RPGの武器としては王道。短剣から長剣まで様々な剣が登場している。
現実ではリーチ面やパワー面から槍や斧の方が強いが、見栄えという最大の利点によってRPGでは優遇される傾向にあり、シリーズによって世界観が大きく異なるFFシリーズでもそれは同じである。
総じて各種性能が高く、主人公格のキャラが使用することが多い。
シリーズによっては単純に剣に一括りにされず、多様な系統に分類されることが多い。
剣といってもカタカナになるとソード・セイバー・ブレードと様々。
ソード(sword)は剣全般、西洋の両刃直刀のものがイメージしやすい。
セイバー(saber)はサーベル、ブレイド(blade)は刀身自体を指すため短めっぽい。
斬るだけでなく、突くことを目的としたタイプの剣もある。
現実世界においては短剣や槍や弓矢や斧などなど、その他の武器として使用される道具のほぼすべてが
本来的には調理や狩猟や伐採など他に使用目的があるものを戦闘に転用したという経緯があるのに対して
剣は明確に「人間が人間を殺傷するため」に発明された最初の道具である。
ポールウエポンや飛び道具に劣ると言われがちだが、その評価は運用局面次第である。
合戦等に於ける「兵器」としてはリーチや扱いの難しさ故によく後塵を拝すが、日常的な「護身器」としては携行性故に刀剣類が優れていた。
- ゲームにおいて目立つ扱いが多いのは、見た目もさることながら伝説に名を残す武器が多いこともあるだろう。
かの聖剣は言うに及ばず、神話の時代から近世まで幅広い年代で存在する。
槍や弓も著名な武器は多数あるが、やはり剣のそれと比べると知名度で劣ることが多い。 - そもそも剣は特に対人戦においての殺傷を目的として作られた物であり、そのリーチに収まる範囲である場合、殺傷力と対応力では他の武器種よりも優れた性能を発揮する。
ゲームではその辺りを平均的な扱いやすさで表現されている事が多い。
関連項目:
- 【騎士剣】、【聖剣】、【暗黒剣】、【大剣】(他小分類はFFTA・TA2の節も参照)
- 【刀】
- 【ガンブレード】、【デュアルウェポン】、【ハンターセイバー】
FF1
戦士・シーフ・赤魔術士とその上級ジョブが装備可能。
他の系統と比べて種類が多く、性能も良い。
この頃は剣に分類されていたマサムネが最強。永遠の2番手エクスカリバーもいる。
グラフィック上の剣種としては、レイピア・ブロードソード・ロングソード・シミター・フォールチョンの5種がある。
FC版では斧やハンマーに最後まで通用する性能のものがなく、またマサムネが全ジョブ装備可能なことも相俟って、パーティ編成次第では最終的に全員剣装備という事態も普通に有り得る。
以後のシリーズでは武器ごとにそれぞれ個性が出始めるので、それがほとんど無かった本作はある意味「剣」というカテゴリの全盛期だったのかも知れない。
FF1(GBA版以降)
刀の種類が増えたため、分類として刀が登場するようになり、マサムネやフォールチョンなどもそちらの系統になった。
FF2
フリオニールやリチャード、レオンハルトが得意とする。
2では武器の系統の差があまりないものの、ブラッドソードや古代の剣などのバランスブレイカーや、終盤になるとエクスカリバーやマサムネなどの他系統と一線を画す性能の物が入手できるなど、優遇されている。
しかし中盤ではミスリルソードからウィングソードまでの期間が長く、さらにウィングソードから大地の剣までの期間もかなり長いため、この間は他の系統に比べて攻撃力不足に悩まされることになる。
エクスカリバーが量産できるからといって全員を剣使いにしたりすると苦労するだろう。
- 加えてエクスカリバーが量産できるというのも一応事実ではあるが、イベント入手の1本以外は遭遇するだけでも非常に大変なレアモンスターのテツキョジンが落とすものを粘る必要があるため、ずっとプレイし続ける程のやりこみプレイヤーはともかく普通のプレイヤーが量産するのは現実的には厳しかったりする。
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FF3
普通の剣と暗黒剣に大別される。
普通の剣でも装備可能なジョブが異なり、赤魔道師用の物やナイト用の物などが存在する。
特にナイト用の剣が多く、これが後の聖剣や騎士剣のハシリと考えてみるのも面白い。
攻撃力が他系統と比べて異様に高く、種類も多い。
攻略本だと、エクスカリバー等ナイト用の剣は「名剣」と書かれている事がある。
この作品で初めてマサムネが最強の座を降りた。
尚、たまねぎ剣士専用のオニオンソードはFFファンの間でもかなり有名。
DS版では攻撃力などの基本性能が抑えられた感があるが、それでも使い勝手の良さはかわらない。
- 若干意外ではあるが、命中率はさほど高くない。
戦士からナイトへジョブチェンジした際熟練度の関係から攻撃力が落ちる可能性が高い。
中盤、シーフに火力で劣る原因にもなっている。
ちなみに対抗馬の暗黒剣は命中率が高い。ラグナロクも。- よく考えればこれといった特徴もない「ただの剣」が特別命中率が高いはずもない……。
のだがやっぱり意外と言うかなんと言うか。
FF4でもこの立ち位置は実は変わっていない。暗黒剣は弱体化したけど。- 剣と剣使いジョブが割と優遇されてる作品だから意外と思えるな。
- よく考えればこれといった特徴もない「ただの剣」が特別命中率が高いはずもない……。
FC版・DS版共に種類が豊富で性能も中々優秀なものの、FC版・DS版共に中盤辺りのしばらくの期間(アムル~ディフェンダーが購入できる古代遺跡までの間)はあまりいい剣が手に入らない点には注意されたし。
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FF4
普通の剣の他に暗黒剣と聖剣が存在する。
聖剣は他系統に比べて異常なほど攻撃力が高い。
暗黒剣は序盤のみなので激弱。
普通の剣は威力こそ聖剣には及ばないが、聖剣や暗黒剣には無い特殊効果を持つ物が多い。
もっぱらセシルが装備するが、普通の剣ならカインも装備可能。
GBA版・DS版では聖剣の攻撃音がレーザーみたいな音になっている。
はじめて聞いた時はちょっと戸惑ったが、慣れてくると結構かっこいい。
GBA版では肩書きが聖剣になっているのにアイコンが剣になっているものがある。
肩書きどおり、セシル(パラディン)しか扱えない。
実は本作において属性・種族特効・追加効果・魔法発動・パラメータ補正のいずれも存在しない剣は、GBA版以降のエクスカリパーただ一つ。
本作における「剣」という武器は“装備可能者以外に共通点がまるで見出だせない”という、シリーズ全体で見ても非常に異質な存在となっている。
そのため攻撃力の高低だけでは真価の計れないものばかりで、中盤頃に入手する剣なのにかなり後半戦まで出番があるという事態がざらに起こる。
- それでいて、単純に終盤まで通じる威力を持つ武器が少ない。剣装備可能者は全属性耐性持ちのような相手に対して、ほかの種類の武器を当たった方が対策を取れることも。
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FF4(DS版)
DS版では終盤の敵の多くが聖属性耐性を持っているため、聖剣はかなり弱体化した。
聖剣に何か恨みでもあるのか?
- このため、無属性の剣が有利となりディフェンダーの方が強い。
剣使いの最強装備はオニオンソードということに。
クリティカル時の回転斬りがかっこいい。(暗黒剣・聖剣にも言えるが)
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FF4TA
セオドア、セシル、カイン、ゴルベーザが扱える。
ゴルベーザ以外は聖剣も装備可能。
- カインが聖剣を使えるようになったとは…、やはり聖竜騎士になったからか?
- もともとカインは剣を扱えるしね。
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FF5
普通の剣と騎士剣に大別される。アビリティ「剣装備」でどちらも装備可能。
ナイト・魔法剣士・青魔道士・赤魔道士が装備可能。
やはり攻撃力が高く、魔法剣の媒介となる点もよい。
エクスカリバー(騎士剣)が存在するためか、封印された12の武器からは仲間外れにされている。
- 基本的には騎士剣の方が強力だが、終盤に差し掛かるまでは登場しない。
- 魔法剣士はナイトに比べちからとタフネスに劣るが、素早さで大幅に上回る。
基本的には剣しかない時期は魔法剣士を使い、ナイトは騎士剣登場後に使うのが良いだろう。
第2世界序盤で手に入るグレートソードから第3世界中盤で手に入るエンハンスソード・ルーンブレイドまで、この系統に属する武器が登場しない。
そのため、上記のジョブのうち騎士剣を装備できるナイト以外は中盤、苦しい戦いを強いられることになる。
- 青魔道士・赤魔道士はともかく魔法剣士はこの煽りを直に受ける。
魔法剣の特性をしっかり理解して使えるならそこまで厳しいという訳ではないが、エクスデスなどの魔法剣に頼れない相手に対する戦力としては多少不満が出るかもしれない。 - グレートソードも購入しなげれば一振りしか手に入らず、分かりにくい所にあるので見落とす事も。中盤は上記のジョブと奪い合いになる。
- この攻撃力の中途半端さは、両手持ちで扱うことが前提として設定されているという可能性もある。
第1世界からナイト専任でやってきたキャラは(ABP稼ぎなどをしなければ)ちょうど第2世界に入るか入らないかぐらいでナイトをマスターできるようになっているので、「そこから他の剣使いジョブにチェンジして両手持ちで使ってね」というスタッフからのメッセージなのかも知れない。
ジョブも武器も多彩な上、上記のような不遇もあってか、他の作品ほど王道武器な印象はない。
魔法剣士の使用感だけで言えば、ちょうどグレートソード~エンハンスソードの中間に「ガ系魔法による4倍魔法剣登場」という強化トピックがあるため、実は剣の種類の少なさがそれほどデメリットになるとは言えない。
逆にこの時期相次いで登場する騎士剣のほうは、ブラッドソード→フレイムタン→アイスブランド→エクスカリバーと序盤からかなり癖のあるラインナップが続くので、素の攻撃力は低くとも剣+魔法剣のほうが取り回しがきく部分はある。
- 騎士剣のなかでも扱いやすいディフェンダーの登場は、ルーンブレイドやエンハンスソードとほぼ同時期。
騎士剣登場後に手に入る『剣』はエクスカリパー・ルーンブレイド・エンハンスソードの三種。
どういうわけかいずれも青魔道士向けの特性を持つ。
そのため本来専門的に扱われるはずの騎士剣よりも特定ジョブ専門武器のような扱いになるという逆転現象が発生する。
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FF6
ティナ・ロック・エドガー・セリスが装備可能。
「騎士剣」と普通の「剣」に分類されているが、FF6ではこの普通の「剣」の方に便利なものがやたら集中している。
FFシリーズの定番武器となったアルテマウェポンが初登場した。
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FF7
クラウドの武器として登場。
バスターソードのイメージがあるのか、どれもこれも漫画『ベルセルク』の主人公ガッツが振るう『ドラゴン殺し』のような大剣ばかり。
(むしろバスターソードの元ネタは永井豪のバイオレンスジャックの巨大カッターという説も)
本作では刀もこの系統に含まれる。
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FF8
純粋な剣はG.F.等が使用するのみで、スコールとサイファーが新たに登場したガンブレードを使う。
FF9
スタイナーの武器として登場。珍しく主人公の使用武器ではない。
騎士剣を除き、一時加入のマーカスやブランクも使用可能。
また、FF9ではジタンが剣のサイズによる名称の薀蓄を披露してくれる。
剣とナイフの中間あたりのサイズの短剣がダガー、大型の剣がブレード等。
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FF10
ティーダの武器として登場。
元々彼が剣士などではないためか、あまり似合っていない気がする。
10では武器の仕様が過去作品と大幅に異なるため、特に優遇ということはない。
基本的に片手剣の様で、ティーダは片手でふるっている。
ちなみに10-2で戦えるルチルやヤイバルなどの一部キャラも片手剣を持っているが、それらとくらべてもティーダの剣は結構デカく、刀身が長く幅広いものが多い。
- 大きさはともかくとして、変わった形状の武器が多い。
刀身にスピラ文字が刻まれた剣(ソニックブレイドなど)は、解読すると「GUARDIAN」と書かれているのがわかる。
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FF11
片手剣と両手剣が存在する。
片手剣は攻撃間隔とダメージのバランスが良いうえ、多くのジョブが扱える使いやすい武器。
一方、両手剣は盾が装備できず攻撃間隔も長い代わりに、一撃の威力が大きい。
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FF12
片手剣という分類。
片手剣に共通する能力は、物理回避率+5%、CT35。
CTは片手武器の中では最も遅い。
しかし安定した火力を持つ。
- 最もポピュラーな武器なのに、CT最遅ってのは意外だな。
- 片手武器の中では確かに大きく重いので納得できなくもない。
- 12では棒やらボウガンやらハンディボム、あまつさえ計算尺と妙にニッチな武器に陽が当たってて面白い。
まあ厳密には、ほぼFFTが大元ということになるが。 - 片手剣よりCTが遅いのは弓、銃、あと一応トロの剣。
つまり原則、近接武器では最も遅い。
連撃率も低めだし、同攻撃力の他武器と比べた場合の長所は特になかったりする。
それでも安定していると見られるのは、盾が装備可能な安心感と、片手にしては高めの攻撃力なので相手の防御に阻まれにくいという2点によるものだろう。 - モーションはキャラによって違うが、全体に短め。
「実行時間が短い」「CTは長い」という事でCTを溜めている時間が長くなる。
「攻撃力が高い」「盾装備可能」である事も考えると、バトルハーネスを最も活用できる武器かもしれない。
12の武器は個性的な能力のものが多いが、片手剣はこれといった特徴がなく伸びしろがない。
それでも攻防にそつが無く、近接武器では最も安定感がある。
- 使いやすさはピカ1。最初はイメージも手伝ってみんな片手剣を装備していた。
仕様を理解するにつれてさっぱり使わなくなるのはお約束。 - リスクが少なく、リターンも少ない。ほとんどの局面で及第点が取れる武器と言える。
言うまでもないが空中のモンスターには無力。 - 種類によっては攻撃時のSEが異なる。
「ザシュッ」から「ドガン」と重低音に変化。
両手剣は騎士剣を参照。
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FF12RW
分類は片手剣。ヴァンが装備するカテゴリとして登場。
他に空賊系、闘士系、魔剣士系の敵リーダーも装備している。
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FF14
歴代作でいう剣はナイト(剣術士)が装備可能な「片手剣」が該当する。
文字通り片手持ちで、対となる盾がほぼ必ず存在しセット扱いされている。
そのほかには両手剣や細剣が別武器種として実装されている。
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FF15
「片手剣」名義。ノクトが使用する武器として登場。
攻撃速度が早めで、連続攻撃が可能。最も扱いやすい武器。
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FF16
「片手剣」名義。主人公クライヴの使用する武器。
本作で武器を変更できるのはクライヴのみで、装備できる武器カテゴリーも片手剣のみである。
- 装備変更できないが、クライヴ以外のパーティメンバーも剣を武器としているキャラクターが多い。
- アルティマニアによると、クライヴのものは「長剣」、ジルは「レイピア」、ジョシュアは「片手剣」であるらしい。
『片手剣』一覧はこちら
FFT
剣と騎士剣に分類される。
固有キャラの各種剣技が有用なため、剣の重要度は高めである。
通常の剣は市販の武器だが、最弱の騎士剣が最強の剣を攻撃力で上回っているため、後半はあまり立つ瀬が無い。育成重視で次々とジョブチェンジしていると剣を装備する暇が無いし。
- とはいえ、剣技を使うキャラにとっては、剣装備可能では騎士剣が使えないこともあって大事な存在。
またアイスブランド+冷属性強化なら一部の騎士剣よりも強くなる(ただし、汎用性を捨てる事になる)他、クラウドのほぼ固定装備も剣に含まれる。 - PSP版以降はエクスカリバーとほぼ同性能のムーンフェイスが追加された。
そのため、風水士や剣装備可能の有用性が一段とアップし、後半でも十分使えるようになった。
『剣』一覧はこちら
FFTA
「ソード」「騎士剣」だけでなく、「ブレード」「大剣」「広刃剣」「サーベル」「レイピア」と、やけに分類が細かい。どこのテッカマンだと。
「ソード」は、ソルジャー・ウォリアー・竜騎士が装備可能。
主に下級ジョブが使う武器であるせいか攻撃力は全体的に低く、TAではNo.2の武器が序盤から手に入ってしまう。
- とはいえ実は最強のソードとは攻撃力に大きな差があったりする(24も差がある)。
FFTAの『ソード』一覧はこちら
FFTA2
「ソード」は前作同様のソルジャー・ウォリアー・竜騎士に加え、新規に追加された汎用ジョブの魔法剣士・チョコボ士、固有キャラ専用ジョブの空賊・エアレスも装備可能に。
前作と同様、今作にも「ソード」の他に「騎士剣」「ブレード」「大剣」「広刃剣」「サーベル」「レイピア」と多くの種類が存在。
もちろん定番のナイフや刀もしっかり存在する。
前作と同様今作でも最強のソードと2番目に強いソードとは攻撃力に大きな開きがあったりする(今作では18の差がある)。
FFTA2の『ソード』一覧はこちら
FFCC全般
シリーズ通してクラヴァット用の武器として登場。
EoTでは斧・鎌も属する。
- FFCC:クラヴァット専用
- FFCCRoF:クラヴァット専用
- FFCCEoT:クラヴァット得意武器
出が早く扱いやすいからか、レベルが上がるとコンボが最大5まで上昇する。
EoTからはクラヴァット以外も装備できるようになり、最初から3コンボ出せるようになっている。
弓を除き、唯一他のキャラクターがコンボを覚えない(弓はコンボが存在しない)。
FFCCの『剣』一覧はこちら
FFCCRoFの『剣』一覧はこちら
FFCCEoTの『剣』一覧はこちら
FFUSA
劇中においてはザッシュのみが使用。ダンジョン内のスイッチを切り替える時にも使用する。
使用時のシュコーンという音が軽やかで連発した人もいるだろうがどう考えても剣らしくない。
素早さが増加され、最終武器のエクスカリバーはゲーム内最強の攻撃力を誇る武器だが、雑魚には青龍の爪が、ボスには魔法を使うことがほとんどなので不遇ではある。
更に言うと剣攻撃に耐性をもつモンスターはいないので安定性はあるが、何かしらの弱点をもつモンスターが多いので弱点を突けない剣は威力に関しては特効にどうしても及ばない。
剣がここまで活躍しづらいゲームも珍しい。
爪には魔力増加の効果があるように、剣にも素早さ増加効果がある。
先手を取って攻撃したい時や、逃げたい時などに装備を剣に持ち替える手もある。
…とは言っても上昇量は気休め程度だが。
斧や飛び道具と違って弱点を突けず、爪が持つような追加効果も無く、爆弾のように範囲攻撃にも対応していない。
このため「最も使いどころの無い武器」という評価がプレイヤーの共通認識である。
- もっとも、レベルが低い時は剣の素早さ補正も+5とは言え意外とバカにできない。
魔法攻撃を行う際に威力より優先して先手を取りたい場合には剣に持ち替えるのも悪くはない。- しかし結局「武器」としての用途では使ってもらえないのだった……。
まぁ装備されるだけマシか。
- しかし結局「武器」としての用途では使ってもらえないのだった……。
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聖剣伝説
タイトルに剣が付いているので種類は一番多い。FFUSA同様エクスカリバーが最強の武器。
しかし後半精神が高くなるとMAX攻撃が頻出し時としてそれが邪魔になってくることが多い。
斧や槍の投擲、フレイルや鎌系の範囲拡大の方が何かと使い勝手がいいのも原因か。
- 斬りの技なら、歩きながら使えるし邪魔になることはない。
唯一攻撃方法が二種類あり、通常時はAボタンで「斬る」。方向キーを押しながらAボタンで「突く」。
携帯アプリ版では「突く」が方向キー2回に変わっている。
攻撃範囲が大きく異なるので、正しく使い分けると強いが、焦るとミスしやすい武器である。
ゲージMAX攻撃では「斬る」が「旋風剣」、「突く」が「突進突き」に変わる。
旋風剣はAボタンを押している間、一定時間剣を振り回しながら移動できるというもの。
発動時間が長いので何度も当てれば強力だが、剣が回る速度も移動速度も遅いので隙が大きい。
突進突きは無敵状態で突進し、壁あるいは画面端で折り返して戻ってくる。
こちらは高速なのでテンポも良いが、壁の近くで発動すると一瞬で終わってしまう。
一長一短なので通常攻撃と同様、使い分けが重要な攻撃といえる。
尤も、高レベルならすぐゲージが貯まるので、深く考えずに突進突きを連打していればどうにかなるが。
リメイク版では突きから2回続けて攻撃を出せるようになった。
敵の手前から攻撃し始めることでバーチャルパッドでは難しい間合いや向きの調整がしやすくなり、またDPSの面でも非常に使いやすくなった。
また旋風剣もボタンを押して発動、ゲージが無くなるかボタンを再度押すまで使い続ける形に変更されている。
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DFF
DFFでは、従来の「剣」「騎士剣」などの分類をまとめ、「剣」と「大剣」の二つに分けている。
「剣」は種類が多く、バトル開始時のブレイブが上昇するものも複数ある。
WoL、フリオニール、オニオンナイト、セシル、バッツ、クラウド、スコール、ティーダ、皇帝、ガブラスが装備可能。
またWoL、オニオンナイト、バッツ、スコール、ガブラスの専用武器はこの系統の能力値を持つ。
オーソドックスなので装備可能キャラが多い……かと思いきやカオス勢がカオス。
明らかに剣を持っているガーランドやエクスデスが装備できず、魔道士タイプの皇帝が装備できたりする。
ツインソードやソードダンスのソードって何。少なくとも先生のはどう見ても大剣ではないです。
原作では装備可能だったティナが装備できない。
イラストでは持っているのに何故装備できないのだろう。
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DDFF
ATKが上昇し、低下する能力はない。バトル開始ブレイブが上昇するものが多い。
コスモス勢はティナ・シャントット・ティファ・ユウナ・プリッシュ以外が装備できる。
カオス勢はエクスデス・ガブラス・ギルガメッシュのみ装備可能。
またWoL、オニオンナイト、バッツ、スコール、ヴァン、ライトニング(一部異なる)、ガブラスの専用武器はこの系統の能力値を持つ。
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DFFOO
武器種カテゴリの一つ。
使用者はやはり戦士系が多いが、ティナのように魔導師タイプでこの武器を使用しているキャラも存在する。
登場済みのキャラクターでは、WOL、フリオニール、レオンハルト、オニオンナイト、デッシュ、セオドア、バッツ、ドルガン、ケルガー、ゼザ、ティナ、ヴァイス、ティーダ、ヴァン、バッシュ、レックス、ガブラス、ライトニング、ナバート、アリゼー、ノクティス、アーデン、ラムザ、アグリアス、マキナ、クイーン、クラサメ、キアラン、ユーリィ、ネオンがこの武器種カテゴリに属している。
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光の4戦士
短剣類と区別して攻略本などでは「長剣」と呼ばれる。
「たたかう」時のターゲットは前列優先。
剣を得意とするクラウンは多く優遇されている系統だが、「光の剣」以外は魔法攻撃値が全く上昇しないという短所がある。
剣の武器補正がAなのは、盗賊、勇者、魔法剣士、ナイト、忍者、暗黒剣士。
補正Bなのは旅人、狩人、踊り子、忍者、記録士、語り部。
つまり武道家以外の物理系クラウンは、とりあえず武器に悩んだら剣を持たせておけば問題ないと言える優遇ぶり。
- 暗黒剣士のクラウン特性は「剣を装備していると攻撃力アップ」と説明されているが、実はこれ武器補正がAというだけで、暗黒剣士に剣の攻撃力がアップする固有の特性があるわけではない。
とは言っても、暗黒剣士は力の値が全クラウン中で最大なので、剣を使った場合のダメージが他より高いのは事実だが。
実は、「投てき武器」も剣という扱いであり、剣としての武器補正が適用されている。
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FFL
すっぴんとメモリスト以外では、戦士・赤魔道士・竜騎士・ナイト・暗黒騎士が装備できる武器。
これまでに登場した剣の命中率はすべて+20%と高めに設定されており、それ以外の性能に関しても安定しているといえるだろう。
また、普通の剣の他に聖剣と暗黒剣も登場する。
光の章(メモリスト編)で入手できる「デュエルソード」が非常に便利。
攻撃力自体は各種聖剣に劣るものの、人間種族に特効があるという点が最大のメリットである。
本作では人間種族の敵が多数登場する傾向にあるので、ぜひ入手したいところ。
- スマホ版では終章にならないと取得できなくなってしまったので注意。
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FF零式
クイーンの武器カテゴリ。正式名称はソード。
機敏な突き攻撃を主体で攻撃速度は速く、クリティカル率も高めとなっている。
「長剣」や「剣」ではなく「ソード」。
レイピアのように細身で、戦い方もフェンシングのような動きをする。
どちらかと言うと、レイピアや突剣といったカテゴリの方に相応しい。
恐らくそういった意味で、従来の「剣」表記ではなく「ソード」になっているのだと思われる。
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FFEX
表記は「長剣」。
装備可能なジョブはナイト、パラディン、暗黒騎士、赤魔道士、すっぴん。マスター試練のクリアで解禁されるのは竜騎士、青魔道士。
性能・攻撃動作ともにクセがなく扱いやすいが、魔法攻撃力の大きく上昇するものがエンハンスソードくらいしかないため、攻撃魔法との両立は多少厳しい。
長剣技を得意とするのはナイトとパラディン。そのためか、全体的にタンク向けの性質を持ったものが多い。
自身へのヘイトを上昇させる月光斬り、物理防御力に比例して効果が大きくなる不動明王、最序盤から習得可能でありながら屈指の防御性能を誇るディフレクトなどが代表的。
片手装備なので、反対の手に盾を装備可能。
また二刀流のアビリティがあれば両手に長剣を装備可能。
- このとき通常攻撃も両手攻撃に強化される。
SOPFFO
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PFF
属性付きも無属性も多く揃っているカテゴリ。
ミスティックウェポンはエクスカリバー。
装備できるキャラクターも多く、クエスト次第では全員弱点を突く必要性もあるため、同じ武器を複数本用意することも必要になる。
魔法剣で利用することも踏んでか、属性がない武器も多い。
またレア武器ではあるが「飛行特効」が突ける武器もあり、多様性に富んでいる。
鞭はこのカテゴリに入れられている…が、先生はロッド装備にされている。
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PFFNE
武器カテゴリの1つ。
初期装備はロングソードで、レベル3でミスリルソード、レベル6で各キャラ専用装備に変化する。
フリオニール、ルーネス、オニオンナイト、ギルガメッシュ、ティナ、セリス、ティーダ、ヴァン、ガブラス、ライトニング、ナバート、ノエル、サンクレッド、ノクティス、クラサメ、マキナ、ラムザ、聖天使アルテマ、リッツ、ルッソ、キアラン、ユーリィがこのカテゴリに属している。
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FFRK
武器の分類の1つ。
騎士剣、聖剣、暗黒剣のような区別も無いため、歴代作品に登場した剣は基本的にこの分類となる。
FF8のガンブレードやFF9の盗賊刀も剣にまとめられている。
ほとんどのシリーズに登場し、多くのキャラが装備できるため、使い勝手がいい武器。
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