魔法/【デストロ】

Last-modified: 2018-06-03 (日) 12:25:20

語源は英語で破壊や破滅を表す「Destroy」からだろう。

FF2(PSP版以降)

PSP版FF2に追加された黒魔法
秘紋の聖域デュミオンに「破滅」を尋ねて、
デュミオンを倒すと手に入る「デストロの本」を使うと覚えられる。


『MPを全て消費し、詠唱者以外の(敵味方)全員を即死させ、詠唱者自身はHPが1になる。』
そのとんでもない威力ゆえ、長い間デュミオンによって封印されていた。
HPが5桁の敵に使用すると生き残るので注意。
敵によっては生き残り、瀕死にするだけ(現在HPの9割ダメージ?)
主に元ボス敵が生き残るらしく、ザコ版ベヒーモスレッドソウルアダマンタイマイすら倒せない。
しかしサージェントベルゼブル、秘紋のブラックドラゴンなどは倒せる。基準はいまいち不明。
フレキオスに使うと9999ダメージ表示だが、実際は10000を超えているようで、
次のターンで2000ダメージほど与えれば倒せる。
フレキオスの撃破数を999体にしたい人などには便利かもしれない。
まぁそんなのに挑戦する人はいないと思うが。
 
この程度で「世界を滅ぼす力」とは…

  • この魔法はおそらく技術と材料さえあれば量産が効くと言う点で封印されているのだろう。実際、この魔法が完成したのは「研究室間で足りない素材を組み合わせた時」だった。ある意味リメイク前のアルテマをハイリスクハイリターンにしたと過言でもないこの魔法が戦争で使われれば……
  • 特性上、量産すればこれの使い手を使い捨てにしてぶっ放す光景が容易に想像できる。それも、どんな未熟者でも同じ性能が発揮できて、それでいて肝心の性能も壊滅的な強さ。こんなものを量産して戦争で使えば、それは人間性の概念を根底から覆しかねない。まさに、身も心も生命も社会構造も破壊する、全てを滅ぼす黒魔法である。
  • ゲーム上の仕様に従うなら一人が使った時点で味方も全滅してしまう。
    量産できても結局味方一人と生き残った敵の一人ずつしか使えないのでは?
    • そういう状況が頻発することが問題なんですが……それにプレイヤー側は三人で済むけど、大規模な戦いならかなりの被害が想定される。かと言ってこっちが被害を出さないように発動者一人でいっても袋叩きに合う可能性があるし、何より特攻という行為自体……

使ったターンに敵を全滅させられなかった場合、ダメージ系魔法をくらうと全滅確定なので注意。
与ダメージ系魔法はよけられません。使うなら敵のMPを枯渇させておきましょう。


アルティマニアによれば、皇帝とフレキオスに対しては、現在HP9/10分の割合ダメージを与えるようだ。


FF6のアルテマに似たエフェクト。効果はFF6のジハードに似ている。
ただこのデストロは実用性が本当に皆無なため、
もし実際に使用することを考えるなら、回復用途になんとか使えなくもないリバイヴの方が良いだろう。

  • 実用性には非常に乏しいが、これを使った魔法熟練度アップ方法がある。
    デストロを使用し敵を倒す→使用者をエリクサーで回復→エスナ、レイズで戦闘不能者を回復→ケアルで回復する。
    微々たる量だが、結構熟練度が上がるため有効。しかしエリクサー一個分のギルが無駄になるため、金持ちの道楽とも言える。
  • エリクサーの代わりに宿屋で1泊すれば、そこまでバカ高い出費にはならない。
    使い手の最大HPが異様に高いなら、エーテルでMP回復⇒ケアルでHP回復⇒宿屋で1泊、という流れでよい。
    もちろんデストロの使い手が高Lvのケアルを覚えていること前提になるが。

FF2では、元々アルテマに「魔法を練習したことのない人でもいきなり強い魔法が使える危険性を持っているという意味の、禁断の魔法」という設定がある。
その破壊力を実用的にしたのが、まさにこのデストロであろう(リスクは置いといて)。
いたずらに強力な魔法を一般人に乱発させるとどれだけ危険なのか、身をもって味わうことになる。


どうでもいいが、FF2には「デス」「デスペル」「デストロ」とデスと頭に冠した魔法が3つもある。効果は全く違うが。