本来は農作業用具だが、それだけに農民一揆などでは手軽な武器として用いられたようだ。
死神の武器としてのイメージが強いが、これは西洋の死神が「最高神に仕える農夫」という属性を持つため。
人間の農夫が不要な草を刈って健全な畑を育てるように、死神は死者の魂が悪霊とならぬようにその鎌で導き現世の安寧を守るのである。
- 先端部で突き刺すことも可能だが、婉曲した刃の内側を滑らすことにによる切断が最大のキモとなる。
剣・槍・斧などと異なり、戦場で扱う武器としてはかなり面倒な運用となる。 - 仰々しい見てくれだが切れ味自体が戦闘用武器よりも劣っているうえメンテナンスも面倒なため実際に運用されたケースは実はあまりない。
(この辺りの事情は斧にも共通して言えることだが)
鎌単体よりもほかの武器に鎌の機能をつけて使われることならよくあった。
その最たるものが中国槍の戟。
戟は槍の穂先のほかに側面に鎌や斧の刃先を取り付けた武器(一部では高枝切りばさみの原型ともいえる形状をしているものもある)でその形状や性能は時代により異なるが戦闘にも作業用にも使える便利武器として重宝された。
関連項目:
FF5
FF11
FFには馴染みの薄い武器の種類だが、FF11では暗黒騎士がもっとも得意とする武器ということで活躍している。
他にも戦士や黒魔道士、獣使いも扱える。
大きく分類すると、
・暗黒騎士のみが装備可能な「サイズ系」
・戦士、獣使い、暗黒騎士が装備可能な「ザグナル系」
・ザグナル系装備ジョブ+黒魔道士が装備可能な「シックル系」
の三種類に分かれる。
『両手鎌』一覧はこちら
詳細はこちら→両手鎌
FF14
リーパーの武器。ゲームの特性上特別な性能はない。
ほとんどに可動ギミックがついており、納刀時は柄に沿って刃が90°折り畳まれているものが多い。
非戦闘職の園芸師も扱うが、副道具という区分のため攻撃には使えず、採取作業時のみ使用できる。
また、見た目変更用の装備が課金アイテムにも存在。
両手斧、両手剣、両手槍、両手幻具、両手呪具の5種を鎌にすることができる。
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FFCCEoT
剣の一種として属する。
そのためクラヴァットの得意武器となっている。
見た目以外に特に剣との性能差がある訳ではない。
聖剣伝説
聖剣伝説FF外伝ではマップ上の草を刈り取ることができる。
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FF零式
サイスの武器カテゴリで「大鎌」。
剣よりはモーションが遅く、槍よりは攻撃幅が広くて何体まとめてという事ができる。
攻撃軌道が円状というか自分中心のような感じになるので、それを意識したら使いやすい。
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FFEX
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両手装備なので、盾や他の武器は装備不可。