音楽/【果てしなき大海原】

Last-modified: 2023-08-13 (日) 07:37:46

FF3

浮遊大陸飛空艇エンタープライズで脱出した直後に流れる、悲しげな旋律のセレナーデ。
外の世界はザンデに沈められ、標高の高い一部の陸やクリスタルタワーの頭頂部等を除いて全部海だけである。
同時期に難破船で流れる「水の巫女エリア」とセットでFF3屈指の名曲。
ちなみにクラーケンを倒し大陸を復活させると二度と聞けなくなってしまう。

  • 「果てしなき大海原」「水の巫女エリア」をメドレーで流せば、悲しいイメージは強まるはず…

非常にいい曲なのだが、ストーリーをちょっと進めれば、
すぐに世界が元に戻るため、その後は聴けなくなる。
まあ世界はもうこの曲が流れるような状況でないため、流れる方がおかしいのだが、
それにしてもちょっと凄くもったいない…。

  • この曲と水の巫女エリアのためにセーブデータを取っておく人もいるとか
    • はい、私はそうです。クリスタルタワーの前、オーエンの塔の前、難破船の前。

飛空艇に乗っているとプロペラ音がうるさくて
船に乗っていると波の音がうるさい。
陸上で聴きましょう。

  • しかしプロペラ音と合わせてこその名曲であるとも言える
    • これあれとか切ない音楽と飛空艇の組み合わせはFFの伝統か。

FF3DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版FF3では曲にさらに磨きがかかっている。フルートとヴァイオリンの演奏をメインとしたセレナーデになった。何となくサ・ガシリーズの「涙を拭いて」を連想させる旋律だと個人的に思う。

  • 「副旋律にハープが良さそう」と感じて実際に使われ、本当に素晴らしく美しい。

FC版もよかったが、DSで聞いて思わず鳥肌が立った。
未知の世界、というよりは外の世界の惨状に合わせたようなイメージを受けた。
誰も生き残っていないんじゃ?と当時は本気で思ったもの。


DS版ではワールドマップが若干狭くなっているのでちょっと盛り上がりに欠ける…
かと思いきや海がまるで混沌を現したかのようにとんでもないことになっており、
この音楽とも相まってFC版と同じくらいの衝撃を受ける。

FF3(ピクセルリマスター版)

曲長としてはDS版をさらに壮大にした感じ。
今回はサウンドモードで何時でも聞くことができるが、"波の音"や"プロペラ音"は聞こえなくなるのでこだわる人にはセーブデータの保存を推奨する。

  • 早期購入特典として、FC版→DS盤→PR盤と移り変わるMP3データが付属する。

2ループ目は主旋律をヴァイオリンに交代し、中盤以降重厚な伴奏が入り、ループ直前にリタルダンドを挟んで回帰する。
原曲の寂寥感はやや薄れた代わりに、何かただならぬ災厄が降りかかっていることを否が応にも感じさせるアレンジとなっている。


モンスター図鑑でマップを切り替える事で海に沈んだマップとこのBGMをいつでも堪能することが出来るようになった。

FF15

レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。

DDFF

4人組じいさんのテーマ」、「禁断の地エウレカ」と共にDLCの戦闘曲として使用可能となる。

TFFCC

原曲が収録されており、FMSとして飛空艇ステージでプレイできる。

その他

「水の巫女エリア」と同様に、ボーカルCD「祈り」に歌詞つきアレンジの「Voyage」が収録されている。