設定/【ブリ虫】

Last-modified: 2022-09-03 (土) 16:44:52

FF9

FF9に登場する虫。元ネタは言うまでもなく、万人から嫌われているあの虫
野菜を食い荒らす害虫で、ダリの村にいる畑のおばばにとってはモンスターと変わらない存在のようだ。

  • 絶妙なリンクに吹いたww

FF9の世界で流行っているカードゲームにはブリ虫のカードもあり、
ブリ虫だけのカードを入れたデッキで戦うプレイヤーもいる(というか大会の決勝戦でその人と戦う)。
元ネタの虫とは別にこっちの方は割りと人気があり、ぬいぐるみも作られた。

  • ガイコツのような顔と丸々した体は中々愛嬌があり、見た目の嫌悪感はそれほどでもない。
    害虫でなければペットとして扱われることもあったかもしれない。
    • ちなみに元ネタであるアレは、世界的にみるとポピュラーなペットらしい。

シドは浮気により、妻のヒルダの魔法でこの姿に変えられてしまった。

  • その際の彼の鳴き声(?)は「ブリブリ」。可愛いんだか可愛くないんだか。
    ちなみにの時は「ケロケロ」だった。

ブラネスタイナー、およびシナブランクにとっては苦手な存在。
その一方で、ガーネットは姿を見ても嫌がらず、全く平気だったりする。

  • ガーネットは温室育ち故に知らなかっただけかと。
    • ウジ虫を『知らない』という理由で平気な人間がいようか、いやいない。
      「生理的」に「本能的」に受け付けないのが普通。
      • 近所の子供は「リアル」ブリ虫を素手で捕まえて周りの大人を驚愕させてるぜ。コオロギとさほど変わらんらしい。
        北海道人が本州に来て、光る綺麗な虫を見つけて本州の友人に見せたらゴキブリだったとかいう逸話もあるし。
      • 普通でないことが起こったから逸話というわけで
      • ファンタジーRPGなんだから逸話が詰まってるわけで
      • 世界的にみるとアレを極端に嫌うのは日本人とアメリカ人ぐらいで少数派らしい。
        外国では何だ虫か程度の反応が多いとか。
      • 近年の研究によると「嫌悪すべき物と教わったので嫌悪感を覚える」のが正しく、「生理的or本能的に嫌悪感を覚える」のは錯覚との事。
      • 本能的に嫌うなら虫が好きな子供なんていないよな。好きなはずのものがだめになったのと同じで後天的なもんだよ。
      • 別の研究によれば、恐怖やトラウマ、PTSDの記憶は遺伝するという結果も出ている。
        祖先のゴキブリやウジ虫に対する恐怖体験が、現在の我々に遺伝して生理的or本能的に嫌悪感を覚えている可能性も無きにしも非ずである。
      • (主に日本人に)これだけ嫌われているゴキブリだが、上記の通り、中には(日本人であっても)そのゴキブリを趣味で飼育している者もいる。
        作中に登場するブリ虫にも言えるが、虫に対する好感・嫌悪感の程度はまさに十人十色と言えるだろう。
  • 等など言われているが、実は伏線の1つでもあるというのはどうだろう。
    コンデヤ・パタ(山道)やマダイン・サリでは(山)ブリ虫は珍しいものではなく、エーコとモーグリに至っては具にしようとするほどありふれている。
    エーコの反応から見るに忘れられた大陸ではよくいる生物で、その血筋であるガーネットも幼い頃はエーコのように平気だったのかもしれない。
    つまりブリ虫に対する奇異な反応を通じて彼女の本当の出自に気づかせようという…え?こじつけ?
  • ちなみにリンドブルムでのブリ虫シドとの初対面時、スタイナーは右ストレートをかます。余程嫌いなようだ。
  • 上記のように夫をブリ虫に変えてしまうヒルダは結構耐性あるんだろうか。
    • 嫌いだから変えたと思うのは私だけか?

アレクサンドリアのとある場所にはブリ虫グッズの店跡がある。
売れなくてリンドブルムに引っ越したとか。
10周ちかくやって初めて気づいた…

  • 「そうだ、リンドブルムへ行こう!」とか書いてあるんだよな。読んだ瞬間某CMを思い出した。

コンデヤパタ山道で捕まえて、コンデヤパタの人に渡すと、ブリ虫のカードがもらえるブリ。


海外名では「Oglop」という名前になっている。由来はあるのだろうか?

  • 「Ogle…好色な目付き」「Glop…まずい食べ物、ドロドロ」からかな?

ちなみにクジャはコイツをジタンたちに例えて、
「君たちの生命力はまるでブリ虫のごとくしつこいからね」
と口にしている。
ネズミやブラネで「美意識が崩壊しそうだよ」と言っているのにブリ虫は平気なんだろうか…

  • 平気も何も、「まるで害虫みたいにしぶとい・繁殖する」なんてセリフは悪役キャラが人を蔑むときに良く言う常套句まんまじゃないか。寧ろ嫌いだから疎ましい奴に向かって使うんだよ。
  • ついでにクジャ自身のことも「(ブリ?)虫ほどの価値すらないタダの人形だった」と絶望している。

画像検索するときにFF9などのワードを入れないと「魚のブリにとりつく虫」のグロ画像を拝む羽目になる。

山ブリ虫

コンデヤ・パタ山道で捕獲することができるブリ虫の一種。
食材として扱われたり、普通のブリ虫と同様に油がリンドブルムのミハーラの油屋で売られている。
ATE『エーコの台所』で魚のエサにして釣りポイントを上げたり、
コンデヤ・パタにいるキクノスケに渡して「ブリ虫のカード」を入手するのに用いると良い。
くれぐれもげんこつイモのシチューの具にはしないように。

DFFAC

クジャのC.Lv16で開放されるシンボルチャットが「キミたちは、まるでブリ虫だ」。
元ネタは上記にある、生命力をブリ虫に例えたセリフ。


地を這う虫ケラ呼ばわりとどちらがマシだろうか…。


「君たちは」の部分の汎用性が高く
「生きるんだ…」「美しい、美しいよ」
などとの組み合わせが見られる。

FF:U

タイラント伯爵の食事で名前だけ登場。
ブリ虫オイルとしてモルボルの触手のホットサラダに和えられている。


ブリ虫を食べ物として食べる、という描写は手塚治虫の「火の鳥 太陽編」が元ネタかと。
あの世界では地下に押し込められた人々の主食は食用ラットや食用の「あの虫」など
我々の常識では「食べたくない」物ばかりであり、我々と価値観が異なる点を強調していた。