FF7
神羅ビルでジェノバが逃亡したイベントや、異常事態発生時の運搬船、ギ族の洞窟、クラウドの悪夢、魔晄キャノンでの宝条との会話で流れる。
不気味な旋律と時々入るおどろおどろしいパーカッションの響きが、一層気味の悪い雰囲気を出している。
初めてこれを聴くのは神羅ビルのジェノバ逃亡イベントだが、イベントは無音の状態から始まり
声もなく死んでいる看守の死体をクラウドが確認するところで、初めてこの曲が流れる。
戦闘時に音楽が切り替わらないこともあり、小学生の頃にFF7をやったプレイヤーには
見事なまでのジェノバならぬトラウマを植え付けてくれたことだろう。
- 実際に眠れぬ夜を過ごした。
- しかも出てくるモンスターが不気味な奴らに様変わりし、さらに恐怖を煽る。
- あまりにも怖くてテレビの音量を消してプレイした。
蜜蜂の館の女王様の巣箱を覗き見るとこの曲が流れる。
タイミングとしては初めて聞くことになるであろう。
イベント中の複線めいたセリフ?と併せて短いながら印象に残りやすい。
さすがに神羅ビルで流れた時には及ばないが。
宝条との会話では、最初は風音やエネルギー充填音だけだったのが彼とセフィロスとの間柄が打ち明けられると同時に流れ出し
血塗られたセフィロス誕生の経緯や宝条の過ぎたる科学者としての欲望が絶妙な間取りと共に悍ましく演出される。
流れるダンジョンはいずれも期間限定のもので、クリアすると入れなくなる。
曲自体は、ゴールドソーサーのゴーストスクエアでいつでも聞くことができる。
FF7R
リメイク版でもこの曲と同名のイベント中にアレンジ版が流れる、血痕がどぎつい赤からヘドロを思わせるどす黒いものに切り替わっておりエレベータの中にもその跡がべったりとついており人によっては原作よりも恐怖心を感じるだろう
- 個人的に白基調の神羅ビルに静脈血張りの黒みがかった赤は当時相当きつかった、今回は黒基調の神羅ビルに黒光りするヘドロは正直ほっとなでおろした、人によってはこっちのほうがきついかもしれんが
- 赤くないせいで初見では魔洸かなんかかと思ってた。ミッション名で「血の跡」と明言されて漸く気づいた。
別アレンジに「闇夜のうめき」があり、こちらはもっと序盤のチャプター3で流れる。
リメイク版での追加イベントながら、「この手のイベントにはあの曲だよな~」と考え始めたあたりで例のイントロが本当に流れてくる。地味にいい仕事してると思う。