FF10-2
聖べべル宮に存在する広大な地下空間。
地下100階ととてつもなく長いダンジョンで、各階フロアはそれぞれランダムで決まる仕組みになっている。
また20階、40階、60階、80階、100階では凶悪なボスも待ち受けている。
出てくる敵も最初は雑魚ばかりだが、当然地下へ進むごとに強くなっていき、
81階以降はまさに地獄で、それぞれ20階、40階、60階、80階で戦った凶悪ボスが普通に出てくる。
おまけにここは、エンカウントなしも効かないという嫌がらせの様な仕様なので
嫌でも戦うか逃げるかの選択を強いられることに。
逃げることのデメリットを考えると、拘るプレイヤーにとってはこれは非常に厳しい。
最下層の100階ではすべてを捨てし者とトレマとの2連戦が待っており、
それらを倒すとクリアとなり、凶悪無比なアクセサリのアイアンデュークが手に入る。
ちなみにここ、時たま100階まで下りてもトレマと会えず、101階、102階とさらに続くというバグがあるらしい。
- 1階の敵が再び登場し、延々と続くバグ。
しかも、一度脱出して再突入するとフリーズする。 - >逃げることのデメリット
開幕と同時(当然さきがけで)に全員のドレスアップを(オフ&ウェイトで)始めれば敵が動き始める前に銀河天震が使える状態に持って行ける。全戦闘どころではなく常時絶え間なく緊張を強いられるが、聖ベベル廟まで攻めようと思うなら覚悟の上だろう。プレートに配置するドレスフィアは重々吟味のことを。時々(チャクとかに)割り込まれます。が、回復より「ゲートの通過→攻撃」を優先するように。80階以下は後手に回ると即全滅に追い込まれます。- それだったらネコカミトリガーでいいじゃん
ちなみに、「廟(びょう)」とは死者の霊を祀ってある御霊場(みたまば)のこと。
- ここのランダムマップで流れるBGMは「不安」というタイトルなのだが、
おどろおどろしい曲調に加え、薄暗いマップの雰囲気と後半出現する敵の凶悪さが相まって
文字通りプレイヤーの不安を駆り立てる。
場所が場所なだけに致し方ないのかもしれないが、全体的に明るい雰囲気であるFF10-2の中では結構異質。
なお、このベベル廟をクリアして飛空艇に戻った後
ロケーションで再びべべルを選択した際のメッセージは
「すべてを超えたかカモメ団!これならヴェグナガンも楽勝…だといいな」
いや、楽勝だろうwとここまで来たプレイヤーは皆突っ込みたくなる。
地下80階でやっとこさ倒したチャクが、地下81階で普通にザコとして出てきたときの絶望感は異常。
比較的難易度が低めのFFにおいて、(正攻法で挑めば)かなり高難易度なダンジョン。
エルダードレイクやメガトンベリといった強力モンスターが早い段階でシンボルエンカウントする可能性もあり、また上記のように81階以降では隠しボスが通常エンカウントで出てくるので注意。
そして、最下層も見えてくる90階以降ではさらに難易度が上がっている。
81階~89階で単体でしか出てこなかったモンスターが複数で現れる。
例としてエルダードレイクとブラックエレメンタルが一緒に現れるなど。
ただし、マウントマイマイやチャクのようなサイズの大きいモンスターはそれまでと同じく単体で出現。
ただ、1フロア自体はそこまで広くは無く、ダンジョン内部でセーブはできないが
魔法陣から地上に戻ることもできる。
再突入の際は地上に戻ったフロア=最後に到達したフロアから再挑戦することができる。
- 上記のように後半は強力なモンスターが多数出現し、81階以降では隠しボスまで通常エンカウントする。
初回プレイや1周目ではこれらをいちいち相手にする余裕は当然無く、全滅の危険性も高いので
エンカウントしたら即逃げて、1~2フロア下にいくごとに地上に戻り(戻りにくいマップもあるが)
こまめにセーブを繰り返すといい。 - また、マップは固定ボスの現れる中間フロア以外はすべてランダムで決定される。
マップによって突破の難易度にかなり差があるため
難易度の高いマップ(メガトンベリやエルダードレイクのいるマップなど)に当たってしまって
パーティーの強さ的に突破が苦しいようなら、1度地上に戻ったりリセットしたりで
再突入してマップが突破しやすいものになるまで切り替える手段もある。
攻撃力は最大で255の敵が出現する、しかもやたら素早いのでやる前にやられてしまうことも多い。
200以上255以下の敵はトレマを筆頭にすべてを捨てし者、チャク、メガトンベリ、クリティカルバグ等
- 設定されている数値以外にも通常攻撃の威力が2倍以上に設定されている敵もいるので要注意。
20階毎に死人と化したキャラがモンスター化して襲いかかってくるが
20階のキノック以外は「お前らとっくに異界に送られたろ!」とツッコみたくなるような面子ばかりが待ち受けている。
しかも全員一言も喋ってくれない。
- あれは死人ではなく、幻光虫が人の形に見えただけだと思う。
- 彼らは「エボン関係者で絶望を残してこの世から消えている」という共通点を持っている。
そーなると、シーモアとかがどうして出て来なかったのやら。- 歪んだ理論ではあるが、『絶滅による救済』という”希望”に根ざして行動していたからかもしれない。
異界送りされた時には敗北を認めているけれど・・・ - 敗北を認めていたからこそ出てこなかったのかもしれない。
『むしろ心の底ではユウナに異界送りされることを望んでいた』らしいし(じゃなきゃ「私を消すのはやはりあなたか」なんて言わない)。
- 歪んだ理論ではあるが、『絶滅による救済』という”希望”に根ざして行動していたからかもしれない。
このベベル廟を発見したのはパッセ達こども団である。
彼らは発見後、最上層のイベントを経て「退却」しその後は魔法陣前で「待機」しているのだが
最下層100階まで到達すると(トレマを倒さなくても)それまでの待機中とはメッセージが変わる。
「ユウナ様どうしてそんなに強くなっちゃったの!?」
「一番下まで行ったのですか?マネできないです…」などなど…
ただ、トレマ打倒後はベベル廟内を各中間層へのワープ装置を使い
自由にユウナ達は行き来できるようになるのだが
一度最下層100階に到達してから別の層にワープ装置で戻り、そこで地上に戻ると
なぜか彼らのメッセージが最下層に到達する前のものに戻ってしまう。