概要
皇帝(emperor)を元首に戴く国家。あるいは、諸民族・諸国家を広範囲にわたって統治する強大な国家。
フィクションにおいては、帝国主義の語が示す通りの侵略的軍事国家として描かれることが多く、FFにおいても同様。
「レジスタンスが一握りの英雄の力を借りて強大な組織を打倒する」という基本的なプロットは帝国が登場しない作品においても踏襲されている。
- ロマンシング サ・ガ2など、主人公(プレイヤー)が帝国側として全土統一を目指す作品も中にはある。
- ロマサガ2のバレンヌ帝国は様々な創作物の帝国の中でも数少ない善玉帝国である。作中でも悪行らしき悪行は七英雄と(一時的に)手を組んだり停戦したり闇の術を手に入れるために街を滅ぼしたりする程度で帝国に組織立った抵抗をする勢力が存在しないのも善玉と呼ばれるゆえんである。
- 単に皇帝を倒して大団円ではヒネリが足りないためか、真のラスボスの登場によってあっさり瓦解することが多い。
場合によっては「主人公が辿り着いた時点で既に体制崩壊していた」なんてことも。
- 単に皇帝を倒して大団円ではヒネリが足りないためか、真のラスボスの登場によってあっさり瓦解することが多い。
- 11のアトルガン皇国は基本的には「第三者」の立ち位置のため、表立って対立することはなかった(未然に防がれた)。
- 12のアルケイディア帝国は戦乱の終結後も政体は存続、和睦への道を歩み始めた。
- FFLでは最後まで敵役として君臨し、皇帝がラスボスを務めた(異形の力に飲み込まれてはいるが)。FF的には稀有な帝国。
一覧
†付きはゲーム開始時点で滅亡している過去の帝国。
FF2
FF6
FF8
FF11
アトルガン皇国
オーク帝国
FF12
FF14
ガレマール帝国
†アラグ帝国
†神聖ユードラ帝国
†ロンカ帝国
ガレマール帝国は、初期から「まともにぶつかったら勝てるわけない」と明言され、ストーリー上では終始後継者争いによる内乱状態。エオルゼア駐留部隊や、一般NPCが相対する兵士も大半が練度や士気に劣る属州徴募兵とされた。