FF7
元々はジュノンに設置されていた巨大な砲台。別名「シスター・レイ」。
ちなみに名付け親はスカーレット…と思われがちだが、
実際には魔晄キャノンに改造される前からこの名前を付けられていた。
- ジュノンのサファイアウェポン砲撃ムービーで「Sister Ray」という名前が既に出ている。
「姉光線」であるだけにこの時点でスカーレットが命名していたと思われる。- ネーミング的に、シスターと言ってもそのまんま姉の意味ではなく、修道女を意味する方のシスターだと思われ。
- シスターには同胞の女性という意味もある。銃や車、軍艦などの武器・兵器の類を女性のパートナーとして扱うというのは世界中で見られる慣習である。
他にお嬢さんという意味でも使われる。この場合だとレイちゃんとかそんな意味になる。
サファイアウェポン襲来時には、これを用いて撃破。
その後ミッドガル八番街に運び込まれ、七八機の魔晄炉をエネルギー源とした魔晄エネルギー砲に改造される。
これによってダイヤウェポンに致命傷を与えると共に、北の大空洞のバリアを破壊した。
- ちなみに、ミッドガルとダイヤウェポンと北の大空洞は同一直線状にない。
曲がるビームまで実現しているとは…神羅の技術力恐るべし。 - ジュノンでもエネルギー源は魔晄であり、海底魔晄炉のヒュージマテリアを動力としていた(魔晄キャノンがミッドガルにあることが判明した際にケット・シーが語っている)。シスター・レイの方が出力・威力・消費魔晄共に桁違いなようだが。
- 双方の砲撃シーンムービーを見るとわかるが、ジュノンに設置されていた際の発砲時は爆炎が確認できるが、ミッドガルに移設された際には魔晄炉から吸い上げたエネルギーを収束したビーム状の砲撃(火薬を爆発させた圧力で砲弾を飛ばすわけではないので爆炎は発生しない)になっている為、ジュノンの砲台は実体弾を運用していた事がわかる。
ヒュージマテリアを動力に~の件は、砲弾の装填や砲の俯仰等の運用時の動力として魔晄エネルギーを用いていたのだろう。
- 双方の砲撃シーンムービーを見るとわかるが、ジュノンに設置されていた際の発砲時は爆炎が確認できるが、ミッドガルに移設された際には魔晄炉から吸い上げたエネルギーを収束したビーム状の砲撃(火薬を爆発させた圧力で砲弾を飛ばすわけではないので爆炎は発生しない)になっている為、ジュノンの砲台は実体弾を運用していた事がわかる。
- ムービーを確認すると、ちゃんと八機共魔晄炉が機能している事が伺える。
また、桁外れの破壊力を持つ分発射時の反動も凄まじく、神羅ビルの窓ガラスが派手に砕け散り、更には魔晄キャノンのパーツの一部が外れ落ちてもいる。
仮に通常通り冷却完了後に発射したとしても、倒壊しないかばかりか本体制御している者も無事に済むかどうかは微妙な所。
再発射には3時間以上の冷却を要するのだが、宝条が勝手に本体操作に切り替えて魔晄エネルギーを再充填開始。
(宝条はこれをウェポンやメテオへの攻撃用ではなく、セフィロスへの魔晄エネルギー供給用と考えていた様子)
放っておくと魔晄キャノン自体が爆発、魔晄炉を停止させても無理に堰き止めた魔晄エネルギーが爆発と、
宝条を直接止めない限り、どう転んでもミッドガル全体が壊滅する事態に陥ってしまう。
最悪の事態が起こることを恐れたリーブはクラウドに救援を要請。
これを受けた一行は上空からミッドガルに乗り込み、制御台にいた宝条を倒して再発射を阻止。
魔晄キャノンはそのまま八番街に放置された。
余談だが、砲撃ムービーの演出や「シスター・レイ」という名前から、エヴァネタ疑惑が持ち上がっている。
- 普通に考えるならヴェルヴェット・アンダーグラウンドの同名の楽曲から。しかし時期からするとエヴァの可能性も否定できず。
- ロンギヌスだのD型装備だのあるしなあ
- 否定出来ないというか…街の電気が消えて一点に集まる演出が余りにも「まんま」である。
FF7にはこうしたパロディと受け取ってもいいような有名作品からの引用がたくさんあるので探してみるのも面白い。 - 開発チーム自体は違うものの、スーパーマリオRPGでもエヴァネタ仕込まれてた当たり、間違いないとみてもよいかと。
- 「Sister Ray」はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲名で、おそらく、演劇の「Loveless」はマイ・ブラッディ・バレンタインのアルバム名から取っている。この2つは似たような傾向のある音楽だから、やはりそちら方面との関連があるのではないだろうか。
Disc2最後のダンジョン。しかしマップそのものは2つ(実質1つ)と非常に短い。
その代わり周囲に出てくる敵は攻撃力の高いものが多い。
「バレットをバトルメンバーに加えてマップに入らないと宝箱が出現しない」という謎仕様のミッシングスコアに注意。
クリア後は(八番街・螺旋トンネル・神羅ビルも含めて)二度と入れなくなる。
- ケット・シーのマーベラスチアーの取り忘れにも注意。このときしか取れない。
まぁミッシングスコアと違ってケット・シー本人をパーティーに加えなくてもいいが、
神羅ビルが今回は寄り道になるため忘れやすいと思われる。- ケット・シー本人がパーティーにいない場合、彼は神羅ビルの前に現われて、「こっちじゃない」みたいなことを言う。
確かここに入るとここをクリアしてDisc3になるまで外出れなかったような。それで当時自分はDisc2最後の大ボスの宝条がメッチャ強く感じて何度もチャレンジするがなかなか倒せなくて積んだことがある。
宝条は能力値の高さや形態の多さもあるが、注目すべきなのは、あいつはFF5のネオエクスデスの「グランドクロス」のように多種多様な状態異常もこっちに付加させてくるためうっとうしいにもほどがある。
- 逆にそうした対策さえ万全にすると意外なほど呆気なく終わってしまう。
無策で挑めば強敵だが対策を練れば楽勝、という辺りもFF5に通じていると思う。
ミッドガル列車の線路に跨ってまで支柱を設置されて移設されており、それがクラウド達がそこへ乗り込む為の手段ともなっている。
そこからLOVELESSの映画館方面へ行って間もない所にシスターレイの操縦部へと続く階段がある。
尚、最序盤に壱番魔晄炉から逃走して来た方面は別の支柱で丸々塞がれているので、進む事は出来なくなっている。
EDのメテオ落下時の竜巻にあおられて倒壊する様子が見える。
クラウド達が宝条のもとにやってきた時点でのエネルギーレベルは83%で、宝条はエネルギー装填率の遅さに愚痴を漏らしていた。
その様子から、(恐らく最初は然程エネルギーチャージに時間がかからなかった)一発目発射直後のエネルギー再装填で魔晄キャノン自体の機能が落ちていた他に、
リーブが各地の魔晄炉のバルブをギリギリまで狭めさせてエネルギーチャージを遅らせてフォローしていたと思われる。
尤もリーブは神羅兵に拘束されていたが、緊急事態という事でハイデッカー達の邪魔をしない範囲での指示は送れた筈だし。
BCFF7
ストーリーモード3章で登場する。まだジュノンにあったころの状態のままでの登場。
アバランチによって魔晄キャノンが占拠されてしまい、照準がミッドガルに向けられるという緊急事態が発生し、
それを食い止めるべくタークス達が奮闘することとなる。
発射までの制限時間が1分とかなり厳しい。
- まだこの頃は魔晄エネルギー砲には変わっていないはずだが、作中では普通に「魔晄キャノン」と呼ばれている。
この名称の理由は、単に動力が魔晄だからだろうか?- 上記にあるが、ジュノンの頃も動力を魔晄としていたのは間違いないようだ。
- 大きいとはいえ大砲に過ぎないはずなのに、ジュノンからミッドガルまで砲撃が届くと言うのは冷静に考えるとかなり凄い事だと思う。
弾道ミサイルとかならともかく。- ジュノン-ミッドガル間は徒歩だとミスリルマインの方を大回りする必要があるが、船だと海岸沿いで隣同士だったりする。原作でミッドガル-大空洞を砲撃しているがその1/3程度しかない。
CCFF7
実際に訪れることは出来ないが、伍番魔晄炉でのセフィロスの回想に出てくる。
トレーニングルームの仮想空間でジュノンにある状態で再現されるが、輪切りにされてしまう。
斬られた砲台の破片が海に落ちていく光景は見もの。
DCFF7
明確に地名として出てくるわけではないが、最終章でカオスと化したヴィンセントがシスターレイに降り立ち、そこから階段を駆け上がってオメガとの最終決戦へと向かう事になる。
メテオの余波などでかなり破壊され巨大な瓦礫と化しておりぱっと見は分かりづらいが、階段辺りは本編の宝条と戦った頃そのままである。
ちょっと感慨深い。
PFF
ルーファウスのプレミアムスキルで「シスターレイ」が登場する。
チャージ速度は低速、守りメメント対応。
敵単体に物理攻撃の大ダメージ(最大6200ダメージ)を与え、更に2ターン魔防を無効化する。
FFRK
ルーファウスの超絶必殺技として登場。
必殺技が付いている装備は「ウィンチェスター・R【VII】」。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/3/31、FF7イベント「心に忍ばす復興の願い」第1弾装備召喚で追加された。
魔晄キャノン・極
ルーファウスの真奥義。
必殺技が付いている装備は「ユリシーズ・R【VII】」。
2022/2/4、「クリスタルダンジョン(FFVII)」装備召喚第1弾で追加された。