選んで助かったのもつかの間の出来事となってしまった。
消滅後はフィールド上に樹の根元だけが残る。
ちなみに崩壊後、クレイラに住んでいる神官達は全滅したように見えるが、
杜の神官キルデアだけは、なぜかダゲレオでこっそり生き延びている。
爆発をもろに受けたはずのパックやフラットレイ、クイナなども生存しており、
彼らがどうやってあの状況で生き延びたのかは謎である。
爆発で吹き飛ばされ、砂がクッションになって助かったのだろうか?
- 実はモーグリのモアナも生存している。
- 木の根元の下は複雑に入り組んだ洞窟となっているのでそこに逃げ込んだのでは?木のてっぺんにある部屋の床に緊急用のシューターがあって地下まで一気に逃げ込めるんだよ、きっと。
アレクサンドリアの侵攻によってブルメシアが滅び、生き残った人々が避難したクレイラもオーディンによって一発で壊滅。絶滅こそしなかったものの、ネズミ族は一気に少数民族となってしまった。不憫。
- 一族としては多産という事なので、恐らく時間はかかるが徐々にまた人数を増やしていくことだろう
ベアトリクス戦前に貴重なエメラルドが手に入るので、忘れずに取っておく事。
何せこの後にクレイラは…
幹も街も砂でいっぱい。
食べた人によると甘いらしい。
アルティマニアによると、ここの砂嵐を消し去ったのはクジャらしい。
クレイラ、ブルメシア双方の民の持つ魔力でもクジャの魔力には敵わなかったのだろうか…
施設らしい施設は大聖堂と宿屋しかないが、星の巫女ニーナからはアイテムを、ブルメシア兵ダンからは装備品をそれぞれ買うことができる。
特にダンから買えるチェインメイルはここを逃すとリンドブルムでしか買えず、フォッシル・ルーを抜けて外側の大陸に出た時点で2度と買えなくなってしまう。
グランドヘルムの合成に使うパワーベルトの材料になるので買い逃さないよう注意。
襲撃イベントでは大聖堂に生存者を運べて話しかけるとアイテムも貰えるが結局はその生存者もオーディンの一撃で死ぬ……
なんのために助けたのか分からなくなるな……
ゲーム的に言えばアイテムを貰うためだがストーリー的には……
- 助けられないパターンも容赦なく存在するので、不正解を引いたプレイヤーにとってはどちらにせよ救えなかったと諦めがつくかもしれない。
- ここに限ったことではないが、9では一般人でもそのほとんどに固有の名前や肩書きがあるなど妙に存在感があるケースが多い点でも拍車をかけているといえる。
前述の通り後々所在が判明する人物も数名いるため彼らのように1人でも多くの人々の生存を信じるプレイヤーは決して少なくないだろう。